日本で最初に発見された花粉症はブタクサです。夏から秋の花粉です。ブタクサは北米原産のキク科の草です。ブタクサ花粉はキク科ですがヨモギ科とは交差性が低いとされています。オオブタクサはクロウメモドキのことです。午前中雨でも小さいので花粉の飛散は午後には回復します。都会の空き地の減少や草刈り条例により減少しているとされています。
姫路の眼科 西川クリニック院長の日々雑感及びお知らせ
日本で最初に発見された花粉症はブタクサです。夏から秋の花粉です。ブタクサは北米原産のキク科の草です。ブタクサ花粉はキク科ですがヨモギ科とは交差性が低いとされています。オオブタクサはクロウメモドキのことです。午前中雨でも小さいので花粉の飛散は午後には回復します。都会の空き地の減少や草刈り条例により減少しているとされています。
オオヤシャブシについてもっと聞きたいと患者さんが言ったので続きを書きます。オオヤシャブシはやせ地に適し根が深く成長がはやい。砂防に用いられてきた。便利で安価のため六甲山には500万本植えられました。オオヤシャブシ花粉症は症状が多彩でスギ花粉症より重症です。フルーツアレルギーを合併します。喘息も一割に合併します。微熱がでることもあります。モモやリンゴの果汁がのどにふれることによりかゆみや張れを生じます。北海道では札幌医大を受診した人の三人に一人はシラカンバアレルギーでその二から三割はフルーツアレルギーがみられます。
原因物質つまり抗原とかアレルゲンに対して過剰に反応することをアレルギー、体を守る免疫反応が逆に生命にかかわることをアナフィラキシーといいます。減感作療法や予防接種でアナフィラキシーを起こすこともあります。今、話題のアナフィラキシーは給食で小麦を食べそのあと運動してアナフィラキシーを起こすことです。
アトピー性皮膚炎の赤ら顔の原因には、ダニ・ハウスダスト・ペットなど、シャンプー・リンス、化粧品・点眼薬・花粉、真菌、黄色ブドウ球菌などさまざまです。液体の洗剤は皮膚に残りやすい。海面活性剤が皮膚を刺激する。化粧品・点眼薬は接触性皮膚炎を起こす。マラセチアというカビが効率に検出される。黄色ブドウ球菌も高密度で発見される。これから涼しくなると顔が真っ赤なアトピー性皮膚炎が急に増えてきます。そこに漢方薬の出番があるのです。
白色皮膚描記症はアトピー性皮膚炎のドライスキンのところをこすると血管が収縮し、白線が描けます。じんましんでも起こります。白色皮膚描記症は種種の湿疹の病変部でおこります。バリアー機能の低下で起こります。正常皮膚では紅色皮膚描記症が起こります。ボールペンでこすると起こります。
アレルギーの血液検査つまりRASTやMAST33はいつするのがよいか?と思われませんか?一番陽性になりやすいのは花粉が飛んだ季節の後です。季節により値は変化するといわれています。西川クリニックで安室校区の児童にアレルギーの血液検査するとシラカバやハンノキが要請でます。これはラテックスーフルーツアレルギーの児童が多くなると思います。トマト、リンゴ、熱帯フルーツ等要注意です。
日本で最初の花粉症の本格的報告は「かもがや」です。スギではありません。1962年のことです。スギ花粉症の人の8割がヒノキと合併しています。向こう10年スギ花粉症のかたは増える一方です。ヒノキ花粉症はこれに遅れて増えることが予測されています。北海道では白樺などカバノキ科の花粉が多い、白樺とりんごは共通抗原ヲ持ちます。アクチンに結合しその長さを整するプロフィリンは動植物にある。イネ科、キク科花粉症の合併する果実アレルギーは子のプロフィリンを原因とします。「オオヤシャブシ」をご存知ですか?根が深く安価でこのたびの台風12号の要な災害防止に役立つシラカバの仲間の樹木です。スギ花粉症より重症でモモやリンゴの果汁がのどに触れるとはれあがります。「オオヤシャブシ」は六甲山系に多く存在します「オオヤシャブシ」はシラカバのなかまです。。「オオヤシャブシ」はシラカバの仲間です。重篤な合併症に果実アレルギーがあります。強く加熱されたジャムは大丈夫ですがジュースはだめです。
台風の接近に伴い、うちの子供は喘息発作を起こしている。学校も休ませた。ここ数日、急にこんこんと咳をしていた。水泳で体力がついたが久しぶり久しぶりに苦しそうだ。昨夜は座って寝ていた。昔今日のような悪天候の日は診察に来たら大物と思っていた。今日の午前も本当に困られている方がこられた。喘息のコントローラーの第一選択薬は何か?誰でも吸入ステロイド薬と答える時代が来た。20年前はテオフィリン製剤と答える人もいたと思う。では追加に何を使うか?白人はLTRA受容体拮抗薬、黒人はLABAの増量と答えが出ている。日本人ではなにかまだ答えはでていない。
小麦配合石鹸で姫路の方がなくなられた。眼科医としてまぶたを診る。アレルギー専門医として皮膚を診る。化粧水による接触性皮膚炎、アイラインによる接触性皮膚炎、アイシャドウによる接触性皮膚炎と角膜障害等身近なもの、毎日使ってきたものによる障害はおおい。まさかというものが多い。せつけんは安いものがよい。いろいろ添加されるとアレルギーのもとですよ。アトピー性皮膚炎の方は安い石鹸をお勧めします。それがあわなっかったらもっと安い石鹸をお勧めします。アイラインTATOOもやめてください.
抗ヒスタミン薬の代表は薬局で売っているドリエルです。アメリカでは、国民皆保険ではないので抗ヒスタミン薬を睡眠薬代わりにもちいている。何が悪いか?抗コリン作用のため急性緑内障を引き起こすことがある。これが最も悪い。作用は結構よいが眠くなり経済的な損失は限りない。これを改善したのが第2世代以降の抗アレルギー薬である。今日、他院でセレスタミンを処方された方が来た。またかと思った。セレスタミンには抗ヒスタミン剤だけでなくステロイドが含まれている。三年も飲んでいるそうだ。取りあえず、隔日投与にした。昨年もひとりMOONFACEになった方を漢方薬併用とステロイド外用でセレスタミンからの離脱に成功した。セレスタミンを毎日処方するのはよくないと私は思う。もらったセレスタミンを毎日飲むのもよくないと思います。薬局の説明書にも抗ヒスタミン薬ではなくステロイドと抗ヒスタミン薬の合剤とはっきり書くべきです。第一世代の抗ヒスタミン薬を睡眠薬として使うと次第に耐性ができることと抗コリン作用が強いことが悪です。