記事一覧

自主性重視

自主性重視について8月31日の神戸新聞に記事が掲載されていました。最近は携帯電話やパソコンと付き合おうという考えまで校風として出てきています。社会にでたら自主性が重要です。怠けようと思えばいくらでも怠けられます。うちの子供が通う学校は大学へ入ってから留年率が高いと私が大学に入ったときから言われていました。実際私の学校でもドイツ語と英語両方入学前に学習しているのにほとんど1年生から留年していました。野球でいえば昔の広岡監督。管理野球です。食事まで介入していました。しかし、レベルが高いことを実践しようとするならある程度サポートは費用ではないでしょうか。英語や社会科など今の兵庫県では全く学習していなくとも入学はできる。再試験など全くありません。中学校は義務教育と言ってしまえばそこまでです。中学校から高校へ全員進学できる教育を希望する保護者本人も多いのではないでしょうか。高等学校でまた公立に戻る、中学校へ入ってすぐ公立へ戻る。挫折を味会う方が天狗になるよりましでしょうか。微妙なところです。自主的にできる子はよいが管理下に置かれないと学習しない子も多いと思います。部活動も推進されています。しかし成績が悪いと高校へあがっても留年です。偏差値だけで中学校でも高校でも選ばないことだと実感しています。出来るだけ今通っている人の話を聞く事だと思います。

アレルギー学会専門医

アレルギー学会認定アレルギー専門医が大きく変わるようです。アレルギー学会の総会は二回から年一回に来年から変わるそうです。代わりに講習会が行われるそうです。だから今年は休診にして東京まで行く必要があります。来年からは総会が一回になり代わりの講習会が行われます。すでに講習会はありますがそれとは異なるものです。今年の秋の総会で今後のことについて承認を得て決まるそうです。要するに眼科のアレルギー疾患を見るだけの専門医ではなくアレルギー疾患を一つの疾患として診るようなアメリカのような専門医の養成を目指していくようです。つまり患者さんにわかりやすいアレルギー専門医の育成を目指すようです。約2年後に専門医全体が変わるようです。学会認定の専門医ではなくなります。広告のできる専門医すべてが残るかどうかも不明瞭です。アレルギー学会は眼科学会や東洋医学会と異なり5年間で3回総会に参加することが義務化されていた厳しい学会です。更にすべてのアレルギー疾患を見ることができる医師の養成という課題を突き付けられました。アメリカ型アレルギー専門医どうでしょう。

労働衛生コンサルタント

お昼の休憩時間クリニックで勉強というか電話番というしていると変わった番号の電話をいただきました。またマンション販売かと思ったら過重労働の面接を一人だけしていただけませんか?という依頼でした。残業時間が多い方に対して悪というのが国の方針です。残業して稼ぎたい人も多い時代です。姫路の労働基準監督署の2階に上がるところににしかわじっとく労働衛生コンサルタント事務所の看板があるのをお気づきですか?労働衛生コンサルタントは試験があります。国家試験です。3回目で私は合格しました。平均3階で合格するという厄介なものです。専門医試験やケアマネ、作業環境測定士など医師国家試験以来ずーっと合格していましたが労働衛生コンサルタントだけは3回目でやっと合格しました。兵庫県の労働衛生コンサルタント会からOSHMSの研修会を私のクリニックに近いところで研修するから参加しないかとお誘いいただきました、休診にしていこうかなと考えています。今後は週一日休日にして何しようと思います。水曜か木曜か金曜かいつ休もうか?

やられたら倍返し

[やられたら倍返し]出来たらよいなあと思うから半澤直樹が受けるんだと思います。やられたら泣き寝入りしろというのが日本です。やられた倍返し出来ない日本だから受けるんだと思う。いじられたいじめ返せ。言ってみたいけど無理な話だ。警察官の方がおっしゃっていましたがやられたやり返すな。グーッと辛抱しろ。今は自分したことは棚に上げ逆に被害者だ言い張るようです。過去に何があったと思ってもICレコーダーに残すぐらいでしょう。子供のいじめ問題のICレコーダーは貸金庫に今も入っています。自殺等何があるかもしれなので貸金庫に眠っています。わたくしたちにとっては一生の問題です。しかし、新しいICレコーダーはよいですね。なんぼでも入ります。子供の問題があったころはICレコーダーを何台買ったことか。今はパソコンにつないでいくらでも入ります。やられた倍返しは気持ちは分かるが作者の思いと違うところへ走っていると思います。やられたらICレコーダーぐらいでとどめてはどうでしょう。

アレルギー学会認定アレルギー専門医の更新

アレルギ学会認定アレルギー専門医の更新には5年間で3回の総会出席が条件であった。更には50単位を5年間で取得する必要があります。私は春に3回厳しいと思います。更にこの度春と秋最低一回の出席が義務化されたそうです。大変厳しくなってます。秋は木曜から土曜に決まっているからです。一日休診にしないとだめです。もうすぐ第三の専門医が施行されます。今までもように学会認定ではなく第三者認定つまりよりレベルの高い専門医です。第一とは過渡的措置です。第二とは試験を受けて通った場合です。第三は今検討中です。どこの学会も厳しいがアレルギー学会は小児科の先生や私のように喘息、アトピー鼻炎、結膜炎何でも見ましょうということを課題とされているようです。5年ごとの専門医更新に当たりアレルギー学会ではかつて不正がありました。東京に偏在していたからです。11月末に休診をして東京のホテルニューオオタニでのアレルギー学会に参加しなければなりません。降ってわいた話です。アレルギー学会専門医でも知らない人が多いようです。ああ大変。

宿直と夜勤

宿直と夜勤はどう違うか?宿直は軽作業です。夜勤は通常業務を夜間に行うことです。県立病院の産婦人科医師の起こした裁判で医師側が勝訴しましたが今ホワイトカラーエグゼプションが話題になってます。三審判決と全く反対方向の話がホワイトカラーエグゼプションです。医長や部長の肩書きがつき一定の給与以上なら残業代込みという発想です。労働者側には受け入れがたい制度であるし雇用側には優位な制度であると考えます。しかし三審で確定したのに十時以降1.35,8時間を超えた時間が1.25倍の手当を支給している病院あるんでしょうか。当直手当は当直手当のままです。宅直は自分たちで勝手にしているんでしょという三審の判決も不思議です。宅直制度無くして急性期病院は成り立たない。脳外科や整形外科が10人もいる病院は急性期病院といえども少ない。7対1看護案件である平均在院日数に白内障手術が入らなくなるかもしないそうです。入院が要らない医療に公的保険を適応しない。そういわれたら日帰りで開業医は白内障手術を施行している。入院すれば民間の保険金が支給されたりします。外来手術なら保険金がでない人もいます。TPPが入ってくれば風邪は公的保険が適応外になると聞きました、医療は農業とともに注目の分野です。

眼科

眼科の入院収入が41パーセント増加。クリニックは39パーセントダウン。バブルな眼科と貧乏眼科二極化しているようです。うちも老人眼科というのを標榜したいくらいです。製薬会社さんに「先生ところは眼科、うちの会社では眼科」どんな医療しても眼科が担当なんです。然し私はその人が販売するジェネリック医薬品を優先的に使用していました。がっかりしました。びっくりしました。現在調剤薬局は後発品を35パーセント以上使うように指導されています。大手製薬会社もみんな後発品を販売しています。ムコスタ点眼液の会社は他人のまねをしないとのポリシーでやってます。話は戻ります。トラブルに対し会社に電話すると眼科担当者でよかったのになぜか地域の担当者が登場した、そこから調査が行われなぜか私が悪いことになった。そして今さっき伝えに来た、耳を疑う発言がいっぱいだった。ICレコーダーで録音はしました。半澤直樹ではないが倍返しするとすっきりしますよね。全品がえし。全部返品したらどうなるでしょう。本当に宝くじに当たるような不幸です。暗ーい気持ちです。宝くじに当たるようなことが起こったら宝くじを当てた私が悪いのでしょうか?システムや組織には不備がないのでしょうか?患者さんにはよくからまれるしなーんかいやになりました。そして最近未曾有の暇さです。暇は悪です。ちょっと忙しいのが一番です。

コンタクトレンズ販売

コンタクトレンズ販売は日本は緩いという記事を読みました。6月28日の通知です。台湾や韓国ではインターネット販売は禁止されているようです。さらに日本では過去2年間で検診を受けた人は50パーセントという他のデータもあります。最近ずーとご来院しているコンタクトレンズユーザーにだけ角膜内皮測定をしている。真面目に来られている人にはコンタクト専門眼科と違って緑内障発見やコンタクトレンズがフィットしているかどうか以外を見てゆく必要がある。一方日本には台湾・韓国から安いサイズが大きいカラコンがいっぱい入っており眼障害はいくらでもある。ワンカーブですべての人に合うように設計されているはずがありません。うすいレンズ厚いレンズさらにはサイズの違いがあります。コンタクトレンズ検査料1と再診料で810円もらうとみんな鷺にあったように言われる。また810円入るんですか?診察料金にトライアルレンズや消毒液をサービスするとほぼ810円は回収できていると思います。ハードレンズで研磨や修正するとまた810円入るんですかといわれる。コンタクトレンズは人工呼吸器と同じクラス3です。県の収入印紙11000円を5年ごとに購入数千円の講習を年一回受けてちょっとでも不快感があればこれで810円もとるんですか?と最近は毎日のように言われています。最近コンタクトレンズの章をしてほしいんやけどと毎日電話がある。よく聞かないと大変なことになる。貴重なトライアルレンズを無駄遣いすることになる。長期にわたりお越しいただいている人には角膜内皮細胞検査を施行しています。コンタクトレンズ健診でで810円又ですか?という人には半沢直樹がアカントアメーバか緑膿菌感染で倍返しどころか角膜移植になったら私のきもちを理解していただけるでしょうか?ハラスメントは上から下だけではありません。下から上へのハラスメントもあります。

SGLT2阻害薬

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シリコンハイドロゲル

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