記事一覧

第一回総合アレルギー講習会

パシフィコ横浜で12月に今後5年間、総合アレルギー講習会が開催されます。総合アレルギー講習会は秋のアレルギー学会の代わりです。アレルギー学会専門医は5年間の間に一度は参加が義務となりました。今後すべてのアレルギー学会専門医は5年間に一回または二回は総合アレルギー講習することが義務化されます。すごい人気のようです。私の受講者番号は1000番台、定員1500人ですが実習はすでに満席です。私は座学を聞くのみです。アメリカ型のアレルギー専門医は育成できるのでしょうか?例えば喘息を見るのは呼吸器専門医がおればよい。若い人はダニやハウスダストなどのアトピー素因を有しているが高齢者はCOPDとの合併が多い。同じ喘息でも微妙な違いがある。アレルギー学会は専門医認定において原本を提出しないといけない。昔学会参加賞のコピーをねつ造し発覚した。それ以来厳しくなった。シダトレン講習会も同じです、遅刻早退を一切認めない。年間2回春夏のアレルギー講習会も遅刻早退を厳しくチェックしています、さらには講習会のインターネット予約がすぐ埋まってしまう。今年私はアレルギー学会認定アレルギー専門医の更新です。先日から再発行不可の昨年秋の参加賞が行方不明になり、事務員さんと探しまくった。袋の色が姫路市医師会の封筒と似ている。捨てたかな?と思っていたがひょんなところから出てきました。更新延期で第一回総合アレルギー講習会の参加で一年後更新かと思ったが更新できそうです。多くの方に感謝します。教室長から子供も志望校変更と特訓も変更いつでも元の特訓戻っておいでと言われすっかり私自身の気分が楽になった。県外の学校に行くよりも志願者が多い様で姫路の学校今年も偏差値があがりそうです。10月3日は保護者会ですね。兄弟違う学校へ行こう、私自身も兄弟3人違う高校でした。どこに行っても真ん中以上にいないと高校は留年や自主退学になったら大変ですね。姫路で一番大きな眼科の部長さんが理事会で姫路の眼科の患者さんは姫路で治療をしたいと述べられていました。姫路の子供は姫路の学校へ進学しよう、隣接市の高校からの募集も終わり1年5組は今年で最後でしたね。西播学区もよいですが中高一貫教育の公立学校が姫路にも欲しいですね。私学に行けば寄付・学債の募集さらに私学でも授業料の差が大きいです。自主退学になったとき受け入れてくれる高校も姫路に欲しいです。自主退学はあまりにもリスクです。さあ朝6時ののぞみで系統中医学講座を受講するために姫路駅を6時の新幹線で東京へ行ってきます、新幹線でいっぱい睡眠とります。あすからの漢方診療に役立つことを夢見ています。すべての勉強は反復の繰り返しです。来週は瀬戸内コロッシアムを受講するために関西系統中医学講座はお休みです。自宅へは21時後に帰宅予定です。

シダトレンは普及しない

シダトレンで治療しょうと患者さんが来られた、まずは採血で治療の適応があるスギ花粉症と診断しないとけない。実際シダトレンを手にするのは2回目の受診です。きっと怒って帰られる患者さんがいる。はなこさんは兵庫県西部地区では上郡でスギ花粉の飛散を測定しています。ごぞんじですか?シダトレンの講習会が数時間で申し込みがいっぱいになる人気ぶりだそうです、10年間はスギ花粉は減ることはないとされています。今スギ花粉症にシダトレンという根本的治療になるかもしれない薬が登場しました。スギ花粉症は国民病です、そう簡単に制圧できません。来年のアレルギー学会はなんと東京で平日ばかりです、シダトレンが臨床現場に登場し、アレルギー学会に参加したいところですが無理です。火曜日・水曜日・木曜日です。勤務医は平日の学会を好むし開業医は週末の学会を好みます。たまには休診もよいと思う今日この頃です。三連休の方も多いと思います。秋の花粉飛散にはまだ早い。草は遠くへは飛散しません。スギ花粉との大きなちがいです。いまどきの患者さん、治験段階で2週間に一度の通院をしたのが何パーセントか?散らない方がよい。シダトレンはやめておいた方がよい人がいっぱいおられる今日この頃です。

シダトレン病院 姫路

「シダトレン病院 姫路」という検索キーワードが増えてきました。シダトレンは一年を通じて治療します、外観がきれいか同課に目が雪と思いますが冬場はインフルエンザウイルス感染症を中心に呼吸器感染症などの感染症が多い病院へは行きたくないはずです。スギ花粉症の舌下免疫療法は医療機関としても利益を生む治療ではないから慎重のようです。説明に忙殺される可能性がある、COMLの山口さんが講演でよく言われる賢い患者になるにはシダトレンの場合ご自身で情報を収集することです。電話で医療機関に問い合わせる方には向かない治療だと思います。最低でも3年は続ける治療であり魔法ではない、アナフィラキシーのリスクも高くはないがある。薬やレーザー治療という選択肢もある。子供のいじめ問題の時にSCITを試みたがさっぱり効果はなかった。SLITの方が効果はマイルドであるとされています。シダトレンの適応年齢が12歳以上といえば部活動や学習塾に忙しい。14日ごとに薬を求めて受診することが本当に可能なのか?よく再考する必要があります。シダトレンを3年続ける可能性がある人はそんなにおられないはずです。とり合えずシダトレンと思ったらやめておきましょう。漢方治療予同じです。忍耐力が必要なシダトレン治療です。次に待つのはダニのSLITだそうですよ。

シダトレンを開始するのはは12月まで

新規のシダトレンの投薬開始は12月の半ばまでに始めないと全国的に来シーズンに間に合わないばかりか、12月中旬以降5月までの間に新規のシダトレンを開始するとアナフィラキシーのリスクを上げます。12月中に第3週に突入していなければいけません。花粉飛散によりアナフィラキシーのリスクを高めます。ところで杉の木を植林していない沖縄・北海道ではシダトレンによるスギ花粉の治療は行われるのでしょうか。いいえ行われないようです。しかし、考えてみると転勤族の方がシダトレンを継続的に行ってゆくには沖縄・北海道でもスギ花粉の治療が行われた方がよいと思いませんか?転勤でまたスギの植林を行っている地域へ戻るとなると沖縄北海道へ赴任中も継続しておかなければならないように思います。12月中に第3週を迎えることをシダトレンの投薬開始では求めています。12月末に開始をしないことが求められています。根性と粘りを要する治療であるスギ花粉症の舌下免疫療法はスギ効く治療ではありません。予防接種と同じで当初は有害事象の方が多いかもしれません。特に口腔内や口の周りの副作用が多いと聞いています。

シダトレン確認チェックシート

シダトレン確認チェックシートは治療に関すること、服用に関する事、副作用に関する事について14項目を医師がお伺いすることになるものです。少なくても一度は定期的に受診していただけますかという項目があるが新薬なので最初の一年は14日処方です。2015年9月末日まではアナフィラキシーなどの副作用を見ていかねばならないので最低一カ月に一度は診察をうけるどころか一四日に一度は診察をうける必要がある。ど根性物語です。アナフィラキーが起きて無診療投薬が発覚でもしたら大変です。服用前後2時間の入浴・運動は禁止されています。エピペンと異なり冷蔵庫で保存が必要です。こちがかゆくなることはかなり頻度が高いようですよ。掃出し法での治験はされていないから飲み込み方ですよ。スギ花粉の飛散期服用初期、服用30分は副作用が出やすいので要注意です。初診時のカードにはしっかり記載してくださいね。しかし確認チェックシートを記載するには時間がかかりますね。シダトレン処方医療機関が多くないのもわかります。

スギ花粉の診断

シダトレンでの治療を希望された場合、14日ごとに通院可能か?という前にシダトレンの使用開始前に12歳以上のスギ花粉症と診断することが求められます、確実な診断が必要となります。スギ花粉だと思うという方をシダトレンで治療して、もし本当はスギ花粉症でなかったら大変なことになる。最初の受診では診断の再確認が必要である。皮膚又は血液を用いた検査が必要です。しかし、軽い場合で皮膚又は血液検査で陰性ならどうするか?14日ごとの通院が可能な方というのはよほどの決意が必要です。薬だけお母さんがとりくる人は無診療投薬は禁止されていることをご存知ない方です。反社会勢力とかかわり医道審議会にかかり保険医停止や医業停止になるならまだしも無診療投薬で精神的苦痛を受けたとか医業停止になったら公開する。臨床治験で14日ごとに薬をとれない方は続かないあるいはスギ花粉を克服できなかったようです。次にはHDに伴う気管支喘息の舌下免疫療法が臨床治験中のはずでPHASE2と3で好成績であったと以前記事を見ました。

シダトレンが10月8日です

スギう花粉症の根本治療薬となるか?シダトレンが6月発売が一旦延期になったときの予定のようにというか予定通り10月解禁になります。昨日9月2日に薬価収載となり10月8日が処方出来る最初の日です。つまり来年の9月末迄は新薬の扱いで一回の受診で14日処方となります。根気がいる治療です。お若い方ほど厳しいと思います、14日処方で受診できる若い人はどれくらいおられるでしょうか?昨年の秋のアレルギー学会でのシダトレン講習会受講から11カ月たってやっと日常診療の場で使用できる運びとなりました。MAST33はわずかな血液でスギを含む33項目のアレルゲンを一度に検査できる優れものです。シダトレンによる治療開始にはまずはスギ花粉症であることが必要です。スギ花粉と診断することは何処まで要求されるのでしょうか?皮膚テストか採血のいずれかが要求されます。診断をしっかりつけることが求められます。さらに良い治療があると思えば他の治療方法を進めることになります。最初の2週間は薬の量が微妙に変わります。誤服薬に注意ください。

ハンノキアレルギー

4から5月に私のところではハンノキ科のアレルギーの季節です。シラカバの仲間のハンノキですがシラカバといえば北海道ですがハンノキは何処にでもある。六甲山系ではオオヤシャブシというシラカバの仲間が植林させれています。ハンノキが問題なのはOASやラテックスフルーツアレルギーの問題を含むからです。OSAはキウイなどのトロピカルフルーツを食べると口の周りが赤くなります。うちの子供はハンノキ陽性でかつ点滴をするとラテックスフリーのものを使っても息が苦しくなるラテックスアレルギーを有しています。ラテックスはゴムです。ゴムとトロピカルフルーツは近い関係にあります。歯科で働く方もラテックスフルーツアレルギーでくるしむ方が多い。ゴム手袋を着用することが原因です、シラカバの仲間がラテックスフルーツアレルギーに大いに関与しています。10月8日発売のスギ花粉症のシダトレンのように根治を目指す薬がない、しかし、医科の手術室とか歯科のようにゴム手袋をはく医療従事者は危険です。ハンノキやシラカバとラテックスは交差抗原となります。

シダトレンの処方は14日分ですよ

12歳以上のスギ花粉症治療薬がシダトレンです。当面は14日分しかシダトレンという薬は出ません。最初はシダトレン服用後院内で30分の経過観察が必要となります。春には薬価が安いと折り合わなかったがスギ花粉症の舌下免疫療法のお薬のシダトレンがいよいよ薬価収載されました。医療機関に利益を生むものではないのであまり多くの医療機関で処方されないようです。後には塩野義製薬と鳥居薬品二社が治験中のHDアレルギーの舌下免疫療法がある。あとに控えている。シダトレンを2週間に一度つまり二週間ごとに取りに私のクリニックへ本人が通える人はどれくらいいるのでしょう。平素から無診療投薬は堅く断ってます。シダトレンの講習会で演者のおひとりがこう言った薬は永遠に2週間に一度の通院を義務付けたらよいのにとおっしゃってました、臨床治験において、その心は治療を継続できる人は2週間ごとに通えた人でることが臨床治験の結果からわかっているようです。一年続けてもSCITで痛みを辛抱して一年続けても効果を感じなかった例もある。SLITを10月に始めたら来シーズンのスギ花粉飛散に間に合うという声も聞く。SLITはSCITに比べて効かないという意見もある。13時22分鳥薬品からシダトレンの一斉メールが入りました。

アトピー性皮膚炎は減っている

なぜかアトピー性皮膚炎は減っている、重症アトピー性皮膚炎はもっと減っている、重症なカポジ水痘様発疹症は減っている。じゅうたんや畳が減っている、高断熱高気密の家、エアコンの普及などダニの生育環境に適さない環境になっている。しかし、このところの高温多湿でかゆいかゆいという患者さん増えています。犯人はHDかと考察します。患者さんが面白いことをおっしゃいました。うち来たらアトピー性皮膚炎は漢方薬単独治療かと思ったらステロイドも続けるんですね、一方手荒れでお越しの方にステロイド入りませんかとお聞きしたらステロイドのリバウンドについて逆に説教されてしまった。局所のことは局所の治療を希望する人がいれば漢方薬でとご希望の方もいらっしゃる。ガイドラインのある病気はガイドラインを外れるときはガイドラインについてはっきりお伝えしておかねばならない。しかしなぜアトピー性皮膚炎が減っているのか謎である。5年から10年前にはもっと重症のアトピー性皮膚炎のカポジ水痘様発疹症の患者さんがいた。あア疲れました。骨折しているのに日本眼科医会の生涯教育名古屋講座と系統中医学講座で歩いたのでパンパンに腫れ上がってしまいました。