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涙点プラグとドライアイ

涙店プラグでドライアイ治療されている方は意外と多いと思います。涙点プラグには色々な種類のものといろいろな会社のものがあります。涙点プラグは点眼液では改善不十分なドライアイに用いられます。プラグの一番の問題点はお金です。料金特に材料費が髙い、合わないと返せと言われるかもしれません、さらにサイズは大きい小さいの問題もあります。早く脱落した場合補償は?と言われるかもしれません。私どももサンプルは一度いただいたら登録しているのでいただけません。先日は飛ばしてしまい、パーです。持ち出しです。パンクたるプラグFがよいと聞きつかったが外に飛び出してきていたいといわれ除去しました。その方はキープテイアを用いています。当てろコラーゲンを涙小管に充てんします。体温によりゲル化する液体コラーゲンです。冷蔵庫で2から8度で管理しています。36度で白濁してゼリー状に固まります。40度以上になると再度液化します。キープテイアは軽症例、LASIK後などの一時的な例、涙点プラグがすぐ脱落する例などに適しています。涙小管をふさぐことになっているが涙点もふさいでいる気がする。

主人が言うんですよ

労働安全衛生法は労働衛生コンサルタントなので当たり前、労務管理もかなりやってきたので労働基準法も人並み以上にわかっているつもりです。医療は女性職場です。何かトラブルがある退職の時の決まり文句が「主人が言うんですよ」という言葉です。大人と大人の会話なのだからI MESSAGEであって欲しい。私がどうしたい、私がどう思う。私が辞めたいとかいう表現であるべきと思いますが主人がとか旦那があるいは旦那と相談した結果という表現が病院を経営していたときから多い。一方では母子保健を有する人が多いのも医療の特性です。男性でも所得が低いと母子保健というんですね。離婚とかになったら主人が旦那がという表現をしないと思う。旦那がすごく怒っているんです。そんなことはどうでもよい。自分がどう思うかである、一年に面接まで行くのは一人です。病院の時は病院の全業種の面接をさせていただいた。退職理由も聞かせていただきました。子供が市内の新設共学校にゆきたいと言い出した。先生方が夏期講習のこともありいろいろご助言いただきました。子供なら自分で決められない。大人は自分で決めるのがふつうである、一度やめるといった職員は必ず退職する。間違いない。変えられないのは他人と過去です。私はよく騙される。騙されやすい。今から神戸に行って勉強です、外は雨です。ゆかた祭りはこんな天気です。

視力検査

学校での視力検査の患者さんが落ち着いてきた。プールの時期です。いよいよゆかた祭りです。初めて近視と言われた保護者の方、さらには強度の遠視や弱視と言われた方にはショックな出来事です。メガネをかけるかどうか?大きな問題です。むかしからママ友のいうことが眼科の医師より信頼される。具体的には小学校の学校保健委員会で昔お話をさせていただく機会を得ました。タイトルはメガネをかけせたくない症候群というタイトルでした。医学的にはメガネをかけた方がよいというのがはっきりしていてもメガネをかけるか否かは保護者そして学校では本人の問題である。小学校低学年ではメガネをかけると自分もかけたと嫉妬する児童や成長が早い女子児童に多いが面白がってからかう風潮がある。昔は和尚さんに名前を付けてもらったり和尚さんが言えば信用があった。今や和尚さんには名前を付けてもらうことは少ない。皆無でしょう。今はネットでの一方的情報が信じられます。そして公園での幼稚園保育園のママ友の話が重要なママが多いようです。メガネかけたら近視が進んだ、めがねをかけたり外したりしたから近視が進んだ。すべて迷信の世界です。しかし近所のおママの話が信用されるからどうせ信用されないなら無理に言い切らないようにしている。姫路に帰ってきて最初などひどいものでした。学校の紙忘れたという人みんなうそつきだった。めがねの処方箋も持っている、よくママに騙された。ママとは信頼関係が熱い、しかし、関係が切れるのも早い。うちはどちらかといえば子供が少ない眼科です。自分の学んだことを患者さんに還元すれば満足です。もうゆかた祭りですが露天商が40から70件しかいないようです。ゆかた祭り子供のころはバスでいってましたが長い間行ってません。子供も行きたいといいません。

ムコスタ点眼液と梅雨

むしむしした日が続きます。ムコスタ点眼液が梅雨になって活躍してます。最近ムコスタ点眼液の使用中の方の実用視力があがっている。もちろんジクアス点眼液も頑張っている。ムコスタ点眼液使用中の方の実用視力の結果がとても良い。空気中の湿度のお多さが実用視力をアップしているようです。私は漢方診療をしているため冷え症の女性が一定の割合がおられます。だからあっついと言われて知らん顔しているときがある。クールビズと言ってもラフな服装のみが広がっているような気がする。世の中、エアコンの温度は上がっていないように思う。関西電力の姫路の発電所なかなか発電能力があるそうです、真夏の電力不足がないことを祈ります。皆さん特にムコスタ点眼液使用中の実用視力のブリンク数が減少しています。湿度は大切です。ジクアス点眼液はムチンの分泌で糸を引く目やにが出る、ムコスタ点眼液ではない。この違いは何かわからない。シェーグレン症候群の方もプラグだけでよい、ムチン産生を促進する薬は不要という人も多い。ムコスタ点眼液だけ欲しい人とムコスタ点眼液だけは不要という人,両極端です。ムコスタ発売2周年の勉強会をWEBでみましたけいきよろしいね。

アデノウイルス

学校ではプールが盛んです。ここ10年アトピー性皮膚炎がなぜか減っています。プールがなくてもアデノウイルスは広がります。アデノウイルスの蔓延を防ぐには手洗いが一番大切です。流水で手洗いすることです。いったんりゅうこうするととまりアデノウイルスの感染をキットでみることができるようになり10年以上になります。キットは薬価が高い。診察費があがる。高いと叱られ痛いと叱られる。結膜の細胞を擦過してこすり取らねばならない。アデノウイルス感染症でキットが陽性になるのは70パーセントです。〇病センターでは眼科も耳鼻科も小児科もアデノウイルスのキットがおいてあります。アデノウイルスをどこでもらったかなかなかわかりません。ムシムシ暑い日が続きます。あーあしんどいという人も多いことでしょう。なんか疲れがたまっている。気を補う薬つまり人参と黄耆入っている漢方薬を服用して元気をもらおうとかカフェインでカラ元気をもらおうとか思います。季節変動で眼圧も血圧も低くなっています。アデノウイルスには特効薬がありません。つまり免疫を高めることはよいことです、そこに漢方薬の出番があります。栄養補給目的のビタミン剤の保険給付は禁じられています。

イソプロピルウノプロストン

イソプロピルウノプロストン点眼液は抗VEGF抗体に次ぐ期待とポテンシャルを秘めた薬です。イソプロピルウノプロストン点眼液はPG関連薬とされていましたが今は網膜色素変性症の薬となるポテンシャルを有するためPG関連薬から外れました。網膜色素変性症に対する漢方治療を求める患者さんは多い。しかし、まとまったEBMを有する者は漢方薬にはない。イソプロピルウノプロストン点眼液は本来緑内障の薬でしたがエンドセリンにより血管平滑筋を弛緩させ網脈絡膜循環改善作用を有することからまたアポトーシスを抑制することから視細胞保護効果があります。2相性試験で網膜中心感度の改善を認めた。第3相性試験が現在行われている。網膜色素変性症の期待の薬です。イソプロピルウノプロストンなら抗VEGF抗体と異なり眼科の医療費を圧迫することもないでしょう。イソプロピルウノプロストンは商品名がレスキュラです。現在のアステラス製薬昔の藤沢が販売していた薬です。ラタノプロストの出現とともに去ってゆきました。世界初の網膜色素変性症の点眼液が発売に至るでしょうか。

プール熱

咽頭結膜熱の別名はプール熱です。暑くなってパラパラアデノウイルス感染症がみられるようです。一見きれい椅子にもアデノウイルスが付着している可能性があります。アデノウイルスに対して拭き掃除を頻回に行うように心掛けています。O157の流行以来塩素濃度について関心が高くなっている。嘘か本当かわからないがビニールプールでは塩素を入れていないのでアデノウイルスによる流行性角結膜炎が容易に起こる。プールに入らなくてもプール熱にかかります。別名は咽頭結膜熱です。アデノウイルス感染症ですからアデノウイルスのキットを行えばすぐに診断できます。ところがアデノウイルスのキットは正診率70パーセントです。キットも眼科用とのどに用いるものがります。どこでもらったのでしょうかと言われますが分からぬことが多い。高熱とのどの痛みを訴える病気としては手足口病とへるぱんぎーながあります。溶連菌感染症ものどが真っ赤になる。いわゆる夏風邪です。アデノウイルスには治療薬つまり特効薬がない。対症療法あるのみです。アジアのプールでは重症化しやすいアデノウイルスが流行しているそうです。人の手を介して感染します。

漢方内科

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眼科と指導料

眼科には指導料が存在しません。ところがインターネット調査では眼科で2000円払うなんてナンセンス。糖尿病でインスリンうっていたら調剤薬局で10000円、医療機関で10000円。というのは当たり前です。インスリンの在宅自己注射を指導すればをすれば8200円、指導料225点。自己測定の指導料がインスリンをうつ回数で加算、腎臓が悪くなったら加算、透析になったら一回50000円。眼科には手術しかない。手術の保険点数の下がっています。夢のない診療科です。そして抗VEGF抗体は一回20万円の三割一回では終わらない。なぜこのように眼科手術なし開業が人気なくなったかといえばコンタクトレンズ診療が眼科から離れてしまい眼科専門医以外の普通の医師の手に渡ってしまったからです。医師免許があれば眼科の開業はできる。患者さんには〇○眼科と看板があがっていたら眼科と思う。さらにはコンタクトレンズ専門眼科で診察費用が300円と安い。普通の眼科は820円する診察費用が300円の眼科。一般の人は安い方がよい。なぜ診察費300円の眼科が登場したか?厚生労働省は経営的に成り立たない眼科を作りコンタクトレンズ患者さんが多い眼科をつぶすことが目的です。どこでも駅前にはコンタクトレンズ診療で300円の眼科がおおい。

障害者総合支援法と介護保険

眼科の在宅医療は遅れています。患者さんと家族の期待が大きすぎること、器械の費用がかさみます。車いすの方が診療に来られると移動が大変です。器械一台ごとに移動が必要です。その理由は往診料の算定や在宅患者訪問診療料の算定が内科や外科を中心に設定されているからです。先日もケアマネージャーから在宅しませんかと言われましたが眼科は視力が測れない。測れるがむずかしい。家族の期待は大きい。まつ毛のケアや緑内障の眼圧測定など限られたものとなります。介護保険の対象者は第一号保険者です。しかし、40から65歳の第2号被保険者であっても糖尿病網膜症のような特定疾病を有していたら介護サービスを受けることが可能です。一方障害者総合支援法による福祉サービス利用対象者は身体に障害がある方知的障害がある方、精神障害、難病患者で一定の障害がある方が対象です。両方申請可能です。今日の新聞で年収280万円以上は来年8月から介護保険の自己負担が2割に変更されると記載されています。むしろ、遅すぎるきらいもあります。もっと介護保険には切り込む必要があります。社会福祉法人の内部留保も同じです。介護職の給与や人員配置を厳しくするべきです。