記事一覧

今日は消防査察です

西消防署ですと電話があった思わず新聞報道で見ていたので査察ですねとこちらからもう仕上げたらそうです査察にうかがいたいんですけど。土曜日つまり26日の午前に行きたいといわれた。事務員一人意志一人で細々やってるんで時間どうにかなりませんかとお尋ねしたら一番でどうですかと言われました。昼からは私も最近緑内障・ドライアイ・当直で全然子供に勉強を教える間がなく子供の中間考査の悪い成績をいただきに中学校へ行ってからコンタクトレンズ販売管理者講習会があり絶対県医師会館へ行かねばならない。然し私が教えないと見事に成績が落ちたもっと日々親に感謝の気持ちを持ってほしい自分の子供は教えられないというがそんなことはない。分からないとき自分がいかに苦労したか怒っても何も生まれないと思えば教えることは可能です。そこで御無理を申し上げて朝一番いかがでしょう。そしたら「9時30分ごろお伺いします。」とのことでした。消防査察での思い出は選任防火管理者だったので西消防署へ年二回の防火訓練実施の届けにうかがったとき西川さん一時間ぐらいしたら査察に行きたいんですけどいかがですか?水曜午後で看護師二人と私しかいない。まあ暇やし外来の患者さん来ないのでいいかと受けた。西川病院の玄関ににレースのカーテンがあった。Pマークがついていなかった。改善に対する選択は2つ。Pマークの付いたカーテンに変える。お金がかからないのはカーテンをとる。どちらかの選択でした。私は当然カーテンをとることを選択しました。教訓から建物に対して消防法はかかります。ちっぽけなクリニックなので何を指摘されるのでしょうか?今のクリニックにはカーテンは一つもありません。ちなみに今は講習は受けたが防火管理者としての登録はしていません。しかし一度起こされると寝れません。目がさえました。療養型と言っても外来患者さんが来ることもあれば熱が下がらないこともあります。

アレジオン点眼液参上

アレジオン点眼液が12月に発売されます。間違いなく売れます。アレジオン点眼液はH1ブロッカーとメイデイエータ―遊離抑制作用の両方を有しています。アレジオン点眼液はカナダですでに発売されていると聞きます。人の涙液はPH7.4です。アレジオン点眼液のPHは6.7から7.3、浸透圧は1です。点眼液がしみるかしみないかは服薬アドヒアランスにおいて大切です。それは発売元の製薬会社の企業力です。水に強い会社といえばこの会社とオロナミンCの会社です。水に溶かして高濃度の薬を肝代謝など関係なく目に直接ふりかける。内服薬と異なりCYPが関係ないから内服薬とは全く違う薬の効果が期待できる。今は別の薬が大きなシェアを占めているようです。私も使いますが眼科以外の診療科で多く処方されています。BAKの濃度も大切です。アレルギーの人が使うのですから本来BAKを含むすべての添加物が入っていないことが大切です。しかし最近毎日私のクリニックにたくさん電話がありますがチメロサールフリーのインフルエンザワクチンにもいろいろな添加物が入っています。PFやNPという点眼液もBAKが入っていないだけのことです。浸透圧やPHを調節する緩衝剤は必ず入っています。当直で尿路感染症の患者さんが来られて起こされてしまったのでブログがかけました。

屠蘇散

昨年も取り上げましたがお正月に飲むお屠蘇は漢方薬です。屠蘇散と言います。屠蘇散は中国から入ってきたようです。日本で日本人の体に合うように変更されています。烏頭つまりトリカブトと便がよく出る大黄は除き、蒼朮、桔梗、蜀椒、防風、桂皮からなります。以前は漢方メーカーさんが下さっていました。大黄が入れば下痢する人でる。烏頭なんて使えばドキドキ同期を起こす人がいる。蜀椒は山椒です。花椒とも言われます。最近は公正取引委員会の縛りが出てきているようでお屠蘇も自分で購入する時代です。。漢方メーカーさんに尋ねても年末には屠蘇は完売するようです、防風,桂皮は風邪の予防薬です。桔梗はのどの薬です。蒼朮や白朮は胃薬です。なかなかよく考えられた処方です。お正月には屠蘇散を飲みましょう。

作業主任者

エチレンオキシドは特定化学物質2類に分類されます。そうなると各医療機関に作業主任者が必要となりました。労働会館で二日の講習を受け試験を受けました。さらには医師免許があれば作業環境測定士にはなりやすい。筆記試験免除です。わたしは労働衛生コンサルタントと作業主任者さらに作業環境測定士の3つの資格を有しています。ひめじでこの3つを有する医師はおそらく私だけでしょう。作業環境測定士は2種しか有していません。一種もとりたかったが時間がありません。どこか大企業で専属産業医をしたかったがパソコンに弱いのと漢方やアレルギーそして眼科の臨床から離れるのが怖いので開業医でいます。パナソニックの産業医になりたかった。統括産業医の先生に労働衛生コンサルタント試験の時お世話になり相談しましたが私には人事権がないんだよと言われました。よくブログで誤字のことをご指摘いただきます。実はパソコンよわいんです。ドライアイ作業主任者を取得したのは病院の有害業務に滅菌作業で用いるエチレンオキシドがあります。今はオートクレーブが人気で主流です。しかし、エチレンオキシドだと低温で滅菌できるためとても便利でした。特定化学物質は発がん性がある物質という意味です。しかし、エチレンオキシドは発がん性がある特定化学物質に認定されました。それでエチレンオキシドは病院の有害業務の扱いを受けるようになりました。作業主任者は姫路でとれます。スシロ-にはじめていったのは作業主任者の講習会でした。

桜木町ワシントンホテル

あと一週間でパシフィコ横浜で臨床眼科学会です。桜木町のワシントンホテルのキャンセル待ちをしています。昔眼科に転科したわたしに大役が回ってきました。パシフィコ横浜の眼科手術学会で入局一年目のわたしが演者として発表したことがあった。研修医は終わっていましたので無給の研究生です。眼科における三大学会で入局一年目が演者になるなんて異例の抜擢です。しかし無給なので質素なつもりがたまたま姫路の眼科開業の先生方お二人と上司と中華街へ連れて行ってもらいました。放射線学会でもパシフィコ横浜で発表させていただきました。あの頃の私は上司に大変恵まれていました。MRIの基礎もろくにわからないし何にもわからないのにLYMPHCYTICADENOPHYPOPHYSISという下垂体腫瘍に似た病気について発表させていただきました。妊婦さんが下垂体腫瘍と間違われ手術を受けることを避けようという画期的な発表でした。これも放射線科三年目での異例な発表でした。論文にすれば医学博士になれるという話を聞きました。さらには横浜での5年ほど前の手術学会では雪が積もって歩けませんでした。これらにおいて泊まったホテルが桜木町ワシントンホテルです。今回の臨床眼科学会も桜木町ワシントンホテルに泊まりたい。歩いていけるから。毎日電話するが全館満室をいただいていますといわれる。やはり前日勝負です。京王プラザホテルの緑内障学会も新宿ワシントンホテル前日取れました。インターネット予約はキャンセルでお金がかかるので?

当直で元気をもらう

当直で元気をもらうことなどあるのでしょうか?医師をしていて喜んでいだけるのは休日や時間外診療位でしょうか?私の家族ではないが親族に当直で元気をもっらっているといわれた。そんなことあるのでしょうか?確かに気分は変わる。しかし緊張感は急性期ほどではなくともありますよ。台風の時大雨の時要注意ですよ。お越しになる方は重症なんです。誰も来ないと思ったら緑内障発作で孤軍奮闘したこともあります。外来誰も来ないと思って気を抜くと入院で急変退院予定の方がなくなった。当直して次の日も不通に勤務するのは医師位でしょう。みんな帰っていきます。唯一帰れるのは救急部をローテーションしていた時でした。それ以外の医師は夕方まで働いています。20代はその日疲れがでますが30歳代になりますと次の日つかれが出ます。40台になると若いドクターとの交渉で交代してもらいます。これが急性期医療の実態ではないでしょうか。労働基準法適応外のように扱われているのが勤務医の実態です。医長となると手当が付き却って丸められて手取りが減ると上司が言ってました。

漢方薬の炙

炙ってお分かりですか?炙甘草湯という漢方エキス製剤がありますよ。炙とは鍋ではちみつやお酒と一緒に炒めるて混ぜ合わせることです。例えば酒と混ぜると酒炙といいます。はちみつと混ぜるのを蜜炙といいます。ショウガの汁なら生姜炙といいます。八味地黄丸の地黄を避けやはちみつでいるというのは時々話に聞きます。生地黄をはちみつや酒で炒りますそして薬物にその液を浸透させます。当帰芍薬散の当帰や八味地黄丸の地黄で胃腸障害は結構おこりますよ。当帰芍薬散は胃腸が強くないと飲めません。八味地黄丸は若いときはバリバリがんばっていた方で下半身の衰えが目立つ男の人つまり腎虚に用いる処方と考えています。若い時から胃腸虚弱の人にはむしろ真武湯くらいで探りを入れる。附子が入っているのでジンへの配慮はあります。腎だけではなく脾への配慮をするべきだと考えています。腎虚の証は日本の漢方エキス製剤には不足しています。炒めて修治する醍醐味はエキス製剤では味わえません。せんじ薬を処方できた10年前が懐かしい。今は中国の物価が上がり薬価が下がりせんじ薬を保険で用いるのは無理です。

番紅花

番紅花は何のことかわかりますか?紅花は山崎あたりに行けばよく打ってます。番紅花はサフランです。サフランって保険適応があります。スーパーで見ると料理用のサフランって異常に高い。コップに熱いお湯に溶かして5分置きます。赤い液が漏れてきます。上澄み液だけをおのみ下さい。かすは捨てていいんです。初めて私が服用した時何となく落ち着きクラシック音楽を聴いているような気分になりました。サフランはおしべの花柱を用います。活血通経絡・安心作用を有しています。つまり心が落ち着く働きと血液サラサラの効果があります。つまり不眠や月経異常など女性の方に多く用いています。妊婦さんは流産の恐れがありますので避けてください。

ACTIVATION SYNDROME

ACTIVATION SYNDROMEをご存知ですか。パーソナリテイ障害の切れやすい人に多く抗うつ薬を服用し不安、焦躁、不眠、軽躁等が出現することをACTIVATION SYNDOROMEといいます。抗うつ薬は十分投与することになっていますがいきなり多量を投与するとなにがわるいか?それがACTIVATION SYNDROMEです。抗うつ薬を服用すると発症するといわれたことがありマスコミが騒いだのが5年くらい前のようです。私は抗鬱剤を処方したら必ず精神科受診していただいています。 10人中4人に起こるとかで怖いとマスコミが騒いだこともあるようです。双極性障害は昔の言葉でいえば躁うつ病です。うつの人が燥になっても自殺する。もちろん鬱で落ち込んで自殺する。セロトニンやノルアドレナリンが不足して鬱になってるところにSSRIやNassaを服用し不足する神経伝達物質を補います。しかし、ちょうどにとどまるとは限らず過剰になると躁転します。私も昔抗うつ薬を飲みました。そして太ってしまいました。痩せません、体重戻りません。困ってます.やせたいよう。

当帰芍薬散

当帰芍薬散は安胎薬です。漢方薬は安全だと思っておられませんか。当帰芍薬散は漢方薬で私自身胃が荒れた経験がありますし妻も荒れたことがあります。虚弱な女性は結構当帰芍薬散で胃が荒れて飲めません。最近は注意して処方するのでそんなことはなくなりました。特に四物湯に含まれる成分はよく荒れます。当帰芍薬散って四物湯とご冷遺産を混合した方位を有しています。四物湯の生薬の一つである当帰は漢文で読むと「まさに帰るべし」子供ができない女性は里に返されたと聞きました。そうならないために用いる生薬が当帰です。要するに子供をさずからないのは女性に全責任を押し付けた時代があったようです。考えてみれば男の子を授かるにはY染色体が必要です。これは男性が有する遺伝子です。色覚異常が男の子に圧倒的に多いことも同じ原理です。当帰芍薬散は安胎薬とされています。妊娠しても飲み続けるように言われる方もいますが楊敏先生の講義を東京で聞いたとき女性の薬剤師さんが「妊娠してありがとうございました。」と言われた後に飲む漢方薬は何がよいかと質問されました.しかし、楊敏先生は何かあるといけないから一切の薬をやめると自身のポリシーをお話しされていました。特に寫下剤や駆瘀血剤は堕胎作用があるから絶対に妊娠が分かれば即やめることを旨とします。当帰は胃が荒れる。どうしたら防げるか?酒と一緒に飲むとよいと聞いたことがある。更には日本漢方では人参湯と一緒に飲むとよいと聞きました。なぜ四物湯から川芎を抜いているか?それは活血化瘀作用があり流産するからです。以上徒然なるままに何の資料も見ずに書いたので間違いがあるかもしれません