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アレルゲン免疫療法e-learning

2015年8月27日12時からアレルゲン免疫療法のe-learningが始まりました。つまり私が受けたアレルゲン免疫療法の講習会が不要になるそうです。そしてアレルゲン免疫療法の舌下免疫療法の各製品のe-learningが終わると処方ができます。第二世代抗ヒスタミン薬のクラリチンがMSDからBAYERに移管しました。海外で使われているより強力なクラリチンがMSD社から発売されるようです。シダトレンがEPIPENと同じく処方医の要件が緩和されます。アレルギーの薬も今後は生物製剤へと変わるものと思います。ノルスパンテープはe-leaningが必要でトラマドールはe-learningが不要です。これはどれだけ麻薬に近いか?弱オピオイドと強力なオピオイドかという問題です。これだけ暑いとノルスパンテープも使いにくい。2015年はアレルゲン免疫療法特に舌下免疫療法元年です。

乱視

マスコミにもよく登場される東京の田町の梶田眼科の梶田正義先生の乱視についての講演を拝聴しました。梶田正義先生はわたくしのクリニックにあるNIDEKのAA2を発明された先生です。AA-2は老眼を調べるのに最近重宝しています。混合乱視は網膜上と網膜前にピントが合う状態です。カラーのMAPで出てきますから患者さんも納得されます。近視性乱視は網膜膳にどちらもピントが合う状態です。弱主計線とは近視が弱い、強主径線とは近視が強いことを意味します。乱視には角膜乱視と残余乱視に分かれます。(水晶体乱視+α)つまり全乱視は角膜乱視と水晶体乱視です。中央ー中央乱視は瞳孔が大きくなく視力が落ちる完全矯正で快適である。輪部-輪部乱視はは瞳孔が大きく視力が落ちる、完全矯正で快適である。0.75Dの乱視が残るほうが快適だそうです。一部の安井眼鏡店などでは乱視がありますからとすべての乱視を矯正するところがあるのも事実です。ハードコンタクトレンズは残余乱視には無効です、角膜乱視に力を発揮します。私自身40歳代から乱視が減っています。不思議な話です。

病児保育

日本の人口が20年で4000万人減る、フランスかどこかのようにこどもが多い家庭の税金を大きく減らす減税政策が必要ではないでしょう。子育てはしんどい、うまくいかない。夏休み何処の学校も学童はいっぱいだそうです。本当の子育て支援は中学生以下の所得制限有での医療費無料化ではなく病児保育や予防接種の助成かもしれません。子供が病気になった時どうするか?ドラマで訪問型の病児保育を取り上げていました。お母さんが自分が休みたいので月一回の無料の日に子供を預けていました。性善説の人ばかりではありません。さいたま市が5年間で子供医療費を無料化にしたところ子供医療費が2倍になったそうです。WACCIの大丈夫という曲が主題歌であるTV番組を見ました。浅野温子を久し振りにみました、バッテリーの作家浅野あつ子さんはあつこが違うんですね。今サントリーとオリンピックのロゴマークが似ているにていないで話題になっています。姫路の市民が近隣市では協定を結んでいるのに予防接種を受けることができない。改善してほしい。公務員にとっては仕事が増えるだけです。不利益があるのは市民特に姫路市の周辺部の市民です。

危険いっぱいの夏休み

昨日朝の会話です、台風なのでお休みします、あかん休んだらあかんで。補習ゆうても本のコピーの問題やから意味ない。逆や大切なころを選んでるから大切なところやで。補習は私服でよいそうです。自由ですね。大阪の中学生が殺された事件は本当のところが全く明らかにならない、だから何も言えません。一昔前なら夜中に中学生が何しとんやといわれるところです。夏休みに夜出歩いて殺されたらあかん。確かに風が強い、兄弟はもうとっくに家でたのに、なぜ台風で直撃しないのに補習に行かんのや。話を聞くと自転車で学校へ行く途中こけるのだそうです。確かに自転車大きいなあ。そりゃあ危険です。子どもがひとりうろうろしているとろくなことがない。カバンや税服で学校や塾はすぐわかる、狙っている大人がいる.弱い者いじめです。お金を持っていることを知っている。私はペーパードライバー。車の運転には全く関心ない、移動手段はバス、タクシー、自転車。事故を起こすことを思えばよい、あるいはましです。もう夏休みも数日です。無事故が一番大切です。確かに昨年学校が把握するだけでカツアゲが10件はあるらしい、学校から離れたところでの事件は把握しきれない。

ユニバーサルワクチネイション

ユニバーサルワクチネーション(UNIVERSAL VACCINATION)とは定期予防接種のことです。ユニバーサルワクチネーションの現在の候補はB型肝炎、おたふく、ロタウイルスです。国民がみんなワクチンを接種して病気を排除することが定期予防接種の目的です。みんなでうって病気をなくす。行政がもっと説明しないとインフルエンザワクチンのような任意接種との違いは分かりにくい。B型肝炎が多い台湾では1984年にB型肝炎の定期予防接種がすすんだそうです。日本でのB型肝炎のユニバーサルワクチネーションですが来年から定期予防接種化が予定されるのは2カ月、3カ月、7カ月から8カ月の3回の予定だそうです。母子間の垂直感染を警戒する場合には0か月、1か月、6カ月です。ワクチンを定期接種化するには財源の確保、ワクチン供給体制の確立、副反応に対する理解の3つが必要です。保護者の副反応に対する理解はまだまだ不足しています。保護者の方自身が情報を得て勉強しないといけない時代のようです。子供の予防接種について誰も教えてはくれない。

無料化

姫路市でももうすぐ中学生に対して給食が実施されます。給食費の不払いに対して措置を講じている自治体が話題になっている、1パーセントの高率で不払いが存在す。抽出したら1パーセントいたそうです。生活保護を筆頭に医療費無料化の弊害が叫ばれている。生活保護を受ける人は支給されたお金から医療費を負担するべきです。不平等です。無料の人をなくす、それでも無料化を実施する自治体には交付金を減らす。生活保護者のインフルエンザの予防接種の無料接種はやめて助成金制度に変更するべきです。これしかない。ジェネリック医薬品には医療費削減のEBMはないそうです。私のブログを訪れる姫路の人が3割負担はおかしいと検索しておられます。さいたま市では5年間で子供医療費の市からの拠出が2倍になった。世田谷区では無料化した医療費をもとへもどそうとしたが反対でそのままになった。一方高齢者に対する通則2割もなかなか前へ進まない。新たに70歳を迎える人は2割ですでに1割の既得権がある人は1割です。まさに世代間格差です。医療費無料化は少子化対策にはならず人口の移動になります。少子化対策になるのは妊婦健診の検査料の補助・クーポン券の枚数を増やすこと、さらにはB型肝炎・おたふく・ロタウイルスなどの定期予防接種になっていないワクチンの補助ではないでしょうか。せっかく通則2割と高齢者に医療費の負担をお願いしているところです。外は強風です、自転車通学・通勤の方気をつけてください。

衛生委員会でのお話

産業医の顧問先の衛生委員会で毎月何か労使の代表者を対象に教育的講義をさせていただきます。大体2つをノルマとされています、本社の健康管理室が立案したものを兵庫県バージョンへと少し変えています。8月はタバコと熱中症です。熱中症は少ないエアコンが良く効いた職場ですので夏バテ対策についてのお話を希望されました。労働者の代表の男女と管理職の副委員長がそして時には委員長が登場します。夏バテ防止にはクーラーといかにうまく付き合うか。クーラーは体を冷やすといわれた時代から最近私は漢方薬を使って体を冷やしいかにクーラーに入る時間を短くし温度を高めで一日中使うかということを試しています。仕事ではエアコンがガンガンに効いている。お盆から少し涼しくなってきました。しかしたいふう私生活では全くエアコンを使わないとしたら温度差が大きい。来月は今月すべきであった禁煙の話そして食生活の話です。かなり朝夕は涼しくなってきました。疲れが出る時期です。休めるときには睡眠をしっかりとりましょうとお話しさせていただきました。台風のおかげで今日は暑いそうです。明日は雨です。

コソプトミニ点眼液

塩化ベンザルコニウムアレルギーの患者さんにコソプトミニ点眼液を初めて使用してみました。残念ながらダメでした。この患者さんはタプロスミニ点眼液もダメでした。PG関連薬に対して眼瞼炎を起こす人はPFやNPそしてユニットドーズの製剤を使っても駄目ですね。PGは炎症惹起物質ですからどうも塩化ベンザルコニウムなどの添加物ではなく主剤つまりPGにかぶれているのです。塩化ベンザルコニウムにいったん眼瞼がかぶれると大変です、化粧水でもかぶれます。30年使ってきたのにといわれる化粧水にもかぶれる勿論いろいろな点眼液に塩化ベンザルコニウムが配合されている。抗生物質ではキノロンの点眼液は塩化ベンザルコニウムが無添加です。アミノグリコシドをよく使っていたころは眼瞼のかぶれが多かった。眼瞼が赤くかゆくなるのが嫌でほとんどアミノグリコシドを使わなくなった。アセチルフラジオマイシンはアミノグリコシド系抗生物質です。昔やけどの時はソフラチュールを使っていました。ソフラチュールはフラジオマイシンです。アミノグリコシド系坑生物質の全身投与は難聴が長期で起こる。

石流茶という名の漢方薬

石流茶という名の漢方薬があります。石流茶は保険適応ではありません。全国一寿命が高いのは昔は沖縄県でしたが今は静岡県だそうです。そこでお茶が脚光を浴びています。カテキンの抗酸化、抗圧作用、カフェインの覚醒・代謝促進作用、リラックスや安眠作用があるアミノ酸テアニンの3つの成分が有名です。3成分を併せ持つのは緑茶だけです。いつの間にか沖縄は長寿県ではなくなりました。コタロー漢方製薬に石流茶というものを見つけましたコタロー匙クラブの商品です。そこでコタローさんからFAXで添付文書を送りいただきました。石流すお茶ということは結石を流すお茶かなと思いました。連銭草と裏白樫が構成生薬だそうです。一日2から3パックを水またはお湯と一緒に飲むそうです。裏白といえばお正月の飾りつけです。捨てずに煎じれば使えるのでしょうか。徳島県では民間薬として使われているそうです。尿管結石では裏白樫と連銭草を用いたらよいそうです。猪苓湯エキス製剤と連銭草の組み合わせが昔から知られています。2005年の調査で尿管結石は男性7人に1人、女性15人に1人が一生の間でかかると記載してあります。

労働基準法34条の一項

お昼休みはどう過ごされていますか?私のところはお昼はいったん職員は自宅に帰っています。お昼のみならず休憩時間は労働者が自由に使えないといけません。労働基準法34条の一項に基づき労働者は6時間を超えて8時間以内の労働時間に対して45分の休憩をとることができます。8時間以上の労働に対しては60分の休憩をとることができます。私の立場から言うと経営者の立場から言うと休憩は与えなければならない。休憩とは全く自由になる状態です。私のクリニックでは昼休みはお帰りいただいています。何故なら昼休みに電話番をしていただくと労働になります。いわゆる拘束したことになります。クリニックに人がいて電話に出ないのは患者さんからすれば?です。医療は昔なら奉仕の精神でしたが今は医師であっても労働者性が強く唄われています。労働基準法上休憩は一斉付与の原則があります、しかし医療機関でお昼に休憩を一斉付与を行うと患者さんに不利益がありますので医療機関では一斉付与は免除されています。因みにサービス残業は労働基準法36条と37条違反です。