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珈琲と病気

最近、患者さんが私、糖尿病だからコーヒーを飲まないといけないのよ。と言われることが増えています。コーヒーはあくまでも嗜好品で珈琲はある種の病気の発症を予防する。コーヒーに含まれるクロロゲンと言われるポリフェノールが血糖値を下げる。カフェインがエネルギーを熱で放出させて脂肪の蓄積を減らす。一日に珈琲を3から4杯飲む人はほとんど飲まない人に比べリスクが24パーセント低かったとの報告があります。抗ひー豆を煮るほどクロロゲンやカフェインが減るそうです。あくまでも嗜好品良いことばかりではありません。カフェインの大量摂取は流産や胎児の発育を悪くする可能性があります。カフェイン含有量はウーロン茶150mlで50mg、煎茶150mlでカフェイン30mg、ミルクチョコ100mgでカフェイン20mgあくまでこれらはし好品です。カフェインが配合させた薬があるが習慣性があるように思います。○○にカフェインというのは肝炎に小柴胡湯というのと同じ原理です。コーヒーでリスクが上がる病気は心臓病、腎不全、緑内障、などです。すべてバランスです。

MRSA結膜炎

MRSA結膜炎の患者さんがいる。もう数週間結膜充血が引かない、包括医療の中に置かれているので難しい。MRSA感染症のインターネットシンポジウムを楽しみにしていたがつながらなかった、MRSA感染症に興味があり30分以上格闘したがつながらなかった。時々MRSA感染の話はある。この放送は時々ある。そして再放送になる。後日再放送がありとてもためになった。抗MRSA薬にはバンコマイシン・テイコプラニン・リネゾリド・ドプトマイシンが全身的にはあります。そしてこれらの薬は臓器移行が大きく異なるそうです。整形外科領域ではバンコマイシンは臓器移行はよくないそうです。眼科でMRSAを見たら点眼液は何を用いるか?まずはクロラムフェニコールつまりクロマイです。クロランフェニコールはコリナコール点眼液に配合されています。クロランフェニコールは再生不良性貧血を恐れて内服では投与されなくなって久しい。バンコマイシンの眼軟膏もオーファンドラッグとして存在します。今富山では東洋医学会ですが免疫力を上げるために漢方薬を経管栄養なら入れるのも一つです。COMPROMISED HOSTです。

新しい漢方薬

新しい漢方薬といっても臨床治験しないと新発売できません。しかしオオスギ製薬のジュンコウの補中益気湯の錠剤とクラシエが発売しているウチダの八味丸Mが注目されています、MRさんも興味津々です。補中益気湯の錠剤ってありそうでなかったんですね、処方した患者さんがパラパラ戻ってこられ感想を述べててくださいます。補中益気湯のエキス顆粒から切り替えた方はおられないので詳細は分かりません。喜んでおられることは事実です、薬局はまたは子が増えるとぼやいておられることでしょう。ウチダの八味丸Mは小さな丸剤です。2グラムが20丸に匹敵するから大変です。丸剤はお菓子のようにぼりぼり食べなさいと新谷教授は患者さんに語っておられました。他の漢方エキス製剤と異なり地黄が熟地黄なのが味噌です。八味丸には老人のカスミ目の保険適応があります。地黄が8グラム山茱萸・山薬が4グラム沢瀉・茯苓・牡丹皮が3グラム、そして桂皮・附子は1グラムと少量のグラムにわざとしてあります。桂皮で重厚に引っ張り出します。八味丸Mは5年もの保存期間があるんですね。

同じ名前の漢方エキス製剤

漢方薬はインチキだという医療関係者がいる、好きか嫌いかはっきりしている。漢方薬はインチキと言われるのは構成生薬の比率や量がメーカーにより微妙に異なる。さらには剤型が異なる。錠剤やカプセルがある。姫路市内も院外処方箋が多くなっている。漢方薬は方剤の名前が同じでもメーカーさんがかわれば構成生薬や量が異なる。漢方薬の処方箋やお薬手帳を見れば私の処方と同じものが処方できる。私のところはいつも暇だが暇でないと漢方薬を処方できませんがメーカーさんにとっては困るようです。最大手メーカーさんの漢方薬のエキス製剤を処方していないものがある。人参が高騰しており各メーカーさんの台所は火の車のようです。中国の物価や円安など漢方薬をめぐる社会は厳しい。医療用漢方製剤は一日薬価百円の世界です。一本15万円の抗VEGF抗体は夢の世界です、RVOには抗VEGF抗体の時代です。原料費高騰なんて厚生労働省には通じない.お薬のジェネリック率の目標が8割になろうかという時代です。漢方薬にはジェネリックは存在しません。困ったことにわたしの処方がながれてメーカーさんから怒られる。よそへ行くときは最大手メーカーのお薬をもらってください、姫路の北の方では私の処方が色々なメーカーの漢方薬を用いる影響で担当MRさんが困っているとのことです他院ではどうかシェアの高い漢方エキス製剤をもらってください。

尿酸

血液中の尿酸値はメタボリック症候群と関係あるのかないのか?尿酸はメタボリック症候群に関与しROSを介して大血管障害を起こすのか。数年前に血液中の尿酸値が下がる薬が登場している。血液中の尿酸値が上昇すると尿管結石になりやすい。尿酸値の上昇が卵、?腎障害が卵か?尿のPHが下がると酸化ストレスが起きる。2型糖尿病では尿のPHが下がりアンモニウムイオンが減少する。痛風患者さんの95パーセントが男性です。女性は血液中の尿酸値が低いのはESTROGENが尿酸を排泄するからです。クロレラやビール酵母にも尿酸は多い。魚卵は尿酸を上昇させる。特に細胞数が多いたらこがプリン体は特に多い。白ごはんにたらこは最高です。プリン体は4割が食事から摂取される。ラーメンの汁のうまみにはプリン体が多い。6割は新陳代謝にATP・DNAから作られる。LACTATE/FATTY ACID・KETONE BODYがTCACYCLEを回します、その結果ATPが作られます。野菜しか食べるものがない世の中に戻るとよい。

DPP4阻害薬と心不全リスク

アメリカ糖尿病学会でシタグリプチンは心不全リスクを高めないとの報告があり昨日から話題になっています。循環器専門医に弁膜症と心不全で見ていただいただいている糖尿病患者さんが今年になり2回も心不全をおこしました、併用薬はスーグラとオンクリザです。最初はスーグラが絡んでいるのかと思いました。どうも犯人はオンクリザだったようです。半年で2回心不全を起こしたとのことでオングリザはやめてジャヌビア単剤になっています。アメリカ糖尿学会でシタグリプチンは心不全リスクを高めないとの報告が昨日されたそうです。ジャヌビアの添付文書に糖尿病網膜症の増悪に関する記載がある。これはどうもジャヌビアのためではなく血糖降下によるものだそうです。今日特定健診がご縁で糖尿病と診断してジャヌビアを投与して一か月の方のHbA1cが出たが0.8下がっていました。少しでも網膜症があれば網膜症は悪化する場合が多いと思います。心不全をリスクを高める可能性がある薬としてネシーナもオングリザが出ていました。

婦人科の漢方薬

婦人科の漢方薬はイスクラ漢方アドバイザーをされていた揚敏先生の講義ノートを何度も愛読しています。周期療法で攻めるからです。しかし周期療法は忙しいという方が多すぎる。良い天気でした、名古屋まで婦人科領域の漢方薬について講演を聞きにいきました。ひめじでは漢方薬の講演などほとんどない、だから医師が診療時患者さんの前で製薬会社の手帳を見て診療しているらしい。患者さんから聞いた話なので真偽は定かではない。漢方薬は安く手に入るようになった、しかし製薬メーカーは苦しい。ニンジンを筆頭に甘草など中国依存の生薬の体質から離脱しなければならない。円高や現地の物価高で多きく影響を受ける体質は危険です。ラオスでは学校が地域貢献でつられ喜ばれていると新聞に載っていました。野生の生薬など取りつくされてもうありません。夕張のように破たんした街に貢献しさらには生薬の安定供給しなければならない。最後に漢方薬をたくさんお持ち帰りいただくと合わない人は多くを捨てることになる。薬局で保険が適応されない漢方薬ならもったなくてそんなことはしません。さらに婦人科領域の周期療法はもっと細やかに診療しないといけない。

白虎加人参湯と黄連解毒湯

白虎人参湯には錠剤があるから使いやすい。黄連解毒湯にはカプセルがあるから使いやすい。白虎加人参湯と黄連解毒湯では熱を冷ますのがどのように違うかお分かりですか。黄連解毒湯も白虎加人参湯も体の熱をとる薬です。石膏と知母が主薬です。石膏で実熱、知母で虚熱を裁きます。熱にもいろいろありますが石膏と知母は中でも温病の気分の熱です、黄連解毒湯はもっと深い熱を裁きます。上焦・中焦・下焦の全身の熱です。白虎湯は石膏と知母で衛気営血の気分の熱を取ります。黄連解毒湯は黄連、黄檗、黄笒でそれぞれ上焦・中焦・下焦の三焦の熱を裁く。つまり黄連解毒湯は全身を冷やす薬です。三黄瀉心湯ではなく黄連解毒湯で下痢をする人がいるのはなぜか・冷えるのでしょうか。黄連解毒湯は苦寒の薬を集めた方剤ですから長期不可です。私はどちらかといえば頓服で用います。さあ今からお迎えです。毎日雨の天気予報です。姫路駅前に行きます。今日は学校検診で疲れました。先週は兵庫県ではトライアルウイークがあるので今週は学校検診が多い。

かんぱち

先日海釣りに初めて出かけたとかきました。5月はよく働いたからそして子供にとってもひまそうだ。と言っても私は何もしない。なんとカンパチが釣れた。といっても私ではなく子供がひっかけた。それを妻が引き上げた。すごかった。保険医協会で一つの堀を囲んでいたが他の会員の先生のさおを2本巻きつけた。カンパチと分ったらほかのさおを引き上げるのが良いそうです。釣り堀をカンパチは何週もした。タイでもアマゴやマスとは大違いです。引きが違う、しかし青物はすごい。あれから一週間以上たつがお肌が一皮むけてしまった。逃避も一皮むけた。ひょっとしてアトピー?と言われる始末です、顔にも塗れるドウーエBABYPLUSを持参するのを忘れました。ドウーエベビーUVプロテクトミルクは敏感肌用の日焼け止め乳液です。資生堂から出ています。せっかく持っていたのにもったいないことしました。鯛は鯛めし、刺身、うしお汁に煮つけでいただきました。カンパチは刺身でいただきました。釣堀は家島の坊勢でした。気が長い人でないと釣りはできない、朝8時は釣れるが日が昇るとつれない。

生物の人体と中学生の人体

子供が中学校の生物で眼球を学んでいるというのでノートを見たが汚くて読めないがそれ以上にびっくりしたのは豚眼で解剖実習すという。お肉屋さんで豚眼が売っているそうです。豚の目は白内障手術の練習に眼科では使います。更には。生物の内容がすぐく難しい。その内容が眼科や看護学校の教科書を超えている。黄斑はだれでもわかるが盲斑など効いたことがない。盲班はマリオット盲点つまり視神経乳頭陥凹のことです。視野検査で盲点なら聞いたことがある、電子辞書で調べてみましたやはり盲斑は盲点と関連していた。視神経乳頭のことでした。そこで姫路駅前のジュンク堂に子供と行きました。行きましたないと言って私を待っていました。。どうも眼球は生物Ⅱの範囲のようです。授業の内容がそのままです。しかし生物では硝子体をガラス体と呼んでいる。硝子体はショウシタイと呼ぶのが眼科の世界です。逆に網膜は10層ですがそこまで詳しいことには触れていません。CONEとRODについては詳しく乗っていました。中学3年で生物2を学ぶ教育できる子は良いのでしょう。英語も「MAY AS WELL]「CANNOT HELP ---ingが初めて出てきた。