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父親の一周忌

今日は海の日、そして父親の一周期、母親の20回忌です。母おやは今日が命日です。時は流れる、みんな年を取った。昨日は大阪漢方談話会でつちうら東口クリニックの川島先生から小児神経の話、一昨日は高知大学の先生からNASH,国立循環器病センターの先生から心不全の話を聞いた。3連休はよく勉強できた、今日は親族集まり法要後の宴会です、、自宅の寺で宴会です。そうそう昨日はグランドフロントのメデイセオの展示会にも参加しました。毎日湿度が異常です。因人制宜、因地制宜、因時制宜といいます、最近ほとんどの方の漢方薬を変更しています.これだけむしあつかったら薬は変えないといけません。初診で漢方薬一か月という方には漢方薬は会いません。舌下免疫療法も同じです、

故障

眼科の機械も猛暑日に参っているようです。眼科で収入源は手術ですが私はできないので検査?昨年の診療報酬改定でインスリンなどの自己注射が以前のように高額になっています。眼科には指導料などと概念がありません。高ではお話をするだけで指導料が乗っかる、皮膚科ではアトピー性皮膚炎を見ると指導料が乗っかるがそれもない。先日OCTにエラーメッセージが点灯した。いまは循環器科で心臓にも用いられるOCTは眼科の花形です。出張料だけで数万円部品を変えると数十万と聞いていたが買い替える余力はない。あきらめたが30万円の値引きが入った。うれしいことです。ところが今日は朝からFDTがまたエラー西川病院から持ってきたのと入れ替えたがなんかの拍子に治りました。午後からNIDEKのAA2が警告音を発する。何が起こったかわかりませんがピーピーうるさい。蒲郡までお電話したら営業さんが近くにおられたとのことで来ていただきました。蒲郡の本社にしかない代替えの準備に入っていたが営業マンが栓をぬいって自ら被検者となり復旧しているようだと今度は私が被検者になった。患者さんには少しご迷惑をおかけいたしました。ということで姫路駅前に日本医科大学の耳鼻咽喉科の教授の舌下免疫療法のお話を聞きに行くはずが島根医科大学皮膚科の千貫先生のアレルギーの講演をWEBで聞きました。朝から機械が明らかにおかしかった。

汗のHRT

近年、姫路市における小学入学時のアトピー性皮膚炎は下げ止まりとなっています。ステロイドの使用がPROACTIVEになりタクロリムスさらには保湿を使い分ける増え、ステロイド拒否の保護者が減ったということと理解します。最近は湿気でダニやハウスダストアレルギーの方が症状増悪しています。体を冷やしすぎないように除湿しましょう。目の周りは非常に皮膚が薄いのでステロイドやタクロリムスを塗布することに不安を覚えることは当然といえます。塗布しないと寝ている間も目をこすります、アトピー性眼合併症には白内障、角結膜炎、網膜剥離があります。大きく夏になるとアトピー性皮膚炎の方に汗を含むHRT検査をお勧めしています。また逆に汗のHRTの希望が増えます。HRT5項目とRAST5項目をセットに検査はします。普段はVIEW39を中心にスクリーニング、夏はHRTです、汗のHRTは日本独自の検査です。漢方薬希望で私のところへもステロイド拒否の方がパラパラお越しになる。すべてはニュースステーションで久米宏さんがステロイドをアトピー性皮膚炎には塗らないでと呼びかけたのが大本です。今は政治と金をテーマにしているがアトピー性皮膚炎の標準治療はステロイドであるというキャンペーンもしてほしい。

亜鉛不足とノベルジン

低亜鉛血症にノベルジンが注目されている。ノベルジンの冊子を受付に置いている。ノベルジンはWILSON病のお薬でした。うちで処方を希望する方には亜鉛を採血で調べている。亜鉛欠乏の病気には皮膚病や味覚異常、今国会議員で注目のハゲ。表向き眼科なんで裏を知っているブログ愛読者の方や古くからの患者さんは亜鉛について関心を持っている。サプリメントの亜鉛とは良が全く異なる。採血を初めて2か月つまり2回採血した人が増えている。亜鉛不足って採血をすると意外に多い。ノベルジンは保険適応を有します。ただノベルジンを投与してよくなったという患者さんには遭遇していない。普通に食べていても亜鉛不足はあるし、PEGからの注入食であっても亜鉛は足りている。亜鉛なんてCVポートや経腸栄養の世界ではないようです。60歳毎日ビール1500ml、焼酎、日本酒も飲む。エンシュアHを投与しすぎか?訪看さんに指摘を受けたがそんなことはない。いや違うエンシュアリキッドの時から血圧140mmHg以上あった。この人の採血をどうするか?問題です。痛いとか声が大きいといわれると何もしないのが一番と思ってしまう。デイサービスにお越しの時に訪看の看護師さんにとってもらっていたが…。難しい患者さん自分で損をしている。最近疲れており産業医として参加する衛生委員会で過重労働やメンタルヘルスの話をしていると自分自身と重なる。

亜鉛不足にノベルジン

ノベルジンはウイルソン病のお薬でした。亜鉛不足の薬といえば今までは適応外でした。最近は亜鉛不足のくすりノベルジンが保険適応でつまりCOMPLIANCEを順守して用いることが可能になりました。亜鉛不足ではいろいろな弊害がおこります。まず有名なのが味覚異常。私も在宅で処方してあげたいと思う味覚異常の患者さんがいますが諸事情により無理です。私のクリニックで複数回亜鉛を測定してみました。80以下が多いです。高齢の方は亜鉛が不足しています。中には若いのに1500ccのビールを飲む人も亜鉛不足でした。亜鉛が多い食品は夏ガキ、冬のマガキだそうです。EPAのエパデール、DHA/EPAのロトリガそして亜鉛のノベルジンとサプリメントにも含有する成分を濃厚にした保健薬は登場しています。亜鉛不足ではハゲも起こります。木の葉ゲート国会銀の方のあまりにお上品な言葉にびっくりしてます。しかし患者さんも負けてはいません、ガムを噛みながら診察をするのは当たり前、抗がん剤治療してないのに帽子を取らないのも当たり前です。最近急速に上品な患者さんが増えています。

アトピー性皮膚炎

キャッスルホテルで小児科医に交じってアトピー性皮膚炎について学んできました。京都ではヒルドイドは保険で多く使えるが大阪ではたくさん処方すると大学病院でもバンバン査定が入るそうです。査定されると調剤薬局は痛くもかゆくもないが医療機関は大きな痛手です。ステロイドと保湿剤を混ぜるのは望ましくなく混ぜたら2週間ぐらいで使うのが望ましいようです。夏常温保存するとべとべとになります。コンタミや配合変化もします。掌でご自身でステロイドや保湿薬を混ぜることを患者さんに指導するのが良いそうです。ヒルドイドローションとヒルドイドソフト軟膏を混ぜるのもよいみたいです。アトピー性皮膚炎とマラセジアの関係は今はそれほど話題にはなっていないようでタンニン酸を皮膚に塗るという話も消えたようです。HRTでヒト汗を調べるのが大学病院でもなさっているそうです。プロトピックはステロイド拒否の方には躯幹でもかなり有効だそうです。ゾレアをアトピー性皮膚炎でIgEが高い方に用いるのは否定的だそうです、ゾレアの適応はあくまで重症じんましんだそうです。生物製剤はIL4/IL13がフェーズ3までいき有効なものがある、ポララミンの一錠がウイスキーのシングル3杯に相当するそうです。薬と運転は大きな課題です。

働き方改革

働き方改革なのか?年俸1700万円の医師に残業代が必要か?最高裁が判断した。高裁差し戻しです。つまり残業代と固定の賃金の区別をしなさいということらしい。ホワイトカラーエグゼプションは導入されていない、1700万円は世間のサラリーマンからするとあるいは世間の医師からすると高額だからこれですべてというのが医療機関の主張です。医療機関としては医師や薬剤師・管理栄養士・看護師がいなくては、入院基本料が算定できない。だからボンと1700万円を提示しものと思われる。しかし、これは労働基準法37条違反に該当する可能性があるという判断です。37条はサービス残業の根拠となる法律です。今医師の給与は年俸になっている。特に医局派遣が減り民間の派遣業紹介業が高額な手数料を稼いでいる。勤務医も薬剤師も派遣業から情報を得てよりよい条件のところで働こうとする。患者さんが診察室で診察中ガムをかむのは当たり前、子供は椅子をくるくる回す、医師のほうが敬語や丁寧語を使い、患者さんは友達のように話す時代です、たくさん患者さんを見る医師は患者さんの顔が一万円札に見えているからますますこの傾向は進む、誰も注意しない。

受動喫煙

受動喫煙とは自分の意思にかかわらず身の回りのたばこの煙を吸わされてしまうことです。受動喫煙のほうが主流煙よりも有害であることが知られています。さらには3rdスモークという言葉もあります。たばこの残留物からの有害物質いわゆるたばこ臭い状態です。たばこの煙もPM2.5の一つです。兵庫県は受動喫煙では先進県です、G7が行われたのを期に三の宮で禁煙実験が行われたのでした。そして三宮の周辺は禁煙が禁止されました。受動喫煙の問題が文部科学省の問題で国会で議論されなかった。自民党にも二つの意見があり受動喫煙問題に対して取り組もうというグループとほとんど今のままでよいというグループに分かれています。禁煙外来も看護師一人おれば簡単にできます。産業医業務でも受動喫煙は大きく取り上げるべき項目です。今年は第二回目の電通事件を機に過重労働メンタルヘルスケアが今年の産業医講習会では重点的に取り上げられている。財源がないならたばこ税とアルコール税を思い切り上げるのが理解を得やすいと思います。産業医の業務の健康管理の中で喫煙に対するお話は重要です。

鶏の卵アレルギー

にわとりのたまごを最近姫路市夢前町で購入することが多い。地元で取れたものなら新鮮で安全だと思っている。姫路名物の一つに卵かけごはんがある。鶏の卵アレルギーは人口の1パーセントから2パーセントの小児に見られるそうです。姫路でも中学校の給食が始まる。大原則として誤食は絶対に起こる。だから弁当持参か給食を食べるかという話になる。二重抗原暴露仮説が唱えられ、さらには茶のしづく石鹸の事件が発生しここ数年5歳児さんの時点でのピーナッツアレルギーについて興味深い話がある。食物アレルギーは除去に決まっているといわれたのがイスラエルやフィリピンの早期にピーナッツを少し食べた子供と遅くにピーナッツを食べるアメリカやヨーロッパのこどもでは5歳児の時点でフィリピンやイスラエルの子供のほうがピーナッツアレルギーの発生が少なかった。画期的なEVIDENCEです、まだまだ分からないことばかりです、姫路市薬剤師会の講演会でいくらは何歳から食べてよいかと意地悪な質問を受けた、EBMはまだない、わからないが正解です。卵のようにOUTGROWするアレルギーといくらのような魚卵のように緩解すること少ないアレルギーまだまだ分からないことばかり。

涙点プラグ

7月3日は涙の日というので眼科の複数のメーカー協賛でWEBで久保純子さんと坪田一夫先生のトークショーそして堀裕一先生の講演が続いた。7月2日の日曜日に名古屋に向かう望みの中で音声を消して画面を見ました。珍しい試みです。今年は雨が少なくドライアイの方が多い。このような年には九州北部のような豪雨が必ず起こる。自然には勝てない。うちの妻が涙点プラグのキープテイアをしてくれとうるさい。キープテイアは液体コラーゲンです。コラーゲンといえば食品です。やさしいがひと月くらいしか効かない。ちょうどひと月です。医師国保では自家診療はできない、妻に高価なキープテイアをしても持ち出しだ。だから長持ちするシリコンのプラグを入れたかったが初めてなのでキープテイアにしてほしいとのことです。調子は良いらしい。液体コラーゲンとシリコンのプラグは微妙に価格が異なる。シリコンのプラグのほうが長持ちで価格的にはお得です。そういえば昨日ムコスタ点眼液は効果が早く出ると言ってました、効果ならプラグが一番早いと思います。異常な湿気です、ダニアレルギーでくしゃみや目のかゆみを感じる人が増えています。