今年は寒い、冷え性といえば漢方薬。農文協から207年1月に冷え症という書籍が出ています。農文協の冷え症には一般の方にも養生法などが丁寧に記載してあります。姫路はインフルエンザが爆発しているようです。冷え症という書籍を書いた著者の中でお二人が亡くなったそうです。関西系統中医医学講座で聞きました、お二人とも女性医師です。しかしお一人は書籍の後ろにお名前がありません?聞き間違えたんでしょうか。漢方診療していると患者さんは女性が十中八九です。あまりにも寒いので紅蔘とホウ附子まつをいっぱい使っています。系統中医学的には材料の提供だけでは巡らない。赤い液体があっても廻らない、巡らなければ役立たないのが血液です。83歳の女性でプレガバリン75mgが一日3錠入っている患者さんを拝診しました。血小板が5000しかありませんでした。消化管出血したらどうしよう。おそらく薬剤性ではないかと愚考してプレガバリンを止めています。自称冷え性の女性が多いと思います。紅蔘や炮附子まつを服用していただくと胃が重いという方がいる。もっと、理気しないといけない、赤い液体と気がくっついて初めて血液となる、また赤い担体が気を巡らせている。気を巡らせることこそ冷えを改善すると実感しています。