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ムコスタ点眼液と抗アレルギー効果そして実用視力

ムコスタ点眼液は好む人と好まぬ人がはっきりしています。私のクリニックにためしてガッテンで有名になったムコスタ点眼液とともに有名になった実用視力計が入ります。実用視力計の正しい名称はコーワASー28といい特殊視力装置です。実用視力計は検査時間一分です。実用視力計で視力を図ってみたいと思われる方は10月になったらお越しください。ムコスタ点眼をさして効果を見たい方もぜひお越しください。最近大変空いています。生涯教育講座で順天堂大学浦安病院教授の海老原先生の話を聞きました。ムコスタ点眼液がアレルギー性結膜炎に有効との話でした。ムチンとアレルギー性結膜炎は密接な関係があるそうです。上眼瞼の乳頭や濾胞ができる結膜炎にはGPCとアトピ-性角結膜炎さらに春季カタルがあります。GPCつまり巨大乳頭状結膜炎は眼瞼結膜とコンタクトレンズなどの異物の擦過です。だからムチンとは関係ありません。上皮細胞とアレルゲンが接触しアレルギーが始まるという考え方です。IL33,IL25、TSLPが関与して肥満細胞から脱顆粒やTh2細胞が優位となりアレルギーが起こるそうです。アトピー性角結膜炎になると摩擦ではなくムチン産生が低下してさらにはバリアー機能が低下し慢性炎症が起こるそうです。ここでムコスタ点眼液の出番です。

やられたら倍返しは古い

やられたら100倍がえしで半澤直樹はとりあえず終わりました。土下座もさせました。緑内障学会のおかげで半澤直樹をTVで見ることができました。これが現実なら役員が島流しになることは間違いない。あくまでフィクションです。「やられたらやり返す倍返しだ」は古い、今は[やられる奴が無能だ]と半澤直樹の中でいってました。今年の流行語大賞になるかもしれない「やられたらやり返す10倍返しだ」時代劇の水戸黄門、大岡越前、松平長七郎みんな再放送で出会うだけです。正義の味方がテレビから消えた。時代劇は結果が分かっていた。しかし半澤直樹が始まったとき何が起こるのかさっぱりわからなかった。バブル期の銀行の入校式から始まった。やられたらやり返す10倍返しだ。今の時代「やられたら10倍返しだ。」なんていってたらマスコミの袋叩きです。やられないように予防することが大切です。また一つICレコーダーを購入しました。どれがよいか目的を店員さんに伝えると逆の方もよくお越しになりますよと言われました。診療に医療側も患者側もICレコーダーという時代が東京には来ているかもしれない。

不払い

よほど世の中医療費の不払いが多いのか。18時ごろ荒々しい男の声で今日赤の近くの橋の上におるんやけど見てくれへんかと電話があった。ゴミが入っていたいなんとかしてくれ。なんと無骨な方かと思いました。すぐにお越しになりました。聞けば保険証も身分証明になるものもないのでT市の眼科で断られ姫路でもすべて断られたそうです。確かに最近今まで経験したことのない不合理な不払いを経験した。しかし、今日の患者さんそんな人には見えません。みれば上眼瞼の裏に黒い異物発見除去すると楽になったと感動してもらいました。うれしかったです。おかね払ってもらえたらもっと嬉しいです。6時過ぎたらこのあたりの眼科はみんなしまってしまいます。学童も六時まで、眼科も六時まで夜間診療加算なんて本当に機能しているのでしょうか。この夏初めてコンタクトレンズ関連の診療で不払いを経験しました。再診とコンタクトレンズ検査料1で810円これは全国共通です。810円高い高い。これは駅前にあるコンタクトレンズ販売店併設眼科はコンタクトレンズ検査料は2となり再診料とコンタクトレンズ検査料2が300か400円と異常に低くに抑えられていることによるのもです。厚生労働省はコンタクトレンズ健診を多くする眼科は不要と思っています。コンタクトレンズユーザーは逆手に取られているようです。駅前ならHCLも一回でもらえるのに普通の眼科へ行くと処方に一回、受け取るのに一回来なければならない。810円が2回もいる支払わんという論理です。困った人だ。はじめから駅前にコンタクトレンズ診療にいけばよいのに。

感動的な講演

2013年京王プラザホテルで9月23日朝8時30分。7時30分からの須田賞講演会で感動しました。感動的な講演を聞く機会を得ました。WELCOME TO SUGIYAMA WORLDとのことばから始まりました。新家先生のご紹介で10年でインパクトファクター300以上、一本の論文で3.5だからすごい。何せ凄い。DESEKを日本に積極的にK先生ともども直接勉強にかれたそうです。眼科は細分化されており4奉行という教授を支える眼科医が存在し緑内障と角膜、緑内障と神経眼科、緑内障と網膜硝子体等を橋渡しするそうです。まさにチーム医療であり人材ならぬ人財です。最も難しいとされる角膜移植であるDESEKが緑内障のレーザーイリドトミーによる水泡性角膜症の治療として普及したのは感動しました。朝9時前には立ち見の人が多数おられました。それぐらい値打ちがある須田賞受賞講演会でした。学位をとることが研究の目的ではなく学位をとることから研究はスタートする。北沢先生のお言葉だそうです。学位をとったら開業だという医師が多い中素晴らしい教室運営をされている杉山教授に感動しました。

片道切符の島流し

半澤直樹で有名になった片道きっっぷの島流しです。私も片道きっっぷの薬の製品説明会に参加させられたことがる。夕方診察が終わっていないのにこの日御都合いかかがですか?特にありませんとお答えすると糖尿病学会の理事長などの講演があります。どうですか?行こうかなあ。そしたら7時からなのでタクシー用意します。うちの会社はNH○のところです。あー昔他の会社が入っていたのでわかりります、そして言ったら3人の年配の医師がいるだけでした。人数合わせでした。公演がおわったらタクシー来てます。チケットもなくホテルづけの様でもない。やられた。MRさんによる片道切符の勉強会でした。普通片道きっっぷはない。タクシーでなければバスで帰るには考古園あたりまで歩く必要がある。次はとある火曜日の診療中AM11時ごろ某社のMRさん登場。何の用かいなとOABの新製品○エースを使用した御礼かな?御礼どころか○光のパッチ製品の誹謗です。あれはね元々古い薬なんでうす。抗コリン作用もあるし・・・・・。そして、子供が子供が子供がと参議院選挙も終わったのに連呼して先生のところは眼科が担当、7価の消えゆくワクチンのことについてご質問すると先生のところは眼科。私hが地域の担当、子供が、子供が、と言って相手にされない。今度は眼科担当に言うとワクチン担当から連絡ということになっている。一周かしてもなしのつぶて。代理店が代弁してやっと一週間後に連絡ありました。私より所得が多い一流製薬会社のMRさん。半澤直樹より市長りとれますよ。テーチィングでは物は売れません。コーチィングが必要です。日本と世界のトップ企業のMRさんどうですか。MRさんにも片道切符の島流しはあるのでしょうか?

MSDS

産業医学の世界ではMSDSは非常に重要視されています。「未知の化学物質の調べ方についての調べ方について」エル大阪で行われたはじめての労働衛生コンサルタントの口述試験で関東の産業医学の御高名なT教授から質問を受けMSDSと嬉しそうに答えたのが昨日のようです。試験の時、「それから、それから」と立て続けにご質問を受け全く手がでなかった。T教授はMSDSではなく「インターネットで検索」という答えを求めておられたそうです。約10年前でしたので答えはねえ「インターネット」ですよお。そしたら終わりますといわれ時代の流れを感じました。先日外来にメチルアルコールが目に入ったという人がお越しになりました。思わずメチルアルコールMSDSと入力しました。有機化合物にはどうもPHという概念がないそうです。その後もい色々化学物質が目に入った方お越しになるたびにインターネットで検索している。MSDSはピクトグラムといい絵文字を用いています。絵文字には多くの利点があります。ひとつは字が読めない人でもわかることです。病院を紹介するときも変わりました。先方の医療機関の地図がなくてもナビがあります。ネットで地図を出すこともできます。ダニキラーが目に入った方もお越しになりました。これも主成分をMSDSで調べました。

13価小児肺炎球菌ワクチン プレベナー13

プレベナー13が発売されるのをご存知ですか?世界120か国以上の国で承認されています。1.3.5.6A.7Fおよび19Aが含まれる13価肺炎球菌結合型ワクチンです。平成25年11月1日から13価小児肺炎球菌ワクチンつまりプレベナー13が接種できる。すでに一回でも接種した人も2回目からは現在の7価小児肺炎球菌ワクチンを接種することが可能になる。7価ワクチンでも何人かの人で発熱した。13価は発熱はどうだろうか?だから今うちのクリニックには7価肺炎球菌ワクチンの在庫はない。ところで子宮頸がんワクチンガーダシルがいよいよ引き取ってもらえるそうです。世界で日本だけが積極的に接種勧奨しないことになってます。良かった。冷所ものは引き取らないのが日本のおきてです。座薬やインスリンも冷所ものです。必ずは気が合うそうです。患者さんは簡単に接種止めたといえるが返品不可であることを知ってほしい。また廃棄するにも一般ごみでは捨てられないことも知ってほしい。代理店にはワクチンを廃棄する免許がない。

緑内障学会2013

緑内障学会の宿泊が取れません。21日が取れません。都内どこもいっぱい学会の会場の京王プラザホテルは5万円するみたい。やはり、土曜日の夜夜行バスになるのでしょうか。22日は朝7時20分はじまりです。受け付けが朝7時から夜行バスで行ったら丁度の時間です。OCTの話を聞きたいと思いいきたくなりました。緑内障学会会員ですので18000円で参加できます。緑内障学会会員でなかったら22000円です。22日は18日になり宿泊先が安く取れました。こうなると当日のキャンセルが一番期待できそうです。京王観光という会社に電話するのも一つだが22日の予約を入れたホテルにもう一度電話を入れました。1万円ちょっとで部屋が空いてました。後は12時44分ののぞみに乗るだけです。今回はOCTの話が多い様なのでどうしても参加したかった。最近父親の調子がよくありません。今日も昼は介護施設で点滴でした。2000CC輸液をしました。とても良い介護施設です。有料老人ホームです。特養から変わってよかったと思っています。スタッフの皆さんに感謝します。

血糖変動が悪い

HbA1cがすべてではありません。血糖変動がすべてではありません。しかし血糖が変動すると認知症になりやすいとのデータもあります。またヘモグロビンA1cが糖尿病のすべてではありません。血糖変動が血管エベントに大きく影響することが分かってきています。高血糖が悪いことは明らかですが低血糖の悪いことも明らかです。6月にくまもとスタデイをもとに出されたくまもと宣言によると同じHbA1Cでも変動が悪いという考えになってます。HbA1CがDCCTにより細小血管障害予防の観点から長い間6を目標とされていました。然し厳格な血糖管理を行うと低血糖を招くとの観点から特に高齢者や心血管エベントの既往がある人にはHbA1C8でもよいとの考えに変わっています。確かにHbA1Cが6台で眼底病変が悪くなる方は少なからずおられます。低血糖によりいろいろなホルモンが分泌され血管が収縮する。ところで新しく出たオングリザよく効きます。DPP-4阻害剤の他剤からコンバートしてひと月でHbA1Cがあっという間に1下がりました。組み合わせを気にしなくてよいのが楽です。

消費税

消費税の増税に伴い子供手当や年金に上乗せがあるそうです。そんなことするより国債を減らしてほしい。9月は上半期の決算です。来年消費税が上がる。あげないと国際的信用を失い株価暴落など大変なことになるかもしれない。株価暴落が起こります。そこでいつもは決算期に3月に器械を購入するが10月にニデック社かライト社の器械を購入しようと思います。FDTも古くなったので買い換えようかな。新しくなってるんだろうか。パンフレットをもらいましたが詳細不明です。成人しかほとんどお越しにならないクリニックなので成人にあった器機を購入しようと考えています。調節機能を測定する利益を産む機械ではないのであまり売れてはない様です。それから消耗品の用紙類も早めに買わないといけないと思っています。それからコンタクトレンズ類も消費税が上がったと言ってなかなか値段を高くできません。でもコンタクトレンズ販売を止めるかもしれないし難しいところです。先日コンタクトレンズをメーカーから発送したところ受け取り拒否されてしまった。受け取り拒否されると返送の送料も請求されました。そして、その人がまたコンタクトレンズ一枚欲しいとお越しになりました。こちらは大損しているのになあ。眼科はコンタクトレンズで大儲けしている。そんなところもあるが決してもうかっていません。ユーザーから高いものを買っているのにといわれるとわかっていないなあとやる気を失います。