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ダニアレルギーを克服したらアレルギーマーチが変わる

ダニもスギも舌下免疫療法を行う目的はやめた後薬が減る又は薬が不要になるということです。そして次なるアレルゲンに感作されることを防ぐことがダニの舌下免疫療法に期待するところです。ダニの舌下免疫療法は日本では優位差が出なかったから気管支喘息には保険適応がない。鳥居薬品頑張れというお話も聞く。GINAの気管支喘息ガイドラインでは効果が認められているのになあ。ICS/LABAではやめたらすぐに元通り。有名な教授がメーカーが保有する臨床治験のデータの解析をし直したらどうかという話を聞いたことがある。いったん優位差がないと判断されたデータを違う立場の人が見なおしたらダニの舌下免疫療法に気管支喘息の保険適応が加わる日が来るのか。私のところでは塩野義製薬のアシテアと鳥居薬品のミテイキュアの2製剤を発売当初から処方している。このダニの舌下免疫療法にアレルギー性鼻炎だけではなく気管支喘息を加えるために鳥居薬品のミテイキュアは6か月発売が遅れた。しかしダニの舌下免疫療法だけしてスギ花粉の治療が全くいらなかった症例を経験している。

舌下免疫療法はダニがお勧め

スギの舌下免疫療法を開始するべき時期がまいりました。症状がはっきり出るスギをあまり困ることがないダニ。日本にはこの二つの選択肢しかない。ヒノキ・白樺はアレルゲンエキスすらない。ないものねだりをしても仕方ない。さらにはブナの仲間のハンノキ・白樺そして姫路ではかしのき・くぬぎなど口腔アレルギーを引き起こすブナの仲間をやっつけたい人が多いと思う、ブナ属と交差抗原を示す豆乳・桃食べて口がかゆいという人が増えています。海外文献には舌下免疫療法について報告している。多くの方がスギとダニの舌下免疫療法をしてメーカあーさんが潤わないと新薬なのに一日100円から200円。安すぎると次の開発費が出ない。海外の薬価から考えるとN社の白血病の薬は一回500万円と推測されている。ダニの舌下免疫療法は始める人も少なく続かない人が多い、しかしスギの花粉飛散の時期に薬が全く要らなかった人もおられます。ダニはアレルギーマーチを止める可能性がある。スギ花粉の舌下免疫療法とダニの免疫療法を同時に行うことは推奨されていません。しかし保険が査定されることもない。

シダトレンをシダキュアに変えました

スギ花粉症の舌下免疫療法治療薬シダトレンが2年後に無くなります。従って5月で長期解禁のシダキュアにシダトレンを変更することが生じます。シダトレンとシダキュアはどちらも別個の薬です。従ってシダトレン2000JAUをシダキュア2000JAUに処方変更するにはシダトレン2000JAUとシダキュア2000JAUは別の薬になるからいったんシダキュア2000JAUを処方しそのあとシダキュア5000JAUに増量します。鳥居薬品さんご指摘ありがとうございます。今日、出張に行ってシダトレンができない余っている方がお越しになった、まじめな方なので冷所保存のシダトレンが持ち運びできないらしい。こんな方にも5月からは長期解禁なのでシダキュアです。3月と4月に抗ヒスタミン薬をお持ち帰りにならなかった。シダトレンが効くことは実感されている。シダキュアの弱点は簡単にラムネがとろけるところです。しかし出張が多いサラリーマンにはシダキュアがシダトレンに勝る。5月にスギ花粉の舌下免疫療法を始めるためにたくさんCAPRASTの採血を積み重ねてきました。来年の2月にはスギ花粉症が大きく改善します。これで10連休の自院の診療は終了です。よそで診療があるので今日はゆっくり自宅で休みます。かかりつけの方が結構お越しいただきました。

ヒノキ花粉の舌下免疫療法

5月になったら舌下免疫療法をはじめようという人が採血にお越しになる。そのとき話題になるのはヒノキ花粉の舌下免疫療法はいつ出るのかである。海外文献でハンノキアレルギーに対する舌下免疫療法は海外には存在する。ヒノキはどうもエキスの抽出が難しいようである。したがって鳥居薬品のアレルゲンエキスにもヒノキが存在しない。鳥居薬品の支店長さんがお越しになったので訴えてみたが難しいそうである、一回4500万円とかいう白血病薬を保険適応するならMADEINJAPANのヒノキ花粉のエキスを上市して欲しい。ヒノキは粒子径が小さいからスギが主に上気道なのに対して下気道に入っていくからPM2.5や黄砂の影響でしょうかという患者さんが4月は多い。ヒノキ花粉の症状は風邪か花粉かわからんとおっしゃるのでみんな採決をして正確なことをお伝えしようと思ている。するとCRP3、WBC12000,ヒノキのRASTが3という人が今年は結構多かった。姫路市北部では私のところの舌下免疫療法施行が多いそうです。舌下免疫療法は以前にも書いたが医師も製薬メーカーも利益がない治療これが意外と普及しない原因である。アレルギー対策基本法の元オーファンドラッグの扱いで医療機関には指導料や管理料そして原価が高い舌下免疫療法には薬価引き上げを切に希望する。ヒノキの舌下免疫療法を待ってます

ダニの舌下免疫療法

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あと2年でシダトレンの販売が終わります

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スギ花粉が飛散してないのに重症?

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スギ花粉皮膚炎

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スギ花粉症の根本治療

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舌下免疫療法の講演会

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