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あゆみ製薬

あゆみ製薬ってご存知ですか?8月から抗リウマチ薬のDMARsを参天製薬から引き継いだ会社があゆみ製薬だそうです。眼科臨床実践講座の終りに参天製薬のお偉い方つまり執行役員の方ががリウマチ分野からの撤退をそして眼科分野への専念を宣言されていました。病院で整形外科の医師から眼科には参天製薬来ていますか?と質問されていました。良い薬があるが整形には来ないとのことでした。参天製薬のMRさんにははずれがいない、みんなよく気が利く。何か御用は?と気軽に言ってくださる、情報共有ができているようです。眼科臨床実践講座は眼科診療アップデートセミナーに比べ歴史が浅い。しかし、とても便利な場所で15000円の参加費でとても役立つ。パワーポイントのスライドをいただけ15000円は安い。

アシテアWEBサイト

ダニの舌下免疫療法の登録サイトであるアシテアWEBサイトでの医療機関の登録がおかしいとMRさんがお越しになりました。MRさんはご自身で直せると思うので訂正お願いしますとのことでおかえりになりました。塩野義製薬に電話を入れるとMUSIC FAIRのBGMが流れていました。アシテアWEBサイトではミスを犯したかと思いましたがシダトレンのe-leaningの後の登録では一対複数あった緊急搬送先が西川クリニックとは1対1対応になっていました。舌下免疫療法ではご家庭でアシテアを舌下投与することになります。私のところでスギ花粉の舌下免疫療法であるシダトレンを投与している患者さんは東は加古川、西は赤穂に及びます。アシテアダニ舌下錠も広域から舌下免疫療法の患者さんはお越しのはずです。市外から患者さんが来ることが想定外のようです。舌下免疫療法は患者さんがご家庭など院外で行うものですけどね。

アシテアダニ舌下錠のe-learning

ダニの舌下免疫療法であるアシテアの舌下免疫療法のe-learningが始まりました。舌下免疫療法の受講情報登録・アシテア適正使用e-learning・eテスト・受講修了登録申請の順にすすんでゆきます。e-learningは簡単・明瞭な講習です。e-learningは診断・治療説明・治療開始・治療継続の4STEPです。まずは舌下免疫療法の講習会をいつどこで受講したかというところから入力は始まります。5つのSTEPに分かれるe-leaningを約50分で終えることになります。すべてで15問を正解すると修了です。e-learningで一番難問だったのは久光製薬のノルスパンテープのe-learningでした。一回ごとに五択の選択肢が変わりました。慢性疼痛は専門外だからかもしれません。シダトレンとアシテアのeテストではどちらが難しいか。アシテアの方が難しかった。これで年末までは患者さんへのお声掛けの期間です、シダトレンを意外と多く治療しているのでシオノギさんもビックリされていました。兵庫県での導入件数から言えばふつうの数です。今からSIONOGI TVの時間です。

アシテア登録医

シオノギ製薬から今年の年末に発売される予定になっているダニに対する舌下免疫療法であるアシテアダニ舌下錠の登録医になりました。シダトレンの時にお世話になったMEDYから毎日MAILが来ます。今回はMEDYのID/PASSWORDがすでにあったので簡単でした。アシテアのe-leaningを視聴してetestを受けて合格したので登録しました。これで私は登録医となりました。そんなに急がなくてアシテアダニ舌下錠の登録医を使えるのは今年の年末の予定です。e-learningは舌下免疫療法の講演会をいつ受講したかのチェックとその番号入力から始まりました。そして4段階の診療に準じたe-learningを受講しました。そしてテストを受けて合格すればいいんです。試験に合格すればいよいよ登録です、救急の対応についての登録もありますがこれはシダトレンと同じところを登録しました。登録が終われば後はシオノギ製薬のMRさんがまたお越しになるのをお待ちするだけです。ダニはスギのように1月から5月いっぱいの初回投与禁止の縛りはありません。鳥居薬品と塩野義製薬の製品がどう違うのか関心があるところです。塩野義製薬の社内研修はまだまだなのか?私の方がいろいろ情報を持っている。

アシテアダニ舌下錠

アシテアダニ舌下錠の医師向けe-learningはいよいよ7月最後の週つまり来週始まります。アシテアダニ舌下錠が発売されるのは12月?だそうです。普通の薬は薬価収載即発売がパターンですがなかなか難しいものがあるそうです。鳥居薬品のダニ舌下錠は年始に発売とのうわさもある。鳥居薬品が4学会と一緒に舌下免疫療法の講習会を開催したのでスギ花粉の舌下免疫療法の講習会を受講済みの医師は講習会は免除となることがアナウンスされている。シオノギ製薬も鳥居薬品もダニの舌下免疫療法は海外から導入するかと思いきや未来を見据えた、世界初のダニアレルゲン免疫療法と記載がある。口腔内の副作用つまり咽頭刺激感、口腔浮腫、口腔掻痒症・耳掻痒症などが高頻度で起きるようです。わたくしのクリニックでは現在舌下免疫療法シダトレンによるスギ花粉症治療を6名の方が取り組んでおられます。近日中に新たにシダトレンをおひとり始められます。姫路では多いほうです。シダトレンは推定ですが兵庫県で約300人が治療に取り組んでいます。シダトレンも5歳以上の適応変更と舌下錠への変更が待たれるところです。お越しになった方が何人か12歳未満でおかえりになりました。

服用回数THE LESSER THE BETTER

薬の服用回数が少ないほどアドヒアランスがよくなる。誰でも薬を服用すること点眼することを忘れます。緑内障とせっかく診断しても3か月後に受診するのは3人いたら2人だそうです。弱点は配合剤にはベータ遮断薬チモロールが配合されることです。新しく出たDPPー4阻害薬のザファテックは一週間に一度の服用でよいそうです。しかし週一回でよいといわれると忘れることはないでしょうか。しかし間違えてザファテックを毎日服用してもあまり副作用はないそうです。他社からも週一度の服用でよいDPP4阻害薬が出るそうです。糖尿病治療はインスリンのランタスによる基礎インスリンと短時間作用型GLP1作動薬リキスミアをへいようすれば体重増加を最小限にできるとのお話でした。花粉症の薬には一日一回から3回までいろいろある。薬はふつう胃でとけて腸で吸収する、2回では半分胃でとけて半分腸でとける。カプセルは中にいろいろ吸収が違う粒が入っている。一日3回は飲み忘れが多い。一日3回なら飲み忘れが多い、約半数に飲み忘れがあるそうです。かかりつけ薬局という言葉をよく耳にする、大病院の近くにはMR派遣やジェネリック医薬品の製薬メーカーをグループに持つ大手調剤薬局が並ぶ。昨年から始まったアレルゲン免疫療法の舌下免疫療法SLITと皮下免疫療法SCITでは3年経過時点では自己管理するSLITよりもSCITが成績が良いとの報告がある。

湿布でアスピリン喘息

アスピリン喘息とはアスピリンにかかわらずNSAIDsを服用したり貼付したときざや薬を入れた時に気管支ぜんそく様の変化を起こすことです。内服とは限りません。わが子はNSAIDsの湿布でアスピリン喘息を起こす。骨折しているがアスピリン喘息があるためNSAIDsの入った湿布は使えません。先日、来られた患者さんはOTCのクリームを塗布してNSAIDsを服用したところ蕁麻疹だけでなく息が苦しくなり所謂アナフィラキシー状態に陥ったそうです。茶のしずく石鹸以降、今、経皮感作が話題です、食物アレルギーの負荷試験をするときNSAIDsを服用して陽性率を高くする。これと同じ理論ではないかと思う。ASPIRINぜんそくにはLTRAが良いとされています。私が初めてASPIRIN喘息の話を聞いたのは藤田学園の呼吸器内科の榊原教授の話を拝聴したのが最初です。姫路もいよいよ警報に囲まれてきました、うちの子は学校が休みになると期待している。低気圧が来ると気管支ぜんそくの発作が増える。連休は眼科生涯教育講座を受講したいが宿がとれない。困った。小児臨床漢方懇話会もある。来週は系統中医学講座その次の週末は眼科臨床実践講座です。子供たちよりもはるかに勉強しています。

プロトピック軟膏がどうしても欲しい。

プロトピック軟膏がどうしても欲しいという患者さんが見えた。しかし患者さんにはアトピ-性皮膚炎はない。困るなあ,このどこのどなたかしらないですが。プロトピック軟膏も説明の仕方次第だと思います。悪性リンパ腫にり患するリスクが上がるかもしれないといえばためらう。ステロイドと異なり皮膚が薄くならないといえばステロイド外用薬が嫌と思う。WEAKかMEDIUMのステロイドの眼軟膏を処方するのが普通です。アトピー性皮膚炎でない方にプロトピック軟膏を処方して困るのは患者さんです。副作用が出て救済されない事例で2番目に多いのが適応外の使用です。その後どうなったかは想像にお任せします。昨日もニキビの漢方薬について説明会をしていただきましたが適応症のある4つの処方の解説で終わりました。本社認定の全国共通の保険適応のあることだけを話しするのが今は認められているようです。そういえばミノマイシンには尋常性ざ瘡やニキビの保険適応はありません。当たり前のように使われています。

アレルギー性鼻結膜炎

アレルギー性鼻結膜炎とはなにか?アレルギー性鼻結膜炎は結膜炎と鼻炎の合併です。世界的に有名なISSACの問診票にある病名です。疫学調査ではアレルギー性鼻結膜炎は良く用いられます。アレルギー性鼻結膜炎についてのコメントを書く仕事の締切りが一週間後に迫っていると連絡が来た。文章にすると公文書として後々まで残るそして図書館で保管される。先日が発表の日でした。査読をしていただく日です。口腔アレルギー症候群OASは花粉症と大きく関係します。姫路ではバラ科の植物はハンノキやシラカバではなくブナだそうです。ブナがVIEW36やMAST33に加わるとよいですね、スギ花粉症は交差抗原としてはトマトです。スギと交差抗原性があるのはトマトだけです。ブタクサが交差抗原性を有するのはスイカ、メロン、キュウリ、バナナ、ズッキーニです。OASの注意点は原因となるフルーツや野菜を食べないこと、抗原陽性の花粉症対策です。きれいな花にはとげがある。バラとその仲間には要注意です。ハンノキはどこにでもある。スギだけが花粉症でない今はダニやハウスダストに要注意です。納豆アレルギが遅発反応なのでOASではありません。納豆アレルギーはダイビングを関係が深い。納豆キナーゼは血栓溶解薬としても使える、しかし3時間くらい経過してアナフィラキシーを起こす。絶対安全はないのに予防接種をする前にこの注射副作用はまさかありませんよねとおっしゃる方がいる。納豆みたいな発酵食品でもアレルギーは起こるのに。

風湿熱の邪

中医学の弁証である風湿熱と風寒湿は関節リウマチの用語です。ふう風という邪は乾湿や湿熱と一緒になりやすい。今は外界には湿が非常に多い。さらには台風が相次いで発生している。どちらも外湿です。外湿が多いと体の中に内湿も増える。国民全員が体調管理を行わないといけない。クーラーで最低除湿は行わないと粉薬が固まってしまう、HDやダニのアレルギーつまりアトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくの方が悪化しやすいです。では祛風湿するにはどのようにすればよいか。体に湿をためる食べ物たとえば刺身はやめる。アロマテラピーを用いる。いろいろ試みて最後が薬です。風邪とは百病の長です、風は陽邪でその性は開泄です。よく動きよく変化する。風の性は動です。今の季節は署邪です。署邪は夏至から立秋です。署は湿を挟む。署は称賛し津は傷し気を耗す。署は陽邪でその性炎熱です。署の特徴は気耗、湿阻、陰傷、熱盛です。今は眼科疾患では痒い、痛いが多い。アレルギー性結膜炎と麦粒腫です。湿邪でHDとダニが多くの方で陽性に出る。子供の医療費が無料化してダニやハウスダストを調べる検査が増えている、ほとんどの方で何かしら陽性になります。ダニやハウスダストが陽性になれば掃除です、台風の影響で余計にムシムシする。