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食物アレルギーとエピペン

一番安心な食べ物は砂糖と塩だそうです。関西のある都市では学校給食の制度ですが給食センターで調理して学校へ到着した給食を給食担当職員がチエック次は教頭先生さらには生徒本人そして最後は担任教諭がチエックするそうです。20歳で甲殻類にアレルギーのある人が一人暮らしをするそうです。そもそもアレルギーがあるかどうか食べていないのでわからないそうです。食物負荷テストをしてくれる医療機関は少ない。熱を加えてタンパク質の抗原性を壊して少量与えてどれくらい食べられるか?エピペンを持ってどのように管理するか?輸入品なので有効期限約一年と短い。インフルエンザの薬と同じように3年だったものが5年に延長できないものでしょうか。アドレナリンの注射液ボスミンに比べアドレナリン自己注射液エピペンの有効期限はあまりに短い。しかも高い。保険適応となり安くなったがまだまだ高価です。エピペンを2本持ちたいと聞かれたらどうお答えすればよいのでしょうか?保険の給付範囲は一本でしょうか?それとも2本でしょうか?厚生局に聞く様にインターネット講演会でいっていたが査定された場合金額が大きいので困ってしまいます。今日はひまだ。雨に小学校の卒業式です。

咽頭結膜熱

咽頭結膜熱はアデノウイルス感染症の一つです。風邪のような症状と結膜炎の症状です。昔はプールの関与が濃厚であったためこのような別名がついている。咽頭結膜熱ははやり目の壱亜型です、最初に赤くなった方の目と同側の耳前リンパ節腫れる。自覚的には耳の前が痛い。アデノウイルスの検出にはキットがある。正診率70パーセントです。つまりキット陰性と言ってアデノウイルスの関与を否定するものではないしインフルエンザウイルスのように壱日遅くすれば陽性に出るものではない。インフルエンザB型が昨年よりも早く流行している、昨年は5月だった。しかし、インフルエンザワクチンは当たっている。ラピアクタを自家用においているが返品できそうだ。アデノウイルスは曲者です。毎年どこかの大学病院などで院内感染を起こしている。一旦かかれば人に移さないようにすることつまり学校や仕事を休むこと、ステロイドの点眼で炎症を抑えるしかない、アデノウイルスのキットには眼科専用とのどと目の両方のキットがある。昨日はお昼回転寿司へ行ったら卒園式だったそうでいっぱいでした、人の多いところには危険が一杯です。収束させるには学級閉鎖、病棟閉鎖しかない。

不眠症と漢方薬

不眠症は国民の20人に1人だそうです。不眠症は数か月で何時になりやすい。心理的ストレスが背景にある。ベンゾジアゼピン系の睡眠薬はなぜ推奨されないか?高齢者での転倒リスクや骨折を優位にたかめます。不眠症はうつ病のもとになるかもしれません。また生活習慣病を睡眠もよく話題になっている。2型糖尿病で飲酒のリスクが1なら睡眠障害は4.8と非常に高いそうです。睡眠障害は高血圧・高脂血症のリスクです。これらは大血管障害のリスクとなります。ノンレム睡眠は頭を休める、深いノンレム睡眠で成長ホルモンがでます。ねる子は育つデス。不眠症治療のゴールは昼間にいかに元気に活動できるかつまり睡眠により元気をもらう。メイラックスとソラナックスを服用している20歳代の二人の男性が漢方薬や生活指導で何とかメイラックスとソラナックスを減量している。インターネットでいろいろ知識を持って来院される。漢方薬には流派がいろいろある。生薬構成をみるとこんな使い方ができると思ってもネットにこう書いてあったといわれてしまう。深く生薬の知識を持たないと漢方薬はあてものになってしまう。患者さんの思う漢方薬を処方するのも一つですが医療機関はドラッグストアではないで国民皆保険を当たり前と思わず受診していただきたい。漢方していてよいことは少ないが私が育った寺の花祭りに甘茶がいるでしょうとMRさんが電話をくださった。ご心配いただきありがとうございます。早速甘茶を注文しました。甘茶は美味しモノではない。世間一般医もっと甘いものに味覚がマヒしています。花祭りご存知ですか。ところでなに集荷ブログに書いてないと多くの方から言われます。書写ですから天台宗ですよ。比叡山の修行について以前書いたはずですよ。

品詞と五文型

英語の文型は1から5に分かれます。更に副詞など修飾語がついてきます。SVが1、SVCが2、SVOが3、SVO1O2が4、SVOCが5これは英語と日本語の最大の違いだと習ったような気がします。「を」と「に」が来たら目的語つまりOだと教えたらプリントの問題はひっかけるように問題を作ってある。関係ないが「を」「に」と出会ったら帰れは漢文の世界でした。日本語の現代文と同様に用言を修飾する副詞、体言を修飾する形容詞分かってしまえば簡単なはずだがなかなかわからないらしい。英語の3ではS=C、5ではO=Cです。私が中学校の時はこのようなことは塾では教えてくれたが中学校では避けていたような気がします。時代の違いを感じます。古文の文法まで同時に登場して大変な時代です。医師になり一番役立つのは英語です。どんな立派な研究をしても英語のペーパーにしないとインパクトファクターがあがりません。英語も日本語も大切です。最近3月なのに暇です。春なのにため息又一つ。3月や春は別れの季節いやですね、なんとなくさみしい。今日は最後の患者さんに元気をいただきました。うちの子供と同じ学校に入られるそうです、うちの子と違いとてもキレそうです。Sにも合格されたそうです、わたしの知る限りのことはサジェスチョンしました。きひは結局任意でした。半数近くの方が寄付されたようです。Sは寄付・学債がないそうです。新学年では学債購入が待っています。今日はインターネット講演会3連発で疲れました。MRさんを減らすことが日本の医療で可能になるのでしょうか。MSアンケートしてるのご存知ですか?今月いっぱいですよ。MR同行の欄もあるよ、製薬会社は見ておられますよ。都道府県からチェックしてるからね。最近400アクセス来てます。MRさん見てますね。

いぼ

イボって何という話です。イボの中にはウイルス感染症のものがあります。誰でも知っているようでわからない意外と答えられない。こんなものまでというものも含まれます。中には悪性のものSTDも含まれます。一般にはウイルス性のものを疣贅と言います。いぼは表面にできた突起物です。専門的には疣贅と言われます。あくまで俗語です。ウイルス性疣贅でウイルス感染でできるイボという意味です。ウイルスは小さな傷口から侵入するとされています。アトピー性皮膚炎の患者さんにイボすなわち疣贅が多いことからもわかるでしょう。ウイルス性疣贅には子宮頸がんワクチンで有名になったSTDの尖圭コンジローマ、尋常性疣贅、扁平疣贅があります。ウイルス性ではないものに老人性疣贅と言って中高年にできる良性腫瘍がある。みずいぼは俗名で正式名称は伝染性軟属腫です。原因ウイルスはHPVというウイルスではなく軟属腫ウイルスです。うおのめは鶏眼、、タコは専門用語ではベンチといわれます。どちらも摩擦で発症します。イボのウイルス感染とは違います。イボにもいろいろあります。

クリニックでも役立つ喘息診療の実際

クリニックでも役立つ喘息診療の実際は神戸大学で行われた喘息死ゼロ作戦の中の講演タイトルです、興味深かったのは質問です、30分以上にわたり多くの質問が演者に向けられました。喘息で採血はどれくらい役立つか?RASTではペットやダニ、ハウスダストが挙げられ、すぐ花粉症は?やはりそうだったスギ花粉は昔は関係ないと言ってましたが今は違う。蛾などの昆虫は今のところ因果関係はあまりないそうです。成人の気管支喘息の4割が非アトピーですから末梢血中のIGEや好酸球も難しいところです。治療抵抗性の気管支喘息述次なる言ってはPPI更にPPI無効ならガナトンなどを用いる。喉頭アレルギーは概念がはっきりしておらずアトピー咳嗽に似る。ゾレアという魔法の薬というか根幹の治療薬が誕生した。今後を期待した糸の話であった。CHEST PAIN VARIANT ASTHMAの機序は不明であるが肺の過膨張で引っ張られることで瘢痕が形成されるという仮説があるそうですECGは正常、夜間の呼吸困難がみられる。FeNOの一酸化窒素は気導上皮細胞で作られているそうです。安易に配合剤を使うなという考えもあるが開業医レベルではICS/LABAの配合剤は有用である。吸入薬と言ってもいろいろあるので一つだめでも他の会社のものそして剤型が違う薬を試してみようDPIでむせる人もいる。

スーグラと体重減少

スーグラのWEBで少し触れられていましたが2型糖尿病で近位尿細管における糖の再吸収が抑えらると尿量が増える。尿量が毎日増えると体重減少がすすむ。つまり体重は減る。尿量がます可能性を考えると体重が減りインスリン抵抗性が減る可能性がある。海外の出たデータでは除脂肪体重よりも体脂肪の減少が大幅だったそうですよ。体重を減らす薬もでますが2型糖尿病ならSGLTで体重減らしたらよいかもしれません、もちろん脱水のリスク更には血栓のリスクががあります。サウナは行って体重はかると体重は減っています。腎性糖尿病は糖尿病に非ずだから近位尿細管中の糖の近位尿細管からの再吸収をSGLTがブロックしても大丈夫なら尿糖の増加の悪影響はみられないであろうと説明されています。eGFRが大丈夫ならSGLTを処方しても大丈夫ということです。脱水の指標にはHtがよいとされています。スーグラなどSGLTを試そうと思えば一年間は2週間に一回の診療がいる。眼科から見たらうらやましと思う眼科医は全国にいる。一回225点の指導料が入ってくる。眼科には指導料が算定できる疾患は何もない。眼科医の子供は眼科医にはならない。

もっこすのラーメン

神戸大学のシスメックホールに久々に行ってきました。前回は台風のなか東洋医学会の講演会でした、今回は喘息死ゼロ作戦の講演会です。喘息死は確実に減っています。小児科では吸入ステロイド群で身長が1.2cm伸びなかったと注意喚起されてますがなかなか難しい問題です。昨年は県医師会会館で行われましたが今年は神戸大学です。もっこすの大倉山店のラーメンも楽しみです。今はラーメンタローもできている。しかしタローなら姫路にもある。講演会が終わったあと一人もっこす大倉山本店へへ行きましたよく空いてました。但しラーメンは700円になっていました。阪神淡路大震災の後早くから暖かい暖かいラーメンを提供してくれたのがもっこすです。私は中山手〇丁目あたりにいたから元町のもっこすでも大倉山本店でも歩いていけました。震災後は毎日眼科外来のソファーで寝ていました。月曜日にぼうぜ汽船に乗りメリケンパークから坂を歩いてあがる生活でした。南京町を通ると汁ビーフンを無料でふるまっているときもあった。当時は600円はしなかった。心温まるラーメンでした。細麺で器の回りにたくさんチャーシューが載っています。これでラーメン?ではチャーシュー麺はどんなにすごいのかと最初に行ったときは思いました。なんでも値上げの時代だから仕方ない。

ノルスパンテープとシダトレン

ノルスパンRテープの処方についてメールが送られてきました。内容は登録された医師が代診を立てたときは代診医がノルスパンRテープを処方するには同じ量のノルスパンRテープの処方で同じ患者さんであってもノルスパンRテープを処方するにはe-learningを受けた登録医でなければならない、さらには代診医はノルスパンRテープの処方予定施設つまり登録医療機関を追加する必要があるということです。ノルスパンRテープはオピオイドであり慎重な対応が必要であるという確認メールのようです。シダトレンもアレルギー学会や耳鼻咽喉科学会の講習会を高額な学会費の上に受講費を支払いそのうえでさらにe-learngが必要なうえにノルスパンテープのような痛み・疼痛に対する即効性がない。すると患者さんが無診療投薬を希望するのは目に見えています。厚生局ももっと保険医停止5年になる無診療投薬について広報してほしい。シダトレンにはアナフィラキシーを起こした時の紹介病院一対一対応でまで登録するシステムになっています。厚生労働省からいろいろ薬の承認事項が付いてくる時代です。

4月からの入院白内障手術

4月から消費税が上がるがそれとは別に診療報酬が改定される。DPCの病院の眼科で白内障手術で大変不便なことが起こるそうです。3月までの要には両眼の白内障手術を一緒にはつまり一回の入院ではできない様になるそうです。一週間以上あけて短期滞在手術基本料3に算定されすべて包括化されます。入院でのDPC病院の白内障手術が入院日数にかかわらず手術料を含め算定されるようになります。両眼の白内障手術を最低一週間に間隔をあけて両眼の手術を行うことになります。今まで1週間の一回の入院で両眼の白内障手術できたのが包括化医療の導入で面倒になります。開業医にとってはDPC病院への入院での手術をお勧めしにくくなります。確かに片眼が落ち着いてから手術する方がよいですよね。或いは思ったほど見えなかった場合にやっぱりやめたと患者さんは言いやすくなります。どちらが患者さんにとって良い制度かわかりません。