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スギ花粉症の舌下免疫療法

スギ花粉症の舌下免疫療法を知りたいと患者さんが増えている。ことしもスギ花粉の最盛期という時期ですが姫路では症状は大したことはない。ほっぺが真っ赤、目が真っ赤、鼻鼻がつまって眠れないなんて人が少ない。デイレグラはとてもよく効くがとうとう不眠を訴える人が出た。これでないと鼻閉には効かないナゾネックスではだめと大騒ぎでした。プソイドエフェドリンのおかげで喜ぶ人も多い。4年ぐらい前は眠れないから学校へ行っても仕方がないと朝学校へ行かずに私共を訪れる方が少なくなかった。毎日シダトレンの啓もうに忙しい。舌下免疫療法、アレルゲン免疫療法、減感作療法いずれも同じことです。スギ花粉のエキスを毎日なめる治療で最低3年は続ける治療です。私が患者さんにお伝えしているのは口がかゆくなる副作用があり緩解するのが2割、薬が減るのは6割、まったく効果を感じないのが2割です。今の治療で満足ならシダトレンの治療をすることはないです。しかし女性なら妊娠・授乳がある、薬飲みたくないでしょう、それなら熟慮してください。いま姫路では所得制限ありで医療費無料です、一日の薬代は100円で保険がききますが無料の今こそ一度考えてください。毎日毎日お経のように来る人を選びながらお話しております。

2018年のスギ花粉の飛散

毎日スギ花粉がいっぱい飛んでます。昨年12月気象予報士さんの2018年のスギ花粉飛散予測の話を拝聴するために呼ばれもしないのに心斎橋へ行きました。鳥居薬品にスポンサーが変わり今までは薬業年金会館だったので谷町線。心斎橋TKPなら御堂筋線。来週はアレルギー学会の専門医講習会で横浜へ行く1週まえです。ここで聞いたお話を診療の時患者さんにお話していますがかなり予想は外れている。飛ばないと聞いた花粉が結構飛散している。スギ花粉皮膚炎で顔が赤い人が大人にもおられる。目が赤くないのにかゆい人が多い。暖かくなり鼻づまりに悩む人が増えた。鼻づまりなら漢方薬をすすめるかルパフィンの抗PAF作用に期待するか。ルパフィンの抗PAF作用は服用しないとわからないようです。それなら漢方薬を勧めるがまずそうといわれる。麻黄が入った漢方薬絶対眠くならない。受験生向けのものである。わたくしどもでは目の前の調剤薬局に漢方薬の錠剤カプセルをたくさん置いていただいている。小学校の高学年なら錠剤カプセルの服用できることが多い。眠くならないエリザス・ナゾネックスの点鼻も捨てがたい。

高山宏世先生の講演会

中医学でも日本漢方でもという両刀遣いの高山宏世先生と織部和弘先生の金匱要略の対談を聞きに四谷へ行った。会場は四谷の以前小児東洋医学会があった場所です。織部先生はひめじにも講演にお越しになったことがある。高山先生はおそらく姫路にはお越しになっていない。しかし、どちらの先生のご講演も10回ぐらいは聞いた。高山先生と仲が良い福岡の原田康冶先生は何度も姫路でご講演いただき何度がお酒を飲みながら会食しました。「金匱要略も読もう」の著者である高山宏世先生に織部和弘先生が質問を投げかけ高山宏世先生がお答えになるという試みでした。ツムラと東洋学術出版の企画でした。織部先生が冒頭におっしゃったのは中医基礎理論の書籍と金匱要略も読もうを一緒にまなんだら良いとのことでした。金匱要略も読もうは会場で発売されておりサイン会も行われていた。私も赤本と青本には高山先生のサインがある。しまった、持参すればよかった。織部先生がみなを代表して聞きたいことを聞いてくださった。織部先生は大分で医師会長もなさりよくそんなに勉強する時間があるなあと思う。すごすぎです。関西系統中医学講座が始まり中央線沿線に行くことが少なくなった。東京の系統中医学講座もあと一年で終わります。

最後の東京眼科アカデミー

10回を最後に今の形での東京眼科アカデミーが終わった。京都の眼科診療アップデートセミナーのように新しい形で坪田一男教授が考えてくださるそうです。なんといっての眼科学会の専門医の会であり抗加齢学会つまりアンチエイジングのお話も聞けるのでとても楽しいつまりご機嫌な会でした、坪田一男教授の笑顔に元気をいただきました。今回特に白内障の手術のお話に感銘を受けました.ビッセン教授と常岡教授のお話はすごい。ビッセン教授は万人が満足する多焦点眼内レンズはないというお話でした。患者さんは簡単に眼内レンズを入れ替えることができると思っているおいうお話でした、また歯科大学の眼科なので常勤3人だそうで大変だと思いました。ファムとセカンドレーザーのお話は目から鱗のお話でした。眼科では顕微鏡で手術するのが当たり前だがファムトセカンドレーザーだと顕微鏡を使わず白内障を手術できるそうです。これが安くなり保険適応になれば眼科に革命がおこる。既に研究費で1000例を目指しファムトセカンドレーザーで切開し前嚢切開もされているそうです。顕微鏡を使わない白内障の手術、どんどん医療は進化します。私のところへ来ていたMRさんがエリアマネージャーになりおられた、さらにコンタクトレンズの担当者もおられた。みんな出世している。私のところのように薬もあまり使わないtころをこまめに回る方は出世する。

VIEW39

このところ今週はVIEW39の検査を非常にたくさんしている。VIEW39は39項目のアレルゲンを少ない採血量で検査ができます。採血はすべて小さな子も含め私がする。特異的IgEと非特異的IgEの検査は近畿厚生局で注意されたのでできません。全国で20人の眼科領域を専門とするアレルギー専門医として啓もう活動のためVIEW39を多くの方に施行し舌下免疫療法という治療があることを啓もうしています。そのためにはスギ花粉症であるという診断に採血が必要なのです。あまりに忙しそうなので帰っていくMRさんも多くおられます。申し訳ありません。今日は昨日に比べ軽い患者さんが多かった。スギ花粉の飛散とともに暖かくなり冷え性の漢方治療の患者さんが減少しました。例年お越しの方が昨年姫路ではほとんど花粉の飛散がなかったためまだお越しになっていません。3月11日の土曜日怖い。東京眼科アカデミーに参加するため早く診療を終え新幹線に乗りたいがどうでしょう。皆さんお願いだから早めに来てください。祈っています。3月10日金曜がこみ3月11日土曜日はガラガラでありますように。

スギ花粉皮膚炎

スギ花粉皮膚炎の患者さんが今日は多かった。スギ花粉皮膚炎の為小学生がほっぺを真っ赤にしてお越しでした。昨日の午後の気象が今日の朝の症状を決めると患者さんには説明しています。新御三家とはビラノア、デザレックス、デイレグラを私は新御三家と呼んでいる。姫路でも今週になりスギ花粉の飛散がひどくなっている。雨が降らないのも大きな要因です。この新御三家をどう使うか、鼻閉が出ればデイレグラの独壇場ですが大きな錠剤、かつ割ってはいけない。しかし今までの漢方薬と鼻噴霧ステロイドからデイレグラに大きくシフトした患者さんが増えいる。一方、デイレグラは8週間のDEPARTURESUDYをもとに一応連続8週までは使おうと思っています。しかしOTCのお薬にもかなりの量のプソイドエフェドリンが含有されている。もっと使えるとは思うが何かあると嫌だ。ビラノアをレセコン上一日で処方した患者さんがあまりにもよく効くので2週間ほしいとお越しになった。噂通りセチリジンことジルテックに劣らぬ作用があるかもしれません。かなり多くの方に処方しているがデザレックスはまだ実感がわきません。漢方薬では葛根湯辛いせん芎が飲める子供は多い。せり科の川芎に子供は強い。

意外と軽い今年の花粉症

ことしは花粉症がひどくなるのではないかと予想されたが姫路では軽症です。目が真っ赤なアレルギー性結膜炎のお子さん、ほっぺが真っ赤なスギ花粉皮膚炎の患者さん、花が詰まって眠れなかったアレルギー性鼻炎の患者さんがいないことはないが少ない。昨年も姫路は花粉の飛散が少なかった。世界遺産姫路城マラソンを見に行っても花粉症はほとんど出なかったようです。六甲山系の西宮や芦屋で測定したデータをNHKは花粉情報として流している。昨年スギ花粉の時期の姫路でのアレルギーの薬の処方は少なかった。今年も漢方薬単独治療でもアレルギー性鼻炎の眠くならない治療は可能なようです。昨年お薬が残っており受診しない人もおおい様です。医療機関に来れない人のためにアレグラFXに滋賀県製薬からOTCのジェネリックも登場している。アレジオンもOTCのジェネリックが小林製薬から登場した。ナゾネックスのようなお高い薬が本当にいるのかどうか?花粉飛散を見守らないといけない。ビラノアがほしくて来ましたという方が一人お越しになりました。すごく効いたそうです。うわさ通り立ち上がりが早いのでしょうか。毎日漢方薬とアレルギー尽くしの診療です。今週末は東京遠征です。土曜日は最大2時間待ちになり外来を受診された方には大変ご迷惑をおかけしました。今週は東京眼科アカデミーですので土曜日はなるべくお越しにならないでください。

オンワード樫山ファミリーセール

講演会に参加したついでにお得感いっぱいのオンワード樫山のファミリーセールへ行きました。数日前に前に参加証をいただきましたというか送られてきました。4人までOKですがもちろん一人です。会場の入り口では参加証を提示し買い物用ビニール袋をお借りしました。DAKSのように普段安くならないBRANDも安くなっていました。DAKSの定番のタータンチェックのシャツも安くなっていました。カルバンクラインや23区などほぼ半額でした。ジョセフアブードはありましたがPAULSMITHはなかったので残念でした。もともとがお高いのでたくさん買うのは無理です。DAKSの福袋ではOUTERが入っていますがトップスはいまいちですので定番と40THANIVERSARYのTOPSを購入しました。JOSEPH ABOUDのオレンジ色のポロシャツを買い予定終了です。噂通り満足感はかなり高かったです。また案内状が手に入ればまた時間が合えば参加したいと思いましたな。最近DAKSなどトラッドを好むようになりました。わたしも50歳代半ばとなりアクアスュータム、BLACKLABELのタータンチェックに親近感を覚えるようになりました。悔しいがDAKSののスーツに虫食い発生参ったなあ。旅行もせず車には乗らないのでささやかな楽しみです。

テレビの見過ぎ

最近、漢方診療のテレビ番組が多い。今日も日大と北里研究所の医師や薬剤師の先生が出ておられた、先日は千葉大学の医師と鍼灸師でした。患者さん特に男性は先生は腹診はしないんですかとおっしゃいます。私は東京や大阪で中医学をずっと学んできました。儒教の考えか中国では腹診はしないんですよ、腹診で処方が決まることはありません。最後にこれで矛盾していないか確認するのが腹診です。女性はかなり下腹部まで触ることになりそこまでの意義はないと考える。お血は舌診でもよくわかる。舌下静脈の怒張蛇行、お斑、お点、紫舌いくらでもお血を診断できる。眼科専門医で漢方専門医は少ないので遠く福井県から来られたこともあるが続かない。kスギ花粉症の方のシダトレンでと同じで続ける治療です。スギ花粉症の方にシダトレンをお勧めするが最近続かない方が多い。若い人が増えダメです。テレビで紹介された北里研究所は完全自由診療です。きっと最高の生薬を使っているので薬代がお高いようでなかなか続かないと思います。漢方薬を2週間以上特にいきなり28日処方希望する方まずだめです。絶対に続きません。

漢方薬の講演会

業界の自主規制?で漢方薬の講演会は減少している。そもそも医学部で学ばない漢方薬を誰でも処方できる日本は凄いと思います。さらに神戸支店が大阪支店に統合されより一層研究会は減少しています。みんな漢方薬のことはわかっているから講演会が減ったとかさらにはみんな漢方薬の普通のことは理解できたからへったそして生薬を西洋医学的に科学しようという講演が増えている。岡山へ漢方薬の講演会を聞くためにに行きました。たくさん参加されていました。しかしこの話は大阪で聞いたお話でした。そこで使えるものがあったため高槻の大阪医大の看護学部の講堂へ向かいました。北里研究所そして北里大学の花輪壽彦教授は多くの先人のお話をされた。上工は増減する、下工は加減する。臨巻りょう然、臨床茫然。散木となるな幹となれ。術ありて後に学あり術なくてさきたる学のはかなさ。書を学べば紙を費やし、医を学べば人を費やすと悲しきことわざ。漢方薬は作るものかそれとも先人をまねるか。日本の漢方は揺れている、東洋医学会では処方をまねるものということになっており専門医の更新も原点の記載を求めている。