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グラッシュビスタ外用液

グラッシュビスタは上のまつ毛瘀長く太くする薬です。グラッシュビスタ外用液は毛包が存在することが前提です。BAKが配合されているからかぶれることはあります。シオノギ製薬のグラッシュビスタは毎日就寝前に上眼瞼のまつ毛の根元に目がしらから目じりへ向かって塗るそうです。本当はビマトブロストは緑内障のお薬として生まれたものです、だから高価です。睫毛貧毛症は抗がん剤の副作用でも起こります。グラッシュビスタを一般診療時になると混合診療になるかどうかは微妙だと塩野義製薬の方がおっしゃっていました。厚生局で混合診療と判定されるとややこしい。使用するときはメイクを落とし洗顔を済ませます。コンタクトレンズも外します。コンタクトレンズ再装着は15分以上経過してからになります。保管は1から30度です。完全自由診療の薬です。保険はききません、適応病名としては睫毛貧毛症です。若い女性では富裕層のための薬です。眼でも睫毛貧毛症にはなります。価格は15000円以上するようです。たか~とと言われるでしょう。140本のブラシがついてるから1日100円以上です。高いです。

所得制限と子供医療

所得制限有の子供の医療費無料化をどう思うか。ブログの検索キーワードを見るとご不満がある方が多くいらっしゃることが良く分かる。兵庫県保険医協会はみんなが平等な医療を受けれるようにというが0円なら受診するが3割負担なら受診しない。境界線で3割負担になった方には不平等です。県下では明石市がワクチンの助成などを含めるとかなり良い医療が受けれるそうです。保険診療だけが医療ではありません。さらには児童手当も特別給付5000円をいただくのにに姫路市役所の担当者はありがたいと思いなさいとおっしゃったが所詮われわれの税金からの支出です。将来のために子供たちが大きくなった時のためにとっておいてほしい。さらには一人親のご家庭の保護者はほとんど3割負担を強いられるようになってしまった。扶養家族二人の場合は95万円以上268万円の家庭の保護者は3割負担になりました。子供医療費の無料化する予算があるなら今はひとり親家庭が非常に増えています、何とかならなかったのでしょうか。私のように50歳を超えて子育てしていると所得が高くなる。晩婚化と少子化という問題は切っても切れません。神河町や市川町、特に市川町は平成の大合併でどこにも合併してもらえなかった町です、財政が苦しい中ひとり親の医療費を負担することはかえって町の財政破たんを起こさないか心配です。

うつ病DSM-5

うつ病の一番新しい診断基準はDSM-5です。DSMはDIAGNOSTIC AND STATISTICAL MANUAL OF MENTAL DISORDERSの略です。精神疾患の診断統計マニュアルと言います。DSM-5は2013年に出されたものです。用語が整理されてわかりやすくなっています。うつと双極性障害は別の病気として扱うそうです。エスシタロプラムを処方している患者さんがやけに明るい。おかしい。ACTIVATION SYNDROMEかもしれません。ちょっと減量しています。双極障害では薬が変わる、専門医に紹介すべきです。大うつ病障害をうつ病(DSM-5)と表記する音になったそうです。気分変調症を持続性抑うつ障害に改める。養護が整理されました。わかりやすくなりました。抑うつ障害群と双極障害及び関連障害群を別のくくりとした。さらに気分障害は廃止になっているそうです。講演会では使われているような気もします。宮岡等教授は製薬メーカーから恐れられる存在だそうです、一度は講演を聞くとよいと思います。SSRIがうつ病に聞くというデータからSEROTONINが神経伝達物質として認められているという嘘のような話をされます。

抑肝散陳皮半夏と加味逍遥散

加味逍遥散と抑肝散陳皮半夏の使い分けについて考えました。10年位前に東京の系統中医学講座で皮膚科の症例なので間違えても支障がない人間として私が指名されたことがある。眼科医で関西から参加しており無名の私なら間違えても何を言っても支障がない。大体あてられても物怖じしません。いつもニコニコをもっとうとしています。答えとなる処方は抑肝散陳皮半夏と真武湯でした。抑肝散陳皮半夏ではなく加味逍遥散を応えてもっと軽やかに肝気を巡らせましょうと仙頭先生に言われてから抑肝散陳皮半夏は私の頻用処方になりました。抑肝散陳皮半夏は肝血を川芎で上げる肝気を釣藤鈎で下げる気と血の上げ下げをする方剤です。加味逍遥散と抑肝散陳皮半夏の共通生薬は柴胡、当帰、茯苓、朮、甘です、釣藤鈎と川芎が加わる抑肝散、山梔子、牡丹皮、生姜、薄荷、芍薬が加わると加味逍遥散です。最近抑肝散でHOTFLASHを誘発してしまったかなという方おられるから抑肝散を控えている。湿気が多い今の季節には陳皮半夏は胃腸が弱い人にはぴったりのはずです。東京では休まず惜しげもなく自ら見出された系統中医学を惜しげもなく披露される仙頭先生に感謝の気持ちを表すメッセージが多かったと思います。関西人は少し違うようです。

関西系統中医学と関西臨床漢方医会

2週間続けて大阪梅田に行きました。コタロー漢方製薬の系統中医学講座と大杉製薬の関西臨床漢方医会への参加です。漢方のお勉強です。今週は雨の御堂筋でした。子供たちは期末考査なのにまったく勉強をしない。私の方がよく勉強してます。不思議な話ですがどちらの講演会でも魂と魄(こんとはく)の話にかなり時間を割いていました。何回聞いたってわからなところです。以前ブログに記載しましたが福山雅治さんの魂リクを時々CDで聞いています。こんりくとは何なのでしょう。私は舟木一夫ではなく福山雅治の銭形平次が聞きたかっただけです。どちらの講演会も大変ためになります。何回聞いても自分のものにならない系統中医学講座仙頭先生の頭の中ではどんどん系統中医学講座が進化していると思います。一回聞いてすべてを知るのは無理があります。私の自宅の書斎には系統中医学講座の一本5000円のVIDEOやDVDが宝物として飾ってあります。当初はコタローの社員の方が撮影していましたが最近は専門の業者さんです。東京の講座でかさがかさむのでとDVDに変えていただくようお願いしたのは私です。絶対一回聞いてマスターするのは無理です。仙頭先生の話は進化してゆきます。東京の系統中医学講座はあと2年半で終わりです。お茶の水や飯田橋が懐かしい。

近視にいったんなれば治らない

遠視は年齢ととも治るかもしれない、近視は絶対に治らない。近視とはそもそも眼軸長が長い状態です。いったん長くなった目の長さが短くなるわけがない。近視は治ると書いてある本が発売されているのがおかしい。視力回復センターはあっても近視回復センターは存在しません。ワックや視力回復センターは親の気持ちに入り込んだ風邪のウイルスのよなものです。近視は治らない。姫路では中学生以下の所得制限つき医療費無料化をうけてDOCTOC SHOPPINGが増える可能性がある。夏休み近視は治るという意思がいるならば患者さんが殺到すると思うがまさかいないだろう。近視は治らないのは眼軸長が伸びた近視の目は治らない。短くならないからです。決してワックや視力回復センターへ行ってはいけない。昔からママ友が言うことよりも眼科専門医が言うことは信じてもらえない。赤ちゃんの80パーセントは遠視です。そこから身長が伸びて近視に至ります。絶対に菌になり長くなった眼軸長は短くならない、嘘だというなら子供の身長を短くすればよい。騙されないようにしてくださいね。はっきり言い切ることをもっとにしています。

ピーナッツアレルギーのようなもの

NEJMに掲載された論文でピーナッツアレルギハイリスク時は5歳までにピーナッツを接種した方がピーナッツアレルギーを予防できるという話が話題です。先日参加した講演会でいわれた言葉はピーナッツアレルギーのようなものです。ピーナッツアレルギーについて新たな見解が出ました。今は食物アレルギーは食べて治すという時代になってきています。ピーナッツアレルギー自体は激烈なアナフィラキシーを誘発します。ピーナッツバターが多く食されるアメリカでは多い。姫路のアーモンドバターはいかがなものでしょう。アーモンドバターをぬったトーストはいま世界文化遺産姫路城とセットで売り出しています。納豆アレルギーも不思議です。アナフィラキシーショックを起こす確率が75パーセントとの報告もあります。3時間以上経過して起こります。ダイバーとか海に潜る人に多くクラゲに刺さることがリスクを高めます。納豆と言えば発酵食品でアレルギーには良いように思いますが自然には勝てません。マメ科の食物はいろいろあります。皮膚からのグルタミン酸の注入が関与するそうです。いわゆる経皮感作です。納豆キナーゼとか良いことばかりではない、私は祖父が関東人なので納豆をたくさん食べてきた、やばいかも。

魂神意魄志

魂・神・意・魄・志は五行の考え方の一つ五志です。漢方薬の話か哲学の話か分からない難しい話です。誰も見たことがない話です。系統中医学講座で仙頭先生の話を聴き、そして関西臨床漢方医会で西田先生に解説をお伺いしました。魂と魄。こんとはくとよみます。神は心に帰り夜は舎で神がおやすみになる。目がさえて眠れない状態だそうです。魂が活動をつかさどり、魄は睡眠をつかさどります。魂は血に宿り、魄は肝が蔵します。寝つきが良いのは神が心血に収まる、よく夢を見て睡眠が浅いのは魂が静まらない肝問題だそうです。魄は陰、魂は陽だそうです。魄の勢いが強いとよく眠れるそうです。肝はひ極の本と言います。今月はベルソムラの講演会がある。ベルソムラでお昼までねむくて仕方がない人もおれば効かない人もいる。PLACEBOで眠れる人もいる。生きてる生きてくってことは魂と拍がくっついてるということなんですね。神に従って往来することが込んだそうです。魂は天に帰し魄気は地にキスと昔の人はおっしゃっています。やはりわからないが西田先生レジュメには神は3つある。キリスト教のGOD、大和言葉のカミ、中国哲学の神との記載がある。睡眠について魂と魄で説明できれば面白いのに。

メディセオの展示会

メディセオの展示会に行きました。医薬品卸業界の最大手のメデイセオの今までは会場がマイドームおおさかだった思ったらグランドフロントでした。ヨドバシカメラは毎月行っている。そのななめ裏にあるコングレコンベンショナルセンターです。途中でバーゲンをしていたのでヒトヒトヒトです。GAPで半ズボンを3着も買ってしまった。会場に入るといっぱいの人でした。姫路市医師会の幹部の先生にも出会いました、医師・薬剤師その家族でにぎわっていました。私の本来の目的は往診用のエコーを持っているので何か情報を得ようと思ったがもっと良いものを見つけてさっそく注文してしまった。NIDEKのVersaCamです、子供や老人の眼底写真が撮れるだけでなく20万円のアタッチメントを取り付けると中耳炎の鼓膜・さらに10万円の咽頭のインフルエンザで見えると学んだリンパ濾胞・舌診の写真・DERMOSCOPYがとれる。つまりご本人や語化ずく保護者にお見せすることができる。約200万円の出費です。ボーナスの私にとって早く来ないかと楽しみにしています。パソコンはNIDEKさんのAA-2をつないでいるPCにデータは保管できるそうです。眼科診療だけではなくPRIMARY CAREにはとても役立つと思います。最近は漢方薬の患者さんが増えているのでぴったりです。

津液(しんえき)

気血水という言葉は日本漢方の用語です。日本漢方ではすいとかミズと言います。中医学で水には役立つ水と不要な水があります。中医学では有用は水を津液と書いてしんえきと読みます。津液は体に役立つ水分です。体に役立たない液状のものを痰飲と言います。さらには湿邪というのもあります。津液代謝に重要な臓器は脾肺腎です。さらに腎には陰陽があります。物の陽と陰は精から生じる。陰と陽が精から生じる様子はろうそくの炎にたとえられます。別れたら腎陰と腎陽です。生薬は補腎陰と補腎陽そして補津液に分かれます。擬態語で湿はジットリとかジメジメ、飲ははジャブジャブ、痰はヌルヌルだそうです。アトピー性皮膚炎の方が夏の汗で悪化しているので腸廱湯を処方してみました。答えはまだ出ていません。ヒトの汗は血液のHRTで測定できます。慢性虫垂炎の漢方薬と成書では記載があるかもしれません。桂枝茯苓丸の変方です。桂枝茯苓丸は本当は君臣佐使の考えからは桃仁・ボタン皮湯です。そこに痰や陰を取り除くヨクイニンを入れています。日本漢方では大黄牡丹皮湯の腹力の虚証に用いるとされています。しかし、考えるととうにんぼたんぴがはいごうされさらに冷やすトウガシが入っているのに徴用等は腹力がそんなに弱くないのではないかと思う。さらには腸廱湯は痰瘀互結の方剤としても一いることができるように思います。良い結果が出たらペーパーにしたいと思います。痰瘀同源です。