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関節リウマチはアレルギーです

関節リウマチの話を聞きました。関節リウマチはアレルギーです、今や生物製剤にもバイオシミラーの時代です。バイオシミラーはジェネリック医薬品ではありません。生物製剤には後発品ではなく微妙に構造式が違うバイオシミラー日本にも上陸しているそうです。リウマチに漢方薬と言ってサソリを煎じている人を見かけたのは遠い昔です。MTXをまず使い効果なければ生物製剤へと移行する時代です。ステロイドの内服では関節の変形を予防できない。生物製剤はお高いイメージどころかむちゃくちゃ高い。リウマチと診断がついたら漢方薬でという選択肢がない、MTXと生物製剤三系統TNFα、、IL-6阻害薬、T細胞共刺激薬のどれかを用いないと槓子が思ったよりも早く変形するT細胞共刺激薬にはCD28がCD80/CD86から受ける共シグナルを阻害してNAIVETcellの活性化を抑制する。バイオシミラーは今、4製剤日本にあるそうです。海外ではバイオシミラーという名前は使わないそうです。BIOは生物学的、SIMILARは似ているJAPANENESE ENGLISHかもしれません。

JP TOWER HALL&COFERENCE

東京中央郵便局の後にJPTOWERHALL&CONFERENCEがあります。局長室が残っています。JPTOWRHALL&COFERENCEでアレルギー学会専門医講習会です。アレルギー学会ではTOTAL ALLERGISTの育成を目指しています。これからは臓器別の診断ではなくアメリカのように総合アレルギー専門医を求めています。朝9時30分から16時まで座学が続きました。遅刻も総体も許されない厳しい講習会です。夜は東京駅がきれいに見えます。たとえば皮膚科医がみるアトピー性皮膚炎とアレルギー専門医がみるアトピー性皮膚炎がどう変わるか。舌下免疫療法でも同じようなことが言える。充実した一日です、シルバーウイークのお金を残しているのか帰りの新幹線が指定席は完売とのことでしたが空いていました。ここ数日蜂アレルギーの患者さんが続きます。日本ではほとんど鳥居薬品しか検査用のエキスは取り扱っていないそうです。ましてや減感作療法となると日本アレルギー協会を通じて輸入していただくそうです。ダニは2015年発売です。標準化抗原が存在するのはスギとダニだけだと一般人がしる由がない。鳥居薬品に頑張ってほしい。

アレルギーのお話

MRさんを対象にアレルギーのお話を依頼されました。9月の心因性咳嗽の講演会に誘われていた日でした。時間も重なる仕方ない。今週、頑張らないと2週連続東京に宿をとっている。POWER POINTを用いたスライドが間に合わない。今年は4月からムシムシしておりダニやハウスダストのアレルギーが増えているような気がします。夕方にSHOWERが多すぎる。お話しさせていただく内容を検討してまとめてみました。まずはアレルギー性鼻炎の既存のお薬を見直す、漢方薬を除いたわたくしの使用経験をお話しさせていただく。はやりのSWITCH OTCの薬もまとめてみたいと思います。アレルギー領域の薬はは規制緩和が進んでいます。後発品を意識的に使っている、国の施策ですから仕方ない。エピペンがどのような過程で蜂アレルギーだけの自由診療から食物アレルギーの適応を取得しさらには保険適応になったのか?さらにはどのような資材が提供されているについてわかる範囲で講演してみたい。そして本日から舌下免疫療法の講習会が免除になりe-learningのみになりました。緩和されで舌下免疫療法実施する医療機関の増加にいかに対応したらよいか。そして抗アレルギー薬の現状について考えてみたいと思います。

アレルゲン免疫療法e-learning

2015年8月27日12時からアレルゲン免疫療法のe-learningが始まりました。つまり私が受けたアレルゲン免疫療法の講習会が不要になるそうです。そしてアレルゲン免疫療法の舌下免疫療法の各製品のe-learningが終わると処方ができます。第二世代抗ヒスタミン薬のクラリチンがMSDからBAYERに移管しました。海外で使われているより強力なクラリチンがMSD社から発売されるようです。シダトレンがEPIPENと同じく処方医の要件が緩和されます。アレルギーの薬も今後は生物製剤へと変わるものと思います。ノルスパンテープはe-leaningが必要でトラマドールはe-learningが不要です。これはどれだけ麻薬に近いか?弱オピオイドと強力なオピオイドかという問題です。これだけ暑いとノルスパンテープも使いにくい。2015年はアレルゲン免疫療法特に舌下免疫療法元年です。

アレルギーの検査

CAPーRAST採血による検査結果はは万能ではない。しかし、皮膚テストではアレルギーの薬を休む必要があります。果物アレルギーならPRICKーPRICK試験が勧められています。HRTは現在の状態がわかるアレルギーの検査です。HRTは休日の前の日にはできません。ちょっとましですが毎日蒸し暑いですね。暑いというよりも湿度が高い。ムシムシするからダニやハウスダストのアレルギーの患者さんがが多いと思います、アトピー性皮膚炎にはHRTでひと汗を調べることをお勧めしています。この場合のHRTはホルモン補充療法ではありません。なかなか認知度が低い検査です。さらには最近の知見ではアトピー性皮膚炎とマラセジアとの関係が報告されておりRASTでマラセジアの抗体化を調べることも有用です。しかし、ペットのアレルギーやカビも陽性になります。検査して何になるんですかという方も時におられます。一方で原因が知りたくて仕方がない。小さなお子さんで診療が止まるのでこらえてほしいと思う、特に3歳未満はむっちりして夏場でも血管が浮いてこない。寒くなるともっと肘の血管が見えない。最近は、とにかく一回で採血できなかったら所得制限有で中学生以下の医療費無料化になったから小児科に行っていただいています。CRPSはいつどこでだれが遭遇するかわかりません。

第48回アレルギー学会専門医教育セミナー

第48回アレルギー専門医教育セミナーが東京中央郵便局跡のJPTOWERHALL&COFERENCEで行われます。今までは夏のアレルギー学会専門医教育セミナーはお茶の水の総評会館でした。昔はアレルギー専門医教育セミナーは空いてましたが今や人気講演会となり募集開始後すぐに満員になります。まして今や途中退席不可で途中退席と遅刻者の場合は参加単位の付与については後日決定するという厳しさです。5000円から6000円に値上がりしました。テキストが届きましたが別にカラーになったわけでもない。なんでも値上げです、糖尿病学会の年会費も値上げ、このまま行くと3年で破たんするとか書いてあった。次は第二回総合アレルギー講習会です。なんといっても五年間で絶対1回は参加しないといけないその心は実習に参加できます。パッチテストやプリックテストの練習ができます。第二回総合アレルギー講習会はお盆明けの14時WEBで申し込み開始です。早く申し込んで実習に参加したい。外は雨が降り出しましたよ。一日集中的に勉強するのは良いことです。

ダニアレルギー

これだけ暑いとあるいは湿気が多いとこれは中医学の温病の概念が必要かもしれません。熱いだけではなく湿を伴っています。温病学では署湿という概念になります。湿気が多いとダニが大増殖していると思います。アレルギーを疑うお子さんがお越しになったので血液検査をお勧めしたがお母さんが採血して何になるんですか?と言われたので対策がとれます。環境整備ですとお伝えしたが?という感じでした。ダニアレルギーはアトピー性皮膚炎やハウスダストアレルギーと大きな関係がある。ハウスダストやダニはCAP-RASTでCLASS6がざらにいる。アレルギーの検査をしてくれと電話での問い合わせが良く来る。小さなお子さんは今の時期が血管が良く浮いて出ており採血しやすい。小さなお子さんには一回で取れなかったらやめることが多い。保護者の方がもういちどとおっしゃてもたいてい小児科でとお話しする。小児科なら看護師と医師で交代できる。抑える・布団にくるむなどの人員がいる。私しかいない、横に保護者がいる。絶対2回目の採血は難しい。寒くなると湯たんぽで温める。時間がかかる、子供の血管は今が一番血管が浮いている。明日は午後からフリーです。。。。

シダトレンが錠剤になる

国民病のスギ花粉症の根本治療となるかもしれないスギ花粉症の舌下免疫療法のお薬シダトレンの液が冷蔵庫に入れなくてもよい錠剤になる。PHASEⅡ/Ⅲが終わりいよいよ承認申請の段階になった。スギ花粉症は日本でしか存在しない、関東地区へ移り住むと花粉症はひどくなる。当分減ることがない病気の一つがスギ花粉症です。漢方薬でも細粒や顆粒よりも錠剤を待望する人は多い。剤型変更は重要です。
現在のシダトレンは液体のため最初の二週間の服用方法つまり用法容量が煩雑で今年年末に登場予定のダニアレルギーの舌下免疫療法で用いられるように錠剤待望論がありました。講演会でも錠剤の方が良いとのご意見でした。さらには経験はないが液体はこぼしてしまうとのリスクがあります。ダニアレルギーではどのような人にどちらの会社の製品が良いのでしょうか。私はそれを知りたい。今年はアレルゲン免疫療法元年と言われています。副作用が少なく、官界率が高いお薬をまっています。

エピペンとハチアレルギー

アドレナリン自己注射のエピペンはもともとハチアレルギーのお薬です。そのエピペンが自由診療から保険診療になったのは給食での食物アレルギーに対応するためです。エピペンを求めていろいろな方がいろいろな理由でお越しになりますが夏には八アレルギーの方が増えます。八チアレルギーの季節です。アシナガ蜂、スズメバチ、ミツバチのCAPRASTを検査することができます。どうもスズメバチとアシナガ蜂には交差性があるそうです。市内の基幹病院の知らないDrからご紹介いただいた患者さんも調べてみるとアシナガ蜂とスズメバチだった。ANAPHYRAXISで緊急搬送されてエピペンを持っておいた方が良いと私を紹介され受診されました。今でこそインターネット講習で簡単にエピペンを処方できるようになりましたが私がエピペンを知ったのは群馬大学でアレルギー学会があったころで二階建ての新幹線やまびこマックスで嬉しそうに行ったことを覚えています。木曜日の診察を終えまずは東京まで行き翌朝東京から群馬県前橋市まで行きました。体育館の広いところでドイツメルクの方のお話を聞きやっと登録医になりました。今日も暑くなりそうです。家から出たくない状態です。

鼻閉と漢方薬

暑い日が続きます。暑くても猛烈な湿気でつまり暑邪と湿邪でダニは元気です。漢方では鼻水は化熱して鼻詰まりには漢方薬が良く効く。有効な生薬としては辛夷にと麻黄と石膏です。辛夷には鼻閉の専薬としての働きがあります。今世の中はとても暑い日が続きます。湿邪と署邪が大きくかかわっており素体がみんな気虚になっている状態です。ニンジン+黄耆で衛気を充実させて麻黄と石膏で炎症を抑える。石膏を多めに入れて気分の熱を取り除く、口渇を取り除くと水分摂取を防ぐことが可能になる。今鼻閉は熱を取り除きうまくいっている。鼻の粘膜が腫れて空気が通らない。副鼻腔炎と花の粘膜が腫脹して鼻腔の粘膜に炎症が起こる、意外にも、鼻粘膜がろ過機能を発揮する80パーセントの異物を取り除く。いずれにしても口呼吸になる。睡眠時無呼吸症候群に至る。さらには鼻づまりで学力低下を招くことすらある。鼻詰まりは夜おこる通気性が低下している夜に起こることが多い。いびきをかく人は成績が下がるとのデータもある。中耳炎をよく起こすのも鼻詰まりと関係することが多い。睡眠中目が覚める、喉が渇く、イライラするなどは要注意です。