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英語の試験

私は毎朝医学英単語の試験を受けていますといっても一問だけです。日本医学会医学用語辞典を持っていると便利なようです。半分しか合いません、なぜなら日本では医学英単語を間違って使っていることが多いからです。和声英単語が意外と多いのです。カルテにも意外と和製英語が書かれていると思います、留学経験がある恵まれた人は別として日本にいてはなかなか本場の医療英単語は無理です。医学英語を読むのは結構簡単です、高校時代のZ界の通信添削の方がよっぽど難しい文章です。医学英語のVOCABLARYに乏しいことを実感する今日この頃です。急性カタル性結膜炎はPINK EYEだそうです。RED EYEではありませんでした。4月に入り子供の英語につきっきりです、春休みまったく学習していなかったので4月に入り毎日英語尽くし私も英語をの論文を読むのによいトレーニングとなります。春はNEWTREASUREの一年分の復習でした、今は75の熟語を覚える学習ですがまだ25番までが覚えられない、英語はGLOBAL化が進む中で必須です。今はどこも基礎英語をやっている、私は高校時代2年で2か月間READERで毎日ウイークリーをよんだ、今は検定教科書はアメリカ英語、NEWTREASUREはイギリス英語のようです。いずれにしても英語をさけては通れない。GOLDENWEEKが終わればすぐ中間試験です、それまで朝は医学英語夜は受験英語と英語尽くしです。全国学力学習状況ありましたが調査がありましたが中学校の理科は一切勉強しない史学の生徒には難解だったようです。

MAST33

MAST33採血でもは少量の採血量で33項目の検査ができる。小児のアレルギーのスクリーニングはMAST33で行っている。一方、採血でCRPSが起こる。採血とは繊細なのです。CRPS問題で取り上げられる子宮頸がんですが海外では九価の子宮頸がんワクチンまで開発されているそうです。先日、今年度の公費ワクチンの契約書が届いた、もちろん昨年度から子宮頸がんは辞退しています。ワクチンの接種は本来ならばかかりつけ限定が良いと思います。、私のクリニックには少ないが子供がお越しになる。お母さんが看護師さんであるお子さんで貴重な経験をした。MAST33には血清で0.5ccが必要です。血管を見ているとどうもお母さんは看護師か臨床検査技師で採血ができるようだ。一緒に血管を見ていた。もしよろしければ採血していただけませんかと言ったら採血してくださった。湯たんぽであたため採血に臨んだがなかなか採血に向いた血管が肘にはなかった。小さな子供は2回穿刺つまり採血できない。わたしのところは看護師がいない。眼科OPなしではほとんど看護師はいない。だから予防接種も採血も心電図もすべて私の仕事です。寒い時期は血管が浮かない、手間がかかる、一回で決めなけれならない。3重苦です。またお母さんが看護師さんの場合薬の名前など専門用語でおはなしができる。しかし、ここ数日暖かくなり採血が非常にしやすくなっている。

混合ワクチン

今後我が国では混合ワクチンがどんどん出るようです。混合ワクチンが増える、ワクチンの料金が高額になる。それに伴い自由診療の売り上げが上がってしまい消費税課税業者となる医療機関が全国で増えているそうです。子宮頸がんを接種する人が皆無なので私共は助かっています。4月23日消費税を納める日です。所得税は4月20日ですからすっからかんです。いま、にほんにはPHASE3の混合ワクチンがいっぱいあるようです。5種混合ワクチンは4種混合ワクチンとアクトヒブです。さらにB型肝炎ワクチンを加えて6種混合ワクチンです。髄膜炎菌ワクチンもPHASE3まで来ているようです。肺炎球菌ワクチンも東大・京都大、浜松ホトニクスで共同研究中です、なんと肺炎球菌は点鼻ワクチンだそうです、早くて約6年はかかるそうです。痛くないワクチンはよいですね、アメリカでは点鼻インフルエンザワクチンがあるそうです。PHASE3は少人数に治験すること、PHASE4は大人数に治験することです。日本の上のワクチンも海外では生ワクチンもあるそうです。しかし、4種混合ワクチンを2本ワンセットにしたメーカーさん何のメリットがあるのでしょうか?しかし、欠品になると困るので一度は納品実績と使用実績を作らないといけないから昔発売当初使いました。

重症喘息

重症喘息の概念について学びました。重症喘息とはステロイドの経口投与を月に3回以上必要とする状態だそうです。重症喘息はICS/LABAでも症状増悪し呼吸機能がコントロールできない状態です。たようなびょうけいがあります、ひとつのびょうけいではありません。いろいろな分類法があるがearaly onset allergic phenotype,late onset obesephenotype,late onseteosinophellic phenotypeに分類される。重症喘息がくわしく分類され研究されてきたのは最近だそうです。EARLY ONSET ALLERGICASTHMAは食物アレルギーや真菌が関与します。うちの子どもがいま気管支ぜんそくのATTACKで苦しんでいる、小学校からずっと悩まされている漢方薬は飲めないので気管支ぜんそくが出ている。雨ばかりで低気圧の影響もあると思います。アステラス製薬のシムビコートのSMART療法を実践している。シムビコートはLABA/ICSの配合剤です。アレルギー性鼻炎の鼻噴霧ステロイドで成長抑制が来るかどうか?まだ結論は出ていないそうです。最近はICS/LABAはフルテイフォルムは郵政だそうです。

漢方薬は空腹時がよいか

漢方薬の食前や食間の投与には根拠がない。最近出版された書物に書いてある。漢方薬は空腹時食前または食間に服用とされています。それには意味があるのでしょうか、薬学の先生方は研究を続けています。大学教授がお書きになった「いまさら聞けない生薬漢方薬」という書物にはっきりと記載してます、ところでこの度発売されたタケキャブとタケプロンで違いを感じておられるでしょうか。タケキャブは食事に関係ないから寝る前でもよい、PPIは胃の中のPHの影響を受けるから寝る前に服用するなら後で何か胃の中に物を入れないといけないと発売記念講演会で聞きました。西洋薬でも漢方薬でも食事の前か後かは関係します。昔の書物では漢方薬の中の配糖体は腸に早く到達して始め吸収されるから空腹時に服用することとなっている。ところが今は配糖体もそのままの方で吸収することが分かっているそうです。名古屋市立大学薬学部の牧野利明教授の「いまさら聞けない生薬・漢方薬」医薬経済社1500円です。ぜひご一読ください。

サルコぺニア

サルコぺニアやフレイルという新しい概念をご存知ですか?サルコぺニアは禁漁と筋肉の進行性の減少に特徴づけられる症候群だそうです。私はサルコぺニアという言葉を初めて聞いた、高齢者のフレイル〔虚弱〕という新しい概念と古くからある漢方の腎虚の類似性が注目されている。サルコぺニアとは加齢性筋肉減少症ということだそうです。フレイルの大きな要因にサルコぺニアがあるそうです。漢方薬を処方するにはまずは西洋医学の進歩についてゆくことです。婦人科でも予防接種でも関係ない、今はWEBでいくらでも講演会がある。寝たきりや要介護状態の中にFRAILTYや虚弱がある。老年医学会では虚弱にあたる言葉がFRAILTYだとしている。体重減少、筋力の低下、歩行スピードの低下、身体活動性の低下、疲れやすくなったなどが挙げられます。FRAILTYにはうつや認知機能の問題が身体機能の低下だけではない。サルコぺニアは骨粗鬆症とともにロコモテイブ症候群に含まれている。

消費税と税務署

今日は所得税の引き落とし日です、そして4月23日、いよいよ消費税を納める日です。と言っても自動引き落としです。5パーセント時代に課税業者になり8パーセントで消費税を納める。矛盾を感じる。保険診療限定であれば消費税とは無関係である。だからみなさん、インフルエンザの予防接種を一斉に値上げした。最近は税務調査の件数が減っている、然し必ず私のところへ税務署は来ると思って行動している。医療はパチンコ屋さんと同じく重点業種つまりブラック企業だそうです。重点指導業種だそうです。予防接種・コンタクトレンズ・診断書などの自費診療部分と雑所得のあたりが税務署のねらい目だそうです給与所得のように明瞭ではありません。。趣味と仕事が一緒になることを産業医学の世界では悪とします。今年から週の半ばで一日休みを作ろうとしましたが休んだところで何もすることがない、一人で書物を読むくらいです。自宅の庭で庭いじりをするのも?川で魚取りもケガが怖い。8パーセントの時代を10パーセントで納付する時代が目の前にある。

にきびに効く漢方薬

姫路駅前で[にきびに効く漢方薬]という講演会を聞きました。清上防風湯、排膿散及湯、荊芥連翹湯、十味敗毒湯そして月経周期が関与する場合は当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、桂枝茯苓丸加ヨクイニンを用いる教科書どうりあるいは保険に忠実な内容でした。今月はBPOでにきびが注目されています。にきびでは抗菌外用薬、ディフェリンゲル、抗菌内服薬、そしてBPO,次が漢方薬の出番です。然し、BPOで帰ってにきびが悪化する例が報告されています。海外での40年の使用経験で副作用はないように聞いていましたが、52週間の治験ではわからない、日本人には合わないかもしれません。十味敗毒湯には柴胡が入っています、つまり神経過敏、神経質な方に用います。そして祛風薬の荊芥・防風が入っておりじんましんという風邪を除きます。本来風邪薬である刑防排毒散から日本で作られたのが十味敗毒湯です。十味敗毒湯には桜皮が入っている会社と撲樕が入っている会社があります。どちらも日本独自の生薬です。にきびは女性のみならず男性にとっても深刻な悩みです。にきびには私ならもっと違う処方をします。

DISEASE MONGERING

DISEASE MONGERINGは製薬会社が売り上げを伸ばすことを意識して新しい疾患概念を提唱すること、あるいは従来の概念を修正すること論文を科学的にすると不十分です。DISEASE MONGERINGに視点で議論されるものにはメタボリック症候群・新型うつ病など、注意欠陥障害ではモグラたたきのモグラのように家族が不安になるそうです。DISEASE MONGERINGはうつ病のSSRIを服用しないといけないような時代ができている。DISEASE MONGERINGは疾病宣伝と訳すみたいです。NaSSAやSSRIが三環系抗うつ薬に比べよいことばかりかというと副作用の範囲が違うくらいに思ったほうがよいと考える精神科医がいる。根拠はEBMの不足です。なんでもSSRI状態になっているというお話です。その根拠はDOUBLEBLIND 試験です。うつ病にPLACEBOを用いてDOBLE BLIND試験を行うと案外差がないそうです。そしてセロトニン・ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が不足するから薬を飲まないと治らないというのはちょっと待ってという意思が日本にはいるようです。

スギ花粉とヒノキ花粉

今日は花粉が飛散しました、昨夜あたりからひどいようです。風媒花と虫媒花お受験の世界です。風媒花は虫媒花に比べて地味です。ヒノキ花粉とスギ花粉症の方のRASTの値を比べるとスギの方がRASTの値が高い。なぜか?スギの治療を3月にしているから4月の花粉の予防になっていると考えるのが妥当なようです。最近の傾向として花粉症と気道病変は関係するという報告が多いように思います。つまり花粉の破片が微粒子となり気管支喘息用の反応を起こすようです。また㏚抗原という言葉を耳にすることが増えました。㏚高原とは真菌・ウイルス・細菌などの病原体からの攻撃を防ぐ目的で合成されるたんぱく質PATHOGENESIS RELEATED(PR)タンパクが抗原となっています。PRタンパク質が抗原になっている。果物や野菜と共通抗原を有しておりOASつまり口腔アレルギー症候群を引き起こす。スギ花粉の抗原は二つある。CRYJ1はPECTATE LYASE,CRYJ2はPOLYMETHYL GALACTURONASEと呼ばれ植物の生育に不可欠の酵素です。ちなみに舌下免疫療法のシダトレンにはCRYJ1とCRYJ2がふくまれている。