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麻疹・風疹ワクチンの2期

毎年ですが麻疹・風疹ワクチンの2期の時期です。姫路市では11月15日に小学校の新一年生の説明会があります。それまでに麻疹・風疹ワクチンというをという方が増えて参りました。インフルエンザワクチンの予防接種をしたいし麻疹・風疹ワクチンも接種したい。麻疹・風疹ワクチンを先に接種したいしかしインフルエンワクチンが接種できない。だから、インフルエンザを一回接種してから麻疹・風疹ワクチンという人が多い。11月15日に接種できていなくてもよいと考えるお母さんがこちらのクリニックでは多い。「2歳ですが不活化ポリオワクチン単独の問診票がきません。」と電話いただいた方、1歳から5歳のポリオワクチンを一度もうたない方11月2日に予診票発送と保健所のホームページに書いてありますよ。接種できるのは連休明けですね。もちろん他県にひこっしても大丈夫です。三年間は56日ルールは適応外らしいですよ。

四種混合ワクチン発売されましたが

昨日、四種混合ワクチンが発売されました。クアトロバック皮下注シリンジとテトラビック皮下注シリンジです。納品されたのはHibと肺炎球菌ワクチンをうっている方の分のみです。8月の段階では足りる或いは不足しないという話でした。10月にHibと肺炎球菌ワクチンを接種された方の分は確保できました。テトラビック皮下注シリンジは2本入りです。箱を開けると二本入っています。普通三回うって初期免疫をつけますからなぜ二本セットなのか不明な点も多い。クアトロバック皮下注シリンジは一本入り、テトラビック皮下注シリンジはなぜ2本入りなのか?それにしても四種混合ワクチンはどこにあるのでしょう?

本当は怖いドライアイの話

今日10月31日は「本当は怖いドライアイの話」という興味深いタイトルのインターネット講演会でした。車に乗らないわたくしにはぴったりです。BUT短縮型ドライアイにはムコスタ点眼がよい。ムコスタ点眼は最大4回までさすことができる点眼液です。ドライアイは老若男女誰でもかかる病態です、一方ドライアイはマイボーム腺の異常と大きく関係する。マイボーム腺は上のまぶたに25本、下のまぶたに20本あります。まぶたの皮膚粘膜移行部に位置します。マイボーム線は油成分を分泌します。ドライアイは慢性疾患で眼不快感の原因となる多因子疾患です。まぶたを洗う時はぬるま湯で洗いまぶたは横向きにマッサージするそうです。マッサージには血流改善も期待しています。眼科で攝子で圧迫するのもよいとのことでした。タバコとカフェインはなみだの分泌とどのように関係するでしょうか?カフェインは涙を分泌するそうです。一方、アルコールはBUTを短縮するそうです。論文になっているそうですよ。これは私も感じていることですがうつ病とドライアイの関係です。特に抗鬱剤を服用中の方にムコスタは大変有用です。関心のあるジクアスとの併用ですが有効なこともあるそうですが詳しくは不明だそうです。

法人なり

「法人なり」とは医療法人設立のことです。兵庫県では毎年2回申請できるそうです。医療法人にも社団と財団があります。一人医師医療法人は社団です。なんと、全医療機関の4割は医療法人になっております。医療法人○○会を設立すると何がよいのでしょう。格好がよいのは間違いありません。一番良いのは個人の医療機関に比べ税率が下がることです。生命保険も法人名義でかけて医療法人を受取人にできるそうです。つまり「手元にお金が残る」そうです。私どもとは縁遠いことです。いいことばかりではありません。透明性をもとめられます。一番のデメリットは県庁へ行くとどれほどの収益があるかすべてが見えてしまうことです。また、ことしから震災復興税というのがかかってくるそうですね。個人情報保護法全面施行で姫路でも長者番付が以前は新聞にお名前が載っていましたが最近は掲載されなくなっています。法人になると役員報酬という名目の所得になり自分のお金であって自分のお金ではなくなるようです。寒い日が今年は続きます。財布も寒いようです。或いは財布のひもが固いのかもしれません。風邪が流行っているようです。今日もすいています。感冒がうつらない環境で予防接種できると思う方が来られる医療機関ですね。

眼科でインフルエンザの予防接種

日本脳炎ワクチンはチメロサールフリーで安全になったというほれ込みでした。発達障害を有するお子さんをおさえて予防接種したところ5分後に死亡したというエベントが発生しました。時々わたくしのところでも予防接種に発達障害の方がお越しになります。発達障害に限らず逃げ回るお子さんはおられます。今日は日本脳炎昨日は不活化ポリオワクチンで死者が出たということに対する会議だそうです。昨日、不活化ポリオワクチン単独は因果関係なしとなったそうです。眼科へインフルエンザの予防接種にお越しになる方のいわれることはいま小児科や内科のクリニックへ行くと感冒症状の方が多いのでここへ来ましたというのが多い。後は薬をもらいに行ったら「後が調子が悪くて」といいって眼科へ来ました。とかいうのもあります。その話を聞くと泣き止むのを待ってと思ってしまいますが待合室に行くとうんざり顔の大人の人の顔が見える。親の顔を見れば早くしてほしいなと思います。外来診療を待つ人からすれば早くー。と思われるのが最もです。あちら立てればこちら立たずこういう時どうしたらよいか?外来に来た保険診療の方の顔が穏やかであることが大切です。10月末になり俄然接種者が増えてまいりました。

在宅患者訪問診療料

在宅患者訪問診療料は通院が困難な患者さんのため設けられた保険点数です。在宅とは何ぞや?病院や介護施設に入居していない状態です。病院入院中や介護施設入居中は対診になることがありますよ。在宅訪問診療管理料は一人の患者さんにひとつの保健医療機関のみが算定することができます。つまり、在宅訪問診療管理料は内科や外科の医療機関には通院できて眼科には家に訪問してくれというまれな患者さんにしか使えない制度です。ふつう、眼科医に家に来てくれという人は内科や外科医にきてもらっていますよね。昔、姫路には白内障手術をして眼内レンズを挿入しない医療機関がありました。そんな人を追いかけてしかも自転車であっちやこっちの病院をさまよったことがありました。自分では管理できないのでソフトコンタクトレンズを2週間連続装用するBr-Oというレンズをしていました。自転車乗って健康的でしたよ。今では昔の話です。眼科の在宅診療は難しいのです。

ドライアイと涙液

ドライアイと涙液が関係することは明らかです。しかしドライアイは涙液減少症のみではありません。「瞬き」の存在なくしてドライアイは語れません。だんだん瞬きを人間はしなくなっていると愚考します。働けば働くほど何でも集中するほどまばたきがなくなります。きょうはドライアイの方が多かった。いよいよ空気が乾いてきました。体は楽になっています。なみだの3コンポーネント治療をご存知ですか?ためしてガッテンの影響か?ドライアイ治療はムチン分泌にかかわるジクアス点眼液とムコスタ点眼液が脚光を浴びています。しかし、ムコスタ点眼単独治療はいまいち?といううわさです。ジクアス点眼は水とムチンを分泌することになっています。一方、ムコスタ点眼液はムチン分泌に特化している為水が必要です。後は油の成分です。油は涙の蒸発を防ぎます。眼軟膏が勧められています。後は瞬きですが深い瞬きをすることは大変難しいことです。生活習慣を変えることは大変難しいことです。目薬を用いることだけでは治らないのがドライアイです。今週は「葛根湯医者」ならぬ「ムコスタ医者」になっております。ムコスタ点眼後は涙点圧迫1分間、白い液体はテイッシュで防御。がってん。がってん。きょうはいっきにインフルエンザの予防接種が増えました。

保湿剤と手荒れ

寒い朝が続きます。手荒れが始まっているようです。保湿剤ほど好みの激しいものはありません。昨日もお二人の方から手が荒れると相談を受けました。処方的には尿素系はしみると嫌がられます。尿素系は水に溶けることが特徴です。石油を精製したのが低刺激で安全性が高いのがワセリンです。ワセリンで眼科用軟膏の基剤としても用いられるのがプロペトです。保険適応はないが石油から生成されるもう一つのワセリンがサンスクリーンです。酸化作用を受けにくいのが特徴です。ヘパリン類似物質は「ヘパリンとは別」という意味の類似です。親水基を多く持つ構造です。 尿素系とは尿素配合製剤という意味です。尿素は哺乳類、両生類の尿に含まれるタンパク質の代謝最終産物として親和性をもちます。後は紫雲膏がありました。漢方薬配合です。あったまります。紫根の色がつくため不人気です。ザーネもありました。手荒れは水仕事をすれば誰でもなります。後はステロイドの類です。目はドライアイ、皮膚はドライスキンの時期が参りました。

昆虫アレルギー

RASTで検査するといろいろな昆虫が陽性になる。が、ゴキブリ、が代表でしょう。画やゴキブリを検査で調べて何につながるか?掃除や回避の対策がとれることです。ゴキブリはふんや屍骸が原因になります。ゴキブリの活動は昼間は暗く狭いところに潜み夜間活動する。気温は25度以上になると活発になります。台所お風呂の水回りに湿気のあるところに存在します。ゴキブリ対策として冷蔵庫の裏側や隙間の掃除、粘着トラップの設置、ゴミ箱にふたをするなどの対策があります。がには大きく分けると二つの種類があります。メイガとイガです。メイガは食品害虫、イガは衣類の害虫です。ウールなどの衣類や繊維に発生します。以前、RASTを検査するときがを検査すると陽性率が異常に高いと聞き検査してみました。確かに高率に陽性になりました。以後追跡しおりませんので詳細不明です。蛾に対する感作はスギ、チリダニに次いで高いとされています。

インフルエンザワクチンの添加物

保存剤チメロサール、等張化剤は塩化ナトリウム、緩衝剤はリン酸水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸二水素ナトリウム、安定剤はホルムアルデヒド、分散剤ポリソルベート80これだけのものが入っています。その量は会社により様々です。シリンジ型はもともと妊婦さん用に作られたものです。北里第一三共と阪大微研のシリンジ型のものにはチメロサールが入っていません。デンカ生研のシリンジ型ものにはチメロサールが入っています。最近何かと話題の日本脳炎ワクチンはチメロサールが入っていません。うちのこどもにチメロサールフリーの製剤を用いたがやはり真っ赤に腫れました。原因物質は何でしょう?[筋肉注射をするとまし]という説があります。子宮頸がんワクチンの接種時に針を立てるのです。これが筋肉注射です。エピペンの時は早く効かせるため筋肉注射をすることになっております。皮下注と筋注という深さで真っ赤になるかどうかなんて本当でしょうか?