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寝だめはだめよ

ねだめはだめよと言われても数少ない休日は寝てます。そのねためができず亡くなった様です。睡眠はリズムなので寝だめは良くない。1.5時間の倍数で睡眠をとるのが良い。第二の電通事件が起こりました。労働基準法上休日は週に一回あればよい。電通にはそれも?予告なしに労働基準監督署が入るというのが異例です。残業時間ゼロを私自身の診療所でも目指すが残業はゼロにならない。産業医というか労働衛生コンサルタント活動でも残業はみなし残業手当のうちに収まる程度には存在する。過重労働が今後大きな話題になりそうです。阿部首相がホワイトカラーエグゼプションを導入しようとしたがなかなか導入できない。過労自殺がなくならない。労働法順守だけでは長時間労働はなくならない。36協定による時間外労働では上限がない。さらには帰宅時間と出勤時間のインターバルに規制がない。さらには深夜の割り増しがまだまだ海外に比べて低い。労働基準法40条には保健衛生業の小さなところつまり私のところは週44時間一日8時間の壁がある。しかしそんなに働いていない。保健衛生業の問題は深夜業にある。県立奈良病院をはじめ多くの大きな病院で問題になっている、医師の当直である。

アレルゲン免疫療法

もともと減感作療法と呼んだものをWHOがアレルゲン免疫療法と名付けたと湯田先生のご講演で知りました。ワクチンと名付けたのもWHOだそうです。治療効果と予防効果を有するのがワクチンです。私もダニの減感作療法では苦労しています。やっと2例目の患者さんにダニの舌下免疫療法が継続しそうです。ユタ先生の講演の中で舌下免疫療法を進めべきは12歳を超えた若い人、さらには妊娠の希望がある女性だそうです。高校受験・大学受験はスギ花粉の飛散がみられる3月です。女性は妊娠中授乳中に抗アレルギー薬を服用することを嫌がります。それならスギやダニの舌下免疫療法を行い体質改善を行うべきです。今のお薬で満足な方には縁がない治療それが舌下免疫療法です。わたくしのところで舌下免疫療法をなさっていた赤穂と加古川の患者さん地元でもできると転医されました。変わってお若い方が舌下免疫療法にチャレンジなさっています。MEIJISEIKAPHARMAの新薬ビラノアは結構処方しています。世界で使われるデスロラタジンことデザレックスですがMSDから杏林製薬に発売元が移りました。効果はどうなんでしょう。湯田先生の講演のONDEMANDは21時で終わってしまいました。

舌下免疫療法

今年も残すところ1カ月です。舌下免疫療法もスギは12月いっぱいで新規の舌下免疫療法の導入を控えることとなる。ダニもスギ花粉症がある人にはスギの花粉飛散期には新規導入を控えるようにとの話もある。ダニは新規導入の薬が増える時に何かと問題があり医時期に至らない患者さんがある。先週はデイレグラの講演会の中で大学の先生に舌下免疫についてお話を聞き今週はSIONOGITVでユタ先生に舌下免疫療法の話を聞いた。2015年始めて前向き研究でチモシーとブタクサを同時に舌下免疫療法で治療した報告が海外から出たそうです。しかし日本ではまだすぎとダニの舌下免疫療法を同時施行するのは時期尚早のようです。私のところで認可当時からスギ花粉の舌下免疫療法をなさる方のお一人が山へ行っても同もないなおっとんちゃうか?と期待感いっぱいで語られている。11月にスギ花粉が飛散するのは常識となっている。趣味の山歩きでも同もないそうです。認可当初から遠く市外からお越しの患者さんのお一人が軟便になった、今振り返ると意外とおおい副反応です。吐き出し法で改善しました。吐き出し法も飲み込み法も血液中の濃度は変わりないそうです。勉強したことをブログに的るのが忙しすぎて最近、書くことができません。

勤務時間インターバルさらには時間外労働と休日労働は

日本労働衛生コンサルタント会兵庫県支部のCPD研修に参加しました。日本医師会の産業医の更新単位もありました。近頃講演会づけの日々を送っています。BLOGの更新ができない位講演会付けです。第一席はA市の医師会長の安全配慮義務について。第2席は大学の女性名誉教授の職場の安全管理の話。第3席は元労働基準監督官のお話。特に第三席は興味深かった。我々労働衛生コンサルタントよりも社会保険労務士の世界、つまり労働基準法36条の世界です。電通事件が再発した。この原因は法律を超えた問題があるそうです。勤務時間インターバル規制が日本でHなされていません。勤務時間インターバルは就業時間から都議の始業時間までの間隔です。時間外労働と休日労働は労働基準法36条です。割増賃金は労働基準法37条です。中小企業は猶予中ですが一カ月に60時間を超える残業は50パーセント増しになります。私ところも残業は残念ですが0にはならない。だから私は開業してから時間外診療はできるだけ行わない。残業ゼロの快適職場づくりから反する話だからです。近頃は予防接種で忙しくお金が合わず残業になることもある。

鍼灸どうですか

漢方診療をしていると時々鍼灸はしないのですか?と言われる。東京医療福祉専門学校、東京衛生学園さらには神戸の市役所の西側へ毎週月曜日通ったこともある。学生さんにとても親切にしていただいた。だらかある程度というかまあまあ話に入っていける。医師免許は医療の世界では歯科医師の仕事以外万能です。その気になれば鍼灸師の仕事もできる。問題はドクターフィーです。無料で鍼灸はしないと診療報酬はない。だから途中からやめた。自費で徴収すると混合診療になり捕まる。患者さんには関係がない話です。高脂血症の患者さんにEPA/AAを見たら0.2もない。 ゼチーアかそれとも魚油エパデールかロトリガかと悩みエパエデールを処方しました。そして225を算定したらなぜ今日は高いのか?聞かれた。こんな話は患者さんには不思議な話です。私のところへ漢方でお越しの方はみんな自己負担金600円以下の支払いです。お金をいただき鍼灸を併用したら混合診療になる。先日糖尿病の講演会の講師の方が1分と20分の栄養指導を行っているとお話しされ質問でお金をいただいているかと質問があった。お金は一部はいただいているとのお答えでした。自己負担金が上がると生活保護や公費の保険証の方以外お金の負担が重く来院されなくなる傾向がある。                    

青い姫路城

世界糖尿病デイにちなみ今週は毎日姫路城が青い、月曜日は雨でくすんでいた。火曜日は雨もなくきれいにライトアップされていました。今日水曜日は白い姫路城に戻っていました。姫路市北部はここ数日急速に山の色が黄色くなっています。ということは毎日姫路城が見えるところにたどり着いています。インフルエンザのお話を聞いてきました。フルミストを覚えておられますか?輸入して使っている医師もいる点鼻生ワクチンは有効性が落ちているそうです。生ワクチンでは曲者インフルエンザウイルスの変異についていけないそうです。今年予防接種をしていて尋ねられたがフルミストは有望ではなく阪大微研が作ろうとしている不活化点鼻ワクチンに期待したほうが良いそうです。アジアでインフルエンザのワクチンを作れるのは日本だけだそうです。世界で10の国の中に入るようです。ということは逆にGSK、サノフィなど外資はワクチンを輸出して稼いでいるそうです。ワクチンでもがんばれニッポン。

乳がん

乳がんが怖い。乳がんは女性の癌で一番多い。日本人女性の11人に一人が生涯で乳がんに罹患するらしいです。産業医の講習会で超変革する乳がんの治療の話を聞きました。産業医と乳がんは全く関係ないテーマに見えますがうつ病同様職場に戻るか退職かと言う問題を抱えます。また欧米に比べ日本人の乳がんは若い女性に多いそうです。まず抗がん剤でたたいてから手術というのも多いようです。兵庫県は乳がん検診の受診が全国で下から2番目だそうです。閉経後の肥満は乳がんのリスクを高めるそうです。成人期の高身長のほぼ確実なリスクとなるようです。やはり欧米に体格が近づくことは日本人にはあわないかもしれません。できれば20歳代での妊娠出産そして授乳が良いそうです。また、毎日アルコールを飲むのもよくない。産業医は何でも質問される。正確に答えないと退職につながる場合もある。乳がんの手術もリンパ節の過剰な郭清で腕が上がらない人上がりにくい人もいる。時代とともに大きく乳がん治療は変化を遂げている。ピンクリボン運動で姫路城や明石海峡大橋がピンクにライトアップされる時代です。診断も治療も大きく変化している。

マイナンバー

今年は給与所得をいただいているところへは源泉までにマイナンバーをいよいよ提出する必要があります。マイナンバーを早期に取得するとセキュリテイが大変ということでうちは年末調整前にいただくことにしています。雇用保険にもマイナンバーが要求される、しかし一度に来ると大変だから新規に加入したい人、退職する人にないナンバーが要求される。給与所得をいただいているところへは所定の用紙に押印をしてマイナンバーと運転免許証のコピーをつけて提出しました。いい加減なところはただマイナンバーのコピーが欲しいといわれて仕方ないから手渡した。こんないい加減なところには渡したくなかったが仕方がない。退職した後のマイナンバーの管理はどうなるのか心配です。いい加減な事業に働くと大変だ。私のところは可能なかぎり遅くいただこうと思っている。ややこしい問題にかかわりたくない。私の場合根本的に大手事業所か自治体になります。私もよその事業所から次々マイナンバーの送付洋紙が送られてくる。よそで働くから予定納税がたくさん必要になる。仕方ないことです。源泉でもっといっぱい引いてくれたらとも思う。

WEEKLY DPP4阻害薬

ウイークリーDPP4阻害薬をHbA1C6.8かつ随意時血糖60つまり低血糖を起こす方に用いています。2か月でその結果HbA1Cは6.4随意時血糖値90~95に落ち着きました。他にもマリゼブでジャヌビアと同じHbA1Cを維持しておられる患者さんがおられます。熊本宣言でHbA1c7ということになっておりますが脳外科でこの数字どないかしてもらいと言われたいうのでWEEKLYDPP4を月に2錠つまり2週間ごとに服用していただいています。それでも低血糖を起こさず落ち着いてきています。DPP4阻害薬とSGLT2阻害薬は製薬会社は意外と苦戦中みたいです。WEEKLYーDPP4阻害薬に良い人は糖尿病薬を初めてお飲みになる人が一番良い気がします。そして多剤投与の糖尿病患者さんにも良いみたい。POLYPHAMACYには一つくらい減った手と私も思います。訪問診療では薬はどんどん減らしています。そしたらあれもこれも飲みたくないと患者さんが自由におっしゃりいよいよ私からストップをかけるくらいです。薬を出せば出すほどもうかると誤解している人も多く7剤以上で減算がかかる抗不安薬は3剤までなどPOLYPHAMACYに対する減算は進んでいます。

人参養栄湯

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