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レセプトの時期です

医療事務の方は5月と1月大変なのはお判りでしょうか?一部負担金を請求つまり4月のレセプト業務が大筋終わりました。しかし、いつも18時まわってから来院する確信犯の方がアレルギーのけんさをしたあと「お金はまたでいいわね?」といいのこし或いは1人で受けごたえして帰った人がこちらから電話すると払いに行きますと言いながらお越しにならない。これでゴールデンウイークは家でじっとするに限るという気持ちになった。メンタル不調のワースト一位は医療機関だそうです。なんと76パーセントというデータがあるそうです、国内では風疹、中国では鳥インフルエンザ感染症が流行している。WHOもうんともすんともコメントしない。怖いかどうか判断がつかない状態でしょう。日本人の危機管理意識は薄れています。風疹で兵庫県が全国第二位です。ゴールデンウイークに何がしたいか?私はゆっくり眠りたい。それにしても、医療機関の中にはゴールデンウイークのまん中の3日すべてを休診日とされるところもあるようです。3日休んだらレセプトが大変です。うちの子供にとってはゴールデンウイークの最後の日ははじめての中間考査の一週間前に当たるそうです。ある人にうかがうと何処も同じようなものですとのことでした。公立学校もゆかた祭りと期末試験をぶっつけますが私立にもいろいろあるようです。重い荷物を持ってほどほどに電車から歩きつかるのか毎日8時から就寝しています。そのため朝バス・電車の交通機関が混むからと家を出るのが早くなっています。校則でがんじがらめですが先生方のご自宅の電話とさらに携帯電話の番号まで配布されるから面倒見はよいのでしょう!。個人情報である電話番号がばっちり出ています。生徒の個人情報も公開されています。停学退学恐るべし。これはいつでも守っていただけると同時にいつでも呼び出しがかかるかもということです。私立には私立の個性があって当たり前です。掃除もがんばっているようです。わたくし自身比叡山で掃除を徹底的にしごかれました。朝起きたらまず掃除。素手で便器掃除。できてなかったらやり直し。きっとどこも同じような物でしょう。ゴールデンウイークに二日仕事が入りました。有り難いことです。毎年ゴールデンウイーク終われば仕事を探される方多いようです。仕事があるのは本当に有り難いことです。ゴールデンウイークどこか遊びに行って行って風疹に感染したりB型インフルエンザや鳥インフルエンザに罹患することが怖い。医者の不養生とたたかれる。しかし、昨日もNK新聞では医者の不養生について記事が載ってました。今から目を犬にかまれた方が来られるそうです。目があかないらしい。ブログ書いてたから仕事になった。これも有り難いことだと思わねばならない。こられて!とある病院を経営する医療法人の奥様でした。さあ帰ろう。何か良いことをしたような気がします。

ホワイトカラーエグゼプション

ホワイトカラーエグゼプションは今から7年ぐらい前に流行した言葉です。今また製粉産業競争力会議で話題になっています。ホワイトカラーエグゼプションはやはり難しいというのが結論です。。ホワイトカラーエグゼプションは労働時間制限適応除外のことです。解雇問題がマスコミでにぎやかです。日本は諸外国に比べ解雇が厳しすぎるのでお金で解決しようということだそうです。解雇の4原則は①人員削減の必要性②解雇回避の努力③人選の合理性④手続きの妥当性の4項目からなります。①は若返りを図るため整理解雇をしながら新卒を採用していないか?②解雇回避の努力は非正規の雇い止めや残業の削減などに取り組んでいるか④説明責任を果たしているか?など色々な要件を満たすことが解雇には必要とされています。成長戦略として「成長へ人材移動」というが7月に選挙がある。与党はこのままいけば確実に圧勝する。再就職支援金を払えば解雇でるようになれば大変です。ホワイトカラーエグゼプションなど導入したら過労死や過重労働によるうつの人であふれる。医師が筆頭です。肝公立病院で役職に就くと残業代がつかなくなる。医師という仕事が時間丁度に終わるなど誰も思ってない。むしろ、時間丁度に終われば診療拒否を行ったといわれかねない。メンタル専門の労働衛生コンサルタントは仕事が有り余っている。ところで医療は色々な意味で適応除外事業所です。例えば10人未満でしたら44時間労働が可能です。40時間を超えても残業代がでません或いは残業代を払う必要がありません。そんなにバラ色の職場ではありません。女性中心であるという特殊性も持ち合わせています。一斉休暇をとる必要もありません。すべて患者さんに緊急の事態が生じた場合を想定しています。平素からいっぱい職員募集にご応募をいただきます。しかし、面接まで至る例が最近はありません。今まで正職員で働かれていた方が非正規雇用になるのは壁があると思います。午前だけという方も大変多くおられます。午後だけ働きますという人はめったにおられません。やはり通しで働ける方をお待ちしたいと思います。医療は安定しているかといえばTPPが入ってくればどうなるか?ゴールデンウイーク明けを期待しています。

風疹と夫婦

以前は風疹ワクチンといえば不妊治療の始まり、第一歩でした。今、勇気をもって「妻が、かみさんが、妊娠中なので注射しに来ました」という男の方が増えています。たまには男の医師もやくだつかなあ。今まで何度も女医さんちゃうんかあとか言われたことがあります。これも一つのハラスメントですかねー。
県医週報を見ますと兵庫県下の感染症の状況が分かります。4月初旬は本当に夫婦かなあというぐらいいやいや来られたのが分かりました。風疹単独ワクチンがない今、むしろ生まれてくる子供のために男性が進んでお越しのようです。その根拠は電話の声はみんな男性です。うちの子はご存知のように二年前突然学校へ行かなくなりました。何が起こったのかさっぱりわかりませんでした。わたくし自身まさかの不登校でした。あれから二年早いものです。光陰矢のごととし。生まれたときから障害を持っている子を思うとまだ恵まれています。MRワクチンを一回接種で95パーセント以上、二回接種でも99パーセントというプライマリーワクチンファイリュアー子供を産むのは女性です。奥さんに言われたらMRワクチンうつのが経済的です。風疹抗体を測定しても正常値と妊娠時に安全な値は異なります。細胞性免疫と液性免疫があります。覆水盆に返らず。運が悪いといえばそれまでですが対策をせずに運が悪いでは後味悪い。

安全・衛生委員会

安全衛生委員会は労働安全衛生法できていされており衛生委員会と安全委員会を一緒に行うことです。委員会ですから団交の場ではありません。衛生委員会は50人以上の職場では毎月最低一回行わないといけません。産業医は労使半数の委員会において経営者側に入ります。衛生委員会は50人以上の職場で行うものです。安全委員会は業種により50人とか100人以上の職員の職場に設置すると決まっています。問題点はマンネリ化して同じことばかりという形骸化や形式化してしまうあるいは労使紛争の場となってしまう。つまり対立の場となってしまうことがあります。団交の場でありません。作業環境管理ができているか、作業管理できているか、健康管理ができているか、労働管理できているかそして労働衛生マネイジメントシステムOSHMSができているか日本が世界に誇るPDCAサイクルをくるくる回していくことになります。つまり安全衛生計画を作成・実施・評価・改善することをくるくる回すことです。デミング?という人が1980年代にPDCAサイクルの素晴らしさを発表しました。デミング?は他には功績のあまりない人のようですしかし日本は素晴らしいと評価してくださったようです。WLBと言いながら一方では長時間労働してでもお金が必要な人もいます。WLBは難しい。午前中だけ働きたい人は多い。午後となると急に人がいなくなる。社会のサポート例えば学童が19時までになるとまた違う。しかし急な警報が多い。迎えに行くのも大変です。同じ校区ばかりだと行事が重なります。

風疹が33倍

風疹の罹患者がなんと昨年の同期の33倍だそうです。風疹単独ワクチンなき今に及んでMRワクチンを接種に来て接種せず帰る人が結構いる。ゴールデンウイークに入り年末の帰省ラツシュと同じように風疹ウイルスが日本中を移動するんですねと患者さんから言われました。東の方から西へ来るのは蕪村の「菜の花や月は東に日は西に」ではありませんが東から西へ兵庫県内を刻一刻と風疹ウイルスが移動しています。妊婦さんご注意ください。しかし、男性は先天性風疹症候群のリスク削減に非協力的な人が多いと思いませんか?どうせ接種するなら早く打ってしまった方が無難です。風疹単独ワクチンを待っていても9月まで出てこないんだからそれをわかってかわからずかうちのクリニックへ来てMRワクチンなら帰っていく男性が特に多い。女性もいますがよい意味でも悪い意味でもネット社会です。情報はいくらでも入ってきます。速く打った方がよいのではと思いませんか。生まれてくる子供が白内障で目が見えないなんて考えるだけでぞーとします。配偶者のみならず職場の妊娠可能女性のために。MRワクチンをうっても先天性風疹症候群に罹患する確率は低い。お金に余裕がある人は抗体検査からお金と時間がないひとはMRワクチンを世の中のためにうつのが世のため人のためではないでしょうか?クリニックまで来てうたずに帰る人が多すぎる。ちょっとの危険と大きな安全。

これからのアレルギー治療

これからどのようなアレルギー薬が生まれるでしょう。アレジオンやアレグラなどの薬はスイッチOTC化されています。抗アレルギー薬はスイッチOTCの急先鋒です。TNF-αは関節リウマチには有効です。しかし気管支喘息では発がん性や自然免疫のバランスを崩すなど課題もあるようです。抗IgE抗体はノンレスポンダーつまり全く聞かない人はいるという問題がある高価な薬である。然し抗体療法で最も有効なのはIgEでしょう。IL-4、IL-5、IL-13、TNF-αが候補ですがTNF-αは喘息、IL-5はhypereosinophiric syndromeには有用だそうですが他はなかなか厳しいようです。舌下免疫療法つまりSLITはIgG4が増えるのが課題です。他の免疫への影響が懸念されます。更にはSCITを含めALLERGEN VACCINEのLOT番号による差が問題です。なかなか画期的な新薬はなさそうな気がしますが今後どうなるでしょうか?アレルギー疾患は増える一方です。アレルギーの人に薬を使うということは言ってのリスクを背負うのではないでしょうか?漢方薬も捨てがたい。

産業衛生専攻医

講習さえ受ければ産業医になれます。産業医は日本医師会認定です。そこでもうちょっと勉強した医師のための試験ができました、産業衛生専攻医といいます。産業衛生学会という権威ある学会の認定専攻医です。研修施設で3年の経験を積めば産業衛生学会認定専門医を受験することが可能です。5月18日に松山で試験が行われます。落ちれば6月22日東京です。公益社団法人化しました日本産業衛生学会に入会するには確か推薦人が必要なはずでした。学会としては認定し活性化する。産業衛生学会の会員が増える。いままでなら産業衛生学会に入会してもなにかオプションがついてくるわけではありませんでした。確実に会員数が増えると思います。労働衛生コンサルタント会に入会し登録するには、年会費25000円必要です。コンサルト会に入り何かメリットがあったかといえばなかった。しかし、労働衛生コンサルタントは医師免許がなければ取得することは至難です。医師免許があれば筆記免除の特典があります。ケアマネージャーも免除科目が大変多かった。今後意志でケアマネージャーを目指す人は皆無と思います。全くメリットはない。作業環境測定士は産業医や労働衛生コンサルタントの仕事してゆくうえで取得する便利な資格です。

保護者会と参観日

今日は二人の子供の参観日が重なった。一人は何と弁当持参で参観のあと夕方まで保護者会です。色々な学校があります。何処の学校もみんなかんがえることは同じです。昔はゴールデンウイークの間に眼科の学校検診をして欲しいとよく依頼がきました。授業にならないそうです。塾も一週間お休みです。今はあの手この手で授業をしないよう工夫されているようです。少し前ですが進学塾の保護者会に参加いたしましたところ診察にお越しのお母様の顔が意外と多くびっくり致しました。学校でも塾でも昼休みに参加できる保護者会はできるだけ参加します。昼に行われるのは学校の場合は面談でしょうか。保護者会では学習の仕方等伺います。なかなか育児は難しい。6年生になると「絶対言ってはいけないこと」等を聞きますが実際は難しい。東洋大姫路中学の学校案内をいただきました。学校行事がシンプルなのがいいなあと思いました。学校案内を見るとまだまだ不確定なようです。近くてよいなあと思う人は多いでしょうか?姫路初の共学私立中学校で英語が公立の1.5倍授業時間で2から2.5年で公立の3年間を終える予定となってます。60人に生徒さんは高校から入学する子とは同じクラスにならないようです。S学園と同じです。中学で定員割れたら高校から募集、高校からの募集をやめ中学の定員を増やす学校いろいろ移り変わりが激しいなあ。

70歳を超えたら11人に1人

40歳を超えると20人に1人が緑内障です。多治見スタデイで分かったことは70歳を超えると11人に1人が緑内障です。案外多いんです。OCTの普及とともに緑内障と診断される方はもっと増えそうです。或いは緑内障を疑う人が多くなります。緑内障というと患者さんは開口一番私は見えなくなるのでしょうか?と言われますが99パセントは開放隅角緑内障です。閉塞隅角緑内障はわずか1パーセントです。開放隅角緑内障はゆっくり進行します。双子の兄弟の方が診察にお越しになりました。遺伝が絡む糖尿病がありさらには緑内障もありそうです。糖尿病で眼底出血もしています。何から何まで同じような病態だそうです。緑内障と抗ヒスタミン薬の関係は密接です。特に閉塞隅角緑内障と密接です。抗コリン作用を有する薬と密接です。抗コリン剤はBBBを通過するため認知症とも密接な関係があります。男性型脱毛AGAの発現頻度は20歳代で12.5パーセントです。50歳代では39.9パーセントです。植毛やかつらは嫌だという方リアップよりもフィナステリドがおすすめです。自由診療で処方箋が必要ですがED治療薬に比べまだやすい。clinical questionsで男性型脱毛症にはA推奨のミノキシジルをお勧めします。

胆管癌

胆管癌といえば印刷業というのが今の時代です。しかし、有機溶剤予防規則は昭和47年にできた法律です。GOT,GPT,γーGTPがAST,ALT、γーGTPにやっと変わったそうですレセコンでもAST,ALTですが法律を変えるのは大変です。かんきの検査が必要な項目は現在11項目ありますが5項目に減らそうとなったそうです。肝機能ぐらいしか胆管癌に有用な検査はないと思います。そんな中で昨年の夏、肝機能検査を必須とする化学物質の種類が5項目になるという議論がありました。しかし、マスコミからたたかれて耐えられるか?という議論がありました。更に政治はいつ政権交代かという局面を迎えました。従いまして話は止まっております。産業医なんて50時間の講習と20時間の更新のための講習を受けるだけで可能です。しかし、労働衛生コンサルタント試験は難しい。そこで、資格ではありませんが新たな試験が始まりました。産業衛生専攻医認定試験です。一時間で100問70点以上が合格だそうです。産業衛生学会の認定資格です。現在産業医資格をお持ちの方のスキルアップにお勧めです。