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春季カタル

アレルギー学会の専門医で眼科を専門とするのは約10名全国にいます。私は自学自習で専門医試験を通りました。自学自習は公文式のキャッチコピーみたいです。姫路西高在学中に計算ミスで点数を落としていたので公文式の数学を学びました。今、うちの子は公門式で学んでいます。しかし、女の子の体操服姿を見ると逃げて帰ってきます。公文式の先生が非常に寛大なため何とか続いています。脱線してしまいました。春季カタルはアレルギー性結膜疾患の一つです。アトピーの人に使うプロトピック軟膏の点眼や免疫抑制剤のシクロスポリンの点眼がでています。いままでステロイド点眼薬のつよいもので緑内障になられた方がいらっしゃることを考えると眼圧のリスクがないのはとても進歩したと思います。

アレルギーのくすり

リウマチの薬がアレルギーのくすりでは一番変わった。基本的に第一選択薬はメソトレキセート(MTX)16グラムを1日でのむ。更にだめなら生物的製剤であるTNFα製剤を追加で投薬する。2015年にはジェネリック医薬品がでるらしい。後はスギ花粉症の舌下減感作療法です。パンにスギ花粉エキスを最大20滴滴下するものです。2014年にはつばいされるそうです。姫路でも日本医科大学ご出身の先生のところですでにされているようです。韓国ではダニの減感作療法がおこなわれているそうです。

アレルギー専門医

夏休みもあと3日になりました。この夏勉強したアレルギーの知識をまとめていきます。専門医評価機構からアレルギー専門医の存在意義を問われているそうです。アレルギーには喘息、結膜炎、鼻炎、アトピー性皮膚炎、じんましん、関節リウマチなどがあります。そのすべてを一人の医師が対応するという発想です。このなかで関心をもったことを順番に述べていきます。当院は地元の小学生があまり来ない眼科を中心としたアレルギーを専門分野とするクリニックです。ガイドラインに基づき漢方をとりいれています。予防接種もアレルギー専門医の試験問題にでました。アレルギー専門医の更新は大変です。春と秋の総会に5年間で3回も出席する必要条件があります。

エピペン

エピペンってご存知ですか?もともと蜂によるアナフィラキシーに対して発売されました。当院でも昔アナフィラキシーを起こした方に処方しています。今は子供の食物アレルギーに対して処方されています。家人が救急車を呼ぶまでに使うくすりです。この暑さの中スズメバチは怖いです。携帯されたら如何でしょう。八チに刺されて死にたい人はいない。小麦粉食べて運動して死にたい人も誰もいない。みんな一緒に幸せになりたい。

喘息発作

喘息発作の方を診療させていただきました。点滴かと思いましたがシムビコートの吸入と漢方薬2剤を用いました。兵庫県では漢方薬3剤は保険適応外です。当日は咳が止まりませんでしたが次の日には消化の悪いうどんも食べられるようになったそうです。おかゆとうどんでは消化が全く違います。今日はほとんど正常に回復しました。漢方は苦いがよくきくとほめていただきました。錠剤の漢方薬の希望は多いですが1日18錠とか多量になります。煎じ薬は今はお取扱いがありません。

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