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化粧水と乳液

アトピー性皮膚炎の薬を取りに診療が終わる時間にごラインくださった、お断りしたところだが入ってきた。シャッターを閉めるのが遅れた。6カ月ぶり、こんな方に限り長いお話になるなぜならわかっていないから、抗アレルギー薬は怖い薬、ステロイド外用薬も怖い薬漢方薬とと保湿だけでよくなると信じている。そして土佐清水病院のN式軟膏ならぬる、さらにはソフト軟膏とローションを重ね塗りするとかぬちゃくちゃだった。ソフト軟膏とローションの重ね塗りは化粧水と乳液を重ね塗りするようなものです。そして最後はたくさんほしいんですけど。出ませんよ、正しく塗る知識がないからおっしゃることがもう少し標準になるまでは。ステロイドと保湿剤をを重ね塗りをするのはどちらが先でも後でもよい、保湿薬の重ね塗りにはまいった、さらには採血をするとき子供にじっと針先を見なさいとかこの子賢いから一人でできますという保護者も多い。針先を見たら手が動く、一人で座って採血をするのをご覧になったことはおありですかというとないとのこと小児科でどのように採血しているのかふつう見せない。何にもわからない親たちです。

眼底写真の遠隔診断

人間ドックの眼底写真の遠隔診断のお話が舞い込んできました。姫路市医師会で10年くらい眼底読影をしてまいりましたがポラロイドフィルムを使ったあるいはビデオプリンターを使った生の写真読影による診断でした。眼底写真をとる一番の目的は緑内障の早期診断です。緑内障は眼底写真を見るのが一番とされてきましたが今はOCTが普及しています。私のパソコンに写真が送られてきますが拡大機能も付いていてなかなかのものです。この頃仕事が増えてしんどいです、もう年だなあと思います。一番楽しいのは産業医、いろいろな分野が関係し衛生委員会での私の講話を熱心に聞いてくださいます。漢方薬を処方するのも楽しいが個性的な方が多いので圧倒されます。前のところでは私は医療従事者で60日分もらっていたんですがとのことですが昨年4月からは30日を超える処方を行うには症状が安定していることなど3つの要件が必要になっているのをご存じないようです。初診で28日も漢方薬を処方するのは私はほとんどしたことがない、きっとこの人には2回目がない、長期処方をすると季節が変わり私の中で薬が変わる。2回ねに何か良いことがないと漢方診療ではリピートしない、漢方専門医に3回目のチャンスはない。漢方薬を求めてくる人は個性的です、どんどん医療機関を変わっていきます。

水路清掃と水槽の清掃

5月7日は朝から水路組合の水路清掃です。以前ほど田んぼがなくなり短い時間で終わるようになりました。そのあと私は自宅に4つある60cmの水槽と庭に4つあるだめだかがいる水連ばちを子供に手伝ってもらいながら清掃しました。昨年職員から譲ってもらったメダカやいろいろなメダカが年末にはいましたが冬の間にご臨終で減ってしまいました。今日は五月晴れで何をしても気持ちが良いです。ゴールデンウイークも結構仕事があり、つかの間の休息です。水槽の水が汚いのでFISHMANに相談に行きました。まずはごしごしこする枝付きのたわし、水草がはいってない水槽用にお薬、今までフィルターがSだったのでMを二つこれで様子を見てくださいといろいろ購入して13000円なりでした。水連ばちに昨年はほていそうを入れてましたがそしてきれいな花が咲いていました、冬に越冬できないので水草の変りも購入しました、夏になったら夢前川上流か生野にいき小さな魚を育てていきたいです。ゴールデンウイークは生野の黒川でマスを釣りました入れ食い状態で子供たちは大喜びでした。アマゴは釣れないでゴールデンウイーク用に枡を放流していただいたそうです。ゴールデンウイーク前の薬剤師会講演会の準備で疲れてしまいました、講演会も緊張して思うようにお話しできませんでした。やはり時々講演はしておかねばいけません。急病センターーでさらに疲れてしみました。生野に行きます釣りをしてよい空気を吸い小鳥のさえずりを聞きました。学校検診で夢前町を訪れ鶯の鳴き声を耳にしました。

舌下免疫療法は6月からです

スギの舌下免疫療法はスギ花粉の全国飛散が終わる6月から行うことが推奨されています。花粉症は5月になりに変わり落ち着いている人が多い、イネ科の花粉は近づかなければ大丈夫と言われています。よその眼科と異なりアレルギーの症状をいかに楽にするかを重要視している。医療費無料化は15歳以下の人口が大きく落ち込むなか子供たちに債務を残す施策と言えます。おたふくワクチンが3000円で接種できる施策が姫路でも実施されている。ただし一回分です。WHOの用語ではアレルゲン免疫療法の薬もワクチンです。かなりの数を導入したが続かない、せっかくの中学生以下所得制限ありの無料政策ですがあまりにも中学生や高校生の世代は続かない方が多い。これも必つは長期処方が当たり前になったことが関与すると思われる。シダトレンが発売されたときの紀尾井町のニューオオタニの舌下免疫療法の講習会で向精神薬のようにずっと14日に投与制限してほしいと講師の先生がおっしゃってましたがそのとおりです。28日処方しても42日後にしか受診しない方が多い。スギ花粉の舌下錠は効能なら口腔内がかゆくなる人が多くなるかもしれない、PFSやOASに似たことがシダトレンでは起こっているんでしょうか

春季カタル

先日の姫路市薬剤師会講演会「いまどきのアレルギ」ーでご紹介させていただきました唯一の眼科疾患である重症型アレルギー性結膜炎の春季カタルの患者さんがお越しになりました。患者さんは関東のアレルギーで有名な大学病院へ通っておられたそうです。有名進学校へ来られて縁あって私共を受診なさったそうです。タリムス点眼液を以前お使いになっていたそうですが今はやめているとのことでした。残念ながらパピロックミニでは弱い。右目には乳頭状増殖が現在はほとんどありませんでした。ただ角膜の中心に混濁が残っていました。左目が増殖病変がかなりひどかった。左目はステロイド点眼液もも一緒に処方しました。わたくしの経験では最強のステロイドであるリンデロン点眼液が他院で処方されていて無効でも一本9000円以上するタクロリムスを点眼すると一気に改善します、そしてシクロスポリン製剤にすると一気に増悪します。海外ではシクロスポリンはドライアイにも用いられています濃度によりいろいろな効果があるようです。タクロリムスの点眼液は非常に効果ですが眼圧の上昇もなく免疫を抑えるという点ではステロイドも免疫抑制剤も同じですがDUALPATHWAYなのか春季カタルには免疫抑制剤が著効します。舌下免疫療法もご希望でしたがスギかダニか次回までの考えてくるとのことでした。電話くださいねとお伝えして診療は終わりました。

長時間労働だめよ

労働衛生コンサルタント(保健衛生)は日本医師会認定の産業医の国家資格に相当します。長時間労働だめよ。ゴールデンウーイクと言っても中間考査前でもありよる塾から帰ってきた子供と焼鳥屋へ行った、一件目は大将一人でやっておりいっぱいで断られた。二件目やっているんだろうかと外から見ていると中から女性が出てきて私一人でやっているんご不自由をおかけするかもしれませんが良かったらどうぞと言われ二人で入店した。来店客と店員さんの会話を聞いていると従業員がいないそうです。ゴールデンウイークはお休みにしようかと考えたが以前いた子が手伝ってくれるんであけるとのことでした。一日八時間労働週四〇時間労働が定着して久しい。一日八時間を超えると1.25の割り増し賃金がが付きます。OECD加盟国で日本は労働時間が最も長い。休日夜間急病センターも受付時間と診療時間ができゴールデンウイークも定時に帰宅できました。私のクリニックでも早く上がってくださいと言ってます。だらだらよりメリハリある勤務をしないとメンタルヘルスが悪化します。という私は来週から超お忙しになります。職員ぐらいは定時に帰宅してほしいので診療終了一五分前には電話を出ないようにしています。医療機関がだらだら診療すると調剤薬局も帰れないから。医療機関も調剤薬局の職員も家に帰れば普通の主婦です。

スギとダニの舌下免疫療法

新規の導入を控えていたスギまたはダニの舌下免疫療法が国内でのスギ花粉の飛散が終わった6月から着実に始まります。スギ花粉の飛散の時期に採血をして帰られた方のご来院をお待ちしています。薬が不要になる方が2割、薬が減量できる方が6割、何も変わらない方が2割と言われています。シダトレンよりも濃度が低い大大学の研究費で行った臨床治験でも有効だったとのことです。本当は野菜果物アレルギークラス2の食物アレルギーが多いカバノキ科や死者が多い蜂の舌下免疫療法が臨床治験すら行われていない現状からスギとダニの舌下免疫療法を特に将来妊娠する可能性がある女性に勧めているが続かない。口の中がかゆいからもうこりごりという方も少なくない。もうすぐ6月です、ご年配の方は継続率が非常に高い。蜂はALK社の蜂エキスをアレルギー協会で輸入して自己責任で引か免疫療法を行う必要がある。私が知る限りこの辺りではどこも蜂の日か免疫療法はしていません、蜂アレルギーでエピペンの処方は多い。林業の人が多いが養蜂業の方も多い。

眼科診療アップデートセミナー

ことしも眼科診療アップデートセミナーの再放送【ONDEMAND】が始まりました。姫路市薬剤師会での今どきのアレルギーという講演が無事終わりゴールデンウイークで時間もあるので復習しています。毎日コツコツ復習しています。東京の眼科実践講座や最終回を迎えた東京眼科アカデミーではこのような企画はありません。眼科生涯教育講座では約40000円でDVDを購入すれば可能です。眼科診療アップデートセミナーは30000円の参加費が必要ですが何度もONDEMAND放送を見て復習すればとてもためになります。有名講師が25分ごとにいろいろなテーマをレクチャーしてくださいます。またわが兵庫医大眼科学教室の三村治教授にお会いでき情報交換会で西川先生元気にやっていますかと毎年お声がけいただけます。私のほうからご挨拶に伺うべきところ神経眼科の第一人者三村教授のほうからお声がけいただきいつも三村教のほうからお声がけいただき感動いたします。東京で行われる8月の眼科実践講座の申し込みも完了しました。前回から一部ですが参天製薬のホームページでONDEMANDが始まりました。眼科は講演会が非常に多い。

蕁麻疹が慢性化した時

アレルギー性のじんましんは5~10パーセントとされています。機械性じんましんとかコリン性じんましんとかアレルギーが関与しない腎慢心は大変多い。いずれにせよ薬は第二世代非鎮静性抗アレルギー薬です。じんましんは多くの方が罹患する病気です。生涯有病率は20パーセントです、つまり5人に一人がかかります。罹患してからひと月以内は急性じんましん、ひと月以上では慢性じんましんとの診断になります。じんましんは原因がわからない病気です。内臓からくるから血液検査を希望される方は多い、しかし何も異常ないことが圧倒的です。ふつうの抗アレルギー薬で治らなければ切り口を変え漢方薬も適応になります。じんましんガイドラインでも漢方薬は登場します。ただしエビデンスレベルCです。じんましんが治らないとのことで3か所目ぐらいで漢方薬で治療したいとお越しになる。漢方薬は魔法の薬ではありません。アレルギー性鼻炎の小青竜湯のように絶対的な薬もありません。袪風湿の生薬が入っているもの~選択します。慢性じんましんになる3年たって治らぬものが40パーセント、こうなると付き合うしかない。

明日は診療です

明日は診療です、あさっては市内一斉水路清掃です。大雨なら延期かもしれません。今年一年隣保長なので頑張らないと隣保の方に迷惑が掛かります。休日夜間急病センターの疲れが取れません。歳を感じます。休日夜間急病センターで50人以上の患者さんを診察してお休みのところ申し訳ございませんとお声かけいただいたのはおひとりでした。昨日も今日もクリニックにシャッターを開けて換気をしていると患者さんが入ってこられた。いつもあいていて当たり前の時代が来ました。ところで4月から休日夜間急病センターで受付時間が導入されたのをご存知ですか。医療機関は受付時間と診療時間がはっきりしていません。30分のタイムラグを作ったそうです。それよりも9時から18時のところ9時から17時に変えてほしい。神戸の大倉山の休日急病センターは3時間交代で眼科医は変わっていきます。姫路は神戸の3人分働いています。数が足りないから高砂や加古川からも出務いただいています。早く休日夜間急病センターを免除になりたいが15年はいかねばならない。