姫路眼科　西川クリニック　院長ＢＬＯＧ

○○〇史という私立学校が使う教科書とういか教材をネットオークションで落札するのにこのブログをご覧いただいた多くの方のご厚意で落札できました。ＩＴは無知白痴なので大変苦労致しました。まずは普通のメールに「落札おめでとうございます」という通知が来ると信じていました。なにも来ないとＭＲさん信金さんＭＳさんいろいろ聞きましたがみんなオークションに手を染めたことはないようです。子供がＣＰＣというクラブに入ったので聞いてみたがうなくいきません。IT化についていかないと仕事がありません。献血ルームの医師募集を見ても簡単なＰＣ操作ができることと記載されています。わたしも病院ではパワーポイントのスライドをすべてスタッフに作ってもらってました。このブログを書き始めた動機の一つは入力速度を高めることです。今年のものではありませんが教師用と記載されています。子供と一緒に歴史の勉強をしたいと思います。ブログを見てご指導いただいた方ありがとうございます。

「姫路眼科」で検索するとトップページにヤフーやグーグルともに西川クリニックは出てきます。そしてこの度西川クリニックにスマートフォン対応ホームページが出来上がりました。これでうるさい悪徳業者の勧誘から脱出できます。電話の向こうから「いいホームページですね。」何やねん。と考えていると「これをスマートフォン対応にするともっと良いのになあ。」ほっといてくれと思う。患者さんが来ても来なくても関係ないやろと思います。ＮＴＴはＮＴＴでタウンページなんて見てくる人いないし、「私は人気がないのでそこそこでないから広告しません。」というと何とか引き留めようと必死です。タウンページ見てくる人減りましたね。漢方薬と体質を考えているとそんなに来てもらって困るぐらいに考えていれば気が楽です。医師には租税対策措置法２６条がある。貧乏医者にも生きる道がある。休みなく働き旅行など無縁の質素倹約すれば何とか生きて行ける。後は最近、毎日子供と英語、化学、代数などを学んでいます今の子は書いて覚えないから困ってます中間考査はまさかの惨敗私の方が気合が入っています。わたしは幾何はさっぱりわかりません。国語の文法も子供よりはかなりましです。世界史も今勉強すると流れがわかります。アコファイド錠の問い合わせがありましたが内視鏡ができなので断りました。申し訳ありません。

今日新しい本が届きました。兵庫医科大学皮膚科准教授の夏秋優先生の著書です。Ｄr夏秋の臨床図鑑「虫と皮膚炎」という本です。「虫と皮膚炎」の出版社は秀潤者です。夏秋先生は兵庫医科大学卓球部の大先輩です。写真がとにかくきれい。すばらしい本です。夏秋先生は理論派です。医学だけではなく卓球にも理論があります。モーメントやベクトルが卓球の指導を受けると出てきます。要するに小さくコンパクトなスイングでスマッシュするのとと大きくスマッシュするのとではどちらがよいかという世界です。漢方薬の講演でも大変理論的なので好評です。たとえば漢方薬が効いたか効かないという判断をどのよう下すか？難しいところです。漢方薬が有効であったという報告の中で間違いがある。例えば自然に治るべき時期に漢方薬をたまたま投与した。これを漢方薬で治したと勘違いしてはいけないと説かれていました。確かに起こりうる話だと思います。逆もあります。たいへんな難病で漢方薬の適応外の病気が治らないから漢方薬はインチキだ。初めから治るはずがないのでインチキではないという話です。今度は漢方薬の書籍を書いてください。夏秋先生。

今日は個人面談でした。個人面談で聞いたトピックスはなんとあの姫路の淳心学院に特進クラスが創設されるそうです。姫路では昔から淳心学院といえば進学校、少子化の影響？市内に共学中学ができるからでしょうか？それとも姫路福崎学区がなくなるからでしょうか？共学中学校がどの教科書を使いどんな授業をするかさっぱりわからないそうです。でもうちからは近いのが魅力です。面談は上の子と同じ担任の先生です。しかも担任の先生は姫路校で一番のベテランです。このブログを読まれる一部の方にとっても保護者会や個人懇談の時期かと思います。保護者会や個人面談で何を言われるか？子供自身にとって大きな関心事だと思います。保護者もドキドキです。よいことよりも子供がとんでもないことしてないだろうか？昨年と同じ先生ですが市内に開設される共学中学校をなんて言われるでしょうとどきどきしましたが結局誰もわからないということでした。個人面談はこちらも質問に答える形の先生と先生のコメントを聞く形の保護者会があると思います。あらかじめ質問事項を提出しています。限られた１５分から２０分ですべてを知ることは難しいので特に聞きたいことはアンケートという形になっていると思います。個人懇談は年間何回行われてもよいとおもいませんか。個人的だと聞けることも集団になるとあのひとこんなこと聞いていたと他の人から知られます。個人情報保護法が全面施行され健康診断の結果を巡るトラブルも増えています。医療機関の受付でどうされましたか？おかわりありませんか？などと聞くのも難しい判断が必要です。子供さんの視力検査をするとき家族全員が検査を見る為に入られることがあります。他の患者さんがおられるとまた困ってしまう。私は見えないから眼科に来ているのにと言われてしまいます。６月２０日は保護者会です。イクメンも大変です。すっかり最近暇なのでまあいいか？当直からも脱出できるかもしれません。金曜日の夜から土曜日朝まで、さらに土曜日夜から月曜日の朝まで当直、クリニックで土曜日午前と月曜日の午前診察の後学校健診それがうるさい上に授業優先で生徒が来ない大変失礼な話です。ああ機能は疲れました。学校全体の行事として学校健診をとらえてほしい。

先日も書いたが眼科健診欠席の生徒が数十人の学校の校医をさせていただいています。校長先生と養護教諭の先生のご厚意で私のクリニックへ保護者の方が引率してこられて眼科健診を行うことになりました。学校医の手当てをいただいておりますの当然の責務です。どのような理由で学校へ来ておられないのかまだわかりませんがうれしく思います。更に何か大発見でもあればよいのですが・・・。しかし人数をきいてびっくりしました。先日学校健診言った学校は検診のとき大変うるさかった。無茶苦茶うるさかった。昔Ｋという名の眼科学校医がいました。市内の学校を震え上がらせていたそうです。私の小学校でもない学校はうちの父親でしたが眼科はＫ先生でした。私が眼科学校医を姫路で始めたころまだ医師会の理事をされてご活躍されていましたが日本医師会館での会議中倒れられ帰らぬ人となりました。Ｋ先生が学校医をされていた学校は眼科健診は静粛そのものでした。しかし、昨日の学校健診氏の学校はうるさい授業優先で検診に教員が非協力的であった。毎年のことです。諦めてます。養護教諭に伝えると「今年だけ」とオッしゃってましたが私箱の学校がが一番うるさい授業をする教員が非協力的と思ってます。校医と教員が協力してスムーズな検診を気持ちよくしたものです。ところで教科書のネットオークションですが教員用まで出てます。なかなか皆さん同じことを考えています。昨日カエルまえにあなたが最高額ですとなってたのにおめでとうございますのメールは届きませんでした。私立用のテキストは大人気のようです。

日本で水痘や帯状疱疹のワクチンといえば田辺三菱製薬の水痘ワクチンです。米国では帯状疱疹用のワクチンＺＯＳＴＡＶＡＸがあります。日本の水痘ワクチンと同じＯka株です。ＰＨＮの予防や帯状疱疹の発症予防を期待して高齢者の方が時に接種を希望されます。ワクチンは細胞性免疫と液性免疫の両方を増強するそうですしかし日本の水痘ワクチンは生です。いまＭＲワクチンをうってる方と同じでなんには発疹が出るリスクがあります。そこで海外では２種類の不活化帯状疱疹ワクチンを開発中だそうです。「水痘帯状疱疹ウイルス」という本では帯状疱疹ワクチンＺＯＳＴＡＶＡＸ接種が１年は効果が漸減するが３年は維持するという記載があります。つまり再接種の機関については今後の検討課題になっているそうです。しかし、水痘ワクチン早く接種してくれと言わる方以外は「みずぼうそうなったらよいと思います」と小児科学会のガイドラインの変更を伝えても聞く耳を持つ人は少ない。更にＰＨＮや帯状疱疹予防効果は検討課題でありＥＢＭはＺＯＳＴＡＸの要にはないのが現実です。ＭＲワクチンばかりでなくたまには麻疹ワクチンの電話が来るからややこしい。と思って麻疹ワクチン取り寄せたらお越しになった方が接種希望されたのはＭＲワクチンでした。やられた。未開封ですが返品不可です。薬学・看護学生さんが実習前に麻疹単独ワクチン希望でお越しにならなかったら丸損です。あーあ。更に問診票書いて副作用がどうのという人。副作用のない薬はありません。

男性更年期障害はマスコミ受けするあるいは独り歩きする症候群だと思います。更年期は４０歳代後半から５０歳代後半を対象とすると考えています。私が普段糖尿病でネシーナとセイブルを処方している人が男性更年期ではないかと言い出した。検査して、ホルモン測ってよ。そんなん測ったことないから調べますと取りあえず採血しました。それから文献検索をしてテストステロンを測定することに行きついた。医学的には男性更年期障害という概念は確立されていません。男性ホルモン主にテストステロンが年齢とともに減少することによる症状です。アンドロゲン補充療法には診断基準も確立された治療もありません。血液中のテストステロンはアルブミンと結合した生物学的活性があるものと加齢とともに増加する性ホルモン結合グロブリン後は１から２パーセントの遊離テストステロンがあります。ＬＯＨは加齢に関係する。ＬＯHはlateonsethypogonadismの略です。骨密度は女性ホルモンに密接に関係しますが女性ホルモンが男性ホルモン経由で作られる為男性ホルモンの影響をうけます。血液中のテストステロンはメタボリックシンドロームや心血管疾患との関係も示唆されています。テストステロンや遊離テストステロンの測定値をどう解釈するか大変難しい。

新学期で緊張感がある人が多いかと思いますがゴールデンウイークが終わり梅雨入りし今度は湿度にやられる番です。むしむしすると体はだるいが目は潤います。ドライアイの方はクーラーを入れずに辛抱したら楽です。おとなも子供さんも物もらいが多いような気がします。物もらいは関東弁、めばちこが関西弁、眼科的には麦粒腫といわれています。めばちこといえば汚い砂を触ってかかるイメージをお持ちの方が多いかもしれませんがむしろ抵抗力が落ちるため起る病気です。例えば抗がん剤を服用しているとか糖尿病を放置していると増えます。採血でＲＡＳＴを検査してもダニ、ハウスダストばかり陽性に出ます。カモガヤなどイネ科の草のＲＡＳＴが陽性の方は案外少ないんです。ハウスダストが陽性の人が多いということと関係あるかもしれませんが咳が止まらないといわれる人が多い様な気がします。アドエアやシムビコートの吸入が効かず漢方薬を希望される方も少なくありません。今日は本当にムシムシします。本日新発売のアコファイドは機能異常ということで内視鏡などの検査施行日をレセプトに記載する必要があるそうです。functional dyspepsiaというからには器質的異常を否定する必要があるということです。湿度が高いと胃腸は弱ります。

「口コミを使って大幅に売り上げを伸ばす方法」なるファクスが送られてきました。「口コミサイトに貴院のプラスの評判を書き込む」サービスと記載ある。サービスではなく人を欺くサギではないか？なんかうさん臭いのはいまどき手書きで「重要」と書いてある。「再度ＦａＸします」と書いているが以前のＦＡＸに対する記憶がさっぱりない。「いつどこのメデイアにどのような内容で」投稿前に確認できると記載しています。インターネット上の〇〇クリニックの口コミを信じていろいろなところへ行くと全く違うイメージということも生じるでしょう。食べ〇グかなんかも遅いまずいと店のイメージと違うことを書き込まれたと訴訟になっていました。こわい時代です。「渡る世間に鬼はなし」は昔の話で「渡る世間に鬼ばかり」なのでしょう。女性一人で十人の患者さんが動くといいますがもっと動いているのではないでしょうか？しかし、みんな生きていかねばなりません。いろいろなことを仕事と考える人がおられて当たり前ですが。眼科で高血圧や糖尿病の薬を処方する、風疹の予防接種やベイビーの予防接種というのも少ないかも。

目の周りが赤くなりアレルギーが疑わしいとき原因物質には何を考えますか？手に付着したもの、ビューラー、化粧品、点眼、眼軟膏などを疑い皮膚科でパッチテストを受けることをお勧めします。パッチテストは腕や背中でしますのでなかなか陽性には出ません。目の周りの皮膚はデリケートです。パッチテスト中は発汗禁止かつ入浴禁止です。フラジオマイシン含有軟膏、ステロイド含有軟膏、金属などは１週間様子を見ることが大切だとされています。チョコレートやココアを過剰に摂取すると金属アレルギーになるそうです。ニッケルを含む食品はチョコレート、ココアのほか玄米、大黄、豆類、海藻、穀類等が挙げられます。更にはビタミンＢ１２製剤つまり先発医薬品の商品名メチコバールでコバルトアレルギーが起こるそうです。チメロサール入りワクチンが減っているので水銀アレルギーは減っているそうです。当たり前ですが食べる量が大切らしい。しかし、ＭＲワクチンのパンフレットを読んでいると抗生物質が２種類入っているようです。何処に何が入っているかさっぱりわかりません。