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第42回アレルギー学会春季臨床大会

5月12日から13日にかけ大阪国際会議場で第42回日本アレルギー学会春季臨床大会行われます。アレルギー学会春季臨床大会に参加すればアレルギー学会専門医の更新資格を満たします。昨年は東日本大震災の影響のおおきなデイズニーランドの隣の駅つまり幕張まで行きました。幕張メッセまで行きました。今年は近くでうれしいです。アレルギー学会春季臨床大会はいつも日曜日に参加できうれしいです。5月14日以降ブログの内容がアレルギーにへんざいするかも?しかし、全国からブログをのぞいていただき感謝しております。ブログを書き始めてもうすぐ一年です。

コンタクトレンズ検査料Ⅰ

コンタクトレンズ検査料Ⅰをご存知ですか?眼科以外の医療事務の方にはなじみがないかもしれません。コンタクトレンズ装用者に対してコンタクトレンズ検査料Ⅰを一度算定すると患者さんがコンタクトレンズを使うのやめたというまで一生再診です。コンタクトレンズ検査料Ⅰを算定するには厚生局への届け出が必要です。再診料しか算定できません。例外はあります。しかし、コンタクトレンズ検査料Ⅰを一度算定した人が風邪をひいて受診してもアレルギー性鼻炎で受診してもアトピー性皮膚炎で受診しても再診です。こんなことになったのはコンタクトレンズクリニックという安いコンタクトレンズを兵器に高い診察代金をせしめるクリニックが多く存在したからです。姫路でもかなり被害者はいたと思いますよ。大手メーカーと訴訟したところも姫路にありましたからね。コンタクトレンズ診療はこれからどうなるんでしょうか?コンタクレンズにはそもそも処方箋など法制化されていないのに希望者がいる。コンタクトレンズの処方箋見たことありませんがどんなものでしょうか?

止血剤と思ったら

止血剤といえば研修医でもアドナ、トランサミンさらにはビタミンCときます。先日シミの漢方治療を希望した患者さんが持ってこられたくすりはなんとトランサミンとビタミンCでした。たしかにじんましんや薬疹などの適応がトランサミンにはあります。さらにかぜで漢方治療を希望された方が持参された薬がまたトランサミンです。調べるとトランサミンには咽喉頭炎というのがあります。一見大昔の薬で万能薬のようですがトランサミンはアドナやビタミンCのような血管強化剤と異なり血栓を作る可能性のある薬です。トランサミンは血液を固める薬です。脳梗塞や心筋梗塞を誘発したら?と思うのは私だけでしょうか・謎が多いトランサミンカプセル本当に効くんでしょうか?副作用はおこっていないのだろうか?やっと待ちに待った患者さんが帰られたので帰ります。コンタクトレンズアレルギーでした。メガネを持ってないので一日使い捨てコンタクトレンズをおすすめいたしました。

ダニの舌下減感作療法

日本ではまだスギ花粉症の舌下減感作療法が施行されていません。米国では舌下減感作療法よりも皮下注射の減感作療法が推奨されています。効果の違いです原因です。日本では不活化ポリオワクチンが支持されています。不活化ポリオワクチンと同じで舌下減感作療法の方が安全と考えているのが一つ、さらには家庭でできると考えているのがもう一つです。韓国は脱感作療法の先進国です。日本は後進国です。それとも発展途上国と呼ぶべきでしょうか。日本は眼科領域の屈折矯正手術も後進国です。ダニアレルギーを脱感作療法で克服すると喘息のみならず花粉症もよくなるとのデータが存在します。子宮頸がんワクチンとおなじで一斉に始めるとダニエキスが不足するとの懸念があります。あーあ今日も難しいアレルギーの方が来られました。しかも姫路市外から。疲れました。昨日は明石焼きを食べクルミ屋さんのケーキを土産に帰ってきました。明石焼きは美味しいが塩分が多そうです。診察に来られたり仕事で出入りされる方おいしい店教えてください。明日も頑張らないと。

6÷3は

3÷6は0.5または2分の1が普通の答えです。約分を習っていないという理由0.5または2分の1で×になる子は少なくない。正解はこれは日本を発展させる教育だろうか。確かに決められたことを守ることは大切です。例えば不完全変態が答えであっても設問がひらかなで書きなさいととわれていたら「ふかんぜんへんたい」と書かないと×か減点になります。設問に約分は習っていないものとするという旨記載があれば世の中で役立つと考えるのはわたくしだけだろうか?長男がうまれるは生か産かどちらが正しい皆さんお判りでしょうか?小学校6年生の小学校の問題です。

私立離れ

大阪の橋下市長の政策の目玉の一つは教育です。私立離れが関東地方では鮮明になっている。今までが異常だった。関西はといえばもともとあった学校の偏差値が今年の入試結果でさがっている。岡山にある公立中高一貫校が人気上昇そのため岡山の私立は軒並み入学しやすくなっています。或いはそういう噂です。先日、講演会で聞いた話では私立志願の動機は「勉強しに行くのではなく」地元の公立に行きたくないというのが意外と多いそうです。橋下市長の私学無料化もこういった声を反映するものかな?行政の裏側は庶民にはまったくあかりません。

プロトピック軟膏0.03パーセント

プロトピック軟膏0.1パーセントは16歳以上、プロトピック軟膏0.03パーセントは2歳から15歳までが保険適応です。他医で大人の方にプロトピック軟膏0.03パーセントを処方してるので欲しいといわれたのでお断りしました。今の縦覧突合は大変厳しい。コンピューターがすぐ査定するでしょう。査定されると2月以降大変な厳しさが待っています。プロトピック軟膏もジェネリック医薬品が出るそうです。すべて医療機関が損することになります。調剤薬局の損にはなりません。

学校健診の時期です

学校健診の時期です。近視とは遠くが見えないが近くは見える目です。乱視は何処のもピントが合わない目。遠視は無限遠にピントが合う目。遠くがよく見えるよい目は正視。どの状態でも1.0はある。視力が1.0と言っても正視はすくない。学校健診でAでも油断大敵です。

自学自習

はじめめてのコンタクトレンズを装用されるかたの成功率に変化がみられました。つまり、かつてと言っても10年から15年前は中学生で運動部に入っておられる方が成功率が高かった。今は20歳を超えて自らコンタクトレンズを使いたいと思う人が最も上手です。説明書をお読みいただき、次は実技ですが説明書の党利出来るる人は少ない。そこから修正をかけられるのが20歳以上です。公文か塾かとインターネットで議論されていましたがわたくしことわたこもも姫路西高在学中に書写にはじめてできた公文に通いました。計算力アップで数学の成績が大幅にアップしました。とても優しい先生ですが姫路西高は数学が厳しかったのでさらにはZ会の添削くらいしかなかったので公文の数学には今でも感謝しています。ユリウスにも自学自習のレッスンがあります。何をするにも受け身ではうまくなりません。それは医療事務でも何でも共通することです。部活動の顧問に勧められたからではコンタクトレンズを初めてはめるのはなかなか難しいようです。自分がコンタクトレンズを装用するという気持ちで御来院くださればきっと道は開けます。

ロラタジンとセチリジン

「眠たくなるのは医者が悪い」といった製薬会社が日本にある。抗アレルギー薬で世界的に通用する薬はロラタジンとセチリジンです。タリオンとポララミンを同時に出すとかは比較対象試験がなされていません。比較対象試験するのもロラタジンやセチリジンと比較して有効性が高いかどうかということになります。オノンやシングレアさらにキプレスがきくかどうかはセチリジンやロラタジンとの比較対象試験になります。危険運転致死傷害罪をご存知でしょうか?糖尿病の低血糖や京都の祇園の事故で再び脚光をあびたてんかんさらには睡眠薬を服用中に交通事故が起これば危険運転致死障害罪に問われます。そもそもロラタジンことクラリチンは「運転禁止」「運転注意の文言」が入っていません。セチリジンことジルテックには運転禁止という文言がある。オロパタジンやセチリジンを服用して運転してはいけない。現実は抗アレルギー薬のアレクラとクラリチン以外のものを服用し運転している人は多い。アレルギー薬は眠たくなった方が有効性が高いというのは全くのウソですよ。そんなEBMはどこにもありませんよ。あっかんべーと言わないでくださいね。眠くならないアレルギー治療を目指そう。