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松橋漢方塾

日本東洋医学会でクラシエさんのランチョンセミナーに参加しました。長野県の松橋和彦先生のお話です。ただし残念なのはスマホで写真を撮っている方が前にいたため賑やかでした。まだまだ肖像権と著作権について守られていません。昨年の小児東洋医学会のやん先生もクラシエのランチョンセミナーでよかった。松橋先生のお話はすでに松橋漢方塾の名前で記録集化されております。最近は関西系統中医学講座以外はほとんど漢方薬のお話は聞いていませんから余計に新鮮でした。対薬はいろいろなところでよく話題になりますが3連薬という考えに共感いたしました。もっと方剤が増えて書籍になるとよいと思います。中国でいっぱい勉強されているようで素晴らしいお話です。九州で今年は松橋塾が開催されるそうです。生薬を2つ3つで考えることはとても応用がききます。7月2日に九州でご講演があるそうですが身内に不幸があるやもわからぬため申し込みは控えました。今日で姫路のゆかた祭りが終わります、今年はお城まつりがすでに終わっています。秋まつりまで祭りがありません。先週末は新井信先生がお越しになり貴重な日本漢方の考えを聞きました。あれから1週間です。

正官庄の紅参

正官庄の紅参は6年物で、さらには韓国のソウル近郊のものです。高松の東洋医学会のブースでその正官庄のお茶をいただきました。正官庄の紅参末は漢方エキス製剤とは異なりとかして服用するものではありません。少量なので効果は不明ですが美味しかった。いろいろなメーカーから薬価収載された中国産の紅参末が発売されている。正官庄以外のメーカーは中国産の4年物が多いそうです。正官庄の紅参には病名は不要だそうです。その代り漢方薬と一緒に処方する必要があります。薬価収載にはPMDAではなく中医協が大きな力をもっているみたいです。武田薬品工業のオブリーンは姫路でも発売記念講演会までしたのに日の目を見ない。さらに武田薬品工業は1兆円でカナダの企業の買収に失敗したそうです。今後も武田薬品は買収路線を走ることになりそうです。プラセンタ注射が効かないからサプリメントについてといわせました。注射を増やす方が経済的です。サプリメントはお高いですとのことでした。多くの会社が創薬をやめる方向です。せっかくつくっても後発医薬品になる。デレイグラやユニシアなどの配合薬は特許切れまで6年しかありません。漢方薬でも龍角散のゼリーは高齢化社会で嚥下力が落ちたらよいかもしれません。

恐怖の木曜日

今日はゆかた祭り中日の木曜日です。外は雨です。なぜかゆかた祭りは雨です、加古川明石から多くの人が来て駅前の多くの警察官が待機したこともある。13日の金曜日は縁起が悪いとされています。5月は13日が金曜日でした。12日の木曜日のほうがよほど恐怖です。木曜日はイチゲンさんが増える。一番の恐怖は急病センターと急病センターで働く人は思っているはずです。根本にはあるのは普段気に入ってかかっているかかりつけ医が休みだから仕方ないから受診した。木曜日のそして木曜日の午後は何かと休診にする都合がよい。しかし診療報酬改定で平日5日開局している調剤薬局を診療報酬で評価するようになっている。人が働かないときに働いたら患者さんはお越しになる、しかし、その時良ければよいコンビニ受診が多い。梅雨で疲れている人が多い、外邪の湿邪で体調を崩す人が多い。私の父が悪いと電話がかかってきた、だから夜中に起きている。見取りなので苦しみがなければそれでよい。喀痰が引けたら熱も下がったそうです。良かった。先日往診でうかがった方は何もしないで訪看の喀痰吸引だけでといわれました。誰も苦しむことはしたくはありません。

産業医

日本医師会の認定産業医制度は1972年に設立されました。初めはいい加減だったようで所謂名義貸しが多かったようです。阪神間の年に比べ産業医の報酬が異常に安い。ふつう、こんな安い報酬でできるわけがない。前任者はどうも名義貸しだったようです。産業医には更新がある。それなりに費用がかかる。姫路の産業医は何も仕事をしなくていいですよというくらい破格に安価です。私は産業医の上級資格である労働衛生コンサルタント(保健衛生)です。国家資格を持っているんです。悪名高き前東京都知事が厚生労働大臣の名前の証書を持っています。やる気をなくしました。しかし医師会の理事会をとおしているから辞退もできないらしい。2年は努めなければいけないそうです。頑張ります。そして今のところ喜んでいただいています。姫路ではストレスチェックテストは産業医の契約外つまりオプションです。報酬以上の仕事をしたいだから労働衛生コンサルタントになった、そしていろいろな方に試験合格の秘訣を伝授していました、きょうからゆかたまつりです昨日仕事の関係で城南公園のところを通りました。盆踊りのような準備がしてあった。報酬以上の仕事を必ずしたと思います。手術ができない立体視がない眼科医ですが事業現場の立場から見る産業医を労働衛生コンサルタントとして頑張りたい。最近は漢方薬やアレルギーの目以外の患者さんが増えています。

プラセンタ療法

プラセンタ治療に関心がある方はとても多いと思います。注射のプラセンタ治療は再診料込みで3割負担で500円です。ただし物が不足しています。サプリメントは高く効果も高くないそうです。サプリメントは痛くないが効果はプラセンタの注射です。日本人の更年期はHOTFLASHではなく肩凝りです。漢方薬も良いがプラセンタ注射もよいと思います。私はホルモン剤はメノエイドパッチしか使用したことがありません。しかし更年期年齢になると鬱と更年期、そして老眼の3つが重なります。肩凝りでも首が凝るのは老眼鏡かもしれません、日本漢方では肩凝りは柴胡剤、首凝りには葛根湯といいます。傷寒論の葛根湯を長期に用いるのは?大塚製薬のエクオールは迎えの調剤薬局にあります。薬剤師のいないドラッグストアにはありません、エクオールにはエストロゲン様の作用があります。つまり更年期障害にも有効なようです。さらには抗エストロゲン作用、抗酸化作用、抗アンドロゲン作用があるそうです。こういう話にはお金が絡みます納豆や豆腐を食べてなどの大豆イソフラボン腸内フローラが作れない人がいるのです。そんな人には大塚ホールディングスの食品のエクエルです。事前にキットで尿を検査すれば適応かどうかはわかります。

麻子仁丸

私は150はいかないが100以上は漢方エキス剤を処方できる環境にある。とても幸せな環境にある。中国の人件費は高騰している、さらに人参が高騰している。薬価かいてのたびに薬価が下がる漢方薬、多くはシェア最大手の会社の漢方薬である。瀉剤では麻子仁丸は比較的よく用いる薬です。麻子仁丸はおなかが痛くなることなく便がよく出ます。瘀血があれば桃核承気湯もある。漢方薬は名称が同じでも効果や構成生薬はメーカーさんで異なります。先日あるメーカ-から珍しくうちの麻子仁丸を使ってくれと言われました。漢方薬は採用したものを変えると患者さんから必ず前のが良かったといわれる。大手の会社の薬は手に入れやすい。しかしこだわりでいろいろなメーカーさんのものを使っている。また、錠剤やカプセルしか服用できない人も多い。錠剤しか服用できないのはあっていないのかもしれません。大黄が入ったものでは大便の出方が患者さんにわかる。他院で処方されたある会社の麻子仁丸が全く効かない、2剤服用しても効かないといわれました。同じメーカーの葛根湯でも錠剤や顆粒・細粒でおおきくこかがことなるしかつ
生薬の量が異なることもある。

往診

眼科の機械がいる眼科の往診はお迎えに来ていただければ行かせていただきます。他院の内科の往診をお手伝いさせていただいています。内科の往診には訪問看護ステーションとのコミュニケーションが重要です。医師よりもむしろ訪看のナースの腕の見せ所です。往診で患者さんを思いを込めて診るご家族にはすごい思い入れがあることを感じました。絶対に痛いことはしないでください、ご家族の思いの強さを感じました。往診でできることは少ない、しかし腕から採血をするのも駄目といわれるとむなしさを感じます。喀痰の吸引だけをお願いします、喀痰の吸引は家族が行えば医療行為にならない。ただうまく吸引できない場合もあるかと思います。嚥下できない高齢者の発熱に対して炎症を見極め抗生物質の点滴をするのは延命ではなく苦しみを取り除いているように思います。SpO2が80パーセントを割り込むと急に死が近づく。あっという間のこともある。危篤ということをあまりに強調すると本当の最期に会えないこともある。コミュニケーションは難しい。在宅はされていますか?と薬屋さんに尋ねられました。往診🈛は安くないから一生懸命です。

社会福祉制度改革

社会福祉保障つまり医療も介護も利用者に受難の時代が来ているようです。消費税上げないなら社会福祉保障の財源はない。スウエーデンみたいに消費税25パーセントで老後の安心を買えるなら致し方ない。日本では国が面倒みますと政治家が言わない。だから特養に今まで行われてきた世帯分離が通用しなくなった。世帯分離とは特養に住民票の住所を移すことです。これにより大きく入居の自己負担が減っていました。残るは離婚のみのようです。さらには預貯金がある人も厳しくなっているみたいです。個室のユニット型特養がいっぱい建設されましたが入るお金がありません。少子化対策と称される子供医療の無料化は少子化対策になるかのように見せかけ交付金のカットもなくなりその分、所得制限が甘くなっているようです。さらには4月の診療報酬改定ではいったん居宅に戻らないと急性期病棟から療養病棟に移れなくなっているようです。さらには頻回採血を必要とする糖尿病は医療区分2であったのがインスリンやソマトメジンCを注射していることが要件となり入院の壁がさらに高くなり患者さんも医療機関を選ぶようになっているそうです。私が聴いたことを書いて見ました。間違っているやもしれません。

SGLT2阻害薬

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学会の抄録集を忘れたとき

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