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赤い色素

赤い色素は👿です。赤い色素コチニールでできてるので有名なのはカンパリオレンジやカンパリソーダのカンパリですがかまぼこやベーコン赤いものにはコチニールが入っており要注意です。コチニールにカルミン、カルミンさんが入っているそうです。2012年の消費者庁の注意喚起以来多くの方が知るところとなったコチニールは赤く染まっているものに多く配合されています。化粧品の赤にも配合されている場号されていることもあります。ヒラウチワサボテンに寄生するカイガラムシ科エンジムシつまり中南米原産の昆虫の雌の乾燥体がコチニールの原料です。コチニールは経口摂取するとアナフィラキシー化粧品として塗布すると接触性皮膚炎、吸入するとまた症状が出る。アイシャドウいちご味のものグアバジュース赤いものは怖い。クルクルずしの普及で魚卵も怖い。いくらやとびっこは一度アレルギーになると緩解しにくいらしい、うちの子供に大丸のイクラを10年ぶりに食べさせた。無事大丈夫だった。以前は口に回りが真っ赤になりました。魚卵は私が子供のころは食べることがなかった、今はたった百円、平日のはま寿司ならもっと安い。5月最後のブログですがきーわどの一番はオングリザ売れないでした、大塚製薬か協和発酵キリンの関係者が多くご覧いただいているのかな。

カバノキ科とハンノキ科

今血液検査のメーカーさんお薬屋さんなどにお願いしてブナ目について文献をお持ちいただき読みまくっている。カバノキ科とハンノキ科には共通抗原がある。同じブナ目だから当たり前です。ブナ目にはカバノキ科カバノキ属、ハンノキ属、クマシダ属、アサダ属、ハシバミ属ブナ科ブナ属、コナラ属クリ属シイ属マテバシイ属があるそうです。大豆アレルギーにはもやしも含まれます、水分が多い豆乳や豆腐、湯葉が大人の大豆アレルギーで注目されています。シラカバやハンノキは大豆摂取により経気道感作による食物アレルギーを起こします。従来から行われている大豆のイムノキャップでは成人で陰性になることが問題でした。特に水分量が多い豆乳が原因とされるOASが注目されています。花粉症と野菜果物アレルギーは密接な関係です。花粉を吸入するとIgEが産生されタンパク構造が似たものを摂取すると症状が出ます。OASやPFSでは六甲山のオオバヤシャブシは有名です。カバノキ科と関係するPFSはバラ科やナッツ類です。北海道や長野ではシラカバが多いですが、ハンノキは全国どこでもあります。意外と知られていない花粉症です。

デイレグラ錠

デイレグラにはOTCの鼻炎薬と同じプソイドエフェドリンが配合されています。プソイドエフェドリンはツムラの麻黄に多く含まれています。デイレグラ錠がかなり浸透してきました。浸透しない原因はプロモーションをしないことさらには2シーズンたっても長期のデータが8週間しかないことです。プロモーションしないからMRさんとお話したら知らないことが多かった。錠剤なのにカプセルに入っており時々便から出たと連絡が来るそうです。でレグら2錠ならOTCのパブロンと変わらないプソイドエフェドリンの量だそうです。でレグらは2錠が私の標準使用量です。サノフィでMRさんが過労自殺で予見義務が問われ2400万円の賠償請求を認める判断が司法の手で下されました。かなり前のMSさんがデレグラのことでサノフィアベンテイスが面会をしてほしいといっているというので時間を作った。来てみたら違う商品で私が使っているものではなかった。サノフィは不思議な会社です。デイレグラを使ってみたら眠いといわれた。ふつうは覚醒するが不思議な経験でした。フェキソフェナジンとpseudoephedrineの配合薬がデイレグラ錠です。

シダトレンどこでやっているの

スギ花粉症の舌下免疫療法のパンフレットを受け付けにおいているとこれ何処でやってんのと尋ねる人が後を絶たない。つまりポスターのインパクトが低いような気がします。6月をまじかにしてアレルギー検査をしてもシダトレンを新規導入する人がおられない、姫路は兵庫県でも以上にスギ花粉の飛散が少なかった。シダトレンは5年以上はしないそうです、そりゃいくら安いといっても5年の年月続けてダメならあきらめがつきます。シダトレンってどこでやっているのと良く訊かれます。日本医科大の大久保教授のお話を拝聴してきました。ほぼ満席でした。今度のアレルギー学会でもフル回転のようです。ミテイキュアとシダトレン新たにしたいという患者さんはおられるがパンフレットだけが減ってゆく。今日も交通費を投資しました。考えてみればシダトレンは一日100円の3割30円×30日なんと千円しないではないか。おまけにシダトレンの治療を行うために東京まで休診にして参加して・・・。今ではパソコンで簡単に登録できる。6月から始める人はおられるでしょうか。まずはご来院ください。続ける自信がない人はやめた方が良い。

慢性好中球性気道炎症

かつては炎症といえば赤い、腫れる、痛い、熱を持つが4徴でした。現在はサイトカインプロフィールで説明できる現象が炎症です。ドライアイも糖尿病網膜症も炎症です、そしてアイケルビス点眼液や抗VEGF抗体が応用されています。このような時代にクラリスロマイシンは慢性好中球性気道炎症の保険適応を取得しました。気管支ぜんそくは好酸球性炎症なのであまり効果がなく好中球性気道炎症であるCOPDに良く効くそうです。RAも30パーセントが慢性気道炎症を有しさらには2次感染の予防としてクラリスロマイシンは有効だそうです。どんどんミクロの研究が進んでいくことだろう。ONEAIRWAY ONEDISEASEと申します。気管支ぜんそくも好酸球性炎症から好中球性炎症の合併が明らかになっている。特に難治性喘息では難治性の原因は好中球性炎症であると考えられるようになってきている。

第49回アレルギー専門医教育セミナー

東京国際フォーラムで行われる第49回アレルギー専門医教育セミナーの申し込みは相変わらずすごい。今回からはWEBのみになり14時からWEBのみで始まった。14時になったと思ったらカウントダウンが始まった。そして必要事項を送信したがなんと20番台でした。ところがこの日に親族の49日が執り行われることがわかりました。いかなる理由でも返金されない。5月15日テキストが届きました。しかし、糖尿病学会はもっとすごい紙媒体の雑誌や学会の抄録などをすべて廃止にしています。時代についていけません。オバの49日が16時からです、姫路につくのが最短で20時ごろです。残念ながら49日は欠席です。アレルギー学会の総会が年に一回の開催になりそして学会と一緒に行われる専門医講習会は非常に人気です。サンゴの講演の演者は大学は違いますが学生時代からの知り合いです。えらくなられてます。わずか3時間ですがアレルギー学会総会と合わせ総合アレルギー専門医として漢方診療に役立つように居眠りすることなく頑張って勉強します。普通学会は9時スタートですが今回は8時半始まりです。

スギ花粉症以外の花粉症

MAST13、MAST26,MAST33,VIEW36,VIEW39と同じ薬価でどんどん進化するアレルギー検査です。なぜスギ花粉症ばかりが注目されるか。春から秋まで花粉症は存在する。ヒノキはスギ花粉症の8割が合併するとされる。ヒノキ科の花粉というのはみんな知っている。ブナ目の花粉となるとあまり知られていない。ブナ目にはカバノキ科とブナ科があります、ドングリをつけるのがブナ科です。シイノキ、カシの木などがブナ科です。カバノキ科にはハンノキ・しらかんばがあります。カバノキ科はバラ科と交差するからややこしい。OAS口腔アレルギー症候群をもたらすのです。果物アレルギーや野菜アレルギーが増えています。今まで日本では食べることができなかったあるいは日本人にはなじみがない食物は怖い。スギ花粉症はOAS口腔アレルギー症候群ではトマトに当たる。なぜVIEW39にはトマトが存在しないのか?5月は松の花粉が飛散しているようです。VIEW39にマツが入る良いと思います。私の住む家に珍客が見えました。土地を売ってほしいとのことでした、お断りいたしました。

シダトレン候補者

今年のスギ花粉の飛散は非常に少なかった。6月からシダトレンを始めようという電話も少なく今日お越しの転居の方ぐらいです。転居のためいきなり2000JAU製剤です。各メーカーの示す舌下免疫療法導入者の数は2週間のスターターキットをお使いいただいた方の数です。3年は続けていただくとのことでシダトレンを初めて1年半が過ぎました。スギ花粉の飛散が姫路では少なくIgEとIgG4がバイオマーカーにならないとなると患者さんにどうご説明してよいかは不明です。全国で40000人のシダトレン導入者、4000人のミテイキュア導入者の方がしてよかった舌下免疫療法と思っていただけることを待っています。最低三年は続けると3年は楽になれる。できれば5年続ける、続けたら5年間楽になる。向こう10年間は楽にならないといわれたスギ花粉症の飛散が減っている、ひょっとしたらスギ花粉は減少するのだろうか。昭和20年代から30年代に山に植えられたスギによる人工産物です。スギのRASTは季節で変動する。シダトレンの効果判定はRASTでは不明ですシ更にRASTはバイオマーカーにはならないそうです。

デイレグラのMRさんが来た

ディレグらについて貴重なMRさんのお話を聞きました。デイレグラは単なるフェキソフェナジンとプソイドエフェドリンの配合剤ではありません。プソイドエフェドリンは覚せい剤の原料になる。だから四錠分二になっているようです。一錠に入るプソイドエフェドリンが多いと規制に引っかかるようです。ところで光学異性体の薬が薬価のわりに評判がよくない、抗アレルギー薬の内服でジェネリック医薬品がないのがタリオンあと一年らしい、そしてザイザル、デイレグラの3製剤です。ザイザルは一切の講演料を否定するイギリスの会社の製品です。フランスのデイレグラのMRさんが初めてみえた、通年性アレルギーのアピールだそうです。そして装い新たな指導箋を届けていただきました。8週間の安全性がやっと確立されたデイレグラを通年性にというのは何か矛盾を感じる、プロモーションしなくても使わないといけない薬デイレグラ。ナゾネックスとどっちがが鼻閉に有効か?相性です、まだEBMがございませんとのことでした。以前書きましたが一番近くの調剤薬局の応援薬剤師先生わざわざ土曜日の忙しい時にお電話いただきデイレグラは2錠ではなく一日4錠服用しないといけません間違っていますとなかなか電話を切ってくれない、漢方薬のは麻黄が入っているからプソイドエフェドリンが増えてしまうという私の話を受け入れてくれなーい薬剤師先生にはまいりました。アルガードにはデイレグラ二錠と同じ量のプソイドエフェドリンが入っているそうです。OTCのお薬と同じ量のプソイドエフェドリンならまあ安全です。やはりデイレグラは二錠分二です。そして朝・夕の食前です。食後に服用するとフェキソフェナジンが効果が減るそうです。処方箋には朝夕と記載してあるが口頭で服用方法ミニレッスンをしてこそアレルギーを横断的に診療するアレルギー学会専門医です。

ブナ花粉症

4月後半から姫路では花粉症が少し増えた。皆さんヒノキと思っておられるようなので採血で調べませんかとお声がけするとそんなことして何になるんですか?とおっしゃる方が多い。そしてお子さんは当然ながら注射は嫌。私も一発で採血が決まらないと嫌。今は少ない採血で検査ができるように改良されている。絶対血管が出ると思っておすすめした検査ができないこともある。ブナ目にはブナの花粉症でカバノキ科とブナ科があります。カバのキの仲間にはハンノキとシラカバそして兵庫県の六甲山で有名なオオバヤシャブシがあります、ブナの仲間にはブナとコナラがあります。4月後半はテレビのニュースの報道と異なり姫路ではブナの花粉が飛散しています。5月はイネ科のカモガヤとオオアワガエリの季節です。オオアワガエリはスズメのテッポウです。なんとビツクリ5月は松の花粉です。マツの花粉なんて採血のセットにはありません、マツの花粉は近畿地方では今です。マツの木に近づかないようにして感作されないようにしましょう。