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眼科実践講座2016

京都での受講料30000円の新・眼科診療アップデートセミナーが終わったと思ったら東京の受講料15000円の眼科臨床実践講座2016の案内状をいただきFAXで申し込みました、締め切りが4月8日に迫っていた。最近は宿泊が難しい。いろいろな会への参加が宿がとれるかどうかで決まることも多い。おそらく締め切りが昨年は開催ひと月前であったのに3か月前の締め切りになっている。眼科臨床実践講座は昨年はキャンセル待ちでした。4月は受講料20000円の生涯教育名古屋講座もある。初回はJ&Pタワー&ホール、昨年は品川でした、今年は日本橋らしい。今年は受講料6000円の8月のアレルギー学会の専門医教育講座でJ&Pタワー&ホールを訪問します。しかし、新幹線で姫路から京都は新快速もあるが新幹線でも1万円以内です。名古屋になると2万円、東京までは3万円かかります。そしてビジネスホテルがむかしは東京でも6から7000円で泊まれたのに今は倍から3倍です。あと何年働けるかわからない。系統中医学講座も今の形ではこの2年で終了です。VIDEOやDVDは多くそろえていますが今後どうなるかわからないのですべて購入をお願いしました。

安全関する講演

従業員500人以上になると専属産業医が配置義務となります。50人以上の産業医選任義務のある事業所では労使の代表者からなる衛生委員会とか安全衛生委員会と名付けられているところが多く開かれている。3月は年度末で委員会を締めなければならない。普段は衛生に関する内容ですが大手企業は安全も要求される。労働衛生コンサルタントには保健衛生と安全があります。3月は安全の話を求められています。KEYWORDはハインリッヒの法則、ヒューマンエラー、注意・不注意、錯覚などです。記憶と忘却ゼロにしたいのは事故です、ヒューマンエラーをゼロにすることを目指します。結局は私たちが日ごろ取り組んでいる医療安全に帰り着くと思います。PDCAサイクルはご存知でしたがハインリッヒの法則は従業員さんはご存じなかった。Y大学の患者取り違え事件以降ハインリッヒの法則は有名にはなっています。ハインリッヒの法則は一つの重大な事件の影に29件の軽い事件が隠れ300件のインシデントがあるというものです。

SMALL BOWEL FECES SIGN

イレウスは腸閉そくのことです。腸閉そくの漢方薬といえば大建中湯です。それで再発を繰り返す時が本当の漢方診療です。今やイレウスの放射線診断にCT SCANは必須らしいです。SMAL LBOWELは小腸のことです。 FECESは糞便です。SIGNは兆候です。MRIは任意の断面でSCANできるのが特徴でしたが最近のCTは目覚ましい進歩があるようです。胃を手術していたら癒着性のイレウスを頭に置きます。これが従来の基本ですが最近は食べ物が詰まってイレウスというのが増えています。咀嚼力の落ちた高齢者が増えていることと関係しますが従来のAXIAL SCANだけでなく矢状断や冠状断での画像が見れるようになったからのようです。SMALL BOWEL FECES SIGNは小腸に閉塞があるときのサインです。放射線科も私が属したころは放射線診断学と放射線治療学はどちらもできないと放射線専門医にはなれませんでしたが今は放射線治療と放射線診断学は独立しているそうです。私が放射線を選択したときにはMRI,そしてPETの出現で大きく放射線科も変化しました。HEAD&NECK、CHEST,ABDOMENと画像診断もいろいろあります。放射線科は奥が深い診療科です。

専門医のための原典と条文の手びき

日本東洋医学会が刊行する専門医のための漢方処方の原典と条文の手引きを用いて条文を考え漢方専門医の更新をしたのは既述のとおりです。専門医のために漢方処方の原典と条文の手引きの最後がエキス製剤のメーカーによる違い一目でわかる各生薬のエキス製剤のなかの量が記載されている。木村豪雄先生が桂枝茯苓丸エキスの4グラムのメーカーというお話を講演の中でされましたので専門医のための漢方処方の原典と条文の手引きの後ろのところで比べてみました。一番大きな会社のものが3グラムの生薬でした。私が使っている桂枝茯苓丸は4グラムの生薬のメーカーでした。エキス剤の構成生薬を考える奥深いものであるとともになぜこのような記載がなされているかよく理解できません。東洋医学会漢方専門医も更新は多くの漢方医に書類の書き直しを求めて激震が走りましたがそれは良い例、悪い例を示し条文に基づき処方することを求めるもののようです。あなたの考えは聞いていませんというスタンスは明らかです。これでは先人を超えた漢方治療はできないと思います。

医薬分業

医薬分業は厚生労働省が進める施策です。薬を調剤薬局でもらうと高い。しかし、わたくしのところみたいな眼科のみならずアレルギー・漢方薬そしてLIFE STYLE DISEASE迄さらには小さなお子さんの水薬や粉薬そしてご年配の方の一包化までいろいろな病気の方がお越しいただくのに対応するには医薬分業は必須です。4月から30日を超えた処方をすることが制限されている。病院無床診療所はわけへだてなく縛りがかかっている。200勝以上の病院は開業医に紹介して予見できる処方を行う。無床診療所の開業医は長期処方を行うには時間外に連絡先を患者さんに示すこととされています。今までは小泉内閣の行き過ぎた改革で長期処方を進めていたが医療機関の役割分担を求めて長期処方に制限をかけた。湿布薬もレセコンで一日の使用枚数を入力しないといけない。つまり、もし一か月を超えない処方となると一日一枚×日数×部位数となります。湿布薬の保険外しが見えてきました。査定されるのは医療機関です、調剤薬局は何も痛みがない。さてこの先どのようになるのでしょう。

予見できない長期処方

4月1日からお薬の処方箋の下の方の欄が変わっているのをご存知ですか?残薬の確認が必要になっています。そして後発品変更不可の印を押すには理由を記載することが必要です。さらには処方箋には記載がありませんが一枚の処方箋で後発品がるお薬を二つ以上一般名処方すると3点になります。後発品があるお薬を一般名処方すると患者さんが薬剤師さんと相談の上薬を選ぶことができます。湿布を多く出せなくなっています。F400処方箋料のはなしですが、残薬管理に関して30日を超える処方が制限されることになりました。要するに200勝以上の病院では開業医と連携し30日以上の処方つまり予見できない処方はしないように、夜間無人の無床診療所で30日を超える期間の処方をおこなうときには患者さんが当該医療機関にいつでも連絡が取れることが求められています。診療報酬改定で処方箋の様式が変わりました。残薬確認を調剤薬局が行います。私は余っていないか丁寧に効いているのでまとまった残薬はないと思います。小泉内閣の規制緩和が行き過ぎている。それが少し元へ戻っている感じがします。残薬管理は医療費削減につながると思います。

イフェクサーSR

ファイザーのイフェクサーSR発売記念講演会が終わりました、朝9時30分から13時まででした、ネットで新宿の都庁のお隣の京王プラザホテルからの中継です。東京へ行けるのは県で数人のことが多い中でネット配信していただければ助かります。医師が見れば何よりも患者さんのためによいことです。イフェクサーSRはSNRIですが低用量ではSSRIのような効果があるそうです。イフェクサーはFDAが認可した低分子薬なのに日本では臨床治験が長引いた、その不安感を払しょくする意図が見られました。世界90か国ではつばいされているそうです。もともと合併したワイスの薬でしたが日本では第二相P2後期試験がよかったので容量反応に成功し余りの結果の良さに第三相P3を飛ばそうとして厚労省やPMDAと交渉したことにより二年のロスたアイムがあったそうです。また当初IRであったものがSRつまり徐放剤になり副作用軽減など優れた財形になったそうです。2011年よりファイザー社の努力で一気に発売となったそうです。サインバルタが線維筋痛症から腰痛にも使えるようになり抗うつ薬の処方が増えそうです。さらにはSSRI覇者抗不安障害にも使えるようになりました。昨日は漢方、きょうは抗うつ薬よく勉強できました。しかし昨日は自宅へ帰ったのが22時半姫路城のブルーのライトアップがまた見えました。

西日本医師漢方アカデミー

世間は桜の花見ですが私は漢方薬を患者さんのために姫路では普及していない中医学特に系統中医学を診療に生かすため18時から20時まで勉強してきました。お城周辺は駐車場へ入れない車、山陽百貨店の地下の人もすごく多かった。新快速も姫路から立つ人が多かった。ひとひとの姫路を後にして大阪梅田に向かいましたが須磨浦公園でも花見の人が多くびっくりした。梅田も人また人です。西日本医師漢方アカデミーも満席でした。そして西日本医師漢方アカデミーの桜十字福岡病院の木村豪雄先生の講演の中で印象に残ったのは漢方よろず相談の中で傷寒論を慢性疾患に持ちこまない。傷寒論にだけ記載がある処方は急性期向けです、なるほどなと思いました。人参湯は人参で元気になる処方ではありません。そりゃ乾姜が君薬です、誰が人参湯と名付けたんでしょう。人参湯は心下痞の処方です。真武湯は尿量が少なく水様便、人参湯は尿が多く、泥状便です。二つを合方すれば茯苓四逆湯の方意になります。日本東洋医学会の漢方専門医の更新で古典の条文を根拠に処方を選ぶということが今年の更新では求められました、あなたの意見は聞いていない。良い例悪い例が例文としてあり自分の意見は書くなとまで書いてありました。漢方と患者さんはひとくくりにしますが・・・・・。姫路城のライトアップきれいでした。糖尿病デイと同じ青にライトアップですが今日は晴れで舌、糖尿病デイも土曜日でしたが大雨でした。

残薬確認

私のところは時間外以外は院外処方です。調剤薬局で残薬確認が診療報酬改定で必要になった。残薬確認を薬剤師が行った後どうするか?医療機関が発行する処方箋の下の方に印字されるようになりました。処方箋をじっくりご覧ください。その都度確認してご連絡いただくようにチェックす予定です。たぶん私のところはそんなにない。往診に行くと残薬がいっぱいある。私も本当は4月からよその内科の往診を請け負うことになっていましたが父危篤の状態になり断念しました。特に漢方薬の残薬は多いようです。だから私は一日三包は処方することが少ない。なぜなら他科の医師もお薬をたくさん処方しているからです。そして後発品変更不可の理由を明示することが要求されるようになりました。今は一品目に対して二十社以上の後発品が発売される時代です。ユニシア配合錠のように武田薬品工業のグループのあすか製薬のカムシア配合錠やアレグラのオーソライズドジェネリックであるフェキソフェナジン「SANIK]などこれならいいかと思うものもあります。ジェネリック率六五パーセントや七五パーセントと簡単に言うが子供の医療費無料化や生活保護の方の医療費無料化では実現は困難だと思います。私のところは生活保護の医療券はご利用できません。

後発医薬品のある先発医薬品

国家戦略で先発品がある後発品は使われない時代です。エパデールもしかりです。EPAはサプリメントにも含まれる。しかし、エパデールがイコサペント塩酸とは原料の魚が違うとされています。味やマグロはDHAが多い。今回2015年11月から史上三番目のエルニーニョが起きたがエパデールは日本水産と共同でペルー産のイワシをそして12cm以下のこどもを生んでいないイワシを使っているそうです。エルニーニョがいったん起こると3年の年月が買いh苦にかかるそうです。さらに日水は筑波工場で化石燃料を使わず油を生成しているようです。酸化防止のため真空と窒素置換を3回行い原体を充てんするそうです。エパデールはだからにおいもせず色もつかない。EPAとロトリガのようなDHA配合薬どちらが良いか。動脈硬化ではEPAです。しかし、バイオマーカーがEPA/AAしか今は保険では測定できません。HDLとEPA/AAは正の相関があります。EPAはコレステロール引き抜き作用と抗酸化作用はあります。私は近いうちにサプリメント代わりにエパデールを服用してみようと考えています。ロトリガにはにおいがあるとされています。ロトリガはいっぱい講演会がある、エパデールは講演会で勉強する機会がなくなっている。両方聞くと面白いですよ。しかしEPA/AAはみんな低いですねー。