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風疹予防接種 大人 姫路

クリニックのホームページの検索キーワードですが「風疹 予防接種 姫路」「風疹 予防接種 大人 姫路」「風疹予防接種 土曜 姫路」等のキーワードが上位を占めています。三月の最後の週の風疹に罹られた方は尼崎や神戸はもちろん明石や加古川の保健所でも報告されています。兵庫県が何と大阪より上位になってしまいました。兵庫が2位、大阪が4位です。麻疹・風疹混合ワクチンを接種希望の方さらにはPRIMARY VACCINE FAILUREを恐れて抗体検査をされる方、2回接種を考えられる方などいろいろです。更にはゴールデンウイークの長距離移動もあり罹患者の方が増えないとよいと思います。先天性風疹症候群は2か月にかかれば白内障、3か月にかかれば先天性心疾患、5か月にかかれば難聴と胎児にいろいろな異常をもたらします。私の風疹抗体価は8倍でした。これは医療従事者としては不十分です。最近検査した患者さんで一番風疹抗体価が高い方は256倍でした。20から25年前風疹の患者さんと接する機会が多くあったのに8倍しかないなんて。一般の方はもっと抗体ない方多いでしょう。

眼科健診

昨日は早くも新学期の眼科の視力検診の結果をお持ちになりました。学校により処理の速さに大きな差があると思います。PCを保健室から先生が持ち出せない時代です。本当は生徒や児童にとって次の席替えまでに健診結果が出るとよいそして保護者が結果を知るとよい思います。結果が分かるのは遅い学校は6月です。一学期が終わってしまう。みんな軽度遠視で多くのベービーが生まれ学童期には正視になります。更には禁止に至る子供さんもいます。これは角膜水晶体の屈折力、眼軸長が関与します。眼軸長が長いのが近視です。小児にの近視の予防は現時点では不可能に近い。近視は近年増加の一途をたどる傾向がある。-6D以上が高度近視です。近視の進行に少しでも優位な因子としては屋外活動時間の増加低濃度アトロピン点眼液、一部のめがねやコンタクトレンズに可能性を求めているのが現状でしょう。屋外で過ごす時間が今の子供は極端に少ないと思いませんか?ただ花粉や紫外線など未知のことを危惧する声も強い。眼軸長は2歳までに急速に伸びる。うちの子も3歳で-3Dの近視でした。眼軸長が1cmのビルと1Dの変化につながります。3歳児検診で視聴覚検査が姫路では行われています。三歳児検診の視聴覚検査がもうすぐ形が変わる予定です。だいたい8歳で正視化します。8歳から16歳で近視になる子が多いようです。学校で視力を図る時期です。もうすぐBCDと記載された紙を持ち帰りショックを受けることになります。Aはメガネコンタクトレンズを用いて1.0あればよし。1.5や1.2は学校では測ってないんですよ。今の保護者の方は1.0ですねというとそんなに悪いんですかといわれます。1.0以上測っても意味なしではなが・・・・。Bは0.7が見えればよし、Cは0.3がみえる、Dは0.3が見えない状態です。

地震とこどもの通学におけるリスクマネージメント

地震こわかったですね。私は夢の中の出来事と勘違いしました。子供はバスでもよりの駅まで行きましたがそこからどうしたのでしょう。リスクマネージメントの訓練になったと思います。ところでなんとK新聞夕刊に写真がカラーで写っていました、連絡いただいた多くの方に感謝感謝。うちの子息が不安そうに説明を聞いていますよとご連絡いただきました方ありがとうございます。しかし、入学一週間もたたないのに防災訓練見たい体験です。公衆電話のありかもよく確認しないといけないと感じたはずです。新聞の写真は7時30分です。普段なら、ちょうど電車のに乗るところです。写真の視線は不安いっぱいの中学生とJR職員に向いているとお知らせいただきました。阪急沿線の神戸の学校は皆登校したそうです。言葉は悪いがKYトレーニングになったと思います。S駅までのはずがB駅までJRがいきそこで運転打ち切り仕方がないからバスで姫路まで戻ってきたそうです。上級生の方はそこからS駅まで歩いた生徒もおられたとか。次第に学習するものでしょう。携帯電話所持禁止の環境下でのどうすればよいか学習できたと思います。こんなときどうするか?まずは自宅かクリニックまで電話することを学んだようです。

風疹ワクチンについてよくあるご質問

風疹ワクチンについてのよくあるご質問を列挙します。風疹にはなったことがないがはしかになった。風疹ワクチンと麻疹ワクチンの混合ワクチンですが麻疹にかかったことがある人が接種すると何か悪いことが起こりませんか?その答えへの一例は絶対に安全なワクチン等ありません。PRIMARY VACCINE FAILUREという言葉を聞かれたことはありませんか?予防接種を一回するだけでは95パーセント以上の方に抗体ができるが100パーセントにはならないという話です。では2回接種ではどうでしょう。99パーセントだそうです。昔一度かかったはしかが一生かからないあかしと思っておられますが今ははしかは二度かかるというのが当たり前です。はしかはWHOが絶滅作戦を実施しています。「きれい社会の落とし穴」という本昔売れました。東京〇〇大のF先生の著書でした。「きれいになりすぎたからアレルギーが増えた」この内容はのちにアレルギー学会で否定されました。世の中がきれいになりすぎたためはしかの人と接することがなくなりました。夫が麻疹風疹混合ワクチンを接種して妊娠中の妻が生ワクチンのはしかや風疹のウイルスに感染することはありませんか?接種者が発疹すること、咽頭からウイルスが検出することはあっても他の人が発症することは報告されていません。こんな質問増えています。

子供向けの抗アレルギー薬

子供用のアレルギーの薬は何がよいでしょう。わたしが一番嫌なのはセレスタミン細粒を抗ヒスタミン薬として称することだと思います。セレスタミンは抗ヒスタミンとポララミンの配合剤です。ステロイドを飲むつまり内服するとと怖いことが多く発生します。ステロイドの注射や内服はよく効く薬としてときどき見かけます。鼻アレルギーガイドラインでも決してすすめられていません。小学校の上級生なら漢方薬をお勧めします。飲めるこはいくつでも漢方薬を飲めるが飲めない子はいくつになっても漢方薬は飲めません。アレロック細粒が品薄どころか日本にないそうです。というか数日前にクリニック前の調剤薬局のアレロック細粒がなくなりました。花粉症には第一世代抗ヒスタミン薬はかなり使われなくなりました。効果は同じですが副作用が違います。第2世代もジェネリック医薬品が多くなりました。第一世代抗ヒスタミン薬は脳の発達や学習に重要なREM睡眠を妨げます。しかし、風邪薬としてはまだまだ第一世代抗ヒスタミン薬は使用されています。昔は「眠たくなるのは自分が悪い効果がないのは医者が悪い」というキャッチコピーがありました。今は否定的になりました。「眠たくならない薬が効かない」と誰から聞いたとアンケートととると医療関係者という答えが一番多かったそうです。一日一回の点鼻薬が広く使用できるようになりました。今年は点鼻薬の人気がなぜかない。患者さんに聞くが自分なりに納得のいく回答には至っていません。点鼻薬の液だれが嫌なのか?しかし耳鼻科ではよく出ているそうです。ひょっとしたら花粉が姫路では案外少ないのかもしれません。漢方だけで十分なのかよくわかりません。効いていることは事実で余り効きすぎるのは怖いよと知人に言われましたという方もおられる今年の花粉症です。今日は帰られた方もおられたようですいませんでした。

昆虫アレルギー

昆虫アレルギーの原因としてはが、ゴキブリ、ユスリカなどがあげられています。昆虫で陽性率が高いものは「が」です。確か5年くらい前に「が」のRASTを採血して検査すると高率に陽性にでました。蛾の鱗粉や「が」の糞がアレルゲンになっているそうです。夜行性の「が」は光に走化性を示し樹木に誘引される。蛾の幼虫は光が嫌いで暗いところで活動します。食品害虫の「メイガ」と衣害虫の衣蛾の分類されます。蛾のRAST陽性率が上昇していますがあらたな地検は得られていないようです。色々な昆虫にアレルギーを示す人がおられますがやはり注目されるのは蜂です。ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチがあります。たとえばすずめばちでは夏から秋にかけて雑木林や人家周辺で頭、顔、首、手足をさす。蜂に一回目は刺されて腫れて痛み自然に回復します。二回目以降が危険です。アナフィラキシーショックを起こすことが稀にあります。いったんアナフィラキシーを起こすとあっという間に増悪します。生命の危機です。そこでどこでもだれでもが自己注射できるくすりがエピペンです。0.15mgの小児用と0.3mgの大人用があります。予防に保険が適応された画期的な注射です。エピペンの登場で八チアレルギーによる死亡が半減したそうです。人道的に無資格者がうっても医師法17条違反にはなりません。逆に自分のエピペンが人道的に他の人を救うこともあり得ます。

求人の話

私が姫路に帰ってきたときは竜野や加古川からも木曜日の午後や夜間ご連絡いただきました。開業したら「いまでみたいに夜はあかんのやね」と患者さんから言われました。姫路に帰ってきたころと違い今やこの地域は大激戦区となりました。春休みも終わり求人の募集してますよねと患者さんが診察が終わってからよく言われます。またハローワークからも電話がよくかかってきます。しかし、未経験とか午前中だけとか「15時まで?つまり子供が学校から帰る時間」とか条件が合わない人が続きます。ハローワークに提示している条件と違う方がご応募くださいます。少し余裕が要ります。例えば、夏休みと言ってどこでも仕事は子供の休みと一致しておりません。15時までと言っても子供には行事もあります。また学童と言っても時間きっちりと迎えにいかないといけないようです。今の時代なかなかむずかしいです。今の時代警報が簡単に発令されます。警報が出ると学校から迎えに来るよう言われます。何処の学校であろうと教育委員会の決めたことですから例外はありません。そのときどうするか?考えるとやはりバックアップ出来る方がある方でないと穴が開きそうです。一昨日午前中一人で受け付け、会計、検査、診療してみましたが疲れます。春は出会いと別れの季節です。人生は春夏秋冬つまり四季にたとえられます。しかし、人が動くのは春です。多くの人がいるところは人間関係が難しい。まして私は男、職員は女性。おひとりだけ、事務員さん待っています。電話でお話しするとこのひとかなあと思いますが患者さんが少ない今日この頃一人しかご縁がありません。ハローワークで提示するすべてを満たす人はなかなかお会いできません。お待ちしてます。経験を有しと一日通しの勤務ができる方を。

MRワクチン

MRワクチンを一回打てば絶対大丈夫でしょうか?95パーセントです。2回うったら99パーセントです。だから今の子供たちは2回接種します。1歳代で一回、小学校へ入学前に一回です。PRIMARY VACCINE FAILUREをご存知でしょうか?一回接種では95パーセント以上のかたに抗体ができます。二回接種で99パーセントの方に抗体ができます。抗体価を見るには色々な方法があります。一般には今までHI法で8倍あれば陽性とされ風疹は大丈夫でしたが今は妊娠や医療従事者なら32倍を求められています。学生さんが大学や専門学校で採血して求められるのは8倍です。更に麻疹で早く結果を知りたときにはIgGが2とか4あればよい事になっていますが妊婦や医療従事者には16が求められています。濃厚に接触すること絶対に感染しないことからもとめられている数字のようです。SECONDARY WACCINE FAILUREはワクチン接種後数年の経過とともに免疫が減衰することです。つまり、自費になりますが絶対を期すには抗体検査の結果で二回目を打つことも選択肢に入ります。先天性風疹症候群から妊娠3か月以内の人を守るには同世代の方が抗体を持つあるいは高い抗体価を維持することが必要です。

小学校6年生と予防接種

小学校六年生と予防接種については以前も書きました。2種混合ワクチンと日本脳炎ワクチンⅡ期を定期予防接種として行う時期です。特に2種混合ワクチンは学年ではなく11歳、12歳限定になっています。13歳の誕生日を迎えるとだめです。定期予防接種から外れて自費です。分かりやすいように小児科の先生は6年生と記載しておられます。日本脳炎はもっと後でよいが忘れてしまうということで小学6年生とされています。今年から麻疹風疹の3期4期は廃止となりました。これ以上継続しても同じということつまり受けない方は受けないということです。麻疹・風疹を夫婦や結婚予定のかたが二人で仲良く受けに来られていますと言いたいところですが結構険悪な方がおられます。男性は自分が子供を出産するわけではないのでふーんと反対向いています。私が語りかけても無言のことが多い。不妊症の漢方治療で周期療法というのを行っていたとき挙児希望の方が時々お見えでしたが不妊症は男性不妊症というのもありますが男性は協力的ではないようです。昔はすべて女性に原因がありとなったが今は原因を調べることが可能なようです。11月22日がいい夫婦の日であるように麻疹風疹ワクチンの接種には仲良く来院されるとよいなあと思います。

近未来の医療

これからの医療はどうなるかというお話を聞く機会を得ました。夏には参議院選挙があります。姫路から出ている衆議院議員さんは医療にはあまり力が入っていないようです。眼科の白内障手術が半額になるという政党もあるそうですよ。TPPの問題後ろにはCTやMRIを保健外し使用という思惑が見え隠れしているそうです。重症例は別としてCTやMRIを保険適応から外し外資の民間保険に入っている人は民間保険から給付されるそうです。昨日の新聞の一面に乱視も消えるという両眼で100万円の多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の話が出ておりました。姫路でも富裕層というか高度先進医療の保険に加入の方は多焦点眼内レンズを用いた手術を受けておられるようです。うけておられます。歯科と違い以下では混合診療は戒められています。しかし、昨今の報道を見ると期間限定で混合診療を認める動きがあります。維新は医療も競争の原理を持ち込もうとしています。日本医師会からは副会長が自ら出馬されるそうです。歯科が混合診療がよくてなぜ医科は混合診療禁止でしょうか?色々なしがらみがあるようです。かぜはいまなら保険で3割負担ですが7割なんて時代が来るのでしょうか?以前上限3割とされたはずです。