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卵のフルコース

卵アレルギーで悩むお子さんは少なくない。食物アレルギーではエピペンの処方以外診療しません。卵のフルコースメニューというテーマの講演を拝聴しました。卵には生卵、温泉卵、炒り卵、ゆで卵という料理があります。これがアレルギー的フルコースです。卵は卵黄、卵白に分かれます。卵は成分的にはオボムコイド、オボアルブミン、オボトランスフェリン、リゾチーム、血清アルブミンが含まれます。まずは卵黄ですがアレルギーといえば卵白です。しかし卵黄にはつなぎ、ビタミンD,つなぎ、おいしさという重要な役割があるそうです。ゆてたまごにするとオボアルブミンは千分の一、オボムコイドは不変だそうです。鶏と人の筋肉はアクチン・ミオシンからできていてアレルゲンにはならないそうです。つまり卵アレルギーと鶏肉アレルギーと卵アレルギーは関係ないそうです。鶏肉内の血清アルブミンが悪いそうです。3月4月生まれのお子さんつまり春夏生まれの方にはアレルギーが少ない、秋冬生まれにはアレルギーが多い、確かに当たっている。この原因として演者は生後すぐに日光浴を行ったかどうかを上げておられました。ビタミンDの生合成と関係するそうです。以前からアレルギーと誕生月のはなしがあります。

夜の仕事

先生お上手ですねとおほめいただきました、社交辞令でまたご縁があればお願いします。とまで言われて悪い気はしません。たくさんのMRさん相手にアレルギーのお話しさせていただきました。POWERPOITのスライドを多く作りすぎて半分しかお話しできませんでした。無料でよいから残り半分をお話しした気になりました。男女雇用機会均等法施行前は医師と看護師は深夜労働ができた、今は薬剤師や放射線技師も可能です。シルバーウイークまで毎日夜の仕事です。困った。シルバーウイークが終わるとまた仕事ではなく院外でいろいろあります。昨日はMRさんに恐れ多くも講演させていただきました。秋バテでどうも体調がよくない。シルバーウイークは小児東洋医学会に行くために宿をとっている。キャンセルするのは今です。今日は当直、明日も当直、明後日も当直そのあとの日は夜は産業医業務。その次の日は医師会館で会合。早くシルバーウイークになってほしい。患者さんは誰も私が院外でそんなに働いているとは知らない。独身時代はひと月に23日当直したことがある。そんなに稼いでも半分は県市民税所得・所得税です。いや今年から55パーセント税金。なんでもはいはいと仕事を引き受けてしまう。休まないといけません。

慢性疼痛

線維筋痛症という病気を聞かれたことがありますか。線維筋痛症はかなり痛い病気です。慢性疼痛を漢方薬で診てくれと言われたらどうするか。漢方薬の流派によりますが気のめぐりを改善するそして血の流れも改善する、附子で温め新陳代謝を改善する。麻黄と石膏で消炎を図る。いろいろあります、だから漢方薬はインチキだといわれるのかもしれない。慢性疼痛の原因として線維筋痛症をご存知ですか。線維筋痛症は日本人の1.7パーセントアメリカで2パーセントです。かなり多い病気です。40歳ぐらいで診断がつくことが多い。関節リウマチは200万だから線維筋痛症で苦しむ患者さんの70万人はかなり多い。ところが受診者は7000人しかおられないそうです。中枢神経系の異常応答が原因とされています。生命予後にかかわる病気ではあります。慢性疼痛はアセトアミノフェンのようなNSAIDs、オピオイドつまりトラマドール、サインバルタの様な抗うつ薬に大きく分けられます。今や関節リウマチはTNF-αのようなレミケードとかいろいろ関節の変形や拘縮を予防できる薬がある。昨日はある会社でMRさんとご一緒に勉強し一緒に考える社内勉強会を行いました。有意義でした。

関節リウマチはアレルギーです

関節リウマチの話を聞きました。関節リウマチはアレルギーです、今や生物製剤にもバイオシミラーの時代です。バイオシミラーはジェネリック医薬品ではありません。生物製剤には後発品ではなく微妙に構造式が違うバイオシミラー日本にも上陸しているそうです。リウマチに漢方薬と言ってサソリを煎じている人を見かけたのは遠い昔です。MTXをまず使い効果なければ生物製剤へと移行する時代です。ステロイドの内服では関節の変形を予防できない。生物製剤はお高いイメージどころかむちゃくちゃ高い。リウマチと診断がついたら漢方薬でという選択肢がない、MTXと生物製剤三系統TNFα、、IL-6阻害薬、T細胞共刺激薬のどれかを用いないと槓子が思ったよりも早く変形するT細胞共刺激薬にはCD28がCD80/CD86から受ける共シグナルを阻害してNAIVETcellの活性化を抑制する。バイオシミラーは今、4製剤日本にあるそうです。海外ではバイオシミラーという名前は使わないそうです。BIOは生物学的、SIMILARは似ているJAPANENESE ENGLISHかもしれません。

フルミスト

弱毒生点鼻4価インフルエンザワクチンであるフルミストがいよいよ第一三共がアストラゼネガの子会社からライセンスを取得しました。アストラゼネガの子会社から第一三共ワクチンがライセンスを取得したようです、ネキシウムカプセルの御縁でしょうか。生(なま)というのが今と大きく異なります。今年は間に合いません。インフルエンザの皮下注射ではなく点鼻ワクチンです。今年は。ラインを新しくする為高いインフルエンザワクチンつまり、3価から4価ワクチンになります。第一三共北里ワクチンが承認申請するそうです。アメリカではもう使われている製品です。乳児つまり2歳未満と中学生にはインフルエンザワクチンはきかない、B型インフルエンザには30パーセント効かないという報告がなされました。FLUMISTはアメリカでの名称、FLUENZ TETRAとの名称でヨーロッパでは発売されている。日本にフルミストが導入されるには時間の問題のようです、効かないワクチンと酷評される現在の不活化ワクチンは消えるのでしょうか、臨床治験も終わっているそうです。今年はインフルエンザワクチンが一斉に値上げとなります、来年はもっと上がるのでしょうか。今日は雨ですね、私はアキバ手ですが明日アレルギーの話をさせていただくので準備をしています。最近の若いMRさんはスライド作りがだめです.手伝いますからお願いしますといったのに役立たないから頼む気もしない。

NSAIDsが効かない痛み

非ステロイド消炎薬NSAIDsが効かない痛みには何があるか、心の痛み、子宮頸がんワクチンの痛みで有名になったCRPS。CRPSには戦々恐々です。2から3歳の子供の皮下脂肪ムチムチの欠陥を探して採血針を刺したら血液が出てくると思っておられる保護者がとても多い。しかし大人も子供も神経と血管が帆走しているから意外と問題が多いようです。子供はいったん刺さったら大丈夫ですがあまり特に乳児は採血したくない。そしてオピオイドしか効かない痛み。いろいろある。モントリオール宣言で人は皆適切な痛みの治療を受ける権利がある。侵害受容体疼痛は組織損傷の痛みです。侵害受容体疼痛は感覚障害がなくずきずき重苦しい痛みを主訴としてNSAIDsが有効です。神経障害性疼痛は感覚障害がありピリピリ・びりびり・ヒリヒリと訴える痛みでNSAIDs無効の痛みです。プレガバリン・オピオイド・抗うつ薬が有効とされます。感作されるとはアレルギーの用語と思っていました。疼痛の世界でも使われています。痛みの感作により痛みは広がる。疼痛治療は難しい。オピオイドもかつての注射治療からプライマリーケアでも施行できる治療に変化しています。慢性疼痛の治療は大きく変わりました。

医療費無料化は

姫路の所得制限有の医療費無料化を知らずにご来院いただく方が結構おられる、将来財政が苦しくなったり将来増税になる。厚生労働省が員会を発足したそうです。国策で独自の医療費無料化をしているところの地方交付金をカットされるようになったら逆に安い医療費になれている人は医療機関から遠ざかると思います。全国で子供医療に対して自治体独自での補助が急速に普及している、第二の夕張市を目指しているのではないかという市町村が兵庫県で見られる。北へ行けば行くほど過疎化が県内でも進んでいます。何か看板がある市町村は合併してもらえるが平成の大合併で合併できなかったところは苦しい。厚生労働省に子供医療費の無料化に対して検討委員会が発足したそうです。遅すぎる。いったん無料にすると今度はなかなか有料にできない、無料からいきなり高校生になったら3割負担になる。みんなで辛抱する概念が乏しい。今の政治家がいつまでも政治家であり続けることはない。この世の中から医療費無料の人はなくすべであると思っている人は多い。人口は今後急速に減少する。今の子供たちが子育てするときには無料化はなくなっている。医療費を無料化しても子育て支援になっても少子化対策にはならない。少子化担当大臣で実績を上げた人はだれ一人いません。つまり、子供の出生数を増やした人はいません。

演出かやらせか

先日、夜11時つまり23時から先日テレビで姫路が紹介されました。新聞の見出しに大きく載っていましたのでご覧になった方も少なからずおられることと思います。運転士さんが思う一番姫路でおいしいところへ連れて行ってくださいとタクシーに乗って塩町へ行く番組がありましたね。3軒の店に行っていました。あれはおかしい、どこがおかしいのか?JR姫路駅の南、ホテル日航の裏からタクシーに乗車していましたがあ其処では乗客は乗らない。絶対、あそこでタクシーは乗りません。あそこは私が思うにはホテル日航が呼んだタクシーが通るだけです。いろいろ聞いてみると2時間くらいタクシーも拘束されていたようです。これは演出、やらせどちらかな。その前はJR和歌山駅が出ていました。こんな話を聞くと夢がなくなります。この番組はもう見るのはやめておこう。アキバテです、昨日からとてもしんどい。今日は日帰り東京だったが寝ています。暑くてバテるのではなく涼しくてバテるアキバテです。学園祭の学校もあるがあいにくの雨です。寝るしかない、しんどい。だるい。

下宿

予備校と大学では下宿をしていました。大学時代は途中から賄い月の下宿でした。研修医の時も最初はこの下宿から通っていました。通勤は大変です。大雨で阪神電車が全面運休になり兵庫医科大学病院にタクシー乗り場があるのをおもいだし見に行ったがタクシーはいなかった。その日の午前中は胃透視の検査を約15人させて頂く予定が入ってました。とりあえず電話をしたら2年上級医の医師がどないかしたると言ってくださった。患者さんにご迷惑をかけなかった。とても感謝しかつ病院のそばの官舎に引っ越すことを決意しました。大学時代の下宿でお隣の部屋だった医師が講演されると聞き拝聴しに市内のホテルに先日行きました。慢性疼痛のお話でした。ご自身の治療経験をわかりやすくお話しくださった。慢性疼痛はふつう3か月以上続く痛みだそうです。プレガバリン、アセトアミノフェンの高容量使用、COX2選択制阻害薬、弱オピオイドとNSAIDsの配合剤トラムセット。最後は高齢者にいかに睡眠・夜間頻尿の改善・疼痛の除去を提供するかというお話を聞きました。みんな50代半ばとなり働き盛りデス。私は最近疲れがたまっています、シルバーウイークが待ち遠しい。子供たちは明日学園祭です。そして一週間したら運動会です、みんな忙しい。

結膜下出血には黄連解毒湯

黄連解毒湯には結膜下出血の保険適応はありません、しかし黄連解毒湯は結膜下出血にはとても効きます。結膜下出血は真っ赤になるのでびっくりする。特に木曜日は休診のところもあるから結膜下出血の人がお越しになります。充血か出血かはわかりにくいことも少なくない。結膜下出血の患者さんで確認する3つの兆候は外傷の既往、薬、出血傾向の病気の有無だそうです。wireが当たり血が出ているという患者さんがわたくしどもへ見えました。どこから血が出たのか、よくみると結膜が切れていました。まぶたが血でいっぱいだったのでまぶたについつい目が行きました。賛同して見せていただきましたが何もなかったよかった。今の時代主治医をもちプライマリーケアの医師が結膜下出血を継ぎどうすればよいかの判断ができる教育を目指しているそうです。結婚式だから早く出血を改善してくれと言われたら清熱解毒薬の黄連解毒湯カプセルを病名漢方で処方します。黄連解毒湯カプセルはは苦寒薬です、病名漢方ではだれでも飲めないといけない。カプセルなら味がしません。木曜日には一期一会の出会いがあります、だからMRさんにはご遠慮いただいています。