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シングレア

アレロックODの2点5mgを出したら眠たくて眠たくて辛抱出来ないといわれました。元々の処方がクラリチンレディタブでした。しかし、今度発売の細粒は量が加減しやすいのでアレロック細粒も使っていきたいと思います。アレロック細粒は佐藤の味です。更に、子供は大変薬が飲みやすいシングレアチュアブル錠を喘息に使っていこうかと思っています。飲んでいただいてなんぼの世界です。プランルカスト水和化合物は量を計算するのが難しい。シングレアは一日一回で済むしと思いました。新しい薬ではありません。古いが見直します。

アズマネックス

アズマネックスに決めました。喘息に使う吸入ステロイドの話です。今までシムビコートを使っていましたがβ刺激薬は心臓に負担がかかるため慢性咳嗽ガイドラインが来年改定になり合剤ではなく咳喘息とアトピー咳嗽にはICSつまり吸入ステロイドがファーストチョイスになります。そこでつかいやすいアズマネックスにファーストチョイスをかえます。15歳以上というのがネックです。何でもかんでもSABAとICSの合剤がよいはずありません。

在宅自己注射指導料

自己注射している中で一番多いのはインスリンではないでしょうか?最近保険適用になったエピペンも在宅自己注射指導料で保険請求します。つまり処方箋料は請求できません。ご存知でしたか?エピペンは体重30キログラム以上は0.3mg、体重30キログラム以下は0.15mgです。もし、エピペンを持って行って誰かが八チにかまれたた時、自分のエピペンを他人に打つと医療行為になりますか?ならないようです。エピペンを発売しているマイラン製薬に尋ねました。

パラベン

パラベンは安息香酸エステルの別名です。安全性の高い防腐剤として医療品、化粧品、食品などに広く使われています。コンビニ弁当は安息香酸がたくさん入っていることがあります。おいしいかもしれませんが、パラベンアレルギーの方はコンビニ弁当も控えた方が望ましい。パラベンは化粧品にもたくさん入っています。パラベンは静菌作用が強いので広範囲の微生物に有効です。皮膚を治療するステロイドのクリームやローションにもパラベンが入っていることがあるんですよ。

モデイファイドインスリン

糖尿病の治療に用いるインスリンは豚インスリンからヒトインスリンになりさらにモデイファイドインスリンになってきている。モデイファイドインスリンはアミノ酸を一部配置転換したインスリンアナログです。GLP-1関連薬も出ていますが発売後約1年です。いずれにせよ非生理的に体内に注入するのはアレルゲンが入るのとなんら変わらない。私の施行している減感作療法もおなじである。

ヒスタミン

1型アレルギーでかゆくなるのは主にヒスタミンです。1型以外のあれるぎーにはIL-31が関与するとされています。ヒスタミンにはH1受容体以外にH2、H3、H4、があります。H3受容体拮抗薬はアルツハイマー病に有効です。ヒスタミンと受容体の結合を遮断するH1受容体拮抗薬はコリン受容体やセロトニン受容体に結合するため副作用の多い薬です。もっともセロトニン受容体に結合しやすいのはザジテンです。血管にはヒスタミンが多数存在します。じんましんはこの受容体を介して起こります。Ⅰ型アレルギーで抗ヒスタミン薬が無効な場合はすでに受容体にヒスタミンが結合しているからである。

ピーナッツ

ピーナッツはお好きですか?アメリカではピーナッツバターがアレルゲンとして悪名高い。中国ではピーナッツアレルギーは少ない。ピーナッツを中華鍋で炒めることがピーナッツアレルギーに差をもたらしている。そばは煮ても焼いても抗原性が変わらない危険な食べ物です。しかし姫路市夢前町の夢工房産の夢そばは美味しい。さークルKサンクスでインスタントの夢そばが売られていたのをご存知ですか?今度は冷たいそばをつっくて欲しい。絶対に安全なものはない。この薬には副作用ないですねとよく尋ねられる。副作用のない食物もない。そばも怖い。病院は安全なところではない。

アレルギー性鼻炎のサプリメント

私はサプリメントにお金をかけるのが大嫌いです。保健適応の薬なら3割負担、サプリメントなら10割負担しかも健康被害が出たとき大きな差があると聞く。アレルギー性鼻炎の場合は乳酸菌飲料や甜茶のデータがほとんどらしい。トラニラストと同等に効いたとするデータすらある。そんなに効くならレーザーや眠たくなる薬はいらんでしょう?2週間前から内服する初期療法も大いに疑問だ。ステロイドの点鼻をすればすぐ症状の改善がみられる。そもそも第2世代の売りは早く効くことです。

アレルギー性鼻炎

欧米でアレルギー牲鼻炎といえばブタクサです。約半分です。日本人の30パーセントはアレルギー性鼻炎です。また喘息の40パーセントにアレルギー性鼻炎を合併します。どちらもⅠ型アレルギーです。学問的になりますがアレルギー性鼻炎は2相性変化を示します。即時相はIgE依存です。遅発相ははTh2サイトカイン依存、好酸球依存です。つまり、朝くしゃみが出るのはTh2サイトカイン依存です。

好塩基球

兵庫医科大学の善本教授の話を聞きました。好塩基球は白血球の1パーセントです。FcεR1を発現しCkitは陰性です。寄生虫に対する生体防御に役立ち、IgG型アナフィラキシーショック、IgEdependentの慢性アレルギーでFcεR1を介してIgEと結合します。難しくてよくわかりませんでしたがアレルギーの効果細胞とよばれているそうです。