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はしかの予防接種

風疹単独ワクチンだけが在庫に残る状態となりました。麻しん単独ワクチンは11月までありません。はしか・風疹の混合ワクチンも品うすです。マシン単独ワクチン接種をご連絡をいただく新たな方はすべてお断りしています。今年はインフルエンザのチメロサールフリーワクチンもありません。はしかは予防接種しか防ぐ方法がないとマスコミは報道すれば欠品を起こすのは時間のもんだいといわれていました。私は予防接種が増えると消費税が増えて何をしていることやらと思いあまり乗り気ではなくなっています。MRワクチンを子供に打つのは当たりまですが大人は挙児希望の方がお越しになる程度です。風疹ワクチンに姫路も一年だけ男性に助成金が支給されました。挙児希望の方以外では医療系の学生さんで実習の方がお越しになるくらいです。ホームページのアクセスも以上になっています。日本脳炎ワクチンもいつでもどうぞといえません。風疹騒動の時はみんな麻疹・風疹混合ワクチンは嫌といってたのにいまさらです。もっと行政がアナウンスするべきです

線維筋痛症

線維筋痛症は自殺念慮を30パーセント持つ病気です。線維筋痛症は温めたらよい病気です。冷やすといけないそうです。関節リウマチかと思ったら線維筋痛症ということは少なくない。原因がわからない線維筋痛症には根治というのがない。9月から繊維筋痛症の方のお宅を伺うことになりました。私は訪問時何気なく足元に何気なくカルテを置いた。すると患者さんが先生イタイイタイとおっしゃる。カルテを布団の上に置いたら足のあたりに触れたようでものすごい痛みを訴えられた。あちこち、このあたりの医療機関にはすべて通われたそうです。トラマドール、アセトアミノフェン4000mg、トラムセット、リリカ、抗うつ薬全て試されているようです。在宅の訪問で何ができるのか?リウマチ科と思って受診したら線維筋痛症だっということが多いようです。なぜ私はうつ病ではないのに抗うつ剤を服用するのでしょうとしばしば多くの方から質問されます。そもそも線維筋痛症は除外診断です。診断が違うことをご家族は祈っておられるようでした。

至誠惻怛

日本経済新聞のノーベル賞受賞の北里研究所の大村智先生の連載が終わりました。最後に大村先生が我々読者向けに言葉を頂戴している。至誠惻怛と書いてしせいそくだつと読むそうです。誠を尽くしいたわりの心をもって人に接する。そうすれば必ず道は開けるということだそうです。そして吉野家の社長さんの連載が始まりました。五七日忌まで来ました。時は流れてゆくように早いです。今日は訪問診療に昼間は出かけていました。在宅でご家族が患者さんを支える姿は美しい。お金があるか公費医療の保険証を所持するかでないと在宅で家族さんが患者さんを看ることは無理だと思います。訪問診療にはしせいそくだつの心が必要です。誠を尽くしいたわりの心をもって人に接することが重要です。患者さんを訪問看護師が観察し問題をあげる、足に水虫がある人が多い。そして免疫力の低下で爪までくる。ルコナックが登場したので私はルコナックを訪問診療でも進めています。イトリコナゾールは肝障害や副作用が怖い。聴診器をあてる時間があるなら私は患者さんの足を観察している。往診する弱者にはむくみと水虫が結構多い。

黄連解毒湯合加味逍遥散

黄連解毒湯合加味逍遥散がHOTFLASHと発汗過多症には良いそうです。どちらの方剤も配合される山梔子はくちなしです。最近庭先のくちなしの白い花を見なくなりました。茵沈蒿湯、温清飲、黄連解毒湯、加味帰脾湯、加味逍遥散、荊芥連翹湯、五淋散、柴胡清肝湯などが山梔子を含んだ処方です。きれいな白い花をつける山梔子つまりくちなしですが腸間膜動脈閉そく症で注目されています。ABDOMENのCTSCANをとると腸間膜動脈に一致して石灰化がみられるそうです。ACUTE ABDOMENとして発症するそうです。今日は神戸で兵庫漢方談話会に朝5時起きで参加してきました。佐久中央病院の長坂和彦先生が講師でした。HOTFLASHと発汗過多には加味逍遥散合黄連解毒湯が良いそうです。加味逍遥散単独では聞かないらしい。私は黄連解毒湯カプセル単独で有効な方が多いと思います。しかしながら山梔子と腸間膜動脈硬化症の話を聞き控えています。この時間にはBLOGが書ける良い時代です。

庭の水連ばちのホテイソウにきれいな花が咲いている、ようやく台風接近で涼しくなってきました。水たまりをなくしてかの幼虫ぼうふらを増やすなと近年言われている。蜂受けの水受けやタイヤなどの小さな水受け・水たまりにボウフラは発生する。住宅地で見られる都会の蚊がデング熱やジカ熱を発生さるのです。自金綱デング熱には昼間の蚊に対する対応がいる。蚊の話が今年も注目されています。白い衣服を着れば蚊は来ない。黒い衣服を着れば蚊は接近する。白い服を着なさいと言われています。自加熱流行中のバラ汁でオリンピックが行われる異常な年でした。デング熱にジカ熱を媒介するヒトスジシマカ、海外に行けば日本脳炎を媒介するコガタアカイエカ、マラリアを媒介するハマダラカいろいろいます。蚊を媒介する感染症ばかり注目されていましたが麻疹が今注目されています。海外渡航して帰ってきた西宮から幕張そして兵庫県へ帰ってこられた家族3人に感染した。今どきの若い人ならだれにでもある話。最初は高熱が出たそうです。熱だけならいろいろな病気でだれにでも起こります。

保険の話

兵庫県眼科医会総会の前には眼科の保険の話がある。西播臨床漢方研究会の前には漢方薬の保険の話がある。漢方エキス製剤2剤満量は認める、さらには15グラムの範囲なら3剤で15グラムも認める。ここまで譲歩を引き出していただいた審査員の先生方のご尽力のたまものだと思います。4月に診療報酬改定が行われました。今話題の30日を超えた処方は保険審査の問題ではありません。これは近畿厚生局の監査が入った場合の問題です。カルテの記載の問題であるとのことでした。症状安定、連絡OKなら良いとのことでした。また、200床以上の病院では分割処方や開業医への紹介を求められているそうです。皮膚科の外用薬も30グラムに抑えるという話を聞く。ヒルドイドクリーム15本くれと言われたことがある。それもスイスにいる孫のクリーム15本。断ったらお越しにならなくなった、もうこの世にはいないようだ。30グラムを超えて出すバカはいないと思ったがよそでは出るといわれた。絶対に行列ができる皮膚科でそんなに処方するわけはない。

漢方薬の番号

漢方薬には背番号がついている。葛根湯は一番、しかし、東洋薬行は13番、三和生薬では17番だそうです。漢方エキス製剤を開発したのコタローさんですが多品目を発売したのはツムラさんです。そこで多くの品目を有するツムラさんの研究者のノートに記載された番号が共通の番号になったとの記載を日経オンラインで見つけました。確かにコタローさんから大昔に九味檳榔湯の錠剤を残しておけば面白かったと聞いたことがあります。確かに九味檳榔湯が飲めない人はいます。錠剤があったらうれしいです。温制の寫下薬は九味檳榔湯と治打撲一方ぐらいです。大黄と芒硝や桃仁・牡丹皮で冷やす緩下剤が多い。ツムラとクラシエでは私の頻用処方である加味帰脾湯の番号が違う。講演会でノートをとるには背番号が大いに役立つ、難しい名前ではなく番号を書くと早く記載できます。4や42は縁起が悪いからのけているそうです。クラシエの加味帰脾湯は402そうか42を避けるために0を入れたんだ。いろいろ調べる人がいるもんだ。

一人来れば家族がみんな来る

夏は皮膚科がこむ時期です。私はアレルギ学会専門医。一人の患者さんのアレルギーを横断的に見るのが仕事。そこにアレルギー専門医が位置付けられる。アメリカではアレルギー科は人気の診療科です。日本ではアレルギー科の教育が遅れている。一人お越しになれば家族全員がお越しいただける。皮膚科の病気は移る。いぼやみずむし。一人がかかればみんなかかる。柔道やレスリングも危険です。レスリングには一定の縛りがあるようです。柔道は何もないようです。24時間以内に足を洗うしかないようです。傷があれば12時間以内で感染することもあるようです。さらに放置すれば皮膚から爪に感染する。皮膚科で女医先生、案外治療が強い、ステロイドならデルモべートなど強いステロイド、いぼなら液体窒素の焼き方が強い。家族の人が水虫になれば放置すると家族全員間違えなく水虫になる。家庭でははだしのことが多い、スリッパを共有する。24時間以内に洗浄しないと水虫になる。放置すれば爪白癬にも罹患する。

どこののMRさん

○○○○ンの女性MRが来た。弔意を表明することもできない。悲しいMRです。シダトレンは最近どういう人に使いましたか?このMRさんできたら担当を変えてほしい、不愉快です。○今日大学の医学部ってバカですよねとか平気で私に語り掛ける、私も同じ私立の大学です。彼女はプレゼンテーション力が秀でているらしいが弔意を表明することができないのは人間として最低です。今回の葬儀に当たり最低のMRやMSをたくさん見た。私にあいさつができないMRやMSと取引があるかは別問題です。売り上げ至上主義を実感した。どうしようもないがどうすこともできない。今日来た男性MRさん葬儀にもお越しいただきました。いろいろ弔意を示す言葉をいっぱいいただきました。ここらが年の功です。まずは人間力です。それがいきなり○○○○ンをご新規で使っていただいてどんな人に使ったか教えてほしいとは新人類MRさんには困ったものです。かなりの製薬メーカーンの東京の本社も私のブログをチェックしている。今日の夕方調剤薬局と合同でWEB講演会を楽しみました。ちょっと気分転換になったかどうか?個性的なMRさんです。

医師の葬儀の後

医師がなくなったら葬儀が行われる。そのあとは医籍の抹消が必要になります。手続きのため昼休みに保健所の衛生課というところに行きました。つまりこちらから医師免許を返納しないとずっと医師免許がある。薬剤師さんも同じです。医籍抹消手続きは訂正印を押してはいけないそうです。死亡診断書の原本が手続きで要ります。日本医師会への退会届も必要になる。保健所・厚生局・医師会での手続くが必要になります。この手続くだけで大忙しです。保健所では医籍抹消の手続きが必要となります。医籍抹消申請書を提出することが必要となります。そして戸籍謄本または抄本の原本医師免許を返却することになります。残された家族つまりわたくしは大変です。特に若くして亡くなると学会にも連絡が必要です。これから専門医制度改革で学会に年齢がいっても所属する医師が増えるので対象者は増えます。市町村医師会では行うことがもっと増えます、医師会報に掲載する写真を選んで送る必要がある。医師一人なくなればいろいろな届け出が必要です。私は水曜日の夜以外は元に戻りました。MRさん面会来ていただいてよいですよ。