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蜂アレルギーが増えている

蜂アレルギーでなくなる人が国内で毎年20人。救急車が近くに到着できる場所はまだまし。エピペンはアメリカの映画では当たり前だそうですが日本ではご存じない方も多い。エピペンを持っていてもいざという時自己注射できるかどうか。死者は増えてもいないが減りもしない、その理由はevidenceはないが山奥で蜂に刺されるとドクターヘリや救急車に乗せて搬送することが困難だからと個人的に思っている。近隣の都市でアナフィラキシーショックになった方がお越しのなった。救急隊員に声がけを受けたが内容を覚えておられない。まあ助かってよかった。林業、蜂の駆除や養蜂業の方は命がけのお仕事です。山やがけで蜂に刺されてもあっという間に15分そして30分経過する。いざというときに回りも本人も冷静になって対応できるかといえば難しい。本当に必要な方がエピペンを持ちというのは簡単ですがRASTが2以上しかアナフィラキシーショックが起きないかといえばそんなことはない。この猛暑でみんな体力が落ちている。ビデオを診ながら何度も情景を思い浮かべて反復するしかない。

アレルギーでおなかがいっぱい

昨日は相模原臨床アレルギーセミナーのため休診でした、今日も相模原臨床アレルギーセミナー。今日もエキス漢方ZtoAもお休み。年に2回パシフィコ横浜に来ています。なんとブルジョア。パシフィコ横浜の上にあるインターコンチネンタルホテルに一度は泊まりたい。パシフィコ横浜も北関を増築中です。夏は相模原臨床アレルギーセミナー冬は総合アレルギー講習会。相模原臨床アレルギーセミナーは座学。冬の総合アレルギーセミナーは実技。今年の相模原臨床アレルギーは昨年一昨年とはちょっとテーマが違う。気管支ぜんそくのお話が2コマ難治性喘息になっている、難治性喘息は生物製剤が増えたということでしょう、一度使いたいゾレア。アトピー性皮膚炎のデユピクセント。IL4とIL13を阻止すればと後ピイが見違えるようによくなるしかしやめると元通りらしい。IL33を阻害する薬を併用してもADDONの効果はなかったそうです。ゾレアは6歳から使えるのが素晴らしい。ただし保険適応の病名やルールがいろいろある。とにかく若い医師が多い、将来のアレルギー診療を背負う人がいっぱい受講しているのでしょう。新幹線3万円、参加費3万5000円、宿泊は指定のところだがみなとみらい花火大会と重なり30000円。アレルギーでおなかがいっぱい。

舌下免疫療法後の激しい運動に注意

舌下免疫療法を行う注意に前後2時間は運動を控えてくださいという記載がある。7月の改定後は時間には関係なく激しい運動は控えくださいとなるそうです。運動してはいけないではない、運動にはRISKを伴う、舌下免疫療法は薬ではなくWHOではワクチンに分類されている、夏だからもともと皮膚病は多くなる。DUAL SLITをはじめてじんましんが出たという人がお越しになった。微妙なところです、副反応かどうか。しかし鳥居薬品のスタッフが大幅に減り神戸にすらオフィスがなくなる。神戸に営業拠点があっても姫路では講演会が行われないから同じと自分自身に言い聞かせています。舌下免疫の講演会は大阪に行くいっぱいある、兵庫ではものすごく少ない。ならば姫路オフィス神戸オフィスは無駄だった。いやそんなことはない、資材をインターネットでこれからは頼む必要が出てくる。シダトレンをFIRSTCHICEしているのは私くらいのようです。導入はシダトレン卒業がシダキュアが良いと思っています。スリム化し残った皆さん頑張ってください。7月29日の日経新聞夕刊の一面に第一三共の会長の言葉がが印象的です。新薬メーカーは新薬の有無によってその存続が決まる。相模原臨床アレルギーセミナーのブースどころではない、三人に一人が会社を去る。悲しい出来事です。シダトレンは2021年三月で消えてゆきます。

アレルギー学会専門医の更新書類が届きました

今年は日本アレルギー学会の専門医更新の年です。相模原臨床アレルギーセミナーの単位も10単位含まれておりました。総合アレルギー講習会が始まる前は相模原臨床アレルギーセミナーしかなかった。テキストがとても充実している。無駄な時間がない、朝はサンドウイッチと飲み物が後ろにおいてある。今年から鳥居薬品のブースがなくなるようだ。鳥居薬品の社員の三分の一が・・・。ギリアド。専門医更新手続きの書類が届きました、症例40例の記載が必要です。アレルギー性鼻炎ならスギやダニの舌下免疫の症例を報告しよう。来年は日本東洋医学会漢方専門医の更新です。その次の年が眼科学会眼科専門医の更新です。日本東洋医学会日本アレルギー学会そして日本東洋医学会の3つの専門医を有するのは私だけだから個人が同定される恐れがある。更新に必要なものは基盤学会の専門医の更新、そして5年間のアレルギー学会総会への出席2回、専門医講習会1回が義務付けられており40例についての報告がある。専門医制度改革で今後どうなるのかわからない専門医制度。8月3日は休診にしてみなとみらい地区のパシフィコ横浜で集中講義を受けます。50単位でよいところ149単位もあります。

蜂アレルギー

暖かくなると蜂アレルギーが増えます、薬によるアナフィラキシーでは5分、蜂なら15分食物なら30分というのが心停止までの中央値だそうです。蜂アレルギーのアレルゲン免疫療法を施行むろん日本アレルギー学会は保険適応に向けて準備中だそうです。今は蜂アレルゲンに対して施行している施設はどこにあるのでしょうか。もちろん保険適応外です。しかも14日の入院が必要になります。蜂2匹分のアレルゲン100マイクログラム/MLを皮下注射できるようになったら退院です。退院後も5年以上の通院が必要となります。スギやダニのように簡単に考えてはいけません。舌下免疫療法を関西ではどこで施行しているのかも把握できない特殊な世界です。そこで私ができるのは蜂アレルギーの方にエピペン®を処方することです。採血してRASTが2以上の方は陽性になります。ただし0や1でも蜂アレルギの方はいらっしゃいます。また蜂に刺された直後は正確に後退化は測定できません。一月経過してからのほうが正確です。つまり蜂の抗体価は絶えず変化します。

アシテア専任MRさんが来た

以前からお越しいただいたアシテア専任MRさんにお越しいただきました。大阪からは漢方メーカーさんはしばしばお越しいただきます。塩野義製薬のスぺシアリテイアドバンスドチームのアシテアダニの専任MRさんがお越しになった。舌下免疫療法についてさすがに詳しい。逆に言うと普段訪問する人は知識に乏しい。これも企業戦略。一日薬価が200円でライセンス料を海外に持って行かれるとなると利益は生まない。姫路市内を一日かけて数軒回るそうです。最近午前中は暇だから、アポイント不要で午前中に訪問いただくようにお話している。昼休みに訪ねた学校や企業から帰って患者さんが待っているのは仕方がない、患者さん以外には午前中にお越しいただくように依頼している。今日も又ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎のお薬ではなくワクチンがアシテアです。アシテアは学会のイーブニングセミナーやWEB講演会でお話を聞くぐらい。先日もアレルギー学会のイーブニングセミナーで聞いた。ダニ抗原自体は海外のもの。オランダのダニとかフランスのダニといわれていますが主要抗原は同じです。。

顔面の皮膚をきれいにすれば食物アレルギーを予防できる

新生児の顔面に湿疹があればステロイド外用剤でも保湿薬でも使って皮膚をきれいにすれば食物アレルギーが予防できる。今では誰でも知っている、いわゆる常識の世になっている。日本で資生堂のドウーエを用いて大規模な行ったのが成育医療センターの堀向健太先生です。アレルギー学会などでしばしばご講演されているがなかなか拝聴する機会がなかった。しかし、WEB講演会ながら初めて東京慈恵会医科大学の堀向健太先生の講演を聞くことができた経皮感作を最初に思い付いた医師はすごい。お母さんがアレルゲンを除去しても何しても初めて食べる食物でアレルギーが起きるこれほどショッキングなことはない。茶のしづく石鹸では加水分解小麦を塗った方が小麦を食べると顔が真っ赤になる、ひどい場合はアナフィラキシーショックを起こす。医師会の抄読会で堀向PAPERを開設したいただいたときは!。英国米国世界で似たような論文が出ているとも聞いた。今では誰でも知っている経皮感作。皮膚をきれいにしよう。しかしPFASつまりOASは違う、今年も相模原臨床アレルギーセミナーで勉強しよう。

難治性喘息の講演会

今日は木曜日姫路商工会議所では薬剤師会の講演会、リウマチ、キートルーダそして私が参加した難治性喘息オマリズマブの講演会。百花繚乱華やかに咲き乱れてます。台風でひょっとしたら開催されないかと思ったが名古屋の大学から教授がこられ呼吸器専門医大集合で熱気むんむん。あっという間の1時間でした。気管支喘息ガイドライン2018での変更点はSTEP2からLAMAそしてSTEP4で抗IL-5、抗IL-5Rα抗体、気管支形成術が加わったことなど基本的なお話から生物製剤のお話まで多岐にわたるお話でした。難性喘息ではATOPICな素因が6割IgEがオマリズマブ適応の30~1500に至る方が50。喘息では最近相模原病院からユニークな報告があったとこの前も聞いたがアスペルギルスの抗体が8.6~10年後には31パーセントに増えていたそうです。ABPAにゾレアが良いとも言われています。オマリズマブを用いた臨床研究にはPLACEBOを用いることが重症者に配慮を欠くとのことで前向き非対称観察研究が良いそうです。ノバルテイス社はアレルギー講習会でも聞いたがPGD2の内服薬の第三相臨床試験をしているとか期待しています。

3か月以上の間隔でやってましたはない

3か月以上受診していない人がシダトレンを取りに来た。子供のミテイキュアの時に保護者は何も言わないからてっきりやめたと思っていた。スギ花粉飛散期なので症状が出てやめたと思っていた。去る者追わず。電話とかして受診勧奨するのは私には合わない。保健所や行政のやり方だ。そもそも最近シダキュアを始めた方二人が次回も本人きたほうがよいですか?保険診療では無診療投薬は禁じられています。しかも製薬会社の確認シートではひと月に一回は受診していただけますかという項目がある。先ほど確認したところである。本来向精神薬のように14日ごとに来院したら成績が向上する。間違いない、いずれの薬も14日ごとに投薬した軍が私は一番成績がよいと感じている。神戸から来ている医療従事者に30日を超えて処方したらやっぱりだめです。気合だ。気合だ。治療成績向上のため心を鬼にすることが重要だ。どこで聞くのか長期解禁について患者さんが触れる。中学生のお子さんが13時起床していたのに漢方薬飲んで朝から中学校へ行けるようになった。それもわずか一カ月で。もちロゼレムもいれてます。このひとかならず14日でご来院になる

難治性喘息とゾレア

ゾレアは生物製剤のなかでは日本で10年の実績がある。難治性喘息難治性じんましんなどに保険適応がある。難治性喘息には4製剤の生物製剤が今使用できる。いずれも高いが気管支喘息のゾレアはIgE抗体の値でゾレアの用量が決まる。シリンジ製剤が遅ればせながら登場した。攪拌機をノバルテイス社からお借りしているが使用する間がないままにシリンジ製剤が登場した。6月はシリンジ登場でWEBそしてライブの講演会が何度もあり勉強させていただいている。自己注射ができるのは便利その陰で失敗する頻度も増える。生物製剤は眼科のルセンテイスも利益が確定すると株ではないが薬価引き下げが行われる。攪拌機で失敗して医療機関がソンをすることがなくなったのは非常にありがたい。しかし近畿厚生局は平均点を算出し高点数が悪としている。使いにくい薬です。日本には1000万にのぜんそくとさらに10パーセントの重症喘息患者さんがいる。好酸球の要素が強いとIL-5RASTが高い人はゾレアがよさそうだ。喘息と真菌アレルギーが注目されている。バイオ4製剤をどう使うか。