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姫路キャッスルホテルの講演会

姫路で行われる医療の講演会でもっと人気なのは姫路キャッスルホテルです。支配人さんのフットワークが軽い。羽曳野医療センターの亀田誠主任部長が姫路キャッスルホテルでアドレナリン自己注射のお話をご講演くださった、ご高名だから何度かお話聞いたが無茶苦茶お話が旨い。10月に入ると島根大学皮膚科の千貫裕子講師が姫路キャッスルホテルにおこしになる。千貫裕子先生は元気が出る講演です。お昼休みに千貫裕子先生の講演をWEBで聴きました。ケースから出したエピペンは落としたら終わりで針が出てしまう、エピペンは保険診療で処方するのであるから出していけない人というのが存在する。千貫裕子先生のお話は勿論αGALです。だがREDーMEATつまり赤い肉ならαGALのイメージだったが今回豚肉ならPORKCAT症候群、牛肉ならαGALアレルギーというのが分かった。ポークキャットシンドロームについてのお話は初めて聞いた。αGALはダニ咬傷、日本こうはんねつ血液型がA型0型抗がん剤セツキシマブあれるぎーなどと関係がある。抄読会でも勉強した。もう一度10月にご講演が聞ける。アスピリン不耐症には蕁麻疹と喘息がある。両方が同じ人に見られることはないあるいは稀だとおっ社てました。なんでだろ。今日はじばさんビルです。

第6回総合アレルギー講習会参加申し込みしました

今年も12月の総合アレルギー講習会の申し込みが9月2日の14時から始まりました、実習尽くしのクリスマス前のパシフィコ横浜での2日間です、ランドアークタワーではインスタグラム用の写真撮影を行う人が絶え間ない。ちょうどインフルエンザワクチン接種の真っただ中でワクチンがなく困ったこともある時期です。2年連続インフルエンザワクチンがなくなったのは総合アレルギー講習会の時期です。参加費2万円に実習一コマ2000円の別料金がかかります。
実習は人気なんです。パッチテストにプリックテスト、舌下免疫療法に皮下免疫療法、気管支ぜんそくの吸入指導。第一回からずっと受講しています。夏の相模原臨床アレルギーセミナーは座学、冬の総合アレルギー講習会だけが実習です。もちろんパワーポイントのスライド満タンのテキストが配布される座学も素晴らしい。相模原のようなおやつは出ないが目からうろこのアレルギーワールドにおなかはいっぱいでも居眠りすることがない。年末の土曜日を休診にすることは迷惑をおかけするが特にインフルエンザワクチン接種に来たけど閉まっとったから今年はうっていないと例年言われる。

百日咳IgG抗体≧100

普段から漢方診療にお越しの方が咳が止まりませんと母親と来院された。まずは漢方薬を1週間処方したが効かない何とかしてと3日ご受診した。やっぱり長期処方するべきではなかった百日咳マイコプラズマダニカビなどを血液で調べた。百日咳のIgG抗体以外が結果出たところでやっぱり聞かない何とかして運動会のt練習ができない。百日咳のIgG抗体が100以上あればほぼほぼ百日咳だがなんと160もある。アジスロマイシンを一般名処方した、慢性咳嗽に漢方薬を処方するときはやはり注意がいる。かなり漢方薬で治る、吸入薬が効かないときには漢方薬が効くことが多い。今回は普段から漢方診療でお越しの患者さんだからこそごてなった。

ダニの舌下免疫療法

今年は蒸し暑いためダニ抗原によるアレルギーの方が多いように思います。ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎を放置すると気管支喘息が発症する、女性なら薬を使用したくなくなる妊娠する前に男の子なら小学生の間にダニアレルギーと向き合うことは大切です。中学生になったら塾に部活です。ダニの舌下免疫療法だけを行っている人が目薬を含めてCAP-RASTがCLASS3であるにもかかわらず点眼液も内服薬も不要であるのでびっくりしました。スギの舌下免疫療法は年始の1月から原則花粉が全国のどこかで飛散しているかもしれないため行っていません。久しぶりにダニの舌下免疫療法を行いました。フルティフォームを吸入しておられる方です。ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎に対して日本では保険適応がありますが海外では国際ガイドラインであるGINAのガイドラインに基づき気管支喘息のStep1に対して有用とされていて推奨されています。臨床治験のデータの解析の仕方が異なるのか日本人の遺伝子の問題なのか、微妙です。まだまだ蒸し暑くダニの増殖に適しています.噛むダニとアレルギーのダニは大きさが違います。

エピネフリンとアドレナリン

日本人の上中啓三先生が発見したからアドレナリンと呼称しています。世界初のホルモン抽出は上中啓三先生だそうです。2006年まではエピネフリンと海外に歩調を合わせていたようです。どちらが同じものに対して先に命名していたか。エピネフリンを自己注射するから商品名はエピペン。一般名はアドレナリン自己注射器。純粋なアドレナリンは上中啓三先生のようです。日本人の長井長義先生は麻黄からエフェドリンを抽出しました。今年の夏は多くの方の蜂の抗体を調べました。アナフィラキシーを起こした方もお越しになりました。救急車の中でのことは覚えていないようです。エピペンをいかに使いこなすか。持っているだけではだめです。蜂アレルギーでなくなる人が毎年20人前後。減っていません。蜂アレルギーの免疫療法は入院がいるし自費診療、どこで行っているかもわかりません。

ガイドラインに書いてない気管支ぜんそくのお話

国立病院機構相模原病院の谷口正実先生のお話がまた聞くことができました。こんなすごい先生が相模原臨床アレルギーセミナーでは第一日目にはたくさん講演し且つ司会として前に座っていらっしゃる。気管支ぜんそくはアレルギー疾患です。成人気管支ぜんそくの60-70パーセントがアレルゲン同定可能だそうです。カビはほこりカビと水回りカビに分かれる。意外や意外ダニ感作例は重症アレルギーつまり気管支ぜんそく重症例には少ない。三大カビはアルテルナリア・アスペルギルス・カンジダです。カビは30度で死ぬものがほとんどだがアスペルギルスは30度から45度まで生きる。これがアスペルギルス感作例での重症化につながるようだ。ICSの高濃度長期吸入はA.FUMIGATUSの気道内腐生につながるそうです。アスペルギルスが出すプロテアーゼが感染やアレルギーにつながる。喫煙はCOXⅡ誘導刺激になるそうだ。アスピリン喘息は気管支ぜんそくの1割だそうです。多いですねえAERDは30歳代+副鼻腔炎+気管支喘息最後にNSAIDs過敏症です。

お好み焼でアナフィラキシー

お好み焼きでアナフィラキシーショックが起きたら小麦や卵のアレルギーを思い浮かべる。しかし古いお好み焼きの粉にいるダニがアナフィラキシーショックの原因になることがある。アナフィラキシーってわかりますかと質問するとわかるとみさんが答えるが具体的には答えられない。診療していてアナフィラキシーって何ですかと質問すると答えられた人はいない。パンケーキアナフィラキシーという。今日は広島で郡上市民病院精神科の森清慎一の講演を聞いた。5月に名古屋で聞こうと思ったが聞けなかった。姫路駅を朝10時42分の望みに乗ろうと思たら上りにキテイに塗られた新幹線が来た。しばらく止まっていた、そういえば以前からこの時間にはいろいろユニークな新幹線が止まっていた。広島といえばオタフクソース・マックスバリュの本社・野球場いろいろある。広島焼を食べに行ったが会場近くで入ったところで断られた。そこで汁なしタンタンメンを食べた。山椒で~辛くてよいが。いまパニック障害の患者さんに漢方で挑んでいる、森清先生のご講演は私と同じ方剤を列挙しておられた。マックス漢方エキス製剤2週類で頑張ろう。

昆虫アレルギーで亡くなる人が20人

怖い昆虫といえば蜂がまず挙げられます。最近はヒアリも上げられます。昆虫アレルギーで命を落とす人が減らない。主に蜂アレルギーによるアナフィラキシーショックである。私のところではエピペンを持ちたい人は夏に増える。100本処方して1本が使われる。100処方しても1本しか使われません,NSAIDsに対するアナフィラキシーも少なくない。多くの患者さんは食物が原因と思っているが鎮痛剤などの薬が結構多い。蜂刺されと単純に思って来院した人はエピペンそれ何という、二回目以降は体の中に蜂に対する抗体ができており抗原抗体反応が起きるとアナフィラキシーになるかもしれない。アナフィラキシー9月にはあっという間に命を奪う。蜂に刺されてたまたま受診された方はエピペンのお話をしても何を言ってるだというお顔をなさっている。エピペンが命綱と思って受診するとマイランEPD合同会社のエピペンのホームページやその中のエピペンの打ち方を真剣にご覧になる。台風も怖いが蜂刺されも怖い。あっというもの出来事です。9月に姫路でも初めてマイランEPD合同会社のエピペン講演会が行われる。

舌下免疫療法のランチョンセミナー

相模原臨床アレルギーセミナーのランチョンセミナーの中で鳥居薬品のランチョンセミナーは異例の90分、3人の演者のお話を聞くことができる。気管支喘息、アレルギー性鼻炎、小児の3つの演題です。鳥居薬品で人減らしが行われることは非常に残念です。舌下免疫療法の講演は姫路では少ないからお楽しみです。アレルゲン免疫療法は自然経過を改善させる唯一の治療です。小児アレルギー性鼻炎の自然改善はない、アレルギー性鼻炎と喘息の合併率は高い、アレルギー性鼻炎は喘息を合併しないアトピーや食物アレルギーに合併が多い。アレルギー性鼻炎が先行する喘息が少なくない。アレルゲン免疫療法(AIT)は舌下免疫療法と同じ内容である。アレルギー性鼻炎は自然には良くならない、薬物療法はその時限りである。唯一自然経過を改善する治療である。効果は治療が終わった後に現れる。つまりAITをしても何も良いことはない、終わった後ひょっとしたら人生が変わる。皮下免疫療法(SCIT)は日本でも今まで行われていた。皮下注射は100万回に一回アナフィラキシーショックがアメリカでは発生した。日本にはなじまない。効果を判定するバイオマーカーはまだない、自覚症状がすべてである。

相模原臨床アレルギーセミナー

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相模原臨床アレルギーセミナーが2020年は第14回はお盆の後になるそうです。相模原臨床アレルギーセミナーは3万5千円とお得感いっぱいだが休診にしないといけないのが残念新築されるパシフィコ横浜ノースでの開催だそうです。アレルギー学会もオリンピックの影響もあり春ではなく秋になり京都だそうです、WAO開催で参加費が50000円とお高いがアレルギー学会専門医を更新するためには5年で5回行われる学会に2回参加する必要がある、京都だから高くても事前登録して参加するしかない。、相模原臨床アレルギーセミナーや総合アレルギー講習会が開催されるパシフィコ横浜が北館が増築されそうです。私が初めてパシフィコ横浜を訪れたのは平成4年4月に放射線学会総会で訪れた。そして手術眼科学会で平成5年の3月にも訪れた。ともに演者として壇上に上がった。あの頃は元気でした。最初はどういってよいかさっぱりわからなかった。安く新横浜から行くのはJR横浜線で桜木町駅に行く、早くいくにはJR菊名駅から東急東横線からみなとみらい線乗り継ぎなしでみなとみらい駅で降車することです。昔は学会にはランチョンセミナーなどなかったので弁当の販売があった。崎陽軒のシュウマイ弁当がごちそうでした。今は医療用医薬品ガイドラインが作成され縛りが強くなっている。凄く世の中が変わった。相模原臨床アレルギーセミナーに参加してびっくりしたのは下の写真にあるようなパソコンを使ってセミナーを受講する人のための部屋があることです。大きな学会は本館でさほどではない時は別館で開催される。