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漢方薬の服薬時刻

漢方薬の服用時間は食前または食間です。しかし、おいしい食事よりも前にまずい漢方薬を服用することに抵抗感を覚えます。しかし、アルカロイド類の麻黄や附子は胃のPHで作用が変わるそうです。つまり麻黄や附子が怖いと思われたら食後、麻黄や附子を効かせようとしたらしょくぜんとうよということになりますm。アルカロイドはアルカリにOIDがくっついています。接尾語のOIDは様なもという意味です。アルカロイドとはアルカリのようなものです。しかし、せんじ薬を茶のように服用されている人も中国にはいっぱいいます。日本と中国では水が違います。北海道の過疎地が中国に乗っ取られたら大変です。準国産企業の武田薬品が京都の植物園で改良した甘草を用いて北海道で栽培を始めるそうです。武田漢方便秘薬の甘草は国産になるそうです。中国が種の国外への持ち出しを禁じているため今まで輸入に頼ってきたそうです。武田薬品も相次ぐ特許切れで武田漢方便秘薬も戦力として考えるようになっているそうです。アルカロイドは酸の中に入るとイオン化するそうです。水溶性になり脂溶性の細胞膜を通過せず胃では吸収されにくいことはお判りでしょう。私個人は食事に関係なく服用しています。そんなこと考えたら硬水か軟水でも大きく異なります。

ドリエルってどうですか

お迎えのドラッグストアでドリエル買って飲んでいるんですけど。ドリエルを先生はどう思いますかと尋ねられました。ドリエルはTVで宣伝しているので耳馴れている。薬局で売っているので優し薬のイメージがあるかもしれません。しかし、本体は第一世代抗ヒスタミン薬のジフェンヒドラミンです。つまり、最初は眠れるがすぐ向こうになる、抗コリン作用が強い第一世代抗ヒスタミン薬です。脳内移行が多く更にはH1受容体に長時間にわたり長時間受容体を占有する。抗コリン効果は口渇や尿閉、心疾患の増悪など副作用も多い。ドリエルは一時的不眠に用いることとされています。つまり旅先で寝れないときの頓服程度です。漢方薬にも睡眠に対するEBMがありません。CNでメラトニンに関することを特集していました。メラトニン受容体作動薬はメラトニンに対する親和性がメラトニンと比べMT1MT2に対する親和性が5倍、3倍以上高い。医療で用いる睡眠薬や抗不安薬とは全くドリエルは違うものです。メラトニン作動薬は量を増やす事もEBMの積み重ねが少ないそうです。骨折リスクに対するEBMもないようです。アレルギー性鼻炎や花粉症の方ですら口渇が強い抗コリン作用が強い第一世代抗ヒスタミン薬のジフェンヒドラミンは推奨されておらずインペアードパーフォーマンスの立場から第二世代抗ヒスタミン薬が推奨されています。いよいよセンター試験ですね、全教科出来ないとダメだからなー。評点40点以下2教科で留年させる学校も嫌ですねー。下駄をはかせようと思えば何とでもなる、教育には配慮が必要です。マラソンがそんなに大切か?組合活動そんなに大切か?一人の児童をひきこもりに追い込んだ、休み時間も隣の教室へは入ってはいけないというルールがある義務教育の学校があるのも不思議な学校何かあれば犯人は同じクラスの中にいるということです。緊張感がずしりと重い、眠れない。あす遅刻がないように起きないといけない。

SGLT2阻害薬

糖尿病のSGLT2阻害薬がまたもう一つ発売される。2000億円の市場だそうです。メトグルコには乳酸アシドーシスという大きな合併症がある。メトグル子は大酒家には処方できません。メトグルコは忘年会の日には服薬してはいけない薬です。しかしメトグルコのようなビグアナイド系はジェネリック医薬品ではなくとても安い薬です。SGLT2阻害薬は昨年4月に発売された新しい薬です。SGLT2阻害薬は脱水というリスクを持っている。HEMOCONSENTRATIONを起こし脳梗塞になるかもしれません。糖尿病という抗浸透圧利尿で口渇多尿の患者さんはもともとトイレが近い。そこにSGLT2阻害薬は尿細管での再吸収を抑えます。尿量が増えます。しかし、SGLT2阻害薬を服用して心不全を発症したかもしれない、そこで循環器専門医が処方したのは利尿剤であった。SGLT2阻害薬は尿量を増やすのになぜ心不全を発症したのか。さらに入院をすすめられたのになぜ利尿薬で一気には改善したのか?全く納得いかない。3か月で体重減少が5キログラムと痩せ繰りとしてはすごい効果です。木曜日行く先がないから私のところくるMRさん感じ悪いなあ。木曜日MRさん訪問禁止にすると具合悪いですか?いろいろ思うところがある。昨日、やはり冬場はふつうの眼科は暇です。

何よりも患者さんのために

何よりも患者さんのために。本当に患者さんのためにになるのでしょうか?ジェネリック医薬品は薬価が60パーセントになります。オーソラズドジェネリックが増えてゆきそうです。アレクラ、ブロプレス、クラビット250,500の3つが取りあえずオーソライズドジェネリックです。全く同じ薬を名前をかえて売る。クラビット500なら添加物を含めて同じものは6割の薬価、他のメーカーが作れば50パーセントの薬価です。私はそんな姑息なことはやめクラビット500を60パーセントの薬価を下げるべきだと思います。皆喜びます。その代り特許切れまでの時間の延長を認めればよい。ジェネリックメーカーも安定供給しないと業務停止にすればよい。それがCMでいう何よりも患者さんのためにですよ、高橋秀樹さん。アメリカではジェネリックは全く同じものです。後発品変更不可の医師が印を押せば後発品を薬剤師が処方することは無理です。生活保護や福祉医療の方はロキソプロフェンでは納得しない。生活保護医療費はジェネリックを使うと大きな医療費削減につながる。だから向精神薬3剤処方したら減算14日以上の処方を7剤処方すると減算さらに処方箋料も減算うちのように平均点数が兵庫県の平均点数うをはるかに下回るところでも高いという患者さんがいる。OCT1第1000万近いさらにハンフリー視野計も500万円ではとてもない。検査機器一台300万円しかし患者さんには高く映る。加齢黄斑変性症や緑内障を早期発見するには機会の差が大きい。手術室だけで2000から3000万円。小児科、皮膚科精神科、心療内科がうらやましい。机があれば何とかなる、小児科でも胸部レントゲンがないところも多い。医療対策特別措置法26条の恩恵を受けやすい診療科です。

シダトレン続いていますか

年末にわが子にスギ花粉症の舌下免疫療法シダトレンを導入して今シーズンの舌下免疫療法の導入を締めくくった。舌下免疫療法シダトレンの新規導入は次回は6月からとなります。シダトレンは一か月の中断をすると最初からやり直しになります。どうですか?続いてますか?14日に一度は医療機関を本人が受診する、そんなん無理とあきらめた方も多かった。患者さんの声としては今までのアレルギーの薬を続けてよいのかよいうものです。続けてください、シダトレンは魔法の薬ではありません。ヒスタグロビンとの併用療法です、ヒスタグロビンは相当痛いようだ、他人のお子様にはとても接種できません。ただし、ヒスタグロビンの注射は私がプロトコールを立てるので抜けません、シダトレンは子供任せにすると忘れている。最初の二週間は特に保護者の関与が必要です。一本目と二本目のボトルは中身の濃度が違うがもったいないと思い一本目を使っていた。三週目からは同じ量なので過ちは減るが口内炎ができているのにシダトレンの舌下投与をしてしまっていました。アレルギー総合講習会で若い人のほうがシダトレンが有効であると講演で拝聴しましたがMRさんが来て言うには絶対会社としてはシダトレンが高齢者には効きにくいと言ってませんとのことでした。若い人ほどアドヒアランスは低下する。総合アレルギー講習会でダニの舌下免疫療法が近く行われるという話を聞いた。ダニは電話で問い合わせが多い。また白樺についての問い合わせもあるが白樺に関しては発売予定はないそうです。

不活化ポリオワクチン

不活化ポリオワクチンは安全であるとのことで鳴り物入りで導入されました、しかし、自費で接種した方と比べ割高のお金が出費されている。それは四種混合ワクチンが発売されるとその役割が終わることになる。そこに追い打ちをかけたのが三種混合ワクチンの発売中止である。いったん一社が作ってくれるという方向で話が進んだがデバイスの不良で結局製造中止になった、7歳半まで三混は接種可能であるため早めの接種を呼びかけているがどれほど保護者の耳に入っているでしょうか。一方、昨年12月のワクチン学会の話題として11,12歳の二種混合ワクチンを三種混合に変えようとしているそうです。いったん三混を製造中止にしてまた二種混合ワクチンの代わりに製造が始まるのでしょうか?三種混合では二種混合で追加接種を行う理由は接種部位の腫脹であったはずです。どこにもそれほど三種混合ワクチンは残っていないしシリンジ型ではない財形は2月に期限切れを迎えます。歯科生ポリオを接種済みの方には四混を接種してよく不活化ポリオではだめという根拠はどこから来ているのでしょうか。

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬

漢方薬で睡眠が可能となることを目指して診療しております。EBMのレベルが大変低い。バルビツール酸誘導体は自殺リスクがあり、大昔にMRIをとるときにラボナを使ったことが最後です。非ベンゾジアゼピンが好まれるが相変わらずベンゾジアゼピンも多用されており日本は世界一のベンゾジアゼピン使用国です。非ベンゾジアゼピンはベンゾジアゼピンに比べ何が優れるのでしょうか?非ベンゾジアゼピン系睡眠薬にはゾピクロン、ゾルピデム、エスゾピクロンがよく使われます、以前にも述べましたが抑整系伝達物質GABAa受容体にはω1受容体親和性が強いつまり催眠作用が強い。ちなみにω2受容体は筋弛緩作用や抗不安作用が強い。だから今非ベンゾジアzピンのマイスリー・ルネスタさらに新たに発売されたオレキシン受容体拮抗薬が人気がある。バルビツール酸誘導体は大量の服用で自殺できる薬です。しかしベンゾジアゼピンや非ベンゾジアゼピンは大量服用では自殺はふつうできません。耐性不形成は非ベンゾジアゼピンでのみ考えられている。SGLT2阻害薬服用の患者さんにおける心不全の発症に当たりすぐに飛んできてくださった2つの会社のMRさんありがとうございます。木曜日以外にお越しいただきありがとうございます。

アレジオン点眼液の講演会

アレジオンはジェネリック医薬品が普及している古い薬です。しかし、点眼液としては1年、アレジオン点眼液はBAKフリーになりました。それで眼科医向けに講演会があるのかと思ったら眼科以外の医師向けのインターネット講演会が行われました。、眼科の医師が使う薬と何時もMRさんがおっしゃっていますがなぜか眼科医専門医を排除したインターネット講演会が行われた。メーカーさんはアレジオン点眼液は他科の先生ではなく眼科の医師に使ってほしいと公言している。まあ眼科医向けには他に大きな会があるからということでしょうか。19時30分からでした、私は医師会の会議が20時からでしたので途中まで拝聴いたしました。その会議でもアレルギー結膜炎の話をさせていただきました。アレジオンは眼科の医師に使っていただけたらそれでよいですとコマーシャルしています。インバでした。ースアゴニストという言葉はアレルギーの世界では当たり前の言葉でしたが眼科で普及させるのがアレジオン点眼液です。シダトレンもアレルギー性結膜炎は根治しません。アレジオン点眼液は売れるんでしょうね。

タミフルの予防投与

センター試験と中学の近畿統一試験を前にタミフル・リレンザ・イナビルの予防投与についての問い合わせが殺到する日々です。センター試験や近畿統一試験の時にインフルエンザにかかって落ちたら大変と思うのは親の常です。ラピアクタも常備するがラピアクタは予防投与はできません。院外処方なのでいくらするかわからいがいくらですかと電話がかかる。今年はインフルエンザに大人が多くかかっている。不思議は年です。タミフルなら一日一錠7から10日、イナビルなら予防投与は2日です。予防投与のタミフルを処方されるにもインフルエンザの患者さんが多く待つ中で一緒に待たないといけない。そしたらここで予防的に自費でもらおうということになるのでしょう。インフルエンザの簡易キットはOTCにならないものか?ならないそうです、鼻粘膜を素人は怖くてこすれないからだそうです。鼻血など出ようものなら大騒動になるでしょう。のどと鼻の粘膜では陽性率にどれくらいの差があるのでしょう。10パーセントだそうです。鼻血を考えても鼻の粘膜をこするほうが良いです。

介護報酬2.27パーセント引下げ

医療が診療報酬ならば介護は介護報酬です。診療報酬は2年ごとに変化する。一歩介護報酬は3年ごとに改定される。介護報酬がどうして2.27パーセント下がると試算されるのか?わからんなあ?先日お伺いしたお話では急性期のリハビリつまり回復期リハビリテーション病棟以外ではリハビリが消えるとまで言われている。後のリハビリは介護保険に集約されるそうです。つまり要支援を取得しておかないといけないことになります。聖域は整骨院です。本来ねんざなどの急性期疾患のみの治療を行うはずの整骨院が慢性疾患の治療を行っているのは周知です。視覚障碍者の方が有するあんまマッサージの免許が脅かされている。仕事がないのです、数をこなすことができないマッサージを無資格者がいっぱいしている。安くないと今の時代はダメです、MADE IN JAPANにはこだわらない。チキンナっゲットを食べたことがないが子供たちでは人気の商品のようです。デイサービスと特養の費用を中心に介護報酬が下がる。そして在宅があがる。厚生労働省は書けたはしごを外すことが得意だ。報酬を優遇し充足すれば報酬を下げる。絵に描いた餅にならなければよい。介護保険が2割負担になるそうですが高所得者は医療保険は3割です、依然コムソンが介護では問題を起こしましたが株式会社の医療への参入は認められていません、介護保険では大手が参入しています。過度の規制緩和はかえって世の中が悪くなる。風とインフルエンザことしはおとなにおおいようですわたしもいしゃの不養生にならぬよう気をつけます。