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医療法人

一人医師医療法人は法人です。税金が安くなります。然し収益が多いところはあとで後悔するそうです。法人におかねがたまりすぎると解散するとき国から没集されます。医療法人にすると子供は医者にならんとあかん。診療できなれば医療法人の残りの財産は没収です。後継ぎがうちにはいません。学年で50番に入らないと国公立の医学部には入学できないそうです。そんなん無理無理。CPCに入るために入学したと申しています。今日の新聞で麻生太郎さんが法人の資産一括償却について検討中と述べていました。医療法人も法人です。平成18年度からは出資額限度法人になり出資金しか返ってこない。余った金は生命保険に投資し退職金で取ると税理士の一部は勧める。しかし、人の命ほどはかないものがありません。死んだらおじゃんです。今は主たる目的は税金が安くなることです。法人化すると「祭りの花」のような交際費も税務署が寛大に診てくれるそうです。個人医院には交際費不要が税務署の見解だそうです。保険は顧問税理士会社で加入したところで管理してくれるわけではないそうです。解約時期により大きな違いがあります。投資はばくちです。投資や運用の時代ではない。今後医療法が改正されたら平成18年以前の医療法人が出資額限度医療法人になる可能性は十分あるそうです。俺が理事長になったん知ってるとうれしそうに言ってる先生ご注意。税理に段差れるな。うちの会計事務所はそうMAILで送信していましたした。

めばちこに抗生物質の内服

最近めばちこの患者さんが大変多い。めばちこは関西での呼称です。物もらいが関東での呼称です。麦粒腫が眼科での呼称です。めばちこで抗生物質を飲む必要はあるか聞かれました。一般的には効率はよくありません。胃で吸収され肝臓で代謝され眼瞼に来る量は限られています。ただし、点眼薬にするには水に溶けることが必要です。ですので点眼薬に使える抗生物質はキノロンしかありません。セフェムとしてはベストロン点眼液がありました。ペニシリンの点眼液もありましたが今や存在しません。再生不良性貧血で使われなくなったクロマイも眼科には残っています。クロマイはMRSAにも有効です。抗生物質の無駄遣いは許されません。私の場合疲労回復に漢方薬を追加します。出来たら切ることはせず気長に取り組みます。抗菌目薬は薬局で販売しています。医療用のものには抗生物室が入っていますがドラッグストアのものには消毒液適度のことが多いです。世の中疲れ切っています。むしむしです。ドリンク剤飲むなら漢方薬を飲みませんか?漢方薬はバランスの医学です。

産業医がはじめて敗訴

神戸地裁姫路支部の話ではありませんが2年ほど前産業医が初めて敗訴しましました。そして2審に控訴して和解に至りました。いままで産業医は訴えられて敗訴することは皆無でした。なんとなれば安全配慮義務に対する訴訟であったものが弁護士先生も考えました。不法行為責任を争点にしました。どんな内容か?自律神経失調症で元大学教授が産業医として「それは病気やない」「甘えんな」「薬は飲まずにがんばれ」「この状態が続けば行きとってもおもろないやろが」と自宅近くの喫茶店で休職中の職員に述べたそうです。「圧迫的態度」「患者というかクライアントを突き放す」などすれば医師ならば病状が悪化することは予見されたというものです。人から聞いた話では姫路の産業医報酬は兵庫県の中でもお高くないそうです。「注意義務違反で復職遅延に対し30万円、精神的苦痛に対し30万円計60万円に対して年5分の利息を付けて払えというものでした。5分の利息と控訴したら弁護士費用と時間がもったいない。延滞税は大変お高い。相続など10か月以内に支払わないと14パーセントの延滞税がかかる。今まで相続税など他人事と思っていた方も遺留分が減り相続税がかかるようになります。辛抱できることは辛抱しましょう。弁護士さんも勝てると思わない事例は相手にしてくれません。

余った給食

余った給食をN市給食職員が無料で食べて問題となっています。民間ではありえません。食事の現物給付にあたりますので税務調査が入れば完全にアウトです。病院で当直看護師に食事を無料提供すると大変なことになります。食事代として援助する食べたい人は食べる。現物支給は給与として税務調査の時に指摘される恐れがあります。現物給付に当たります。正しく処理するにはお金を渡して購入してもらうというのが正しい税務処理ではないでしょうか?税務署の餌食です。税務署の人事異動はこの時期です。6月に来る税務調査は怖くないといわれています。人事異動の時期だからです。税務調査では医療において接待交際費は医療機関には不要とされるそうです。ほっといても患者さん来るでしょうということです。祭りのはななんかしなくても患者さん来るでしょうというのが税務署の論理です。当たり前のように「祭りの花」を取りに来られるのはつらいものがある。税務署の人事異動後の7月10日以降に入ってくる税務調査は怖い。病院時代近隣の病院を調べると食事手当という形で援助するという形がとられていました。当直医と管理栄養士には検食と言って保健所の立ち入り検査の時に毒見しているか時間を含めチエックされます。検食は無料です。時間的には給食の時間よりも患者さんよりも早く食べる必要があります。毒見ということです。税務調査が今年から変わります。税務署職員は必死です。うつになる人もいます。ノルマが課されます。税務調査の件数が減るとされています。

産業保健実践講習会

労働基準法でなく労働安全衛生法国家資格の労働衛生コンサルタントなので日本医師会認定産業医は更新しなくとも産業医活動はできる。しかし、労働安全衛生法は成長する法律とされています。絶えず勉強が必要です。特に化学物質では大阪の胆管癌事件のように未知の化学物質の怖さを思い知りました。産業医学も産業衛生学会というのがあるが閉鎖的というが権威があるというか専属産業医の会です。産業医学振興財団の産業医学実践講習会は以前は全国4か所で行われていましたが今は大変人気があり満席状態です。昨日は岡山の駅前で朝9時から16時30分までかんづめで勉強しました。実地はメンタル事例の検討です。昔と違い産業看護師の方の参加が増えました。実践をたくさん経験されているので産業看護師さんなかな為になるお話をしてくださいます。一番印象的なのは安全配慮義務についての話でした。暗然配慮義務違反労働契約法5条に明記されています。さいたま地裁の判例でいじめ自殺は安全配慮事務違反といじめた看護師と医療法人が敗訴しました。安全配慮義務違反には危険予知の義務と結果回避の義務があります。予見するには知識が必要ということになります。

私立医歯学部受験攻略ガイド

先日会計事務所の職員が来たとき見せられたのが私立医歯学部受験攻略ガイドなるコピーをもらった。今私立の医学部に行くには生活費込みで一億円弱いるとされています。更に寄付金がいるかもしれません。会計事務所の職員だからうちにそんなお金がないのを見越して今から後継ぎを作るなら勉強させなさいという趣旨と理解した。うちの会計事務所は医療機関200件という大変顧問料がお高いことで有名な会計事務所です。でも仕事の内容は充実しています・一流というやつです。しかし、暇な私のクリニックには不相応かもしれません。不相応だと思い最近色々な会計事務所・税理士事務所の先生の講演に足しげく通っている。昨日も講演を聞きに行った・平成18年の法律改正で残った資産は国が没収するから一人医師医療法人は絶対に作るなと言われました。現在の会計事務所も同意見です。昨日聞いた話としては退職金は小規模企業共済をかければ退職金目当てで生命保険会社のお得意さんになるより安全であること・後継者つまり子供に一億円投資して医師になったらよいが私の大学の同級生が姫路から入学しましたが折角私と一緒に医学部に入ったのに自主退学してしまいました。今はこの世にはいません。今の会計事務所のないようには不満はないが高い。今はデフレの時代預けたお金が減らなければそれでよい。特に配偶者には要注意。百貨店の外商が土曜日・日曜日に来るようになれば要注意ということでした。医師は診療に専念することが大切だそうです。そして、年取ってしんどくなると医療法人を解体したくなるそうです。しかし、兵庫県で一人医師医療法人を解体した例は一つもないそうです。今日午前4時ごろうちのクリニックの前のコンビ二Sにパトカー2台白バイ1台着てました。バイクの少年6人くらいこんな時間に何をするのでしょう。私は今日は産業医講習会です。

ADEMやGBSとCRPS

ADEMやGBSはすべてのワクチン接種で起こります。日本では子宮頸がんは女性のみに認可が取れています。女性は関節リウマチ等の自己免疫疾患が多い。ADEMやGBSは自己免疫疾患です。これが関与しているかもしれません。子宮頸がんワクチンで問題になっている病気の一つです。しかし日本脳炎ワクチンが一時接種停止になったのもチメロサールとADEMの因果関係です。今の日本脳炎ワクチンはチメロサールは入ってません。毎月それを知らずに予約される方がある。ワクチンには副反応はつきものです。副作用と副反応どう違うか?副作用は薬の世界です。副反応はワクチンの世界です。子宮頸がんワクチンは例年ゆかた祭りのこの時期に接種にお越しになります。予防接種後は運動禁止のため中間考査ではなく期末考査のこの時期に部活動がないため結構お越しでした。そのためワクチンをご用意してましたがMSD社は上からの方針がはっきりしないと回収するともしないともコメントしていません。そもそも男性も子宮頸がんワクチンを接種する国は多い。HPVの媒介者である男性も子宮頸がんワクチンを打ちなさいということです。ホモセクシャルの方は肛門からHPVが侵入し肛門癌のリスクを高めています。口腔も同じくリスクです。男性のペニスが持つHPVが女性の口腔に侵入します。CRPSは採血でも骨折でもおこります。ある大学病院では採血でCRPSが起こっても保険診療を行いますと明言されているそうです。無料だから大切なワクチンではありません。必要だと保護者が判断すれば接種するものです。

妊娠可能年齢の女性

遡及措置という形で姫路市でも遅ればせながら風疹ワクチンで助成事業が始まりました。医療機関が登録する接種対応可能対象者に男性そして[女性妊娠可能年齢の女性]というのがあります。接種前に何のことかと保健所にお尋ねしました処、妊娠前に妊娠していないことを確認するつまり一筆入れていただく、さらに接種後の避妊指導が可能な医療機関という意味だそうです。これが妊娠可能年齢の女性です。いかに皆さんが「たぶん大丈夫」とかいう錠他で接種されていないかを行政が把握しているかということです。ワクチンは返品不可なうえ、ワクチンをすってしまうとその日のうちに接種することになっています。助成券が発行されることで一度保健所に足を運んでいただくこのことがいい加減な受診者を減らすことを可能にすると思います。

保護者会でした

昨日は13時から保護者会です。診察が終わればすぐに馳せ参じました。一人目の時も結構参加できる限りは参加しておりました。祖母祖父母がお越しの例も多いです。私のような自営業なら何とかなります。親ががんばっても子供が勉強しないとどうにもなりません。いろいろ目からうろこの話を聞きました。あらかじめお伝えしますが私立に関心がない方は面白くもなんともない話です。姫路市内の女子中が3回試験を行いその日の午後9時には発表があるそうです。びっくり。しかし特進コースは開設されないそうです。神戸のK中学校はエスカレーターではなく国公立大学を目指すそうです。親戚が通ってますが入ったら勉強がきついので大変だそうです。国立S大付属A中学校はSに統合されたうえでS大学にそのまま進めるそうです。市内初の共学中学はやる気まんまんだそうです。男子中学校もやる気満々だそうです。面倒見がよくなるそうです。土曜日午後には補習らしいです。先生は面倒見の良い学校をお勧めでした。成績が悪いと退学を勧奨するような学校が悪い学校と私には聞こえました。

男はあかん

明日から風しんワクチン予防接種の助成事業が遅ればせながら姫路でも行われることとなりました。対象者は妊婦さんあるいは妊娠希望者そして抗体がない妊婦の家族です。つまり男はあかんということになります。妊婦が家族にいないと助成されない、なんと妊娠希望女性の夫は助成対象外です。職場や通勤過程で男性が風疹ウイルスをまき散らかすかもしれません。妊娠中の女性の夫は助成金が支給されますが妊娠予定の女性の夫は助成対象にはならないそうです。妊娠中の女性の夫は4月位に結構MRワクチン接種されています。これから妊娠予定の方は風疹ワクチン助成対象外です。保健所の方のお言葉をお借りしますと任意接種ですので。とのことでした。子宮頸がんワクチンで浮いたお金を使えばよいのではとも思います。しかし、風疹ワクチンが無料だから接種する。助成があるから接種する。これはトラブルの元です。しっかりネットで勉強してから接種するべきです。四月・五月に接種された妊婦さんの夫も遡及すればよいのと思いますが決まってしまったことです。ケンタッキー不ラドチキン食べ放題は姫路ではないんか残念です。あすは保護者会です。てんきわるいようですね。