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トランス脂肪酸

以前からしばしば問題になるトランス脂肪酸。日本ではマーガリンなどのトランス脂肪酸摂取は問題ではない。トランス脂肪酸はアメリカではFDAが2015年禁止し2018年6月から食品に加えてはいけないらしい。EU圏内でもESCが同様の動きを示しているようだ。飽和脂肪酸よりもトランス脂肪酸が良くないとされる。トランス脂肪酸の摂取がが多いと認知症にもなるRISKが上がる。トランス脂肪酸がTOLL LIKE RECEPTERを介して炎症シグナルを活性化し内皮細胞の抗凝固作用を低下させる。HDLが上がればAMIのRISKが下がる然薬物でHDLを上げても効果がないことがわかっている。さらには極めて高いHDLは心血管エベント増やす。HDL男性73mg/dl女性94mg/dlが一番長生きできそうです。脂質代謝はまだまだ謎が多い。

脂のくすりがあつい

アト-ゼットとロスーゼットはゼチーアにリピトールやスタチンを加えた配合剤ですがゼチーアと同一価格でHDもLDも入手できることがとてもお得です。パルモデイアも動脈硬化ガイドラインが出た後で出た新薬なのでフィブラートに分類されていますが副作用がフィブラートに比べて少ないそうです。したがって薬価が低く抑えられています。脂の話が多い。卵は何個でも食べてもよいというが最近話題です、それはいくら食べても脂質代謝に影響を及ぼさないというだけなん子玉子食べてもよいとわけではないようだ。吸収が良い人ではコレステロールの値が上がる。中性脂肪を下げるならパルモデイアのほうがきっと良い、ω3の薬は患者さんには受けるが本気かどうか。イワシの油は優しいイメージです。今週はホテルモントレ姫路さらにはホテルオークラ神戸まで遠征し脂質代謝を勉強しました。ところで遊離脂肪酸分画の血液検査がガスの供給不足でしばらくできないらしい。国の事業の第五期風疹接種事業で風疹の抗体検査も殺到している。姫路市医師会臨床検査センターの電話も鳴りっぱなしらしい。FHでなく使える最強のSTATINはリバロ4mgの様である。

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