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アレルゲン免疫療法の手引き

ダニアレルギーは検査で調べないとわかりません、ダニアレルギーは検査しないとこんなもんやと見過ごされている可能性がある。昨日届いたアレルギー学会誌にダニアレルギーのアレルゲン免疫療法の手引きという記事が掲載されています。全身的副作用は少ないが局所の副作用が多いとの記載がある、この論文の最後はダニによる通年性アレルギー性鼻炎には非鎮静性抗アレルギー薬を服用するよりもダニの舌下免疫療法が優れていると締めくくってある。ところで私の名前や所属も出ているアレルギー協会刊行患者相談協力専門医名簿には1235人の医師の中で61パーセントの医師が皮下免疫・舌下免疫療法を行ているそうです。今遠くはあ校から以前HDの日か免疫療法を受けた方がダニの舌下免疫療法にお越しになっている。舌下免疫療法はずっと続ける治療ではありません、ただしダニは一年中抗原暴露を受けている可能性があり箪笥を開けるだけでくしゃにや鼻汁が出るという方もいる、舌下免疫療法で効果を早くできるのはダニアレルギーです。スギは来年3月にならないとその功kはわかりません。あれこれ工夫してダニアレルギーの舌下免疫療法を行っています。少しずつ手ごたえを感じています。

オバマケア

オバマケアで民間の保険に入りたい方がお金を出せば入れるようになったのは周知です。トランプ大統領に変わりオバマケアの保険を募る保険会社がないそうです。せっかくにおアメリカ版国民皆保険んも採算が取れなければ終わりです、さらには将来の日本と同じで若い人が医療機関を受診する機会が少ないの保険金が高額になり加入しないようです。日本では生活保護の保険証があれば先発医薬品後発医薬などの縛りなく無料で複数の医療機関受診できる。調剤薬協には国は8割は後発医薬品になるよう名指せといっている。私医も一般名処方で微力ながら協力している。多くの患者さんも健保組合から後発医薬品をもらうように具体的な消費の価格を詳細に記載した連絡が来る。全国でこども医療無料化が進んでいる、後発医薬をとらない保護者が多いみたいです。国が決めたゴールを地方自治が邪魔している。ふるさと納税も同じ、兵庫県の市川町から7月からふるさと納税の返礼品が変わると知らせが来ていました。4月に行われた国からの指導に従うところもあれば三重県の真珠のように逆に継続を国に申し出るところもある。いつまでも無料の子供医療は続かない、財政難。そして先天性梅毒が増えているそうです、検診を受けないからだそうです。区本権を増やすのが一番と思う、子供医療費無料化をすれば以前のように地方交付税を厳格するのが一番。兵庫県で医療費無料で得はないが阪神間です。子供医療無料は但馬丹波、そしてひめじを中心とする播州早く無料化はやめよう。どうせ継続困難になります、財政が悪いところは北海道の郵張りみたいになる、ツムラさんが支援してもなかなか元気になれない。

第11回相模原臨床アレルギーセミナー

第11回相模原臨床アレルギーセミナーは8月の4日金曜日と5日土曜日は相模原臨床アレルギーセミナーに参加のため休診しました。そして今日が最終日でこうは小児科のお話に代わります。相模原臨床アレルギーセミナーはパシフィコ横浜で行われました。今年は増えつつあるアレルギー患者さんに少しでもお役に立つために相模原臨床アレルギーセミナーに参加しました。新幹線で3万円、宿泊費3万円、参加費3万5千円です。2週間後はJPTOWER&HALLで朝9時30分から16時まで遅刻早退を認めない専門医講習会に参加します。もの入りです。眼科専門医でアレルギー専門医の私は初参加です。パワーポイントのスライドがいただける素敵なセミナーです。最近変わったアレルギーの患者さんが見える、せっかくお越したいただいたのにお役に立てないことも多い。そんなことを一つでも減らしたいと参加しました、みんな若い医師ばかり最年長ではないかと思っていたが白髪の方もおられました。みんな熱心です、FeNOの実習や呼吸機能検査の体験もしました。5日はお昼のランチョンレクチャー、夕方のイーブニングレクチャーともに協賛企業の社員の方にお知り合いの方がおられました、以前姫路でご担当いただき現在は本社におられる方です。いろいろSUGGESTIONをいただきました。今日は9時から15時15分までの予定です、しっかり眠らないよう頑張りたい。寝るのはのぞみの中で眠りたい。

原稿締め切り

今医師会から帰ってきました、姫路市に提出するアレルギーの原稿の締め切りが迫っていた。労働衛生コンサルタント会の兵庫県支部にも提出物が出ていないとメールが来ている。一番お気に入りのグリーンのジャケットがどこに消えた。若年性認知症かもしれません。とにかく忙しくて目が回っています。原稿は何とか提出できました。OKをいただきました、ほっとしました。姫路の小学生のアレルギー性鼻炎は30パーセント、アレルギー性結膜炎やアレルギー性鼻結膜炎は10パーセント。この差は何か?悩んでました。今日は二十歳の網膜剥離の方がお越しになった、往診から帰ってホッと一息というところにあまりの大物でびっくりしましたが明日緊急に手術していただけるとFAXが来てほっと一息です。来年の高血圧学会の会長の教授のお話が楽しかった。私失敗しないのでデおなじみ大門未知子先生も離婚した、今は離婚は失敗ではなく人生の始まりですねとWEB講演会の中でおっしゃっておられました。眠くなる講演よりもインパクトのある講演でした。最近は講演をするにも本社のチェックが入る。そして好きなことがお話しできないという異常な事態が公取協の管理下で行われているようです。

野菜を最初に食べる

野菜を最初に食べるという食べる順ダイエットがよいという話は常識になっている、前に大阪府立大学今は京都女子大学の教授をされている今井先生の講演をNOVA社のONDEMAND放送で2週間楽しめる。野菜を最初に食べることという食べる順ダイエットを講演で最初に聴いたときは炭水化物ダイエット全盛期で今井先生はまだ大阪府立大学におられました。朝も昼もカット野菜、トマトをまず食べよう、といったらフルーツトマトを食べた患者さんがおられたそうです、トマトは普通の大きなトマトです、PFSでスギ花粉の人はトマトアレルギーになりやすいといわれています。昨日姫路の最南端家島から琵琶を食べると口が以外がするという患者さんが来られた。琵琶はバラ科の植物なのでひょっとするとカバノキ科アレルギーがあるかもしれません。お得なランチは多くは炭水化物の重ねたものが多く糖尿病予防では決してお得ではありません。EAT VEGETABLE BEFORE CARBOHYDRATE,外食ですし、ドンブル、麺類は最初に注文せずまずはこぶし一つの野菜を食べる。私の妻は揚げ物大好きなので自分で夢前町の夢工房へ行き野菜を買ったり、西友へお昼に行き野菜を買っている。お隣のスーパーでは患者さんにかごの中まで除かれるで買いにくい。声優まで自転車で行くと運動にもなる。

難治性じんましんにゾレア

難治性じんましんにゾレアをと思い攪拌機を持ってきていただきました、難治性じんましんのゾレアについて患者さんから診察時に質問されても今の治療に満足ですといわれています、東京国際フォーラムでのアレルギー学会は今年はいけなかったが日曜日のランチョンセミナーがNOVA社のホームページでONDEMAND放送されています。もう10回ぐらい見て大体わかりました。来年の皮膚科学会の会長の秀道弘のお話です、非鎮静性抗アレルギー薬を日本では最大2倍量に増量、ビラノアやデザレックスでは2剤併用でもだめな時欧州では民間の生命保険会社の判断で非鎮静性抗アレルギー薬を4倍量使ってもだめな時にゾレアが使えます。慢性じんましんは5年経過しても88パーセントしか薬が不要な状態になっていない様です。血液中のIgEの値はぜんそくと異なりじんましんでは関係ないそうです。機械刺激のじんましんでは第2世代非沈静性抗アレルギー薬は無効例が多く原因の除去が有効だそうです。ところで国民皆保険がこのような高額な薬とくに生物製剤が続くと崩壊すると考えている医師が多いようです、さらには子供医療の無料化、田中角栄が高齢者の医療費を無料化したが結局介護保険を含め3割負担の時代に向かっている、3割を上限にするというのは今の話そのうち漢方薬ビタミン剤湿布は保険はずしにあうかもしれない。じんましんに漢方薬は安くて非常に有効です、しかしエビデンスレベルが低い、これは診断能力の問題と思います、勉強すればじんましんも漢方薬で十分効く。

ゾレアのWEB

NOVA社のホームページで先日のアレルギー学会のゾレアのランチョンセミナーが視聴できます。ゾレアについて何度も巻き戻してみてようやく秀道弘教授のお話が理解できました。ゾレアを難治性じんましんで使うには気管支喘息と異なりIgEはマーカーにはならない、3か月間月一回の注射で症状を抑える治療であり花粉症の舌下免疫療法のような体質改善については治験がなされていないので分からない。今のところ難治性じんましんではアナフィラキシーショックは起こっていない。欧州のガイドラインでは1STLINEが第二世代非鎮静性抗ヒスタミン薬、2NDはヒスタミン薬の4倍量、3RDはオマリズマブ、4THがシクロスポリンだそうです。日本とはかなり異なります。ゾレアをやめて3カ月で難治性じんましんがPLACEBOと変わらなくなるのでは費用対効果は今一つではないか?という気がします。EVIDENCE LEVELは低いですが漢方薬も意外と効いていると思います。私には漢方薬のほうが向いていると思う人も少なくないと思う。台風はどうなるのでしょうか。じんましんも漢方の世界ではふうじゃ風邪です。

コタロー漢方名古屋セミナー

一年ぶりにコタロー漢方名古屋セミナーに参加しました、コタロー漢方名古屋セミナーはホームページには掲載されていません、ではなぜ私が知っているのでしょう。高島屋の横の松坂屋がなくなり新しいショッピングゾーンになっていました。名古屋は元気です。コタローさんの研究会には兵庫大阪はもちろん岡山のママカリコンベンショナルセンター、高松の東急インなどは広島の営業所から案内状をお送ってくださいます。コタロー漢方名古屋セミナーは次回は10月1日だそうです。一年ぶりの名古屋でした。整形領域のお話です、ロキソニンよりよっぽど漢方薬は効くし悪魔の薬デパス・エチゾラムの様にねむくんらない。今日はツムラさんにもお誘いいただいてましたが別の日に講演に参加させていただきます。7月になり私のクリニックを訪問していただいていたMRさんが大きく交代し女性MRさんはいなくなりました。今日の講演は梅雨でムシムシして腰痛や肩こりが多い時期です。妊娠中の腰痛には麻杏苡甘湯が良いとのお話でした、ヨクイニンは妊娠に安心?でしたか。来週は同じ安保ホールで大杉製薬がスポンサーで半田喜久美先生が講演されます。

今日も明日も漢方尽くし

今日はキャッスルホテルで九州大学の貝沼茂三郎先生の姫路漢方セミナーへ参加しました。麻生セメント飯塚病院におられた先生だそうです。非常に講演がお上手で少しお話のペースが速く感じました。日本漢方古方派のお話ですので逆に新鮮でした。明日は名古屋の安保ホールで仙頭節を聞きます。毎日漢方とアレルギーそして眼科と少しの生活習慣病の患者さんの診療をしています。貝沼先生は建中湯類のお話をされました、私もお子さんを中心に建中湯を多く使います。大建中湯は一日15グラムですが一回5グラム服用されることを進めておられました。便秘に大建中湯は当たり前ですが下痢でも大建中湯はかなり効くようです。しかし、私は柴胡桂枝乾姜湯はよくわからない、人参も黄耆入っていないのになぜ虚証の薬といえるのでしょう。腎臓病に補中益気湯加大黄がすごく効いた症例を提示されました。確かに黄耆と大黄がエキス製剤では腎臓のクレアチニンの値を改善させるカギです。ああ疲れました、明日は名古屋日帰りです。

舌下免疫療法の卒業証書

スギの舌下免疫療法はもうすぐ3年経過して卒業生が出る予定です。シダトレンに卒業証書があれば面白いと思う、いったん終わってもまた入学できる不思議な卒業証書です。錠剤の高濃度の舌下錠が出なければおやめになる方が出る予定です、約束の3年です。鳥居薬品さんいろいろ工夫してくださっていますが卒業証書とか修了書を3年以上続けた方の配るのはいかがでしょう。あるいは○○チャイルドアカデミーのように頑張り症も面白い。次第にいろいろ工夫してダニの舌下免疫療法を行う方からのご連絡が増えています。ダニの舌下免疫療法は口の中がかゆい、しかし3カ月ほどするとタンスに入っている服を整理するのがダニアレルギーでつらかった女性がくしゃみが出なくなったそうです。そろそろ新しい薬が出るかどうかのせめぎあいの6月が終わります。アシテアとミテイキュアどちらが良いか誰もわかりません。一年前はみんな全滅していたダニの舌下免疫療法がほとんど成功するようになりました。ただし、中学生・高校生は壊滅しています。塾・クラブ活動でお忙しいそうです。将来の妊娠出産授乳時にアレルギーのお薬飲みたくないなら今ですよというが続かない。逆に妊娠を考えておられる方は続きます。