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かぜ

来週でおわる当直で風邪をいただいたようです。昨日は京都に泊っていたので葛根加朮附湯しか持ち合わせていませんでした。いつも服用する秘薬の漢方薬は持っていませんでした。3月19日は声をからしてハスキーボイスで診療した。そして新眼科診療アップデートセミナーを受講するために京都国際会館へ向かい、受講してさらには大阪でHOW TO SLITを受講した。そして京都に舞い戻り宿泊、今日は朝8時からアップデートセミナーを受講した。すっかり風邪がこじれた。風邪に葛根湯は私にはまったく無効です。もっと良い薬があります。漢方薬はカバンに入れておかねば意味がありません。HOW TO SLITには多くの意思が九州や沖縄から参加しておられ質問されていました。私の中で禁忌が常識であったシダトレンとミテイキュアの併用をされている医師が九州におられた。一か月ずらして2剤併用するそうです。慎重投与だから併用はしない薬でしたがびっくりしました。しかし、交通費自己負担で熱心な方が多くおられるようです。3連休もあと一日何としても漢方薬で風邪を治さないといけない。新眼科診療アップデートセミナーは来年は3月第4土曜日から日曜日です。桜の季節の京都は人が多く嫌だ。

今年の花粉症

今年は一月からアレルギーの症状が目と鼻を襲っています。そして今年のアレルギーは単なるアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎ではないようです。たとえばアレルギー性鼻炎とまったく同じ症状でアレルギーけんさが陰性の病気を血管運動性鼻炎といいます。アレルギー性鼻炎は軽いので鼻閉がないつまり眠れる結膜炎は目が白いがかゆくて痒くてといってお越しです。これはひょっとして黄砂の影響が考えられると思います。3月8日に西を見ると白かった。この日から花粉によるとみられるアレルギー症状が増えた。そして3月9日雨だったがアレルギーの患者さんはへらなかった。そして漢方アレルギーの代表的処方である小青竜湯は寒い時期にはとても効きます。しかし、春の陽気が世の中に満ちてくると小青竜湯ではだめになってきます。さて今年は花粉が飛んでいることになっているのに目が白い。不思議な気持ちです。これはひょっとして大気汚染つまり黄砂の影響ではないかと思います。今姫路は雨が降っています。明日も雨ですが雨が止んだあとの午後が症状が悪い。花粉は軽いから簡単に舞い上がります。山から飛んできます。今年は目が真っ赤な人や鼻詰まりで何とかしてくれという方がおられません。ステロイド点眼は眼圧上昇を招く恐れがあります、眼圧を測ってから用いるのが原則です。

今年から8月11日は祝日です

ご存知の方も多いとは思いますが今年から8月11日は国民の休日です。つまり製造業では12日を労使協定で休日にすればお盆は大型連休になります。賃上げしたといっても保険料率が上がり実質手取りは増えていない。私たち医療には関係ないといいたいような気がしますが休日となると休日夜間急病センターの出務になるのです。診療所は休みでも急病センターで働く意思がいる。影響は大きい。どちらかといえば個人的には6月に国民の休日を設けていただきたい。では8月11日は何の日でしょうか。山の日です。山に親しむ日、山の恩恵に感謝をする日です。祝日は16日に増えます。昨年は9月にシルバーウイークがありました。祝日に挟まれた平日を国民の休日としています。ハッピーマンデイ制度といいまとめて休めば観光業には利益が増える。非正規労働者が増えているのに休みが8月に増えるのはいかがなものでしょう。8月の所得が減ります、そして9月には祝日が2日あります。8月の給与が減り9月の生活に影響します。そして姫路では10月には祭りがあります。8月11日は子供にとって夏休みです。皆さん如何お考えでしょうか。4月はブルー、予定納税に消費税ダブルできます。

関節リウマチ

姫路では1月になるとドライアイで苦しむ人が増えるはずだったが増えなかった。暖冬の影響です。OPHTHALMOLOGYに掲載されていたリフィテグラストはT細胞を介して炎症を抑えドライアイを改善するそうです。リフィテグラストはインテグリン改善薬だそうです。海外で第三相臨床試験が終わったそうです。ドライアイに対してはシリコン製の涙点プラグがとてもいと思います。関節リウマチは2次性シェーグレン症候群で眼科とつながります。関節リウマチの血液検査には何があるか。鑑別するための抗体検査にはリウマトイド因子、MMP3,抗核抗体、CRPなどがある。昔開業時の指導の時この3つの項目を採血をしていたら近畿厚生局の医官から保険病名だといわれた。しかしこのかたは今は関節リウマチに伴う2次制シェーグレン症候群で通院中です。昨日診察に来られて同じような採血をしてほしいといわれたどうも調子が悪いようです。MTXをリウマチ専門医処方されているが込んでるここで採血をといわれました。アレルギー学会の専門医試験には関節リウマチは試験に出る。近畿厚生局の医官に今度言われたらアレルギー学会専門医である旨伝えよう。

系統中医学講座の皆勤賞

2月28日世界遺産姫路城マラソンの日に第三回関西系統中医学講座もいよいよ最終回でした。第3回関西系統中医学講座でも仙頭先生が進化されているのか私が成長しないのか何度お話を聞いてもFRESHでした。AORTIC DISECTIONが話題のヨドバシカメラのところの交差点は人でいっぱいでした。私が学生の頃は解離性大動脈りゅうであったが今は大動脈解離です。最近は仙頭先生もおっしゃらなくなりましたが以前は「わたし自身がすべての患者さんを診れるわけではないの皆さんに系統中医学を各地へと持ち帰り多くの患者さんの診療にあたってください」という内容でした。第4回をもって東京の系統中医学講座は終わる。今まで皆勤賞になったことはない、休日夜間急病センターの当直や学会で皆勤賞をいただいたことはない。第4回系統中医学医学講座の皆勤賞の商品は関西系統中医学が始まる前に書かれたレアものの書籍だそうです。仙頭先生の書籍はほぼ持っています。そして古いものにはサインもいただいていますがよく使ってボロボロになっているのできれいなものをもう一冊ほしいなあと思います。しかし抽選になるのは確実ですからくじ運がない私が皆勤しても景品は普通に発売している書籍でしょう。ところで先日私の父親がけいれんを始めて起こしました。どこがFOCUSかなんて精査できる状態ではありません。当直をやめることになりました。何ができるかわからないがいざ鎌倉というときとんでいけるとよいと思います。しばらくはゆっくりしたい。やっぱり皆勤賞なんてご縁がありません。自宅の書斎を見たら仙頭征四郎先生の書籍にはサインをいただいていました。これで辛抱します。皆勤賞は無理です。

納税

3月になりいよいよです。納税って何を思い浮かべますか。ふるさと納税、予定納税いろいろあります。もうすぐ確定申告です。4月には確定申告税と消費税が待っています。困りますね、同時にわずか5日の間隔で二つの税金を納めないといけない。消費税は本来すべての事業無主が納めなければならない.しかし、前前年の実績に基づき非課税業者なら1000万円か課税対象業者なら1080万円を超えるといきなり0円が○十万円になる。医療における消費税は自費診療です。予防接種が元凶です。増え続ける予防接種が医療では課税対象事業者を増やしている。そして眼科ではコンタクトレンズも課税対象事業主への道である。ふつう税金は逆転しない様にうまいこと出来ているが消費税はできていません。非課税業者と課税対象業者の差はあるが1000万や1080万円の売り上げの前後で逆転する。消費税をあげる前に非課税業者から消費税をきっちり取ったらよいと思います。消費税課税業者が3000万円から1000万円に下がりかなり経つ。なぜ免税枠を500万円とかに縮小しないのだろうか。

花粉飛散

3月も2週目、期末考査が終わった学校、きょうからの学校いろいろあります。ようやく今週になりスギ花粉の飛散が姫路でも本格化してまいりました。3月7日の受診者はは姫路より北へ遊びに行かれた方が多かった。3月8日は姫路でいる人にまで波及した。ようやく目が赤い人もこられました。しかし昨年来れていない方が多い。姫路は昨年は非常に花粉の飛散が少なかったそうです。最近医療の世界にいろいろなARがあるようです。アレルギーの世界ではARはアレルギー性鼻炎、ACはアレルギー性結膜炎のことを意味します。私はノートとるときARやACと記載します、私のブログは講演会のノートの復習であることが多い。今週は医師会館でアレルギーの講演を拝聴しました。疫学調査の大御所をお招きし2時間半にわたる素晴らしい講演でした。ARやACは今のところ減る気配はないそうです。業界用語で今年は表の年のはずが今年は花粉症の方が少ない。その理由は寒波でスギ花粉の雄花がやられたらしい。西馬先生が講演の中で言われました。

系統中医学講座のCLOSINGREMARKS

第三回関西系統中医学講座が終わった。今日は仙頭先生が最後の講義でおっしゃったCLOSING REMARKSについてのお話です。昔の漢方についてお話してくださいました。東洋医学はなおして初めて証が確定する。漢方薬で治せない病気はない。治せないのは勉強が足りない。自分勝手に漢方薬を使うな、書物を紐解くと似たような症例が記載してある。ちょっと違和感を覚える人が多いと思います。日本東洋医学会漢方専門医の更新書類を受領したとの書類が届きましたが更新できるかどうかはなお不明です。そして、最近仙頭先生の著書を熟読しておられる患者さんがお見えになっている、難しくてわからないとおっしゃいます。私もわからないから大丈夫です、仙頭先生は頭が良すぎて私も購入したDVDで復習していますが進化し続けています。大丈夫ですよ。系統中医学講座は仙頭先生の系統中ORIGINARITYが詰まっています。系統医学講座はこれからの漢方の在り方を教えてくださいます。東京で産声を上げたときのお茶の水スクエアは狭くていっぱいで飯田橋の会場に変わりました。それも飯田橋の駅を挟んで右や左と会場が変わりました。私はお昼の休憩時間にお買い物をしますので御茶ノ水のほうが嬉しいです。さらに飯田橋は中央線の特別快速略して中央特快は止まりません。これから2年で系統中医学講座を今の形では継続しませんと言われて関西在住ながら寂しい気がします。

消費税

消費税が上がり最低賃金が上がり世の中がどんどん悪くなっている。ビールの税金は46.4パーセントもするんですね、世界一高級なビールをいただいています、税金は安くなることはありません、あるとすればふるさと納税ぐらいです。ところで市販薬を購入しても控除がなかったが市販薬控除ができるようです。新聞に記載がありました。年金と医療費の削減は大きな課題です。月のおわりに2つの税金が同時に引き落としになった。消費税が世の中の景気を悪くしている。売り上げ1000万円以下ならなら非課税事業者で消費税を4月に収めることがない、1000万以上売り上げたらいきなりおおよそ片手程度つまりうん十万円の納税。この落差は大きい。労働者の賃金も103万円と130万円の壁が問題になっている。就労意欲がなくなる。悔しいが今年も消費税の課税業者となってしまった。自費の売り上げが落ちるようにしているが少しのことで余分に数十万円の消費税を納めることになる。がっくりした。子供わずかなことで英検が・・・。数十万円の差は大きい。英検も問題が変わり受験料があがるそうです。消費税増税よりも消費税をとるだけ取って税金を払わない業者をなくすことが先決です。

漢方専門医の更新

今日から3月です、2月は日本東洋医学会の漢方専門医の更新で忙しかった。症例10例の詳細な記載が他の学会にはない日本東洋医学会独自の制度です。眼科専門医も大きく変わるそうです。今まで眼科専門医は進んだ制度で厳しい制度でしたが眼科専門医は今までほど勉強しなくてもよい制度になります。漢方専門医はどうなるかわかりませんが古典の条文に基づき10症例の報告することが苦痛です。先日、子供の塾を探していて再会した明石西高元校長、東洋大姫路高校前校長で姫路西高で数学を教わった恩師から「数学が数我苦になるようなものです」という懐かしい言葉をいただきました。私は高校3年間ですごく数学が伸びました。最初は補講を受けたが高校3年では定期考査で理系のクラスで1番になりました。数学の基本は計算だと思います、一方、漢方薬の基本である古典に基づき報告するのは良いが自分の考えをかくなとまで書いてあるのにびっくりする。医学は急速に進化する。条文がない方剤についての報告ができません。6月の高松の東洋医学会と東京のアレルギー学会の宿泊予約しているが東洋医学会については参加の事前登録が3月いっぱいであるが書類が返ってきた専門医がいっぱいいるというので緊張して今日締め切りの書類をぎりぎりに提出した。更新できなければ来年まで保留になるようで次回の期間は4年になるようです。漢方専門医が更新できなくてもなくても患者さんが漢方薬を求めて赤穂、朝来、加東市など市外からから継続的にお越しいただける。何とか更新書類が受理されることをお祈りしています。