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4種混合ワクチン

4種混合ワクチンは2種類発売予定です。クアトロバック皮下注、テトラビック皮下注シリンジがあります。どちらもセービン株です。4種混合ワクチンは3から8週開けて3か月から12か月に3回接種します。4種混合ワクチンですがテトラビック皮下注シリンジは2本ワンセットになっています。何と価格もテトラビックの方が高い。なぜ価格が違うのか?イモバックスポリオ皮下注の価格からすると三種混合ワクチンよりも4種混合ワクチンを打つ方が経済的です。イモバック皮下注ポリオの株はソークワクチンです。追加免疫は最低6か月あけるそうです。

石膏とふしぎ

石膏は漢方薬の中で使われる鉱物です。石膏は粉にすると食品の扱いになります。石膏は含水硫酸カルシウムが主成分です。石膏を載せたトロッコを使って中国では地下鉱脈を走ります。石膏は辛大寒甘ですので辛が勝ると発汗します。寒が勝ると汗は引きます。清熱瀉火作用と止渇作用があります。難溶性の塩です。石膏を100グラム使うのと10グラム使うのと違いがあるかという話を聞きました。それによると石膏は100グラムでも飽和しないそうです。石膏からカルシウムの流失はかなり遅い。アトピー性皮膚炎に石膏を大量に使うことは有用です。漢方では煎じることが重要です。難溶性の塩は熱水で注水されにくい。600ミリリットルの熱水に最大1グラムしか溶けません。これが石膏の不思議だと思います。

CHURG-STRAUSS症候群

CHURG-STRAUSS症候群という病気をご存知ですか?CHURG-STRAUSS症候群走ると知らないでは大違いの病気です。CHURG-STRAUSS症候群はが気管支喘息、血液中好酸球増多、血管炎、が三徴です。CHURG-STRAUSS症候群は1950年病理学者が見つけた病気です。PNから独立した概念です。最近はCHURG-STRAUSS症候群のように人名がついた病名はやめようということになっています。そこで日本では厚生労働省が好酸球性肉芽腫性多発血管炎と名づけています。CHURG-STRAUSS症候群の治療はステロイドや免疫抑制剤の全身投与と免疫グロブリンです。五年生存率は70パーセントです。CHURG-STRAUSS症候群は国家試験の勉強をしていてはじめて気づきました。年間日本で100人の発症者がいます。受診者の数は1800人とされています。

エピペンを打つタイミング

エピペンをいつうつか?蜂の場合は急ぐ必要があります。特に山奥なら5分以内にアナフィラキシーが発症するかもしれなのですぐ打つ必要があります。蜂の場合はお互いにうちあう必要があります。食物ならどうでしょう?誰がエピペンをうつか?そのタイミングはSAMPSON分類の3度以上です。咽頭喉頭絞扼感又はGRADE4以上が出現したとき大腿外側筋群にうちます。「保育所、学校において緊急の場に居合わせた関係者がエピペンを打つことができない本人に代わり注射することは人道上許されています。」誤食は永遠に不滅です。小さければ隣の子の食べ物がほしいと思うのは当たり前です。ピーナッツによるアナフィラキシーは二峰性に来る可能性があります。4時間の観察が必要です。

東洋医学の腹痛

東洋医学の腹痛の分類の話です。CT・MRI・エコー・GIF一切関係ない時代です。まずは虚と実に分けます。喜按とはおなかを押さえると気持ち良いこと、拒按はおなかを押さえると嫌がることデス。喜按は実証、拒按は虚証です。持続的は実証、間欠的は虚証です。 短時間は実証、長時間は虚証を表します。がんによる腹痛は血瘀です。腹痛に気血が関係する。しくしく痛むのは虚証、実証は強い痛みです。東洋医学ではこのように痛みを分類しています。

中医学的胃

中医学的胃とは中医学の胃のことです。中医学では胃は全摘しても存在しています。西洋医学のの胃とは違います。胃に異常があると食べられない状態になります。胃は受納腐熟する。脾は消化する。胆も直接的にあるいは間接的に消化に関係する。小腸は消化に関係しません。消化の働きは3つにわかれる。消化の面から3つにわかれます。胃は必要以上に水を飲むと余分は小腸から膀胱へ流れてゆきます。この考え方は西洋医学と多いに異なるところです。中医学的胃は西洋医学の小腸まで含みます。急性水様便は小腸性です。泥状便は脾性です。胃の下痢は消化されない下痢です。腐熟できないことです。脾の下痢は胃では消化されている下痢、つまり腐熟されている。脾で吸収されません。[腹が減るが食べられない]のは胃がわるいのです。はらがへらないのは脾の問題です。胃の問題は食べられる、食べられないの世界です。つまり、五味を感じないのは脾の問題です。西洋医学では小腸は吸収、中医学では脾が吸収利用します。運化とは脾の運、胃の化を合わせたものです。最後に胃の持つ4つのはたらきを述べます。受納、腐熟、化生、通降の4つです。通降とは胃気が下へ行くことです。化生により生み出せない為不足します

泣かない予防接種

姫路市でもヨモギの花粉が飛散してるようですね。予防接種で一番泣かないお子さんは生後2か月や3か月のおこさんです。針が見えないという理由が考えられます。
ヒブや肺炎球菌ワクチンの予防接種の時なかない子は多く存在し、一歳を超え麻疹・風疹混合ワクチンをうつ時さらにヒブ・肺炎球菌ワクチンを追加接種するとき一瞬だけなくことがある。固定をいかにしっかりするかなおかつゆっくり入れるかさらに注射針は太目の方がが泣かない予防接種には有用と思います。3歳の日本脳炎では恐怖心が出ています。ヒブと肺炎球菌の同時接種で因果関係は証明されていないが死亡した事実があることを知らずにヒブと肺炎球菌といわれると戸惑います。医師会のメールでヒブと肺炎球菌の3回接種を1歳までに済ませているか?言葉をかえれば今までは1歳以上でヒブと肺炎球菌を受けても公費助成の対象だったが今後は1歳以上のお子さんのヒブと肺炎球菌ワクチンの接種は公費助成としないという保健所からの通知でした。お二人のお母さんからご指摘を受けました。7月生まれでも三種混合と不活化ポリオ単独でなく四種混合ワクチンを打てるそうです。11月まで3種混合と不活化ポリオを接種しなければよいそうです。

気逆

気逆とは日本漢方の用語です。胃気上逆はげっぷやしゃっくりそして嘔吐がありげっぷがひどくなるとしゃっくりそして嘔吐に至ります、肺気上逆はくしゃみが代表です、肺は鼻に開竅します。くしゃみには肺の薬と鼻の引経薬を使うとよいのです。気逆に五臓の考えがはいると胃気上逆、肺気上逆等という用語を用いることになります。中国は「中医学」を国際標準の東洋医学にしようと企てており2009年にISO国際標準化機構に申請しました。更に韓国は東医宝艦をユネスコに世界文化遺産として登録しています。みんなしたたかです。日本漢方がんばれ。日本漢方は江戸時代にはかなりのレベルに達したと聞いたことがある。しかし、その後西洋医学が入ってきて漢方は蘭方にとって代わられました。しかし、漢方は魔法の薬ではない代わりに西洋医学にはないはたらきがある。頑張れ日本漢方。そしていじめなき世の中をめざして。日本はオリンピックでメダルをたくさん獲得しました。将来が保証されるわけでも、兵役を逃れることができるわけでもありません。でも純粋な気持ちでがんばりりました。いじめなき世をめざしましょう。

眼科コメディカル

わたくしは自分でけんさはできるだけするようしています。あまりたくさんの患者さんがお越しいただくと能力を超えてしまいます。眼科コメディカルをご存知ですか?以前はOMAと言われましたが国家資格と紛らわしいので眼科コメディカルと改称されました。同時に病院での検査の実習というのもなくなりました。意味することは何でしょうか?法律から考えると国家資格である視能訓練士、臨床検査技師、看護師に検査をしていただくのが合法的です。国家資格的にいうと眼科コメディカルは無資格者です。眼科にはほとんど看護師はいません。分からないから看護師さんと患者さんは言ってます。インターネットでOMAとか眼科コメディカルとか検索すると「ORTを目指して学校へ行った方がよいですよ」と書いてある。空その方がよいが学校へ行くのは大変です。眼科コメディカル修了証書を発行という形になっています。試験も都道府県の眼科医会の栽量の範囲になっています。OMAの時代と異なり試験は実施してないところも多いです。眼科コメディカルは修了書発行になった意味は何なんでしょう?最近このブログ爆発的な閲覧者ですよ。

柴胡と黄耆と麻黄

柴胡と黄耆と麻黄は漢方薬の生薬です。麻黄と黄耆と柴胡はいずれも外向きのベクトルを有する点が共通点です。柴胡は辛涼解表薬です。少量なら疏肝作用、多量なら辛涼解表作用を有しています。麻黄は辛温解表薬です。黄耆は補気薬です。柴胡がジェット機なら、麻黄は戦車、黄耆はヘリコプターです。ジェット機は俊敏です。柴胡にはその場は活発にならずちゅっと荷物を運ぶ力はありません。大量に用いると冷やす力があります。麻黄は重厚な戦車です。黄耆は荷物を運ぶ働きを主に有しています。黄耆が運ぶものは血ではなく水や気です。柴胡と黄耆で上に引き上げのが補中益気湯、麻黄で発汗するのが葛根湯です。麻黄は心の化身、柴湖は肝の化身、黄耆は肺の化身です。黄耆は扇は気をひろげる。です。昇発は上げて広がる、昇堤は下、から上に、発揚は広げながら集める。