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バラ科の植物

バラ科の植物は口腔アレルギーやラテックスフルーツアレルギーと関係あることはご存知でしょうか?バラ科の植物はラテックスフルーツアレルギーの原因として大切です。一方ラテックスはラテックスフルーツアレルギーの原因になります。うめ、モモ、さくら、イチゴは春、秋冬はなし、りんご、花びら5枚におしべ多数です。果物が多くを占めます。果物を食べるとラテックスにかぶれたりアナフィラキシーショックをおこします。つまり点滴をするとショックに陥るとかゴム手袋でショックに陥るとか恐ろしいのがラテックスフルーツアレルギーです。ラテックスはゴムです。ゴムは熱帯植物です。交差性がバラ科とラテックスにはみられます。きれいなあるいはおいしそうなバラ科には要注意です。

風媒花

風媒花は花粉症の原因となる。花弁がなく花粉を大量に作る。軽くて飛びやすいのでたちが悪い。虫媒花は花びらがあり匂いみつが付きます。自家受粉する花は4種類あります。なんでしょうか。先ほど来た方がラクアピタの誤字を見つけたと教えてくださいました。どこでしょうか。

スギ花粉の積算温度400度

姫路のスギ花粉の積算温度のお話を以前させていただきました。第一三共さんのHPを見ると姫路はスギ花粉が飛散する400度を超えていますね。どうりでスギ花粉症の患者さんがこられているはずです。眠たくなりにくい治療、眠たくならない治療が「姫路 西川クリニック」のキャッチコピーです。インフルエンザでよそは混んでるようですがうちは今日すいてました。

花粉症の方が多く来られました

昨日はバレンタインデイでしたが雨にもかかわらずスギ花粉症の方が多く来られました。スギ花粉症は今後十年間は増え続けることが予想されています。眠たくないスギ花粉症の治療あるいは眠たくなりにくいスギ花粉症の治療を目指したいます。

花粉症の積算温度

姫路の南に家島があり、姫路の北に生野があります。家島と生野では積算温度は100度も違います。積算温度が一定の温度に上がるとスギ花粉が飛散し始めるとされています。でも今日もステロイドなしでは生きていけないぐらいかゆい、ザイザルがないとくしゃみがとまらないと訴える方が来られた。一月一日からの最高気温の足し算が積算温度です。今年は裏年花粉は少ないはず。しかし、2月に雨が降るか?いつまで寒いか?うちの子に施行した減感作療法の効果はどうだろうか。

敏感型スギ花粉症

毎年一月には敏感型のスギ花粉症が発症する人が意外と多い。ここ数日毎年敏感型スギ花粉でお越しの患者さんが来られています。アレルギー性結膜炎もアレルギー性鼻炎の方もこられています。こんなに寒くて雪が舞う中スギ花粉症はなぜ発症するのか?でも毎年敏感型スギ花粉のかたはおられます。

アトピー性皮膚炎とフィラグリン遺伝子異常

昨年の夏にも書いたが患者さんに質問されることがなかったのがフィラグリン遺伝子変異です。フィラグリン遺伝子異常と言ってもアトピー性皮膚炎とそんなに関係するとは思われなかったと思いもう一度書いています。フィラグリン遺伝子異常は皮膚バリアー機能の異常です。2006年尋常性魚鱗癬の遺伝子として発見され同年にフィラグリン遺伝子異常はアトピー性皮膚炎の30パーセントにみられることがわかった遺伝子異常です。filament aggulgating proteinをフィラグリンといいます。フィラグリン遺伝子変異は10人のうち4人は発症しません。10人おられたら6人に発症します。

乳幼児アトピー性皮膚炎

乳幼児のアトピー性皮膚炎の方にステロイド外用薬を塗ることをお勧めすると断られる。副作用は現実にある。誰も塗りたくない、そこでわたくしは「コツを覚えて副作用を回避しよう」ということにしています。適当は強さのステロイド外用薬で火事を適切に消火しましょうということです。首から上はⅣ群、Ⅴ群をガイドライン上使用することになっており配慮していることを伝えることだと思います。重症例はプロアクテイブ療法、軽症は保湿をしっかり行います。

スギ花粉症

ロイコトリエン受容体拮抗薬と抗アレルギー薬を一緒に飲むのとMSDのナゾネックス点鼻薬を吸うのとどちらが効果あるかというとナゾネックス点鼻薬です。K大学の耳鼻科の先生がおっしゃっていました。新しい抗アレルギー薬は立ち上がりが早く副作用が少ないとされています。そしたら初期治療は意味がないと思います。薬なんてできれば飲みたくありません。だから、うちの子供には減感作療法を施行しています。多分花粉症のためだいぶ女の子からいじめられたようだ。痛い注射も我慢しています。はやくどこでも舌下減感作療法できる世の中が来てほしい。これだけ寒いと花粉より先にインフルエンザがはやりそうです。

除去食

海外ではピーナッツアレルギーが多い。ピーナッツバターが犯人とされている。ピーナッツを妊娠中及び授乳中控えたアメリカやイングランドの方が除去しなかったピーナッツフィリッピンに比べピーナッツアレルギーの子供が多かったというEBMがあります。お母さん自分をせることはありません。食物アレルギーが除去食で防ぐことができるというEBMはどこにもないのです。それよりもいまは「茶のしずく石鹸」と同様に経皮感作が重要視されています。