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Aがつく薬には要注意

リンデロンAのAは何かご存知ですか。ACETYL FRAJIOMYCINのAです。Aはアミノグリコシド系のAではありません。Aが入っている薬は古くなってしまい耐性菌で抗菌力はほとんどないようです。ネオメドロールEE難航もAが配合されています。その上接触性皮膚炎をおこすので私は大嫌いです。アンダームのように発売中止にしてほしい。第二回アレルギー講習会でPRICK TESTの実習が終わりグループについてくださった御高名な女性皮膚科医に眼瞼に塗布する眼軟膏についてご意見を聞いてみた。Aつまり抗生剤が配合されているものはだめよとまずおっしゃいました。アトピー性皮膚炎でも一番安い石鹸を使いなさいそれでだめなら次に安い石鹸かもっと安い石鹸を探すとよいそうです。高くなるいろいろな成分が配合されて敏感になった肌にアレルギー反応を起こします。ヒアレインミニ点眼液でもかぶれます。ヒアレインミニはBAKフリーですがεアミノカプロン酸が悪さをするそうです。BAKフリージクアス点眼液にはεアミノカプロン酸は入っているのでしょうか。

72時間ルール

医療機関での72時間ルールが今話題です、72時間ルールとは看護師などの看護職員の準夜・深夜勤の労働時間を一か月72時間に制限するものです。超えると医療機関に入る収入は3か月の減産になります。さらには、これには計算式があり抜け道がないように長時間もいけないが短い人例えば夜勤専従者とか月一回だけの準夜・深夜勤の人を計算から除外するものです。入院患者さんが支払うお金は看護料という名目であった、今は入院基本料と呼ぶ。入院基本料の算定にはいろいろ縛りがあります。管理栄養士・薬剤師などの配置が算定の基準になります。病院における看護師の夜勤の時間には月間平均72時間の縛りがある。看護師には非常勤で夜勤だけ他院で働く人がいる。だから16時間未満の看護師は看護師の時間の計算から排除します。二交代の勤務においてもひと月に二回は夜勤をしていただかないと計算式に入らない。これを変えようというので話題になっているようです。看護職員の中でも夜勤は嫌という方もいれば夜勤で稼ぐ人もいる。どうなるのでしょうか。

第4期関西系統中医学講座

第4期関西系統中医学講座の予定を見ていてびっくりした、第二・第四の日曜日に集中しているではないか。SPOTのバイトの仕事が第二と第四日曜日にもともと集中しているのです。ご縁があり仕事をいただいているので人がいないときにはお手伝いと思っていましたがこりゃ大変です。東京の安いホテルがとれない、しかも全館満室が続く。梅田のホテルも最近値上げと全館満室が多い。もう何年かしたら還暦です。朝6時の新幹線で日帰りの東京もよいのですが・・・。今月も第二日曜日は仕事をしていましたので第三日曜日は東京に振り替えていただきました。漢方薬は系統中医学講座一本で今は勉強しています。本家系統中医学講座のときにはお茶の水界隈を昼の貴重な一時間ぶらりするのも楽しいです。昼食は昼寝防止のため何も取りません。飯田橋より御茶ノ水の方が楽しい。飲食店や東京で中古cdのお店もある。本家東京のの系統中医学講座はあとワンクールで終了です。今日は宿がとれたのでお茶の水で宿泊です。途中大阪で顧問契約を結んでいる会計事務所のビルでマイナンバーの勉強です。先週の横浜でのアレルギー講習会の疲れがとれません。今年ももう終わりです。

益税

益税とは消費税をいただいているのに消費税を納付していないことを指します。最近マスコミがを取り上げています消費税問題ですが益税ということばをしばしば使っています。消費税は非課税事業主には1000万円以上あるいは課税事業主には1080万円以上の売り上げに対して消費税を翌年の4月に納付する義務があります。シダトレンに新規導入は12月中となっている。次はスギ花粉の飛散がなくなる6月まで半年のタイムラグがあります。シダトレンを12歳になるまで自由診療で行いたいといわれました。約1ヶ月の期間です。意外とお安いと喜ばれました。自費のシダトレンはPMDAの救済制度適応外なのであまりしたくない。自由診療は課税対象業者には痛い。保険診療では不要な消費税が納税義務が生じます。漢方薬も保険診療が望ましい。しかし保険診療では保険者の査定がある。物を売っているのではないから査定されるとにっちもさっちもいかない。シダトレンはなぜ錠剤を開発しているかというと現在の剤型ではJAUが低いからだそうです。今の剤型では高濃度にするとどろどろになってしまったからだそうです。消費税が有益に使われることをお祈りします。軽減税率なんて?

トリイのヒスタミン二塩酸

OASの診断にPRICK BY PRICK TESTが必要です。アレルゲンスクラッチエキスの陽性コントロールのヒスタミンは今までは大きな病院では倫理委員会を通過しないといけないものであったそうです。。2016年1月から陽性対照液「トリイ」ヒスタミン二塩酸が製品として登場するそうです。陰性コントロールは生理食塩水です。前腕屈側に滴下します。第二回総合アレルギー講習会でプリックテストを学んできました。案外簡単でいつでもできそうですがいろいろ盲点はあります。まず、薬は3日前からやめておくこと。即時反応を抑えてしまうからです。ランセット針は血が出ないようやさしく押さえる。そして最後に陽性コントロールとして鳥居薬品のヒスタミン二塩酸を針で刺すことです。そして液をふき取って15分後に判定します。ヒスタミンの膨疹の径の倍以上なら4+、同じ径なら3+といった具合で判定します。PRICK BY PRICKTESTではリンゴは皮の方が抗原性が高いそうです。芯の近くを針で穿刺するとよいそうです。モモは冬にはありません、凍結した桃でも同じ結果になるかは今研究中だそうです。TOTAL ALLERGISTを目指して頑張ろう。

本社

TOTAL ALLERGISTをわが国では育成するための第二回アレルギー総合講習会は雨の横浜でしたが会場のパシフィコ横浜のみなとみらい21の夜景はきれいでした。第二回アレルギー総合講習会は盛会でした。実習やイーブニングセミナーなど製薬企業のの本社の方もお手伝いしてくださっていました。東京本社と大阪本社の方がたくさん私のブログに目を光らせているようです。わざわざ東京から私に新幹線でお越しいただいた企業もある。学会の権威だけではなく私のような開業医の意見を聞いてより良い方へ改善されてゆくとよいと思います。先日、関西関西企業の賞与がNK新聞に載っていた海外で利益を得たS製薬がT製薬の上に記載してあった。舌下あ錠が出たS製薬に国内でも頑張ってほしい。最近、ちょっとでも副作用を記載したら普段見たこともないMRさんが飛んでくることが多い。さて先日私に会いに東京から日帰りで本社学術の方がお越しくださった。この会社が行っているWEBセミナーがどうかという話です。時間とかアンケートで普段お答えしていることばかりです。WEB講演会でPOINTがなくなったらどうなるか?現状、駅前で毎日多くの講演会が行われている。POINTがなくなったら?しかし、私は製薬メーカーのPOINTがない講演会を結構見ている。ある製薬企業の方がおっしゃるには兵庫県で20人はいるそうです。どんな患者さんへの指導せんが欲しいかと聞かれいろいろご提案した。一つは色覚異常の指導せんデス。薬がないものはなかなかできません。言い忘れたが白内障と緑内障に違いという指導箋があればよいと思います。生活習慣では食事と関係するものが欲しいと希望しました。特に旬の食材と生活習慣病に関係するものが欲しい。ところであるMRさんに私のUSBを渡しました。何も入っていなかったから良かったもののどこかに消えた。今年の春私の母校○○医科大学では薬剤師のUSB紛失で大騒動。うちに来るMRさんにお話しすると皆さんびっくりする。MRさんのPCの情報管理は非常に厳しくなっている。一部上場企業だから当たり前といえばあたりまえですが自分でプレゼンテーションしたくても本社の許可がいるらしい。横浜でのアレルギー講習会は楽しかった。学会ではできない実習が特に楽しい、TOTALALLERGIST野育成のための実習ですが製薬メーカーの資材提供なしではなかなかできないものです。○SKは徹底してるレーポート用紙がコクヨのもので普通に販売しているものでした。一方機械メーカーでは製薬協に加入していない会社もある。企業名のみで製品名の入っていないボールペンがふえるのはまちがいないが・・・・・・

シダトレン

スギ花粉の力価JAUが低いようです。花粉の舌下免疫療法シダトレンは改良中だそうです。そして五歳から始めないと12歳から始めると塾に部活でだれも続かない。最近シダトレンも28日処方していますが長期処方がシダトレンの継続を妨げると発売時から言われています。ところで先日、スギ花粉症の舌下免疫療法であるシダトレンを取り寄せたが同意書をお書きいただいた後キャンセルされた。来年はスギ花粉の大量飛散が予測されている。きっとスギの花粉症に免疫療法をしている方が本当に効いているんだろうかと思われるに違いない。今年は昨年ほど花粉症の人が予防の治療である舌下免役療疫療法のご相談にお越しになりません。一般に冷所保存の医薬品は返品できない。ファイザーのエピペンは冷所保存ではありません。エピペンは返品可能ですスギ花粉症の減感作療法・舌下免疫療法のお薬シダトレンの同意書をかいていただいていたからキャンセルされました。困ります、ワクチン、座薬、シダトレンは冷蔵庫で管理するから返品不可商品です。冷蔵庫管理のものは管理状態がわからない。一般の方にはわからぬ世界です。スギ花粉症の根本治療になるかもしれないシダトレンは12月までしか新規の患者さんのの治療が始まりません。12月を逃すと来年の6月です。そろそろタイムリミットです。ダニの免疫療法が錠剤であるのは冷所保存ではなく返品という点で優れている。今総合アレルギー講習会から帰ってきました。

第二回総合アレルギー講習会の実習

秋のアレルギー学会が廃止され代わりに講習会が行われるように成りました。昨年も参加しました。今日が第一日目です。一日目は土曜日なので午前中は診療です。パッチテストや耳鏡の使い方の実習は受講できませんでした。二回総合アレルギー講習会で実習を一人当たり最大の二講座受講できました。二日間で最大二講座しか実習は受講できません。第一回総合アレルギー講習会では遅くに申し込んだため実習は一講座も受講できませんでした。耳鏡やパッチテストが一日目にはありますが二日目にはありません。二日目ですからプリックテストとスキンケアを実習で学びました。プライマリケア学科連合会でもこのような実習があるそうですがアレルギー学会総会でもどんどん行ってほしいものです。皮膚科学会とアレルギー学会、呼吸器学会とアレルギー学会の違いが明白になるとうれしいです。先日も給食や修学旅行のは医療を求める用紙を記載するように言われました。診断書と同じ扱いのこの学校へ提出する用紙を記載するにはとても勇気がいるからアレルギー専門の小児科へ紹介した。

アクアチムローション

ニキビはアクネ菌感染症です。長らくアクアチムローションにお世話になっていましたが新年早々新しいローションが発売するようです、名前はローションですが実際はゲルです。つまりざ瘡と表在性皮膚感染症治療薬ゼビアックスローションが登場します。ゼビアックスローションは名前はローションですが実態はゲルです。アクアチムローションは一日2回、ゼビアックスは一日1回だそうです。アダパレンはUVとの関係で添付文書に朝の塗布を奨めていません。アクアチムクリームは発売後15年経過しています。間違えなく耐性菌が多いアクアチチムは新しいローションゼビアックスローションにとってかわられます。ニキビには漢方薬がとても有効だとわかりました。しかも漢方薬の顆粒や細粒を飲まず嫌いの方が多いこともわかりました。ゼビアックスローションは伝染性膿痂疹の治験は行っていないが表在性皮膚感染症の病名が保険適応です。ゼビアックスローションはBPOやアダパレンとどちらを先に塗ってもよいそうです。ゼビアックスローションはざ瘡で用いるときには単剤使用をしてはいけません。ニキビはアクネ桿菌感染症です。耐性菌を作らないため抗菌薬は長期に使ってはいけません。

インフルエンザワクチン

2015年のインフルエンザワクチンは4価になり接種部位が腫れるとの意見がある。3価で家格据え置きが良かったような気もする。高校生や中学生がおひとり来られる時代です。もちろん保護者同伴が姫路では保健所から始動されているはずです。一月になっても私のところはワクチンはおいてある、昨年は特別早く流行した。保険所からもし何か帰宅途中で起こるといけないから保護者同伴つまり施金がとれる方と一緒に来てもらってくださいと言われている。HI抗体価が上がりにくいB型インフルエンザワクチンが2種類入って値上げして費用対効果はいかがでしょうか。インフルエンザワクチンの接種に、うちの子供の小学時代の同級生がお越しいただきました。しかし受験だからと問診票をご記入いただいた後気づき、まだ流行っていない、昨年と違い流行が遅い。2回接種の日なら1月にもう一度来るからワクチン置いておいてくださいと帰られことをご説明しましたところ変えられ今日来られました。小児科はインフルエンザの予防接種を早く終えるからみんな早く摂取しないと時代に遅れるという考えのようだ。大阪に比べ姫路では例年インフルエンザの流行は遅い。そんなに焦ることはないし、今年は4価ワクチンになっているから副反応を見極めるため遅めが良いと思ったが10月15日になったら電話がいっぱいなった.保険診療が基本の医療機関でお問い合わせの電話がいっぱいなると目の前の患者さんには不快だと思います。予約制ではないしいつでもお越しいただいたらよいし看護師が接種する医療機関ならいくらでも接種できるが私が打つからそんなにできません。