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肝炎

A型肝炎が今年は流行っているそうですね、生牡蠣の食べ過ぎが関与しているかもしれないようです、酢牡蛎おいしいな、そこ歯の夏季を何度となく今年の冬もいただきました。私は子供のころ水道がない環境で育ちました、井戸水ですそれゆえ腸内細菌が違うようです、中学生ぐらいの時A型肝炎で休む人いました。一か月休みました、私はみんながノロウイルスににやられても大丈夫です。今の40歳以下はA型肝炎の抗体はないのが当たり前だそうです。B型肝炎のキャリアから生まれた新生児の予防接種のスケジュールが世界の流れに合わせて変わりました、遺伝子組み換え組み換えB型ヘプタバックスⅡの添付文書が改定されたそうです、生後12時間以内にIGとB型肝炎ワクチンのヘプタバックスを接種して2か月更にヘプタバックスの追加6か月後でB型肝炎ワクチンヘプタバックスを追加接種します。変更後は2か月でのIGの接種はなくなります。海外渡航者が増える時期となるとそこで増えるのがA型肝炎ワクチンです。アステラス製薬のA型肝炎ワクチンであるエームゲンが16歳以上しか認可を得ていなかったがすべての年齢で認可を得ました。子供でB型肝炎ワクチンを接種している人は一世帯だけおられます。先日お越しの方がおっしゃいましたがアメリカではB型肝炎ワクチンを接種しないと小学校に行けないそうです。アメリカでは学校いけないそうですよと言っても他の方にご説明しもあまり反応がありません。別にどうでもよいことです。日本脳炎わざと接種しない人が多い一方最初が遅いのに期間延長をご存知ない方が多い。もうちょっとで液を吸ってしまいそうになる、行政もっとアピールしてください。

甘茶

甘茶とアマチャヅルチャは全く違うものであるということを発見しました、甘茶は発酵品しないと甘くはないそうです、糖尿病でも甘味が大丈夫という甘茶をお飲みになられたことはありますか?甘茶を私も最近は全く飲んでおりません。今年の甘茶は天然ものを科学し、創意工夫するというコンセプトの漢方薬の会社があります。そこの会社さんの甘茶を購入して寺の花祭りに使うそうです、4月8日は何の日でしょうか?4月8日はお釈迦様の誕生日です、小さな舎の周りに蓮華やつつじなどの花を糊で半紙の上に貼り付けます。寺に生まれた子供の仕事です。甘茶の木というのが私の育った寺にも木ありましたが確かにアジサイとどうみても区別がつきません、茶の仲間ではなくアジサイの仲間です。アジサイの仲間のアジサイが甘いのはフィロズルチンが正体だそうです。蔗糖の1000倍もの甘味を有しているそうです。花祭りと言って漢方薬のメーカーにもいろいろな会社があります。円高だけではありません。どこも原料の高騰で漢方薬メーカーは大変です。漢方薬のメーカーさんには少ない人数で全国をまわってるメーカーもあればMRランキングで第6位になるメーカーもある。6位の会社がEBMを作ってくれるから漢方薬に保険適応がある。漢方薬にはジェネリックの先発もない。しかしなぜ花祭りでは甘茶を?お釈迦様にそそぐのか?

初めてのコンタクトレンズ

初めてのコンタクトレンズという受診者が増えています。春だなあと思います。消費税値上げもあるです。最近みんな初めてのコンタクトレンズ入っています。コンタクトレンズが目に入らない方結構います。老人性白内障の手術と似ているようです。簡単・簡単というものだから行ったら初日に手術と勘違いしている人が多い。消費税の影響でしょうか、確かに多い。お年寄りばかりのクリニックに来る人多い。初めてのコンタクトレンズの習得は自学自習です。コンタクトレンズを自力で装用できるときには自力でほっておいても大丈夫という状態に至ります、自学自習という点では〇○式と似ています。そして慣れたころに何か油断のようなものがあって目が痛くなったり角膜がキズだらけで涙ボロボロの状態になります。最近は新しく初めてのコンタクトレンズを装用しようとする方が多いシーズンです。シリコンハイドロゲル素材が普通の素材のレンズと価格が同じになっているのでシリコンハイドロゲル素材で練習していただくようにしていただいております。絶対子供はガス透過性のハードレンズをと希望する世代のお母さんはおられなくなった。もっと前は使い捨てなんて悪い素材ではないですか?大丈夫?という世代のお母さんもおられなくなった。時代は変わっている。

医療従事者

医療従事者はヘルスケアプロフェッショナルとかメデイカルスタッフというのが正しい英語だそうです。時代により違うが日本ではコメデイカルとかパラメデイカルとかスタッフとかいろいろ呼ばれています。先日患者さんが紹介状を求めて来院された。主訴は紹介状希望です。ある医療機関で造影検査を受けられたそうです。造影剤を点滴するのにはルート確保が必要です。ヨード系なら18Gあたり眼科の造営なら23でも可能でしょうか。検査が始まらない。そこで患者さんは看護師さんにだれか呼んだらはと言ったら看護師さん曰く私しかはいないんですよと。10人以上いて一人だと不信感をいだいたそうです。患者さんには職種は分からない、みんな看護師なんてありえない。それが現実だけどわからないから患者さんからは看護師さんと医療従者が同じになっている。採血できるのは医師、臨床検査技師、看護師です。県内で無資格者にECGをとらせたしてつかまっていた。ECGをとれるのは医師、臨床検査技師、看護師です。私のところはわたしは人に任せるのが苦手なのですべて自分でやろうとしてしまう。多くの人を診るのはできにくい。

ラピアクタ

昨年にくらべてB型インフルエンザウイルス感染症は卒業式など多方面で影響しています。昨年インフルエンザウイルス感染症に注射という治療の選択肢があるとテレビで宣伝して叩かれていた製薬会社があったらしい。私はテレビ見ていないから広告について知らない。私個人としてはインフルエンザウイルス感染症にラピアクタという選択肢があり確実に小さなお子さんやご老人に投与できることは素晴らしいことだと思います。ラピアクタの添付文書を見てもインフルエンザウイルス感染症にノイラミダーゼ阻害薬を必ず使わなければならないと限らないという記載がなされています。つまり原文ではA型またはB型のインフルエンザウイルス感染症の患者すべてに必須ではなことを踏まえると記載してあるではないか。かといって解熱までの時間は他のノイラミダーゼ阻害薬と変わらない。確実に血管に入るのはラピアクタです。B型は予防接種もノイラミダーゼ阻害薬も効きにくい。昨年のように5月にはやれば効果が切れたと理解されるが今年のように早めの流行はインフルエンザウイルスの予防接種をしたのに罹ったといわれやすい。

赤い目の原因は

赤い目をした方がわたしの自宅に来られた。何かと思ったら目が赤いからきになってとのことでした。赤い目には充血と出血がある。明らかに出血です。プラビックスが犯人です、診断は結膜下出血です、症状なかったらこれで終わりです、しかし目が痛むといわれる。そしたら診察だ。二人で歩いてクリニックへ来た。片眼しかない方でしたので患者さんに必死です。診るとめばちこだ。幸い抗菌目薬を称している、ただしアレルギーで処方したステロイドもお使いだ。ステロイドをやめて、抗菌点眼液のみ使用するようにお伝えしておかえりいただいた。病院時代の患者さんはみんな私の自宅を知っていた。病院へ電話すれば休日夜間は看護師が対応直接家に来る人もおられた。そんなわけで今クリニックへ来ています。今は居住地は住まいと別というのが当たり前です。だから眼科には時間外の着信履歴がいっぱいのこっている。なかにはインフルエンザが流行っているときにはどないかしてくれるという人もいる。将来子供が大学に入って自由の身になれば僻地に行きたいという夢がある。心筋炎みたいな診断困難な病気があるのが怖い。

心筋炎と筋書きのないストリー

九州の離島で13歳の方が心筋炎を診断できずお亡くなり訴訟になったそうです。訴訟になり医療側が6000万円負けたそうです。心筋炎は大変診断が難しい病気です。結果的には解剖で心筋炎の診断がついたそうです。時間とともにドンドン悪くなってゆく病気です。私が研修医のころ同級生の優秀な研修医の医師が心筋炎を診断して話題になった、特別優秀な医師で今も開業せず頑張っておられるようです。50歳を超えた今も急性期の医療をされているそうです。離島でも厳しい、しかし医師を集めるのは大変なはずです。過疎地は大学時代に奨学金もらったようなひとのような人材派遣するところがないと成り立たない。離島の医療どころかわが街の小児科救急が立ちいかなくなる。心筋炎を診たとき胸部症状軽くても急速に悪くなる非常に診断つけにくい。専門医と言っても小児科すべてが診れるわけない。裁判官は医療の素人です、鑑定人が入るといってもなかなか離島の医療水準で心筋炎を診断することは容易ではないことは医師なら誰でもわかります。心筋炎、喉頭蓋炎、ライ症候群、腸間膜血管の血栓症、腸重積の一部地雷疾患という呼ぶらしい。

アナフィラキシーショック

春は出会いと別れの季節です。一人暮らしをさせるのでエピペンを持たせたいとか今まで食べたことがないので不安だからもたせたいとの電話が何本かあった。エピペンは有効期間が短く高価です、シダトレンの初回30分間の院内で経過観察が始まるとボスミンかエピペンどちらか必需品となります、いんないなら絶対ボスミンです、歯科の医療機関ではエピペンのようです。歯科医はエピペンの初歩を患者さんにすることはできませんが院内に在庫を置くことは講習を受ければ可能です。歯科医院でも麻酔薬、ラテックスなど危険はいっぱいです。歯科用の麻酔薬の使用量は500万本以上で50人前後がアナフィラキシーを発症しているそうです。折角エピペンをお持ちの方は抜歯などで歯科へ行くときには携帯しましょう。つまりアナフィラキシーショックの対策として保険適応になったエピペンを所有する人が増えている、アナフィラキシーショックになると心停止までの時間はどれくらい余裕があるか?薬物では投与経路にもよるが5分、蜂に刺されたときには15分、食物の場合30分とのデータが出ていました。春といえば修学旅行です。一生の思い出です。学校医をしているところで教職員の方を対象とした説明会をさせていただく事となりました。管理する温度は15度から30度です。以前おひとり説明不足で冷蔵庫に入れた方がおられました。有効期限大変短いのでご注意ください。

国民皆保険

国民皆保険は当たり前になっています、国民皆保険さらに手厚く姫路以外の近隣では中学校卒業まで医療費0円の街があります。白内障手術で遠近両用レンズを選択すると完全自由診療となり100万円かかるそうです。保険診療ではありえない高額となります。眼科のレーザーは大幅原点になります。更にアレルギー領域ではエピペンの在宅自己注射も大幅原点となります。そして抗アレルギー薬のスイッチOTCの進行はとどまるところ知らず、国民皆保険を守るための施策のように進行しています。昨年来られたアレルギーの方が昨年の薬をどうであったか覚えていることもあればすっかり忘れていることもあるようです。EPA製剤のようにスイッチOTC化しても医療機関の受診を求める薬もある。今日来られて方も興味深い話をいっぱいなさっていました。インフルエンザウイルス感染症と言われましたが信用できなかったのでもう一軒キットを受けに行った。もう一軒でもやはり陽性だったのでこんなインフルエンザもあるのかと思った。社保や国保が縦覧突合検査をしていることなど患者さんはしる由ない。インフルエンザのキットは医療機関が変わらないと一医療機関で2回キットすると査定されてしまう。会社によりキットの性能が違う。2分待てばよいものもあれば8分待たなければいけない。しかも以前よくあったキットを施行した患者さんが帰った後インフルエンザのキットにうっすらとAやBに線が入ることは今では陰性と判定することになっています。私たちの医療は自由診療ではないのです保険診療です。今、私は療養病棟です。当直です。この寒さいやです。弱者の患者さんは寒さで弱ってしまうからです。包括化医療の中でできることは限られるが患者さんの要求は高い。花粉がいっぱい飛散していること人あっているが花粉症の患者さん軽い人が多いです。

アレルゲン免疫療法.jp

シダトレンについて詳しく知りたい方はアレルゲン免疫療法.jpをのぞいてみてください。アレルゲン免疫療法.jpにはシダトレンについての注意事項が詳しくかつ明瞭に掲載されています、シダトレンが魔法の薬でないことは自明ですが3から5年続ける環境にある人です。無診療投薬は認められません、保険診療では薬だけというのは本来禁じ手です、本人が顔を出していただく事が必要です。代理人が来て薬だけを処方していると下手すると保険医停止5年というとても重い処分を食らいます。3から5年続けることができる人がどれくらいいるでしょう。今日おこしただいた患者さんは妊娠の可能性がある場合どうなるのって尋ねられました。妊婦さんはすべての薬において危険性が有害性を上回る場合特技が刺されています、シダトレンはすぐに効く薬ではないということを考えると自費で今まで25万円するものが最初は保険で行けるというので殺到する可能性がある。いったいいくらの薬価がつくのでしょうか?エピペンの在宅自己注射の管理料が4月から大幅に安くなる。エピペン本体は関係ない話です。5月のアレルギ-学会のシダトレン講習会1000人規模でインターネット申込みだけだそうです。エピペンの発売時も登録医を群馬のアレルギー学会で量産していました。6月になれば平均点数が低いうちのクリニックさらに低く安い診療単価になります。