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子どものアレルギー

子供のアレルギーは最初は食物アレルギーから始まります。気管支ぜんそくは2歳に秋に発症することが多いとされています。ダニアレルギーは2歳で急に増える。喘息発作は気温・気圧・湿度と密接に関係します。喘息死はゼロ作戦のためか吸入ステロイドのためか大きく減少しています。乳幼児にはまだまだ治療困難例があるようです。アトピー性皮膚炎は減っているが気管支ぜんそくは減少しません。畳が減った、あるいはカーペットの売り上げが1980年代にピークを迎え減っていることとアトピー性皮膚炎は関係するかもしれません。今のところ3回目の喘息死のOUTBREAKはなさそうです。アレルギーを全身疾患としてみるという法律が昨年7月国会を通過しました。私も2月に知りました。ところで乾燥肌に早期のスキンケアはアレルギーマーチを阻止するかという話があります。経皮感作の概念からは可能性はあると思いますがこれからEBMの積み重ねが必要になります。アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症は減っていません、今年の姫路はスギ花粉の飛散は大変少なかった。ニュースで女御県南部といっているのは西宮芦屋の阪神地区のデータです。そろそろヒノキ科です、患者さんが入れ替わっています今日の外来はどんなものでしょう。

ロコモテイブ症候群

骨も筋肉も40歳から低下する。整形外科では2007年ロコモテイブ症候群を唱え今や整形外科ではロコモ1色だそうです。整形外科では資格のある職員をロコモコーデイネーターに育てる試みが6月に大阪であるようです。ロコモテイブ症候群は日本語では運動器症候群のことです。40歳代からの運動器の低下は寝たきりにつながる。筋肉の量は体重の40パーセントです。80歳には30から40パーセントの体重減少をきたすようです。ロコモは骨・筋肉・関節の衰えが要介護状態につながります。骨は20歳代でピークを迎え男性は60歳、女性は40歳以降減少を始める。筋肉は20から30歳代でピークを迎えるそうです。子どもにもロコモがあるそうです。子供のロコモの3徴はバランス能力の低下、柔軟性の低下、使い過ぎです。おとなのロコモはバランス、筋力低下、骨関節の異常の3つです。平成28年4月から学校検診で運動器検診が導入される。それが子供のロコモのようです。今の子供は体が硬く、反射神経が鈍くバランスが悪いようです。地域のスポーツクラブで小さなときから週に2回程度活動していてもの話です、

女性アスリーツ

日医認定スポーツ医の講習会で女性アスリーツについて専門家の女性医師の話を聞いた。シャラポア選手のドーピングでタイムリーな講演会です。漢方薬の中でも麻子仁、半夏、麻黄が禁止物質だそうです。漢方薬においてはすべての成分が明白でないからだめらしい。つまりドーピング検査が行われる競技では漢方薬の投与をしてはいけないのです。利尿剤は尿が薄まるからだめらしい。喘息の薬では目プチンやホクナリンテープが禁止物質だそうです。女性アスリーツ月経周期という男性アスリーツにはないものがあるからには難しい。女性アスリーツの3主徴とは骨粗鬆症、無月経、LOW ENERGY AVAILABILITYです。無月経による低エネルギー状態が骨粗鬆症を促進する。女性の体重は月経前から月経中に増えるそうです。月経後体重は減少する。ESTROGEN依存性に18から20歳で最大骨量を獲得するそうです。つまり10歳代でのESTROGENの低地が問題です。ところでプロ野球の選手がドーピング検査を受けるチームの3選手にお金を渡していたとか。漢方薬もドーピングは要注意です。

スギ花粉症2016

姫路では今年はいや今年もスギ花粉が飛散しない。とても暇です。目があかい人がお越しにならない、目が赤いと思ったら違う病態です。うちの子供もスギ花粉が免疫療法で治ったかの様子です。シダトレンをしている人も満足ですとおほめいただく、しかし3年前に比べスギ花粉の飛散が非常に少ない。スギ花粉症の舌下免疫療法をやめるひとは全国的に10人に1人だそうです。鼻が詰まって眠れないという人も見えない。スギ花粉の飛散は向こう10年減ることなしと言われているが昨年も今年も花粉症が軽い。スギ飛散は8月の日照時間と降水量と気温と3月の雨により変化するとされています。落としなら漢方薬の顆粒や細粒でなく錠剤やカプセルでも十分に対応でそうです。もうすぐヒノキ花粉に代わる、今年はずいぶん診療が暇に終わりそうです。しかし、わかりません。スギの花粉飛散が非常に多いとニュースでは報道されます。シダトレンをされている方がニコニコされています。薬をやめてから楽になるシダトレンが治療中に楽になっています。

ROCKってなんですか

ホームページにROCKと記載しているのは何かと研修医時代大いにお世話になり民間病院に移られてからわたくしどもの病院に手伝いでお越しいただいた先輩医師から尋ねられました。眼科ではROCKとはROCK阻害薬と分かるが非眼科の医師ではわかるはずもない。ROCK阻害薬は主経路からの防水流出を促進し眼圧を下げる世界初の点眼液です。また角膜内皮細胞を増やす働きも注目されている。緑内障領域では濾過法の維持効果も期待されている。角膜内皮細胞の接着増殖細胞死の抑制つまり再生医療への応用が行われる可能性がある。神経保護や軸索再生そして黄斑浮腫の治療への応用も期待されている。角膜内皮細胞に対するRhokinase(ROCK)阻害薬は内皮細胞接着と細胞増殖を増やしAPOTOSISを抑制します。ROCK阻害薬は内皮細胞以外は増殖を抑制するそうです。培養角膜内皮細胞とROCK阻害薬を前房内へ注入してうつむきに休んで内皮細胞の接着を促進する。夢の世界です。2015年には再生医療安全性確保法が成立しているそうです。最近の国会は揚げ足取と思っていました。どんな法律が成立したかさっぱりわかりません。同志社大学と京都府立医科大学の共同研究はすごい夢がある。内皮細胞はいったん減ったらふえないという常識が変わろうとしています。今日は小学校の卒業式で暇そうです。

二つのダニの舌下錠の違い

舌下免疫療法がおこなわれている。二つあるダニの舌下錠の違いは何か。わかりません。治験している医師が同じだから仕方ない。アステラス製薬は昆虫で作る短期間でできるインフルエンザワクチンのみならずスギ花粉やピーナッツアレルギーワクチンをアメリカのベンチャーを買収して手掛けているようです。大日本住友製薬と武田薬品工業はIPS細胞の製品化に向けて切磋琢磨している。大日本住友製薬っは今は売る薬がないがIPSのみならずMDSつまり骨髄異形成症候群のワクチンも開発中だそうです。ジェネリック医薬品が登場したら終わる、今の生活習慣病の薬は側鎖を変えるだけという医薬品も少なくない。大塚製薬はアルツハイマー型認知症のお薬ワクチンを開発中だそうです。そういえばムコスタ点眼液の澄明化製剤は苦戦しているそうです。社長が3年で製品化するとおっしゃったが難しいみたいです。阪大とメデイパルHDは生活習慣病の予防ワクチンに着手したそうです。塩野義製薬は食道がんのワクチンつまりがん細胞に発生するたんぱく質の一種を合成したものだそうです。シダトレン・ミテイキュア・アシテアも海外での考えはVACCINEワクチンです。

新眼科診療アップデートセミナー2016

新眼科アップデートセミナー2016に参加しました。地下鉄を降りるとお近くの女医さんとご一緒になりました。姫路から参加するとNOZOMIを利用しても14時30分ぐらいに到着するのがやっとです。黄斑変性症の演題が終わりかけていました。新眼科診療アップデートセミナー2017はウエステイン都ホテルで3月の第4土曜日から日曜日に開催されることになるそうです。桜さく京都で宿がとれない時期です。夏から募集をしていただけるみたいです。いろいろ問題学びましたが近視予防のお話を興味深く思いました。近視の予防はこれというものがない。累進多焦点レンズ(PAL)や0.01パーセントのアトロピンの点眼のお話を聞きました。二日目も朝8時から塩谷先生の多焦点コンタクトレンズのお話を聞きました。中心遠用と中心近用があるが一概にはどちらが良いということはないそうです。私もソフトコンタクトレンズの遠近両用はモノビジョンで処方することが多くなっています。左右に違うレンズを入れることに抵抗があったが今は遠近両用コンタクトレンズの成功率を高めるのはものビジョンであると確信している。

眼科やアレルギーの講演会

眼科の専門医制度は以前から充実している或いは進んでいるといわれている。そのいちばんはカードに顔写真が入っていることです。眼科の講演会は普通2時間で参加費1000円というの多い。配布資料は著作権や肖像権の関係か全くない。京都の新眼科診療アップデートセミナーは参加費が3万円の会です。わかったような気になるのは雑誌投稿中などの理由がない限りパワーポイントのスライドがテキストになっている。東京でも似たような会が夏と冬にあるが会費も15000円、パワーポイントのスライドは配布されるのが少ない。10月に岡山か広島で行われるのは一日3000円二日で6000円パワーポイントのスライドの配布は非常に少ない。日本眼科医会の生涯教育講座が20000円テキストはかなり充実したがパワーポイントのスライドではなく文章で配布される。アレルギー学会の専門医講習会は6000円で夏は以前は総評会館だったがJPTOWER&HALLに変わった。春は学会の午後です。12月にパシフィコ横浜で行われるアレルギー総合講習会が15000円でテキストはパワーポイントンになっており実習もあり役立ちます

スギ花粉症

姫路ではスギ花粉症は今年も軽かった。姫路では昨年に続きスギ花粉は飛ばなかった。シダトレンで花粉症が治ってしまったと思ってる患者さんがいるから怖い。シダトレンの効果にはバイオマーカーがありません。本人さんしかわかりません。マスコミで何かと腸管免疫が注目されています。経口免疫寛容薬が山口大学・九州大学そしてベンチャー企業連合が実験中です。アシテアダニ舌下錠でANAPHYRAXISが2例あったそうです。今年も姫路の花粉飛散がすごくすなかったようです。目が真っ赤、鼻閉で息ができないから何とかしてくれという人がいなかった。鼻噴霧ステロイドとアレグラとプソイドエフェドリンの配合錠デイレグラそして炎症を改善する麻黄や石膏が配合された漢方薬のフルメデイケーションが必要な人が少ない。そしてシダトレンもより高濃度の舌下錠を開発中で遠からぬ時期に登場するらしい。ダニアレルギーは舌下錠でシダトレンは液体です。液体よりも舌下錠のほうがよりJAUが高いものができるそうです。ミテイキュアとアシテダニのどちらが有効か。あるいは違いはHOW TO SLITでも明らかにはなりませんでした。SLITは花粉飛散が全国でつまり東北で終わる6月に新規施行ができます。ダニはいつでもできますがスギ花粉合併例ではダニも6月からです。漢方薬は風邪薬と抗アレルギー薬が同じです。咳とか全然違うことが薬情に記載してあると電話がよくある。これがゼロになるのが院外処方のメリットになります。アレルギーも感冒もふうじゃです。

認知症

正常と認知症の間、認知症予備軍が軽度認知障害MCIです。MCIの半分が認知症に至ります。MCIは当然本人は気づいていません。物忘れには危険なものと大丈夫なものがあるそうです。記憶には覚える、ためる、取り出すの3段階があるそうです。危険な物忘れというのがあるそうです。危険なのは覚える段階の問題、同じ本を買う、約束を忘れる、何をするか忘れることだそうです。認知症の方が行うこととして振り向き動作と取り繕い現象をご存知ですか。家族に助けを求めるのが振り向き。なんとかその場を乗り切ろうとごまかすのが取り繕い現象です。認知症は増えている。400万人以上おられる。毎日の診療を行う中で診療科を問わず認知症を学ばないといけない時代です。忘れてよいのよ私が覚えておくからねと認知症の方には接する必要がある。前頭葉側頭葉型認知症は性格変化と社交性の欠如つまり突然立ち去る、同じ行為を繰り返す。レビー小体型は幻視とパーキンソン症候群つまり小刻み歩行、脳血管性認知症は記憶言語障害と歩行障害、アルツハイマー病は記憶障害から始まり、つまり、最近のことを忘れる、段取りがたてられない。認知症の半分がアルツハイマー病です。不登校も多いが認知症も多い。多すぎる。風邪に苦しみましtがかなり改善しています。高齢者は認知機能に影響する抗コリン薬が使えません。。。。。。。。風邪には漢方薬がよいです。