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最近のコンタクトレンズ診療

カラコンを取り扱うと損をすることが分かった、カラコンの扱いをやめようと思う。最近、ワンデイの乱視用は扱っていないとかソフトのコンベンショナルレンズは扱っていないとか遠近両用は扱っていないとかで他院からまわってくる。コンタクトレンズ診療は損をすることがあるかを示すものです。ドンキホーテで買うからカラコンを合わせてくださいと言われても無理なものは無理です。酸素透過性が低い色を外から塗ったレンズはお勧めできません。説得するのが眼科医の仕事です。カラコンと使い捨てではないソフトレンズを求めてそれぞれ別のユーザーがお越しになりました。カラコンをはめた患者さんがお越しになったら怒ってはいけないという指令が出ています。眼科受診で怒られると思って受診しないため手遅れになる方がおられる為です。先日以前来院歴がある方がお久しぶりに来られカラコンがほしいといわれた。少ないながら在庫していたので持ち帰った。色が気に入らんとかなんとか言われた。はめてそして見せて納得していただきました。ところが色が気に入らんと後日来られた。結局私が損した、カラコンは迎えのドラッグストアへ行っていただくのが一番だと改めて認識した。カラコンは化粧の一部と思っておられる方が多い。しかし、予想以上に角膜障害が多い。角膜内皮細胞が減少しているでしょうね。使い捨てでないソフトコンタクトレンズは製造方法が異なりよい製品ですが補償が問題です。破れたときです。紛失保証はどこにもありません。それからケア用品です。ケア用品は開封したら他の人は使えません。だから購入いただいています。先日、ケア用品の料金だけいただきますと言ったら後日皿のままで返品に来られました。ケア用品と交換でお金も当然返しました。こんな人に限って角膜内皮細胞が減少している。長期にわたり定期受診されている方には角膜内皮細胞を無料でサービスしています。

医事紛争

医事紛争は大変です。私が直接紛争にかかわらないのに大変です。診療したことがある患者さんが訴訟を多いんで起こされました。カルテや眼底写真送れと裁判所から通知が来た。眼科に関係ない部分はイランと言われたがとにかくすべて郵送です。私が診たことがある患者さんの医事紛争です。わたしには直接関係なくとも双方の弁護士さんと裁判所からカルテと眼科に関する診療の資料をおくれとのことです。眼底写真は重くなるのであるいはハードデイスクが壊れた為DVDに入っているがプラステイックのカバーがかかっており私にもどこまでお役にたつか不明です。注射器を反社会勢力に流して懲役10か月怖いですね。反社会性力に対する世の中の目は厳しい。コンタクトレンズ販売をするにも契約書を結びそのなかに反社会勢力ではないことを明示してある。カルテの保存義務は5年です、どこも保管場所に困り5年経過すれば破棄しているようです。破棄するにも個人情報の塊なので注意が必要です。インスリンに注射器を使わなくなった今1mlの注射器の需要は減っているのでないでしょうか。すべてのことには表に出ない真実と理由があります。裁判所とは御縁がないことを祈ります。今後伸びる診療科は?一番一般内科、二番精神科、三番整形外科、四番糖尿病内科だそうです。眼科はその他でした。将来真っ暗です。

マイコプラズマ感染症

マイコプラズマ肺炎は最近はオリンピックに関係なく若年者に発生する高齢者がかかることがない。そしてマクロライド耐性マイコプラズマが増えているそうです。72時間以内に解熱しなければマイコプラ図には抗菌薬は効いていないから変更を考慮するべきです。成人の死亡率は0.5パーセントです。そこでマイコプラズマとキットで診断したらキノロン、マクロライド、テトラサイクリン系の抗菌薬からどれを選ぶか?キノロンの新しいものジェニナック、グレースビットマクロライドのクラリシッド、ジスロマックテトラサイクリン系のミノマイシンこの3系統でどれを選ぶかという質問をいただきました。抗菌薬を売ってるMRさんは分かっていると思います。まずキノロンは耐性菌を誘発するからだめらしい。眼科の点眼液はキノロンしかないですけど?以前からキノロン系点眼液がMRSAを作っているかもしれないという論争がある。8歳以下は歯の問題でテトラサイクリン系は不可です。そこで提唱されているのは入院と外来に分ける。外来は効かない薬やちょっと気に入らないことがあればどこかに消える。前医の薬の名前がいえる人ばかりではありません。外来ではマクロライド入院はテトラサイクリンだそうです。一週間で効かない様なら考える。耐性菌と考え変更するというマイコプラズマ学会の講演内容でした。

ACIPと肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチンの話を聴講してACIPのデータが盛んに引用されます。遺伝子が違うから異なる結果になるかもしれません。64歳以下では糖尿病などの免疫低下が見られたら5年ごとにPPV23を接種することが推奨されています。64歳以下で本当の意味の免疫不全者では8週間開けてPCV13そしてPPV23を接種することが提唱されているそうです。ACIPでは65歳以上ではPCV13とPPV23を両方接種するそうです。PPV23とPCV13を両方接種するなら65で変更することがよいことが多いそうです。2018年にPCV13は再評価されるそうです。日本では小児に対して2010年PCV13が開始されました。大人にPCV13は接種が必要か?PCV13を先にうった方が免疫原性が高くなるというデータがあるそうです一年間かのPCV13とPPV23の接種は適切ではないそうです。PCV単独とPCV13を2回接種するのっではブースター効果は期待できない。PCV13を接種してPPV23を接種すると発赤疼痛の副反応が増えたそうです。今のところ両方の肺炎球菌を接種するのがよいという考えのようですがまだまだ分かりません。今日からニューモバックスがTVで西田敏行さんを使ってCM開始です。

高血圧の漢方治療

岡山コンベンショナルセンターママカリホールに久しぶりに行った。菅沼先生の高血圧の講演に行きました。女性中国人中医師で周波数が合うのは高橋楊子先生と菅沼栄先生です。折角東京から台風接近の中お越しになったので東洋医学会の兵庫県部会を途中退席して時間がないので新神戸からNOZOMIをはりこんで講演を聞きに行きました。高血圧は5つに弁証する。どこの教科書にも書いている通りです。しかし、自験例をお話しくださるのがとてもためになりました。今日からの診療にきっと役立ちます。姫路にいても日本漢方しか講演会がない。東京と博多の間をうろうろして勉強しています。しかし漢方薬を処方したところで再診料と外来管理加算と処方箋料もとは全く回収できません。約500円です。特定疾患療養管理料を算定して保険医停止になったら困ります。漢方は生薬高騰で製薬会社も厳しい。どんどん講演会の予算が削減されています。せんじ薬なんて保険で出していたら赤字だらけになります。姫路にも昔は保険であるいは自費でせんじ薬を処方できる薬局が私が知る限り3件あった。今はエキス製剤で勝負しないといけない。

感染症

早くも神戸市でインフルエンザが数名出たそうですね、今年は速いかもしれません。小児科医がインフルエンザで休診になさっと聞いたことがない、一方眼科の医師は白内障手術を自らがインフルエンザにかかり中止することになる。時々聞く話です、見かけがきれいかどうかではない空気を入れ替える、人がいないときにこっそり雑巾がけをする職員の意識も大いに関係するともおもいます。そして患者さんは手洗い励行を行うことに尽きると思います。エボラ出血熱は体から出るすべての体液が感染源になると言われている。CDCのスタンダードプレコ―ションは汗以外すべての体液は感染源になると思えであったがエボラ出血熱はCDCを超えている。筑波・東京と長崎にこう言った危険な感染症を研究する施設をすでに建設済みあるいは建設予定であるがいずれも稼働していないそうです。もったいない。日本も領土問題を抱えているか存在しないのか?ですがバイオテロを考えたらどこかで研究しておかねばならないと思います。私が眼科以外で研修をした3年間で同じ病院の同期の看護師一人と放射線技師一人が結核に罹患した。一緒に救急や放射線科の仕事をした。当時小柴胡湯が有効ではないかと多剤耐性結核に治験をしていました。その後のことは知りませんが結果療養所の勤務は楽しかった。小柴胡湯には免疫調整作用があるのではないかと言われていました。それがのちにIPを起こしてしまった。五苓散もS薬科大学のT教授の実験では五苓散は利尿剤ではない、利水薬でで過ぎを戒める。しかし同期にいっしょに就職した研修医に主治医になられたらいやでしょうね。INH,RFP、EBまたはSMの3剤併用療法が中心の時代でした。KMはダメだと言ってました。耐性菌が多いそうです。主治医になると眼科のCFFや耳鼻科の聴力検査をスことを体験しました。結核性肋膜炎の胸水せいんやIVH今ではCVポートに名前が変わっています。その結核に新しい薬が登場しているそうですね、近隣の保険薬局に結核の新薬が入ったらしい。アルコール依存症のかたが栄養のあるものを摂らず飲んでばかりで多剤耐性菌を作る。抗菌薬と感染症はいたちごっこです。しかし、医療業界の方はこのブログいっぱ見てますね。好意的な方ばかりではありませんが。

ニューモバックスの定期予防接種化

ニューモバックスとプレベナー13の講演会が多く行われています。おとなの肺炎球菌ワクチンニューモバックスが定期予防接種になりました。定期予防接種になると健康被害が出たとき保障が厚くなる。定期予防接種でも個人を守る高齢者インフルエンザと肺炎球菌ンは有料です。どちらのワクチンも海外の製品です。今年は13価のプレベナーは65歳以上の方の定期予防接種の対象になっていません。ワクチンの納入価は13価プレベナーの方がはるかに高い。定期予防接種では子宮頸がんワクチンは四価と2価のワクチンで価格が同じでした。子供に対するプレベナー7価がアメリカで接種されて子供の肺炎球菌のサブタイプにリプレイスメントが起こった。レプレイスメントが起こると今度はご老人の肺炎球菌感染にワクチンに入っていない肺炎球菌が増えるという変化を起こした。孫の肺炎球菌は飛沫感染で簡単におじいちゃんおばあちゃんの肺炎の原因菌になるそうです。プレベナー13とニューモバックスのどちらがよいかEBMは何処にも存在しない。プレベナーにはアジュバントが入っている。持続力があるかもしれない。5年後の再接種はどうなるか全く不明ですがアメリカでは両方接種するというトライアルも行われているようです。まだ不明なところが多い問題です。

8センチメートルCDアダプター

8cmCDアダプターは昔は持っていたがいつのまにかなくした。竹内まりあの「駅」のシングルCDを持っていたはずだが分からない。8cmCDアダプターはamazonやヨドバシでもインターネットで売り切れであった。先日系統中医学講座に行ったついでに御茶ノ水で8cmCDadapterありますか?と尋ねるとすぐ出てきました。CDが安くなってしまい8cmのCDアダプターは不要になってしまいました。ITUNEの様に好きな曲だけゲットできるようになりました。8cmCDアダプターで聞きたかった曲は24時間テレビでおなじみのサライと日立の宣伝でおなじみ小林亜星さんのこのきなんの木、気になる木になる名前も知らない木・・・・このシングルCDを購入したが使えない、子供たちはテレビを見ないのでこの木なんの木という音楽を聴いて何の音楽かはさっぱりわからない。然し、気に入っているようです。今の子はダイアル式の電話機も見たことがない。自然界でも昔はいくらでもいた石亀、クサガメ、ふな、メダカなども川で自分でとれなくなっている。代わりに四ツ目ことおやにらみは何度か取れました。ちょっと売れないと消えてゆく。時代の変化です。

産婦人科漢方

産婦人科医が集まる漢方研究会が姫路で年一回ある。長く続いているので産婦人科以外のネタになっている。昨年は関口由紀先生の泌尿器のお話でした。今回は耳鼻咽喉科領域の話です。今年は佐賀県から耳鼻咽喉科の女性講師が来られた。今度の日曜日は岡山で東京からお越しになる女性中国人中医師の話を聞きに行きます。最近はほとんど系統中医学講座以外の講演会は参加していませんでした。来年早々薬剤師の先生を対象に漢方薬のお話をさせていただく運びとなりました。昨日の耳鼻科のお話は日本漢方でしたが耳鼻咽喉科の先生でしたので腹診をしないので周波数が合いました。耳鼻咽喉科も半分内科です。つまり、のどつまり咽頭・喉頭は内科の風の治療に類似しています。耳鳴りには難しいがめまいにはかなり漢方は有効と言われていました。天麻マツもお使いだそうです。患者さんが飲みにくので最近天麻マツは使用していません。私自身めまいになったこともありませんがめまいは確かにメニエルなどで処方されている薬よりも漢方薬で治療してみたいと思います。

受験は通過点

今日、保護者会に参加した、資料が足りないくらいいっぱいでした。びっくりしたのは教室長が変わればいろいろ変わる。一学期のテキストの解き治しを昔は課されていましたが今日の話では苦手なところのみでよいそうだ。更にはこの時期になればほめることに重きを置くそうです。スベルは取消、通ると言って自信を持たせることに重きを置くようにするべきだそうです。前は違っていました。教育には正解はないのでしょう。受験をすると無常観や満足感を得る。いくら勉強しても合格しないしかし多浪するとなかなかあとに引けない。すべての学校合格が目的ではない。私の大学でも放校という制度があった、一学年3年はできない。他の大学を出て医師になる人もいれば柔整や歯学部へ進む人もいる。やさしすぎてネズミをビーカーで炊いて骨格を見たり、大きなカエルの解剖優しい人には苦痛です。たまたま不合格になった人の方が医師には向いていいるかもしれない。子供が通う学校の新聞に教員が書いておられた兵庫県の中で変わった学校日本の中でも変わった学校それが兵庫県西部地区では人気校になっている、しだから今年は違う学校を目指す特訓に変えた。先生からもう少しこのままでと言われたが何が何でも志望校特訓は変えてくださいとお願いしました。すると教室長がもし気が変わったら私の権限で元の特訓に戻しますからおっしゃって下さいと言われました。偏差値で学校選んだらえらい目に合う。留年や自主退学とういう最悪の事態が怖い。3日連続休んでも何も連絡のない学校?・オリンピックでも出る学力を持つ方が進む学校です。算数がクラスで一番だったと笑顔で帰ってきた、何よりです。難しい過去問にみんな悩む、合格しても走り続けなければならない。鶏口となるも牛後となることなかれ、どこの学校でも留年自己退学は怖い。うちの子が受験を前に学校も学習塾も休みまくっている、大丈夫だろうか?意外と成績下がってない。先生には一度地獄を見てこいと言われている。進学すれば偏差値20も十分ある。