記事一覧

レメロン

アメリカの睡眠薬は抗うつ薬のデジレルが使用量トップとされています、2人の精神科の医師の講演の中の話で共通です。ちなみに5位がレメロンです。近くの調剤にはリフレックスが入っている。レメロンについて情報交換会で講師の先生とお話していると貴重な話が聴けました。PL顆粒を服用して眠くなる人はレメロンが飲めない。次の日に眠気が残る人のようです。いちばん眠くならない抗アレルギー薬フェキソフェナジンでも眠い人はレメロンが飲めない人。レメロンで異常に食欲が出るのもヒスタミン受容体が関係します。ヒスタミン受容体とレメロンは大きく関係するそうです。日本はとにかくベンゾジアゼピンや非ベンゾジアゼピンが安く簡単に手に入る。ベンゾも非ベンゾもBARBITURATEもアルコールを飲んだのと同じ状態だそうです。講師の先生に漢方薬は不眠症にいかがですかと尋ねると抑肝散を使いますとおっしゃいました。私は抑肝散陳皮半夏を用いますと申しますと胃腸虚弱なら陳皮半夏ですねとおっしゃいました。いよいよ今日から高松で東洋医学会です。昼から休診にしていこうと思ったが明日行くことになりました。

物騒な世の中です

診療が終わりWEB講演会を見ているとガタガタ音がした。何かと思ったら滅菌器の音でした。駐車場が夜間無人になり気持ち悪いのでかなりまえに防犯カメラを取り付けました。嘘だと思ったら電飾の西川クリニックの看板を見てください。駐車場は完全に移ります頭をふる機能もついています。カメラはダミーだとドロボーにわかるので本物を設置していますが駐車場でターンしたり駐車場に車を止めたりブロックの塀を乗り越えたりする方が後を絶ちません。今の防犯カメラは安価でよく映ります。人物の同定や車のナンバーははっきり映ります。テレビで見るコンビの防犯カメラの画像なんて目ではありません。すごく鮮明に移ります。これで真夜中に犬の糞をさせる人物もわかりますが防犯カメラに気づいたのか、犬のふんはありません、今の監視カメラは精度が良いです。すごく顔まで映ります。東洋テックの警備と合わせてかなりセキュリテイが頑丈です。

アレジオン点眼液

アレジオン点眼液の処方量が少ないとMRさんにご忠告いただきました。そして6月というのに新たなシダトレンの希望者もおられません。しかし姫路では今年は全くといってよいほど花粉は飛散しておらず花粉症とアレルギー性結膜炎の患者さんには過ごしやすい年です。眼科の検診をしていても目は白い。不思議な都市です、姫路に講演に来られた西間三馨先生は1月後半の雪でスギの雄花が落ちてしまったといわれましたが不思議な年です。そしてヒノキ科の花粉も異常に少なかった。少し飛んだのがブナ目の花粉です。ブナは寒さに強い。確かに一月の寒波が大きく影響しているかもしれません。ナゾネックスが高いといわれました。これは姫路の今年の花粉飛散が非常に少なかった証拠です。発売以来初めてナゾネックス点鼻薬が高いといわれました。ナゾネックスよりエリザスが良いという方がいたのも今年のサプライズでした。要するにアレルギー性結膜炎や鼻炎そして花粉症が軽いから高い薬は不要というのが今年の姫路の花粉症です、後発医薬品率を迎えの薬局は65パーセント以上維持しており安くて良質な医療を提供しているつもりです。かかりつけ薬剤師もいつでもできる素敵な薬局です。医療機関にとって薬を多く処方してよいことは一つもありません。査定されたら処方箋料や薬局の調剤料まで査定されてしまう。

赤い色素

赤い色素は👿です。赤い色素コチニールでできてるので有名なのはカンパリオレンジやカンパリソーダのカンパリですがかまぼこやベーコン赤いものにはコチニールが入っており要注意です。コチニールにカルミン、カルミンさんが入っているそうです。2012年の消費者庁の注意喚起以来多くの方が知るところとなったコチニールは赤く染まっているものに多く配合されています。化粧品の赤にも配合されている場号されていることもあります。ヒラウチワサボテンに寄生するカイガラムシ科エンジムシつまり中南米原産の昆虫の雌の乾燥体がコチニールの原料です。コチニールは経口摂取するとアナフィラキシー化粧品として塗布すると接触性皮膚炎、吸入するとまた症状が出る。アイシャドウいちご味のものグアバジュース赤いものは怖い。クルクルずしの普及で魚卵も怖い。いくらやとびっこは一度アレルギーになると緩解しにくいらしい、うちの子供に大丸のイクラを10年ぶりに食べさせた。無事大丈夫だった。以前は口に回りが真っ赤になりました。魚卵は私が子供のころは食べることがなかった、今はたった百円、平日のはま寿司ならもっと安い。5月最後のブログですがきーわどの一番はオングリザ売れないでした、大塚製薬か協和発酵キリンの関係者が多くご覧いただいているのかな。

中学生以下医療費無料

今日明日眼科の検診で多忙です。さらには今日は運動会の代休のところが多くばてました。中学生以下医療費無料の恩恵でアレルギーの方には採血で検査することを勧めております。さいたま市で5年で5倍に医療費が膨らんだという悪名高き医療費無料化です。私が首長なら高校生まで五割を勧めます。その方が本当に必要な医療を受けるからです。うちにもあきれた患者さんがいます。うちの子お世話になりましたが3月に来月から来ませんだって無料じゃないから漢方薬なって飲めませんといわれました。ご本人は効いているとおっしゃってましたが行政もやることが極端です。兵庫県西部では医療費無料化を施行していない自治体は上郡と太子町だけです。それでいて休日夜間は姫路市が運営する休日夜間急病センターへ押し寄せてくる。特に0時以降は姫路の休日夜間急病センターにみんな来る。おまけに余りの勢いで無料化が進んだから国から無料化のペナルテイとしての助成金や交付金のカットも廃止だそうです。医療費無料化をしており姫路の急病センター受診率が高いところは医師や看護師だけでなく薬剤師や熟練事務職の出務手当の女性をすべきと思うのはきっと私だけではありません。

買い物

先生その服何処でこうたん?メガネはどこ?隣のマックスバリュでかごを持っているとかごの中を覗かれる。私が着る衣服やメガネそして食料品まで患者さんはみている。隣にお好み焼きのお店ができたので学校検診で自宅へ帰る時間もないと思い立ち寄ると患者さんがいた。今年の正月神戸の大丸で紳士用福袋を買っているところをお近くに住む患者さんに目撃された。患者さんはご主人の衣服を選んでいたそうです。そしてLUPICIAでお茶の福袋を買っているところも目撃された。昔姫路のケーブルテレビのWINKで目の話をしたところ先生やったんやねと百貨店で言われた。きっと汚い恰好をしているので何者と思うのであろう。山陽百貨店で三陽商会のマッキントッシュの服を見ていたら冷たくされた。神戸や大阪の百貨店では店員さんは呼ばないと来ない、姫路は客が少なすぎてゆっくり見ることができない。ヒトを身なりで判断してはいけない、玄関に土を落としていく人は後期高齢者になっても医療費3割負担の方が多い。つまり土地を持っており農業の仕事をされている勤勉な方です、そしてハイツを経営されていることが多い。人生は紙飛行機のようなものです。

カバノキ科とハンノキ科

今血液検査のメーカーさんお薬屋さんなどにお願いしてブナ目について文献をお持ちいただき読みまくっている。カバノキ科とハンノキ科には共通抗原がある。同じブナ目だから当たり前です。ブナ目にはカバノキ科カバノキ属、ハンノキ属、クマシダ属、アサダ属、ハシバミ属ブナ科ブナ属、コナラ属クリ属シイ属マテバシイ属があるそうです。大豆アレルギーにはもやしも含まれます、水分が多い豆乳や豆腐、湯葉が大人の大豆アレルギーで注目されています。シラカバやハンノキは大豆摂取により経気道感作による食物アレルギーを起こします。従来から行われている大豆のイムノキャップでは成人で陰性になることが問題でした。特に水分量が多い豆乳が原因とされるOASが注目されています。花粉症と野菜果物アレルギーは密接な関係です。花粉を吸入するとIgEが産生されタンパク構造が似たものを摂取すると症状が出ます。OASやPFSでは六甲山のオオバヤシャブシは有名です。カバノキ科と関係するPFSはバラ科やナッツ類です。北海道や長野ではシラカバが多いですが、ハンノキは全国どこでもあります。意外と知られていない花粉症です。

デイレグラ錠

デイレグラにはOTCの鼻炎薬と同じプソイドエフェドリンが配合されています。プソイドエフェドリンはツムラの麻黄に多く含まれています。デイレグラ錠がかなり浸透してきました。浸透しない原因はプロモーションをしないことさらには2シーズンたっても長期のデータが8週間しかないことです。プロモーションしないからMRさんとお話したら知らないことが多かった。錠剤なのにカプセルに入っており時々便から出たと連絡が来るそうです。でレグら2錠ならOTCのパブロンと変わらないプソイドエフェドリンの量だそうです。でレグらは2錠が私の標準使用量です。サノフィでMRさんが過労自殺で予見義務が問われ2400万円の賠償請求を認める判断が司法の手で下されました。かなり前のMSさんがデレグラのことでサノフィアベンテイスが面会をしてほしいといっているというので時間を作った。来てみたら違う商品で私が使っているものではなかった。サノフィは不思議な会社です。デイレグラを使ってみたら眠いといわれた。ふつうは覚醒するが不思議な経験でした。フェキソフェナジンとpseudoephedrineの配合薬がデイレグラ錠です。

SGLT2阻害薬と脳梗塞

SGLT2阻害薬は尿から糖を排出し尿量を増やす薬です。SGLT2阻害薬で本当に脳梗塞は増えるのでしょうか。糖尿病で脳梗塞が増えるのは当たり前です。糖尿病治療の目的は合併症を起こさぬことです。脳梗塞が多いのは春と秋の彼岸です。脱水が多いのは夏です。だからと一時5人以上SGLT2阻害薬のスーグラを使用していました。しかし、夏にご用心というので夏には他剤に変えてしまった。SGLT2阻害薬が発売され脱水で脳梗塞になるというのが盛んに言われている。脳梗塞の危険因子は高血圧であると思う私はずっと疑問に思っていました。内科医会の講演会で座長の労をおとりくださった医師がジャデイアンスが30パーセント心血管エベントが減少するまるで心臓の薬みたいですねとおっしゃっていました。今の厳しい時代に適応外の事を言及していけないそうですがメーカーでなければよいのでしょうか。利尿剤をジャデイアンスに加えてもかわなかったようです。ペットボトル一本余分に飲みましょうというが漢方薬の考えでは余分な水は津液にはならず脾肺腎から排出と吸収のバランスをとります。逆に水分を多く摂取すると脾胃の虚弱を増強する。

シダトレンどこでやっているの

スギ花粉症の舌下免疫療法のパンフレットを受け付けにおいているとこれ何処でやってんのと尋ねる人が後を絶たない。つまりポスターのインパクトが低いような気がします。6月をまじかにしてアレルギー検査をしてもシダトレンを新規導入する人がおられない、姫路は兵庫県でも以上にスギ花粉の飛散が少なかった。シダトレンは5年以上はしないそうです、そりゃいくら安いといっても5年の年月続けてダメならあきらめがつきます。シダトレンってどこでやっているのと良く訊かれます。日本医科大の大久保教授のお話を拝聴してきました。ほぼ満席でした。今度のアレルギー学会でもフル回転のようです。ミテイキュアとシダトレン新たにしたいという患者さんはおられるがパンフレットだけが減ってゆく。今日も交通費を投資しました。考えてみればシダトレンは一日100円の3割30円×30日なんと千円しないではないか。おまけにシダトレンの治療を行うために東京まで休診にして参加して・・・。今ではパソコンで簡単に登録できる。6月から始める人はおられるでしょうか。まずはご来院ください。続ける自信がない人はやめた方が良い。