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家族性高コレステロール血症

家族性高コレステロール血症をご存知ですか。ADの遺伝形態をとる家族性高コレステロール血症は200人に1人おられるそうです。また親が家族性高コレステロール血症なら子が家族性高コレステロール血症になる確率は50パーセントです。だからありふれているのに診断されていないようです。大人でもコレステロールが高くても自覚症状はありません。家族性高コレステロール血症は皮膚結節性黄色種・アキレス腱の黄色種と家族歴、LDLが180以上などがあります。最近は簡単にこれすてえおーるの良い薬を服用できるのでマスクされている場合も多い。家族性高コレステロール血症は角膜に沈着物質をきたすことがあります、いわゆる目から全身の病気がわかる状態です。最近眼科の医師になりたいという方が大きく減少しているようです。なぜならプライマリーケア学会の専門医を目指す人が増え眼科・耳鼻咽喉科・産婦人科など主治医としてすっと付き合えない医師は志望者には魅力がありません。主治医にならないと医師として生き残れない制度が実施されようとしています。家族性高コレステロール血症を放置するとCADつまり心筋梗塞が増えることがわかっています。若年性心筋梗塞は200倍です。家族性高コレステロール血症侮ることなかれ。

ストレスチェックテスト

働く人の健康を守るストレスチェックテストが平成27年12月からいよいよ始まることをご存知でしょうか。ストレスチェックテストは労働者のメンタル不調を防ぐため職業性ストレス簡易調査票を使用するテストだそうです。ストレスチェックテストは従業員50人以上の産業医選任義務がある企業で義務が生じます。57項目を4段階に分けて回答します。4段階とはそうだ、まあそうだ、やや違う、違うの4つです。ストレスチェックテストは産業医の訴訟リスクが上がる制度です。自覚的なことを記載するから労働者は正直に記載するとは限らないからです。私の関与するところはかなり凄い企業です。衛生委員会の講義内容は年間で決められている。衛生委員会の討議内容は多岐にわたる。一定以上のストレスを抱えていることになると面接指導を労働者は受けることができます。自分自身のストレスに気づくことが可能になります。仕事のストレス、心身のストレス反応、周囲からのサポート、満足度の各項目について調べることになります。57項目には職場の要因に関するものが少ないそうです。しかし完全なものにするには200項目必要だそうです。

風湿熱の邪

中医学の弁証である風湿熱と風寒湿は関節リウマチの用語です。ふう風という邪は乾湿や湿熱と一緒になりやすい。今は外界には湿が非常に多い。さらには台風が相次いで発生している。どちらも外湿です。外湿が多いと体の中に内湿も増える。国民全員が体調管理を行わないといけない。クーラーで最低除湿は行わないと粉薬が固まってしまう、HDやダニのアレルギーつまりアトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくの方が悪化しやすいです。では祛風湿するにはどのようにすればよいか。体に湿をためる食べ物たとえば刺身はやめる。アロマテラピーを用いる。いろいろ試みて最後が薬です。風邪とは百病の長です、風は陽邪でその性は開泄です。よく動きよく変化する。風の性は動です。今の季節は署邪です。署邪は夏至から立秋です。署は湿を挟む。署は称賛し津は傷し気を耗す。署は陽邪でその性炎熱です。署の特徴は気耗、湿阻、陰傷、熱盛です。今は眼科疾患では痒い、痛いが多い。アレルギー性結膜炎と麦粒腫です。湿邪でHDとダニが多くの方で陽性に出る。子供の医療費が無料化してダニやハウスダストを調べる検査が増えている、ほとんどの方で何かしら陽性になります。ダニやハウスダストが陽性になれば掃除です、台風の影響で余計にムシムシする。

ポーラファーマのデユアック配合ゲル

尋常性ざ瘡つまりニキビの薬デユアック配合ゲルがいよいよ発売となります。発売が遅れたのはGSK社ではなくポーラファーマが発売するそうです。ポーラ化粧品はだれでも知っている、ポーラファーマって初めて聞きました。GSKが発売するのかと思いきやポーラファーマが発売するそうです。いよいよ尋常性ざ瘡の治療薬デュアック配合ゲルがいよいよ発売されます。ベピオゲルは今一つ即効性がなくRELIEVERではなくCONTROLERとして使われてゆくのではないかとされています。今後は、シオノギ製薬のアダパレンともう一つ外用薬となるとデユアック配合ゲルになると思われます。アクネ菌を殺す治療といえばよく効きそうですが、やはり耐性菌の問題はあります。デユアック配合ゲルにはクリンダマイシンが配合されています。化粧品と薬の壁はだんだん低くなっています。さらに新しいアンケート調査ではニキビに悩む方は内服でも外用でもよいからきれいな肌を取り返したいそうです。意外なことにニキビでよく用いられるミノマイシンの内服は尋常性ざ瘡の保険適応は取得してないそうです。

日本脳炎の予防接種

日本脳炎の予防接種が20歳までワクチンが供給されなかった世代では接種可能になっています、日本脳炎の予防接種は。忘れない範囲で遅いほうが推奨されています。エボラ出血熱には4つあります。ザイール・スーダン・アイボリーコースト・ブンデイブージョです。エボラ出血熱は潜伏期21日です。発熱頭痛倦怠感で発症します。指定感染症は5つに分類されます。エボラ出血熱は1類です。2類はMERSです。3類はこれらです。日本脳炎・デング熱が4類です。麻疹・破傷風・普通のインフルエンザは5類です。お隣の中国ではH.PYROLIのワクチンがPHASE3で70パーセント以上の有効率でした。論文がLANCETに掲載されたそうです。ヘリコバクターにもワクチンが出てくるイタチごっこは続きます。今、白陵高校が姫路球場で高校野球の試合をしているそうです。今日まで期末試験ですが野球の方が大切。当然、中体連などと同じく公欠にはなるのでしょう。ポップフライとファールボールが多いそうです。ぶっ飛んだ勉強の上に野球を続ける精神力がすごい。姫路市内の私立ではカンニング発覚。どこでも同じ、親が追い込んではいけない。

4価インフルエンザワクチン

今年は間違えなくインフルエンザワクチンと予防接種が値上げされます。なぜならアメリカを見習い4価つまりA型2つ、B型2つになります。わたくしのクリニックでも昨年も破格の一回税込2500円でインフルエンザの予防接種をしました。今年からつまり2015/2016から今迄のB型1亜型から2亜型に変わります。インフルエンザワクチンは4価ワクチンになるつまり待ち受けるのはインフルエンザ接種料金の値上げです。インフルエンザのワクチン値上げです。インフルエンザワクチンを吸って私一人で1000人近く接種すると私の肩がパンパンになる。特に子供で保護者の押さえ方が甘い方は危険です、うちの子は賢いから大丈夫ですと言われる方が一番危険です。痛くない注射はありません。がっしっと押さえないと危険です。挙句の果ては消費税に持ってゆかれる。今年はインフルエンザワクチン自体がが500円上がるとか1.5倍に上がるとかネット上でも噂されます。きっと今年は何処もきっとインフルエンザの予防接種が値上がりします。子供は特に手がかかる。かつてはワクチンの量が少ないからと子供が薬の量がすくなくやすかったが子供の方がお高い医療機関も出ている。

舌診

問診・舌診は眼科でもできる。腹診はちょっと眼科ではできないし中国では行わない。一説では儒教の考えで肌を露出することが中国では問題だそうです。腹診はおなかの病気には良いであろうが全身のすべてことがおなかに現れるはずがありません。脈診は難しいことと普通の眼科と思ってお越しの方にはちょっとなじみません。脈診までして待ち時間が多くなるとまだですかとかお帰りになってしまう。眼科専門医でかつ東洋学会漢方専門医やアレルギー学会アレルギー専門医は全国で20人ほどです。特殊なんですがそんなことは一般の方は知るよしもがな。新専門医制度になるといままでの座学では更新できなくなるといわれている。さて舌診ですがシダトレンを施行中の方(男性)に口腔内合併症はありませんかと見たらたばこは吸わないしコーヒーも飲まないのに黑苔がついていた、14日しか処方できないのでしばらく観察させていただきます。ずっと前から舌診をしている人(女性)がやつれてげっそりしてお越しになりました。苔がない状態無苔です。大丈夫かなとひそかに思いました。顔もやつれていました。しわが寄っていました。無神の状態です。補気が必要なようです、しかし、月経中とのこと補血も活血もしたいので加味帰脾湯をお勧めしました。

ジェネリック医薬品

目が後発品が上陸している。世界三位のアラガン、五位サンファーマ、六位のアスペンなどです。TAIYOというメーカーのネブライザーで使う吸入薬を返品しようと思ったら包装変更しているからちょいと待ってくださいと言われました、わたくしなりに調べるとTAIYOは世界第一位の後発医薬品メーカーであるテバに吸収されて会社がなくなっている。日本には凡そ20社のジェネリック医薬品メーカーがある。多すぎるようですこれから減ってゆく見込みです。最大手の日医工で世界で20位なんですね。昔日本に今あるジェネリック医薬品メーカーはなくなるのではないかと言われていました。しかしまだ世界の20番台には最大手日医工20位・次が沢井製薬23位次が東和28位と世界の中では小さな会社です。などが並んでいるようです。沢井製薬は有名です、かつては栗原小巻今は高橋秀樹のようなかつてのスターを起用してCMをしていてジェネリック医薬品なら再製薬と言いて下さいというイメージ戦略です。TOIYOも大手でしたが合併されたんですね。ジェネリック医薬品80パーセントという報道で患者さんにジェネリック医薬品も処方可能ですがいかがですか国策でストお伝えするとジェネリック可ですとお答えして頂いています。中にはジェネリックでもよいがこれだけは譲れませんと言われる。

食中毒

冬の食中毒はノロウイルス感染症です。H25年の兵庫県の食中毒は多いのはノロウイルスとカンピロバクターです。次がクドア・せプテンプンクタータさらにサルモネラが控えます。中央保健所で資料をいただいてきました。食中毒は衛生委員会のテーマです。保険所にはいつも食中毒関係のものが積んであるカラーの資料の方がみなさん喜ばれます年間予定で毎月2つのテーマをお話しすることになっております。労働基準監督署に議事録など見られてもクリアできるようにしておかねばならない。予防のポイントはばい菌をつけない・増やさない・やっつけるです。24年7月からナマレバーは販売提供が禁止されています。生レバーには腸管出血性大腸菌はHUSやのうえんを起こす怖い菌です。今のところ生肉を食さないことが大切です。中心まで75度一分間以上の加熱が必要です。クドア・せプテンプンクタータは寄生虫です。蒸し暑い日月どきます。職員食堂で食中毒を出すと仕事が回らなくなる。子供から家庭内で感染することもあり私病か業務上疾病か難しいところです。

行く手を遮るもの

ゆく手を遮るものと言えば何を思い出しますか。まず、社会福祉保障費を減らすことが急務です、ジェネリック医薬品を2018年には80パーセント使いなさいと言っていますが子供医療費無料化は後発医薬品普及の大きなマイナスです。無料化は既に所得制限がないところ多く存在します、しかしこれは将来行く手を遮るものとなります。次世代の負担を増やすだけです、市会議員の数や報酬を削るなどの身を削る改革が必要だと思います。最近は後期高齢者の方が受診を控えている傾向があります。子供は無料なので今までおこしでなかった方もお越しになります。テバファーマシューテイカル・インダストリーズは国内大手の大洋薬品を買収した。日本市場で第三位まで上がってきている。海外の大きな会社が日本で工場を保有することは難しいようです。海外の専用拠点で作ったものを日本に持ち込む作戦のようです。また貿易赤字が増えますね。ワクチンが隠れ貿易赤字のもとと言われます。ギリシャだってそうです、既得権益ガチガチです。ワクチンをはじめ隠れ貿易赤字が多くある。国内に40ものジェネリック医薬品メーカーはいらない。