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後発医薬品の先発品への変更

たかが点眼薬といって私共の後発医薬品を先発医薬品に変えた調剤薬局がある、遠くの調剤薬局に患者さんが処方箋を持って行った、なぜわかったかというとFAXで疑義紹介なく変更したことを調剤薬局が伝えてきた。忘れてました疑義紹介とおっっしゃるが先発品を後発品に変えるのが国策です。わたくしのところのお迎えの調剤薬局など後発医薬品が75パーセントをくりあするという国策にのった薬局です。まあ生活保護の医療を私共がしていないからかもしれません。日本のジェネリック医薬品は添加物や防腐剤が異なることが許されてきました。ところが今度出るザラカム点眼液の後発品からは全く同じ添加物や防腐剤を使わなければ臨床治験のようなより厳密な試験が必要です。PFやNPといった容器であってもまったく同じ添加物や防腐剤が必要です。厚生労働省の医薬生活衛生局審査管理課から水溶性点眼液の後発医薬品の同等性評価に関する基本的考え方について取りまとめられ平成28年3月11日に事務連絡が行われました。生物学的同等性試験の免除のためにはPH濃度、浸透圧などの物理的科学的性質が近似していることが必要です。全く同じならば容器の差、デバイスの差が重要になってくる。

母の日の感動的なオリーブのお母さんの講演会

今日は母の日三宮で姫路食物アレルギーの会オリーブに属される保護者の方の講演会を聞きに行きました。姫路食物アレルギーの会オリーブの会のチラシをクリニックに冒してほしいといわれておいたことがありました。帰りにはそごうでお刺身を妻に勝って帰りました、妻は500円の赤貝の刺身が久しぶりと喜びました。もっと買って来ればよかった。何でも食べられる喜びを再認識した一日でした。アレルギーを持つお母さんの講演がありました。そのお母さんと私は面識があることもあり参加させていただきました。とても感銘深いお話でした。講演されたお母さんも涙ながらでしたが私も涙がこぼれました。子を思う親の気持ちはみな同じです。終わった後講演の中でアレルギー専門医から本をいただき何もわからない状態を克服したというくだりがありましたがその本を差し上げた医師は私だと講演終了後お聞きした、また感動しました。食物アレルギーを私は最近見ないようにしています。血液検査をしたり少しだけ平日の午前中に食べたりといったことにとどめております。いまも私のクリニックにも遠くの病院の保険が効かない高額な塗り薬をお使いの保護者がいます、私の言うことなど聞いてくれません。本当はこれは保険診療ではありません。ステロイドがアトピー性皮膚炎の標準治療だから指導して標準治療に持っていくのが良いのはわかっていますが効く耳を持たないお母さんには手の打ちようがありません。保険診療はドラッグストアではありません。

元気の時間

日曜日の朝7時はコーワ提供元気の時間、土曜日の18時はシオノギMUSICFAIR。どちらの番組も楽しいひと時が過ごせます。土曜日の子の時間はテレビが見れない環境にいる。九州の南の方ではシオノギMUSICFAIRは放送されていないと聞いたことがあります。コーワさん1894年創業1962年手持ち眼底カメラ眼底カメラ、2006メニコンから眼内レンズ事業を譲渡され、薬では1999年ハイパジール点眼2014年ROCK阻害薬を送り出しました。今日の元気の時間は納豆の話でした、熱々のごはんで納豆を食べるのはもったいないそうです、さらには納豆2パック食べると尿酸の値が上がるそうです。KOWAさんにはOTCでは納豆菌がはいっているお薬があるのだそうです。ナットウキナーゼは12時間有効明け方に血管が詰まるEVENTが起こることを考え納豆は朝食べるのではなく夜が良いそうです。キムチ納豆も整腸作用を改善するそうです。また植物性の乳酸菌は胃酸に強いそうです

医療の現場

ワクチンには予防接種のみならず舌下免疫療法のお薬もワクチンです、返品ができません。患者さんにはクーリングオフがあるはずといわれるがそんなものはない。エピペンも期限が短く返品不可商品です。座薬も同じです。みんな冷所保存。クーリングオフがないということをもっと患者さんに周知しないといけない。アルフレッサという会社にOEMの酒精綿を発売しているが返品または交換を依頼しているが3か月ほったらかしで何のおとさたもない。無責任極まる。義理で毎年お高いインフルエンザワクチンを購入してやっていたのに。舌下免疫療法のお薬を頼んだ人がやっぱりやめますと受付に電話してきたようです。頭にきて舌下免疫の講演会に参加予定であったがやめた。スギなら今からいくらでもお越しになるがダニのほうです。わたくしのところで今ダニをしている方は5人ほどです。新規は?まあ中学生と高校生そして大学生の継続率はゼロに近い。一方、日本脳炎ワクチンが50人まちになっているのにたくさん予約もなく来院する、しかも予約をしない。うちは助かる。今接種できるのはインフルエンザワクチンの時に予約した人だけです、しかもまた中学生を中心に順番が来ているのに接種に来ない。新聞でいよいよ化血研のの品脳炎ワクチンが切れたと掲載されたのに誰も見てません。

系統中医学講座の皆勤賞

仙頭先生の書籍はすべて持っているが皆勤賞でご著書をいただきたい、その理由は患者さんに貸し出したいからです。インターネットなき時代に患者さんに色覚の書籍をキッセイのMrさんの妻に貸しボロボロになり帰ってきた。それからは患者さんには原則書籍はお貸ししません。皆勤賞でいただいた書籍をずっと来ていただいている方お貸ししたいと考えています。ご来院中の患者さんの中には独体術を購入して診断をもって来られる方もおられる、そういう方はずっと続く。この薬は何の薬かインタネットでご覧いただき私はこんなんちゃうわという方は再診されません。いろいろな薬の使い方がある、葛根湯を下痢に使うという人がいればかなりのプロです。葛根湯は上半身の薬と思っている人が非常に多い。系統中医学講座では漢方薬を2剤合わせて道具や材料として用いています。だからこれ何の薬と言われても困る。たとえば下にあるものを上にそして内にあるものを外へと思えば黄耆を用いる。日本漢方と違うので患者さんが日本漢方をインターネットで学んで折れられるなら私のところにはお越しにならないでほしい。もっともっと広い薬に使い方をしています。手帳見ながら漢方薬を処方するのは患者さんに失礼です。

ブログ掲載禁止です

最近、ブログ掲載禁止ですよとMRさんから言われます。すっかりブログ更新が減ってしまいました。掲載禁止ではない話です、漢方薬最大手メーカーの支店長に昔神戸支店でよくお会いした方が戻ってこられご挨拶に来られた。なつかしい話がいっぱいです。私のところはMRさんとの面会は診療時間中にしています。昼休みもなんやかんやあり14時30分から待っていただいたり12時回ってさあ何かしようと思うと面会と言われるのが嫌だからです。この支店長さんが課長の時三宮のマクドナルドの南の神戸中医研のビルで木曜日の19時から21時まで陸希先生のお話を聞きに行ってました。そのときよく課長さんとお会いしてました。木曜日は診療が終わったらひしいで神戸へ行ってました、製薬業界は厳しい時代を迎え社員の残業代削減のため18時スタートになり私は消えました。そして系統中医学講座で東京へ行くようになりました。系統中医学では漢方エキス製剤2剤を道具や材料と考えると仙頭先生から学びました。ところが姫路の患者さんはこの薬は何の薬ですか?私は低体温を改善したい、ネットではそんなことは書いていないと文句をおっしゃる。姫路では多くの医師は製薬メーカーの手帳を見ながら処方をする。私は見ない患者さんは先生だけですよ手帳を見ず処方をするのは、当たり前ですよ、漢方専門医の試験で構成生薬はすべて勉強しました、ほぼ言えます。この薬何の薬ですか?ソング門を言っている人は漢方薬は飲まないでほしい。もっと不快なのは最初からできるだけ多くください、相生の○○先生は60日くれますよ、近畿厚生局から昨年4月に30日を超える処方はしないようにお達しが出ています。厚生局の立ち入り検査で困るんですよとお話いたしました。私は医療関係なんですよ、低体温がそんな簡単に変わりません。

薬を飲んで寝よう

GABA系に作用するベンゾジアゼピン系非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬もアルコールも浅い睡眠しか得ることはできません。ベンゾジアゼピンとアルコールが同じGABA受容体に働くことがわかっていてもベンゾジアゼピン系睡眠薬は怖いがお酒ならOKという人が多い。有名飲食チェーン店の方が眠れない、交代勤務になり眠れないとお越しになりました。スポレキサントでは眠れないだろうとベンゾジアぜピンの処方しました。次回どうなっているだろうか。最近重篤なうつ病の方が見えてあれこれやっています。昔からお世話になっている方です。寝られないとおっしゃるのでNaSSaのミルタザピン(15)を0.25錠、抗不安作用を期待してリーぜ、エチゾラムなどいろいろ処方をいじっています。最初はスポレキサント単独でしたが全く無効でした。患者さんは寝たい気持ちと薬に依存が生じたらどうしようという気持ちが交錯しておられます。エチゾラムを近くで処方されていたそうです。NaSSaは眠くていやという人が多いため0.25錠にすると眠れないそうです。漢方薬の出番はだいぶ先になりそうです。うつ病の人は人生の重要な決断をしてはいけない。

ノベルジン錠

ノベルジン錠について勉強しました。ノーべルファーマのWILSON病のお薬が亜鉛の補充療法に有用かもしれないという要望を受け低亜鉛血症の効果効能を持って登場しました。療養病棟で働いていると経口摂取できない患者さんいっぱいいます。そして適応外で胃潰瘍の薬が亜鉛を増やすために使われています。ノベルジンの半減期は2時間です。投与時と用量変更時には採血での亜鉛の濃度チェックが望ましいとされています。早速訪問診療の患者さんで亜鉛の血液中濃度を調べてみました、66でした。ただ安いお薬ではありませんので経過を見ることにしました。これがサプリメントだったらいっぱい売れてブームになりそうな気がします。亜鉛が不足したときの症状は味がわからない、皮膚炎、脱毛、傷が治りにくい、口内炎、元気がない、貧血、身長の伸びが悪い、食欲が出ない。いろいろ症状が多彩なのは300種類以上の酵素に不可欠だからだそうです。肝疾患、褥瘡、慢性炎症性腸疾患、じん不全など多彩な病気に合併します。血清60μg/dlから80μg/dlは潜在性亜鉛不足、60μg/dl以下は亜鉛欠乏症です。ザラカムに後発品が出るそうです、ブログ系最近のお話だったので残念です。各社の本社からこのブログが監視されている。4月に姫路市薬剤師会で講演させていただきましたが4月からは講演するとき事前に製薬メーカーが事前に閲覧し不適切な内容はお話できないようになっていると今日来たMRさんがおっしゃっていました。難しい時代です。

エンシュアリキッドで軟便

エンシュアリキッドを服用してアヒルのような便が出る人を見ています。なぜかといえば投与の速度に問題があるそうです。ゆっくり投与すれば改善することが多いみたいです。どうすればよいのか難渋してます。漢方薬の有効な例があると聞きました。在宅で訪問診療でうかがっている方が発熱されています、CRPが4、白血球が8600でレボフロキサシン500を服用していただいていますがどうも無効なので今日はフロモックスに変更しました。漢方薬でうまくいくのはまだ処方していませんので分かりませんが先日ひめじへお越しになった丹村先生がヒントをくださいました。漢方薬の人参湯か真武湯を併用するとうまくいくというものでした。フロモックスを使えば余計に便が緩くなります。エンシュアはエンシュアHに変更しました。また機会があれば採血をして亜鉛を調べたいと思います。WILSON病の薬であったノベルジン錠が低亜鉛血症に保険適応になったからです。味覚異常が患者さんにはあり創傷治癒遷延を合併しています。今までは胃潰瘍の薬を低亜鉛血症に適応外で使っていましたがこれからはノベルジンの時代です。

薬を60日ください

今どき高校生でも薬を保健神慮にもかかわらず、60日頂戴と初診時からおっしゃる、また薬を出せるだけという人もいる。小泉内閣の規制緩和でコンタクトレンズ診療も無茶苦茶、さいきんひんかい交換コンタクトレンズによる巨大乳頭状結膜炎が非常に多くなっている。60日ご入用なら出してくれるところへ行ってください、60日処方は漢方診療ではないとお話しします。アトピーの外用薬も持っていて安心するだけで副作用が出た時困る、アレグラ含有配合錠で動悸がしたり血圧が上がった方がいる、次回受診まで申告されない、薬だから漢方薬でも副作用が起こる、意外と多い。いまだに漢方薬は副作用がないからねとおっしゃる方も多い。私はそばでも副作用でアナフィラキシーもショック起こりますとお答えしています。昨年4月から30日を超えた処方はやめなさいと言われてる。おっしゃっているのは近畿厚生局などの全国の厚生局です、レセプト上なにも問題はない、しかし近畿厚生局が立ち入り検査に入った時30日を超える処方が問題になる。30日を超える処方を避けるため分割処方なるものも登場している。30日ごとに薬局へは行くものです、開業医へ紹介して足りない処方を開業医が処方する。どうせそのような輩は30日を超えて長期に処方しても来るのが面倒で服用しない。シダトレンが発売時に舌下免疫療法の講習会が東京で行われたが1ヶ月処方になっても14日のほうがどろっぷあうとがすくないと臨床治験を担当された大学の医師がお話しくださった。残薬を管理する方向に今向かっている、往診など在宅医療へ向かっている。訪問診療で窺っている方がCRPが上昇し細菌感染を疑い広域の抗生剤を投与したが効かない、抗生剤を今週は休止して週明けにバルーンかネラトンを用いて採尿することになった、培養結果が出るまで日がかかる。