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安全

ムコスタ点眼液UDに重篤は副作用の項目が作られることになった。わたくしのところでも同様なことが起こった、以前ブログで何回か取り上げています。しかし、重篤な副作用が起こった人はもうわたくしのところへは来院されていません。ちなみにMRさんもお越しにならない。一方、日本東洋医学会の漢方専門医の更新に医療安全講習5点という項目が加わった。ビデオを学会期間内に見るようです。今年は遠いから参加するには無理がある。有害事象の中で薬に関係するものを副作用と言います。医療安全・食品安全は速く誠実に対応しないといけない。例えば誰にでも起こる予防接種による副反応は起こる。冬の時期インフルエンザの発熱か定期予防接種の発熱かわからないことが一番多い時期です。どちらも急激な発熱を起こします。医療安全で古くから登場するハインリッヒの法則は労働衛生コンサルタントの世界でも広く応用されます。安全の話では犯人探しをしてはいけない。情報を共有して今後に備えることになる。犯人探しをして個人を追求しないことです。それよりも未来に向けての情報共有が大切です。医療安全には絶対ということは存在しません。しかし、給食の保育園に提出する証明書を書いてくれと電話があったがよい返事をしなかった、給食には誤食がつきものです。家庭から持参する方がもっと危険です。紙切れ一枚描いてくれたらよいのにと保護者はおっしゃった。更には小児科へ行ったら混んでるやんとまでおっしゃった。診断書は紙切れではない。ムコスタ点眼液に重篤な副作用が報告された。そして

もっこす大倉山店

私がまだ学生の時友人について初めてもっこす大倉山店に行った。チャーシュウがいっぱいでびっくりした。神戸大学に講演を聞きに行った時はいつも帰りによることにしている。以前も書きましたがいつのまにか750円に値上がりしています。中華そばにあれだけチャーシュウが載っていたらそんなもんだ。しかも味噌も同じ値段のようです。以前はなかったはずです。今は生のパスタや生ではないラーメンや地方発送もあるようです。北野坂のラーメンたろうや元町・三宮の第一旭や天下一品もおいしいが震災の時は薬から暖かいものを安い値段で提供してくださったもっこすが大好きです。南京町を通ってメリケンパークまで歩いて春節祭の時にけんみんの汁ビーフンを無料でいただきおいしかったです。坊勢汽船で姫路港まで週末帰っていました。そのうち神戸駅と姫路駅がJRで結ばれるようになりました。その時歩いていると急にくっしゃみと鼻水がでました、アスベストの精かなと思いましたが勤務先の病院で調べるとスギやヒノキは陰性でダニとハウスダスト陽性でした。その時覚えた薬が小青龍湯です。漢方薬に入って間もなくRASTでクラス2のダニ・ハウスダストは消えてしまった。今私は花粉症から解放されている。ハウスダスト1と2の違いを私は陽性率の差と思っていました。別の人は会社の違いとおっしゃってました。

飛蚊症と光視症

2015年8月に診療をしていると急に飛蚊症が現れました、一つだけです。わたし自身に飛蚊症と光視症が同時に出現しています。ちょうど眼科医の知人が瀬戸内コロシアムに行こうと誘ってくれた。絶えず飛蚊症を感じており夜暗くなって自宅へとかえるときには光視症を自覚します。古い話でわたし自身よくわかりませんが確かレーザーを当てています。ときどき白い花火が上から落ちてきます。瀬戸内コロシアムで岡山に宿泊いたしましたので知人の眼科医に倒像鏡を持参し診ていただきました。夜間のためあまり散瞳している実感はありませんでした。右の眼はレーザーを当てています、PERIPHERIは見えないが新たなHOLEやTEARはないそうです。左の眼はレーザー治療がなされていないそうです。患者さんに一つくらいの飛蚊症は大丈夫と言っているので私も経過を観察しています。レーザーを施行していない左眼に硝子体混濁によるけん引があるそうです。飛蚊症と光視症はどちらも増えてはいません。OCTでは後部硝子体剥離を起こしていません。網膜剥離にはなりたくないがなるときはなる。後部硝子体剥離がどのように起こるかが課題です。

爪白癬にクレナフィン外用液

爪白癬菌外用薬として登場したのクレナフィンが効かないと患者さんに言われました。お使いの方有効でしょうかまず?クレナフィンの爪白癬に対する効果ですが重症例でしたので全く効果ない上に高薬価です。知人に聴いたらイトラコナゾールのパルスの方がよいそうです。肝機能障害がおこるリスクもありますがクレナフィン外用薬が効かなければ仕方がない。イトラコナゾールのパルスでは400mgの錠剤を一日8錠服用する、一週間続けるというものです。それを3クールするとかなりの方で爪白癬が治るとのことです。肝臓障害は怖い。先日もイレッサを服用している方が肝障害を起こして今は呼吸器科で肝臓の治療しているとお話しされていました。イトラコナゾールのパルスについてはもうちょっと調べてみたいと思います。手ごわい爪白癬です。クレナフィンの寛解率は17パーセントと高くはありません。寛解率はテルビナフィン50パーセント、フイトトラコナゾール30パーセントだそうです。製薬会社は新しいものには力が入る。しかし安くて有効だからと言って宣伝しない。クレナフィンもっと効くのかと思ってました。

デイレグラ錠と漢方薬

黄砂がひどいようです。スギ花粉だけではなくここ数日姫路にはハンノキの花粉が飛散しているようです。重症な方にはデイレグラを用いる。デイレグラ見かけはグロテスクですが鼻閉を合併する方にはとてもよい。デイレグラ錠はクラビット500同様馬鹿でかい。MRさんが来ることも発売以来ないが短期的には非常によい薬です。ただし高齢者特に男性では要注意です、尿閉を起こされBPHかと思ったらPROSTATECANCERだった。デイレグラ錠には一日プソイドエフェドリンが多く含まれている。一日4錠を満量としている。つまりデイレグラ錠を2錠だとフェキソフェナジンとプソイドエフェドリンの量が半量となる。そこで来るのが薬剤師の先生からの疑義紹介です。デイレグラは4錠が一日量だというお話です。昨年取り上げたように炎症作用を狙うにはプソイドエフェドリンだそうです。トゥルーエフェドリンではアカン。他にもエフェドリンにはいろいろあります。エフェドリンには敏感な人がいます。少量で眠れない、特に高齢男性では尿閉を起こした方もおられます。麻黄附子細辛湯とデイレグラ錠を併用するのは?しかし漢方薬の併用は兵庫県では2剤しか認められていませんので漢方薬と点鼻薬で無効例ではしばらくデイレグラ錠です。

系統中医学講座の初回

平成13年4月8日御茶ノ水スクエアC館2階2号室13時30分一番最初の系統中医学講座が始まった。良いお天気でしたが超満員でした。多くの方が返って行かれた。昨年から場所は異なるがお茶の水に戻って開催されている。飯田橋には周囲にあまりテンポがないがお茶の水にはいっぱいある。特別にとペットボトルのお茶が事務局から出た。最初の2回はお茶がでた。最初のページに東洋医学の特徴として整体観というのが挙げられています。然し同じページに中医学的生体観という言葉を見つけた。前回の系統中医学講座でも生体観と整体観という言葉の記載があるのに気付いて質問した。質問用紙に書いて提出した。いろいろな現象を見たとき内側と外側というように両面から物事を見るようにというのが整体観だそうです。宇宙と自然を一体に見ることが一体感が生体観なのでしょうか。しかし、最初はパワーポインとがなくオーバーヘッドプロジェクターでしたよ。そして配られる資料も白黒で今の様にカラーではありませんでした。占い師のように出席ハガキで指名されることもあった。私は遠方のためいつでも欠席できるように資料会員にしていました。資料会員で葉書がない私も数回あてられたその理由はわたしは眼科専門医なので間違えてもやぶ医者とならないことが理由でした。今日は姫路はブルーインパルスが飛んでん、さすがあに暇だあ。

食物アレルギー

自称食物アレルギーの方が多くお越しになる。MAST33を施行して或いはHRTを施行して陽性であっても原因物質とは限らない。この時期旬の食材として山菜やタケノコが多くの食卓に上る。茶のしずく石鹸の事件以来食物アレルギーは経皮感作の概念が普及している。食べて治る食物アレルギーの概念が出現している。先日から料理でエビがグラブを使わないと触れない人山芋を触ったと時間外に駆け込んでこられた人いろいろあります。女性は山芋を触らずにはおれない場合が多い。OASと思しき方が続いています、そういえばここ数日姫路市にはハンノキ科の花粉が飛散している。DASと思われる人が多い。ブルーインパルスの白い線は晴天に恵まれとてもきれいでした。皮膚症状で終わればよいですがアナフィラキシーを起こしたら大変だ。命の大切さを再認識する事態が起こらなければよい。もし子供の命が失われたら訴訟ものです。食物アレルギーの診断書をATTACKの現場を見ていないのに初診で採血も何なしに書いてくれと言われた。保護者の方がおっしゃるには紙に書くだけやん。診断書を書くということは責任が生じる。予防接種の問診書には保険に加入するとの意味があるそうです。

成人発症肥満合併喘息

重症喘息について勉強しました。重症喘息の一つに成人発症肥満合併喘息があります。lateonset obese asthmaと表現されます。成人発症肥満合併喘息はBMI40ぐらいのなぜか女性に多いそうです。炎症所見に比べ症状が強いそうです。非アトピー性で女性に多いそうです。好酸球性炎症やアトピー性素因が少ない。横隔膜の拳上つまりFRCの低下が見られる。血清CRPやFIBRINOGENの上昇があり全身に炎症所見を見る、マクロファージ活性所見として血清CD163の上昇がみられる。治療としてBMIが下がるつまり減量です。成人発症好酸球性喘息は好酸球性副鼻腔炎と発症機序が似ており好中球性副鼻腔炎とは異なりステロイドの全身投与を行う治療法です。肥満がらみですので体重コントロールが一番の治療だそうです。いろいろ喘息の薬に配合剤が登場している。何が一番良いのでしょう。

漢方薬の書籍が届いた

西川クリニックが記載された書籍であるタイトルが正しく付き合う漢方〔完全ガイド〕と小児漢方懇話会の講演会をまとめた書籍そのタイトルは小児疾患身近な漢方治療が相次いで届いた。正しく付き合う漢方は生薬が写真入りで紹介されている。これで815円は広告料金がかなり補っていると思う。MEDIKAL VIEWの小児疾患の身近な漢方治療13子供の心と漢方は実際に名古屋国際会議場に私が昨年夏に参加し野で復習を兼ねてゆっくり読みたい書籍です。こちらは年会費わずか1000円でこの書籍が手に入るとてもお勧めです。参加費2000円意見交換会費2000円でした、名古屋で行われたので昨年はテンムスや味噌カツを情報交換会でいただきました。今年は千里のライフサイエンスセンターで7月19日に行われるそうです。今年もぜひ参加したいと思いますがいろいろ予定もある。確か眼科医会の生涯教育神戸講座もあった。子供の心身医療にはとても関心があります。昔は会費30000円で敷居が高かったが今は敷居が低くなっています。子供の水分代謝つまりあくアポリンを介した水分代謝調節と炎症反応についての話もあるそうです。

エピペン

連休前にエビで顔が腫れたとか山芋を触った手で顔を触ったら顔がはれ上がったというお子さんがお越しになった。皮膚症状だけではエピペンはうたないことになっている。食物アレルギーのSAMPSON分類の3度以上がエピペンの適応です。食物アレルギーでエピペン(0.3)を海外に持ってゆきたいといわれました。つまりエピペンを保有していることを英語で記載してある文章がほしいそうです。ファイザー製薬のカスタマーセンターに連絡してエピペンの専門のMRさんが持参していただきました。忙しかったのでご挨拶もできませんでした。カードようなものを想定しましたが大きな紙に記載されていました。エピペンを姫路では全教員ではなく全職員が打てることを目標としているそうです。ところで4月〇日の昼休みに教職員対象のエピペン講習を頼まれた。しかし二人の養護教諭の先生hがその日にはいらっしゃらないようです。9年の人事異動の年なので申し訳ありませんと言われた。そう昔から姫路では新卒3年そして9年の人事異動が行われている。今は5年以上で希望もだせるらしい。休み時間に児童が他の教室に移動してはいけない教育現場は大変です。教育関係の方のご挨拶が続く今日この頃です、眼科健診の依頼状を校長先生が養護教諭とともに皆さんご持参くださる、お忙しいのに。