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労働契約法と雇い止め

労働契約には期間の定めがあるものとないものに分かれます。労働契約法による契約が5年になると期間の定めのないものとなる改革案が議論されていましたが参議院選挙を控え封印されました。そこで雇用側が考えたのは有期雇用4年で雇い止めにするというものでした。年金支給年齢に合わせ65歳まで雇用する者を迎えています。昭和36年4月以降に生まれた男性は65歳にならないと年金がいただけません。超高齢化社会をむかえて年金支給をもっと遅くしようという動きがあるが若い人の仕事を奪うことになります。手に職をというので看護学部を開設すると予想以上に生徒があつまる。薬学部や歯学部は生徒が集まらない。薬学が不人気なのは6年生に移管したことが原因です。私立の薬学部は一年で約200万円それが4年と6年では大違いです。看護学部は4年生だからのようです。専門学校でも看護師資格を取得すると准夜勤でバイトをしながら4年生に編入できます。もっと若い人の働く場を与えないといけない。この話題は参議院選挙が終わるとまた議論になります。株する人だけが潤う世の中ではねー。ニートが過去最多の2.5パーセントでは日本の未来はワオワオ。自殺が3万人割ってもねー。

それは詐欺罪に問われます

MRワクチンは麻疹風疹混合ワクチンのことです。姫路でもMRワクチンの助成が始まりました。というか女性の内容がオープンになりました。6月1日に遡及するようです。そこでかかってきた電話が5月のそちらでMRワクチンをうったんですが領収書の日付をを6月〇日にしてほしい。何とかならんかということでした、それは詐欺罪です。きっと同じ思いの接種者はいっぱいおられることでしょう。安い価格で接種してサギの手助けまでなんでしないといけないのか?然し同じ思いの方は多いと思います。これは姫路では風疹罹患者が比較的少ないというデータに基づいているのか?助成が遅く始まったあるいは訴求を4月までしないことからこんな電話をちょうだいするのだと思います。きっと心の中で誰もが思うことだと思います。こんな電話もうかかってこないことを祈ります。

麻疹風疹混合ワクチンにロックがかかる

とうとう麻疹風疹混合ワクチンにロックがかかったそうです。先日麻疹風疹混合ワクチンが7月になくなると新聞に載った。ウソー。9月になったら風疹単独ワクチンがでてくる。それまでは麻疹・風疹混合ワクチンでとのことでした。寝耳に水とはこのことです。1歳児と小学校入学前一年のお子さんの分がなくなるかも?7月には麻疹/風疹ワクチンがなくなると新聞に報道されました。そして昨日になりうちのクリニックで使っているMRワクチンが入ってこないと連絡がありました。その後全社の麻疹風疹ワクチンにロックがかかったらしい。補助金がでたら大変です。接種希望者急増です。子宮頸がんワクチンは積極的勧奨取りやめになりました。そのため大量に破棄されるかもしれません。隠れ貿易赤字のもととされている輸入ワクチン。GSKとデータ改ざんで話題のノバルテイスからインフルエンザワクチンを輸入してだれも接種せず無駄になったこともありました。こういうのはもっともっと考えてプレス発表してほしいと思う人はいなのだろうか。無いといえばだれかが買い込む。ないから接種できないすると期間延長すればよいというのが行政の対応です。子宮頸がん、日本脳炎などの前例があります。無料だから接種する助成があるから接種するよく耳にする話です。有料だと高すぎる、助成金と言っても所詮は税金人口が少ないところは無料にして人気取りをする。人口の多いところはほどほどです。然し子供の定期接種分がなくなるのは困ります。

虚弱体質

うちには虚弱児がいる。虚弱なので昨日朝会で倒れたらしい。本人が言うには気分が悪くうなりそのあとは目がクルクル回るようになったらしい・学校では気分が悪くなると手を挙げると決まっているがクルクル回り前かがみになり手は上げられなかったそうです。もともと先週から調子が悪く休んだりしていました。水分摂取が少ない。まず飲み薬は一切飲めない。よそのお子さんなら漢方でも服用できる子もいるのになあ。なんでだろう。きっと小さい時からすぐ自宅で点滴したためではないかと考えます。子供は薬を入れず単味の点滴で奇跡的に復活します。漢方薬を飲むのをうちの子はカプセル錠剤以外拒否します。しかし、うちの子以外は意外と漢方薬が飲める子がいます。虚弱体質の改善には薬よりも運動です。T市から昨日お越しになった方は兄弟みんな漢方が飲める素晴らしい。お母さんの努力でしょうか?然し体調悪い人が多い。のどを見れば海がついていたり、子供はみんな脱水。点滴500mlでは尿がでません。期末試験まで3週間、中間考査よりもましになればよいのですがもう一週間でゆかた祭りが終わりです。然し今の子は深夜1時から3時くらいまで勉強しているらしい。うちなのて10時がやっと体力不足です。

悪循環

悪いときには悪いことが重なります。薬とともに医学が進むというひともいます。まずは痛みの悪循環です。局所の乏血から組織の酸素欠乏をおこしさらには痛みを起こす物質の生成そして侵害受容体を刺激します。痛み刺激を受けると侵害受容体に働きます。痛み刺激は急進性に上向性伝達します。ドライアイの悪循環は日本と米国で異なります。まず涙液浸透圧の上昇により炎症がおこることがアメリカのドライアイの悪循環の考え方です。したがってドライアイ治療に免疫抑制剤を最初から用いるそうです。一方日本のドライアイのコアメカニズムは浸透圧なんてお構いなしです。TFOTの考え方です。角結膜上皮障害により水濡れ性が悪化、更には涙液安定性が悪化するという考えです。ほかにどのような悪循環があるでしょうか?子供の学習も同じです何かを引き金に不登校になる。勉強や人間関係から取り残されてしまう。ますます登校しにくい。「私立受験のお子さんが夏休み前に受験やめるというんです。」聞けばうちの子が通っている中学校を目指しておられるそうだ。視力がでない。こころの状態が体に現れることを心身症と言いますが特に心の状態が目に映し出されることを心因性視覚障害といいます。受験は精神力を鍛える。過酷な戦いです。心因性視覚障害も悪循環です。昔は家の外に原因があったが今は家の中に原因があることが増えています。学校健診で見つかります。

訴訟

オレンジをジュースにして飲ませるべきところを4分割で食べさせたというので特別支援学校の教員が訴えられた。これからの教員には栄養管理も求められるのでしょうか?求められているようです。そして今のアレルギー世代の子供が生活習慣病や悪性新生物で入院する時代には医療給食にはもっともっと厳しい要求があるでしょう。医療監視でも保健所から管理栄養士が2人も来られます。医療監視とは保健所の立ち入り検査のことです。私達医師は全国で30万人訴訟件数から考えると訴訟リスクは300分の一です。私達医師はモットきびしい。裁判所の壁を歩いているようなものです。交通事故に合うようなものというたとえがありますが交通事故でけがするのが150分の一の確率だそうです。事故にあったようだとよく言われます。医師免許を持つと訴訟に合う確率はかなり高い。訴訟には民事と刑事があります。民事は誰でも訴えることができます。横浜市立大学病院事件から訴訟は増え福島県立大野病院事件での判決を契機に警察が介入を控えるようになりました。四分の一は患者さんの勝訴だそうです。三審まで行くとくたくたになるそうです。

ガーダシル講演会

子宮頸がんワクチンガーダシルの会社が共催する講演会に参加しました。ガーダシル講演会には昨日は大雨でしたが多くの方が参加していました。世界初のガーダシル積極的接種勧奨中止。3対2の多数決で世界初のガーダシル接種勧奨中止決定したそうですね。私のクリニックはたくさん在庫を抱えています。一本1万数千円×本数、これがパーになるあーあ。これからは予防接種からできるだけ身を引こう。そんばかりしているしかも消費税を納める必要がある。悪いことが起こればワクチン接種に責任がゆく。CRPSが5人いることになっているそうですが専門医の意見は分かれているそうです。CRPSはペインクリニックつまり麻酔科の医師が専門医です。M者のコメントとしては安全の確認に努めてまいりますとのことでした。これしか言えません。お産の脳性まひのように無過失補償があればよいと思いませんか。発売時に一度来て終わりのサーバリックスのG社と異なりM社はよくサポートしてくれます。尖圭コンジローマは難病だそうです。そこでG社のあるイギリスですらサーバリックスがアメリカのガーダシルに代わっています。日本では価格が同じですのでガーダシルだそうですですが、発展途上国では価格が安いからサーバリックスだそうですよ。国の決定なんだからワクチンの返品認めてほしいなあ。患者さんが2種と言ってMRワクチンだったり麻疹と言ってMRだったり液を吸っているのに帰ってしまったり液を取り寄せたのにお越しにならなかったりワクチン接種は?

子宮頸がんワクチンと積極的勧奨

保健所長の名で一枚のFAXが届きました。現在子宮頸がん予防ワクチンの接種を積極的にはお勧めしておりません。有効性とリスクを理解したうえで受けてくださいと連絡がきました。下の方にはWHOが接種を推奨し多くの先進国では公的接種とされています。と相反することが記載されています。まれに重い副作用があります。当たり前のことでしょう。すべての予防接種がリスクを持ちます。ADEMが430万分の一・ギランバレーは430万分の一・アナフィラキシーが96万分の一これらは必ずしも予防接種とは関係ありませんと記載しています。更に詳しい調査を実施中だそうです。定期予防接種になったと思ったらこのありさま。おたふくやみずぼうそうをまず定期予防接種にすればよいのに。それにしてもワクチン代が高すぎる。隠れ貿易赤字です。定期予防接種をなぜ積極的勧奨しないのでしょう。

いよいよ来ました

いよいよ生徒さんがお越しになりました。学校で眼科健診を受ける機会がなかったお子さんが私のクリニックを訪れました。6月30日までに終えるのが学校保健法に記載されています。うちの愚息の学校はプールがないため6月の最後の日に視力検査が行われます。従いました今月中に私のクリニックへ学校で検診を受けることができなかった方がお越しになります。保護者の方にも感謝いたします。眼科の学校健診はプールに入るための健診です。時代にそぐわない部分があります。しかし、法律に定められたことをきっちり行うという姿勢が大切です。大切だと考えます。昔は眼科の健診を受けないとプールには入れないということになっていたような気がします。これも規制緩和でしょうか?今日は文化祭で過酸化水素が入ったと学校からタクシーを飛ばしてお越しになりました。過酸化水素は水と酸素に分解されます。だから過酸化水素は入った時とても痛いが翌日には何ともないことが圧倒的です。学校でけがするのは当たり前。靴がなくなるのは異常ですか?ある学校の十名以上の方が学校の先生の引率で私のクリニックまで来られました。不登校はつらい。またうちの子が学校へ行かなくなったらどうしよう。他人事ではありません。

元気に行ってますか

車が止まり窓があき「息子さん元気に言ってますか」「聞きましたよよかったですね」市教委にお勤めの先生が語りかけてくださいました。「元気にいってます。」とだけお答えいたしました。「部活はどうしてもCPCでないとダメ」と聞きません。「学校楽しい」とずっと尋ねられているそうです。60番以内で張り出される成績上位者ならいざ知らず下位に低迷していては楽しいはずがない。7月の三者面談が怖い。意外と子供自身はCPCで活動できて楽しいようです。できたら生物部、化学部に入ってほしかった。学校へいかなければおいていかれるという気持ちでいっぱいのようです。50番に入らないと医学部は無理だそうです。成績はさっぱりで高校から公立に戻されるかもしれません。しかし、学校も行かず落ち着かず家じゅうが暗かったころに比べたら明るく充実しています。顔が違うといわれます。最近とってもよい顔といわれます。小学校の先生にも元気に通ってますか?と言われました。成績は悪いが英検准二級をいじめられながらも4年生で取得した頑張りをもう一度みせてほしい。すっかり英語は力が落ちてます。朝もさっさと起きてがんばって通ってます。早く学習方法を身に着けてほしいなあ。靴がなくなったり溝に捨てられたりクリニックでも他人の靴を間違えて帰られたりいろいろあります。今も保険証がないと探しに家に変えられました。