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瞼裂斑

瞼裂斑は日常診療でありふれた病気です。気になる症状ではあります。視機能に影響がないため積極的な治療は行われておりません。充血した時のみ点眼薬で対応するのが一般的です。気になり始めると気になって仕方ないというのが現実です。よく似た病気に翼状片があります。こちらは手術する病気ですが。再発します、再発することがあります。再発するとやっかいです。手術の時間は白内障と同じくらいかかります。人生出来るだけ手術なるものにはかかわりたくありません。昨日姫路にはたくさん花粉が飛んだみたいですね。

角膜内皮顕微鏡検査

「角膜内皮細胞を検査出来る眼科」で検索いただいた方へのメッセージです。角膜内皮顕微鏡検査の保険適応は内眼手術の前後です。コンタクトレンズを装用すると確実に角膜内皮細胞の数が減少します。特にお若い方はさきが長いのでご注意ください。コンタクトレンズをはめすぎている方には必要な検査です。しかし、保険適応がない為なかなか検査はなされていません。お答えになったかどうかは不明ですが?よろしければ御来院ください。

特定健康診査

特定健康診査とはご存知のようにいわゆるメタボ検診のことです。姫路市の場合平成23年と同様に平成24年度も協会健保の方は1425円の差額が必要となります。姫路市国保の方は無料です。みんな無料で受けられると錯覚しそうな制度です。はがきをよく見ないとわかりません。協会健保は保険料率が10パーセントを超え大変そうですね。特定健診が有料になっているのもよくわかります。23年度末に私どものクリニックで特定健診を受けていただいた方は大きな異常はないようです。眼科は前回の診療報酬改定から命に関係ないからもっと診療報酬を下げようとされています。後期高齢者の拠出金が大きな負担というけれど今後もっともっとたいへんになります。国民皆保険をまもるために一人一人の辛抱と努力が必要です。そして国民皆保険を守るためには生活保護受給者の方にも応分の受診時の負担が必要です。

ザイザル錠

ザイザル錠は「長期処方」が可能かと検索した方へ。ザイザル錠はジルテック錠の悪いところをすべてとった薬というキャッチフレーズで登場しました。発売後一年たった今「長期処方」は可能です。「姫路 西川クリニック」に来られている方で一番「ザイザル」が有効な方はアレジオンから変更したじんましんの方です。2日に1錠でよいそうです。ザイザル錠は眠たくならないというのは言いすぎです。今年は十人に1人が眠くなるというアレグラ錠で眠くなる人が多くいました。だから漢方薬です。東洋医学の出番です。暖かくなると小青龍湯が効きにくくなる恐れがあります。石膏の入った処方つまり桔梗石膏や麻杏甘石湯さらには越婢加朮湯まで処方範囲が広がります。漢方にはテキストには載っていない部分が多くあります。漢方薬を深く学ぶとみんなに秘密の部分があります。ただ最近は明細書や院外処方箋の発行で秘密が秘密でなくなりつつあります。そうすると誤解を持つあるいは不信感をもつひとがおられます。

丸源ラーメン

父の入居する老人ホームを訪れた後ザモール姫路の前を通ると新しいラーメン屋さんがオープンしていたので入ってみた。究極の醤油ラーメンらしい。店は広々としていました。お昼はお徳なセットがありました.メニューをみると赤い卵のようなものが上に載っていた。半熟卵かと思いきや大根おろしいやもみじおろしでした。案外、尾道ラーメンなどに近いスープでした。3種類の醤油を混ぜているそうです。玉ねぎが入っているのにびっくりしましたが甘味を出すには玉ねぎはとても良いと思いました。きょうだけ14時に中締めだそうです。焼き豚に比べ豚肉が薄く老人やこどもにも食べやすい印象を受けました。鉄板玉子チャーハンもおいしそうでした。元々おでん屋さんだったんですね。

エアオプテイクスマルティフォーカル

エアーオプテイクスマルティフォーカルというのは2週間使い捨ての遠近両用ソフトコンタクトレンズです。エアオプティクスマルティフォーカスは姫路の眼科医で自ら使ってよかったいわれる方がいたので処方しています。確かに試してみる価値があります。遠く近くも見えるという嘘みたいなことを言う人もいます。全員ではもちろんありません。しかし、今まで両眼で0.8ぐらいに合わせていたものが1.〇が片目で見える世界でしかも近くも見える人が存在します。いままで、エアオプテイクスマルティフォーカルはメダリストマルチフォーカルとかいろいろ処方してましたが合えばお得なレンズです。コンタクトレンズとめがねを3つぐらいもととよいでしょう。姫路ではいまさくらが満開です。エドヒガシとオオシマザクラを東京と染井村で交配したからソメイヨシノなんですね。姫路城はみえませんがさくらはとてもきれいにさいています。ぜひ姫路にお越しください。毎日全国からたくさんのアクセスをいただきましてありがとうございます。

ミツバチとアリ

今日も無事いってくれました。しかし、応援団に立候補したそうです。はりすぎは長続きしません。ミツバチには女王ばち、オス蜂、そして働き蜂がいる。そして冬は冬眠はしません。みんなであっためあって生きています。働き蜂はみんな女王ばちになることが可能です。働き蜂が作ったローヤルゼリーを食べたら女王ばちになることが可能です。一方アリはそうはいきません。アリも働きアリ、女王アリ、オスアリにぶんるいされます。オスありは日頃何もせず働きアリに餌をもらって生きています。女王ありは体が最も大きいアリです。働きアリははすべてメスです。働きアリで生まれたら働きアリです。ローヤルゼリーは働き蜂が花粉や花の蜜から作る特別なものです。ローヤルゼリーだけで育てられた働き蜂だけが新しい女王ばちとして成長します。働き蜂もすべてメスです。女王ばちの世話をします。働き蜂走りに毒を持っていますが卵は生みません。蜂にうまれるか、アリに生まれるか大違いです。わたくしには関係が薄いが雨ふりでさくらの花の寿命が短くなると思うとかわいそう。

むかご

やまのいもや長芋の養分をためた大きな実をむかごといいます。それが株から離れると根を出してそこから同じ植物が出てきます。漢方薬では山薬として用いられます。さんやくつまり山薬は六味丸、八味地黄丸、牛車腎気丸、清心蓮心飲、啓脾湯など多くの漢方薬に用いられます。むかごごはんはとてもおいしいと思います。ハスの種を蓮子と言います。ハスは水の底に根付くそして水の上に葉が茂る抽水植物です。ハスの種も補陰あるいは補気陰の薬です。清心蓮子飲や啓脾湯などに使われます。

今年の花粉症の漢方

今日は雨です。昨日、22時ごろ医師会館から帰宅中降り始めました。今年の花粉症の漢方薬は寒いせいか小青龍湯が意外と効くが飲みにくいという声は多い。小青龍湯は薬味が多くシャープではありません。麻黄附子細辛湯は三味でシャープです。そこで、邪道だが錠剤に手を染めています。本当は漢方はアロマです。香りを味会うことが大切です。そこでもっと邪道ですが麻黄附子細辛湯カプセルと小青龍湯錠で小青龍湯加附子にしてわが子に飲ませている。かなりあたたなってきましたので、もっと邪道なら五虎湯と小青龍湯で小青龍湯加杏仁石膏もありますよ。しかし、やっと暖かくなってまいりました。

ノルスパンテープと入浴

「メノエイドパッチ 入浴」で検索した人がいたのでノルスパンテープの入浴時のことをお答えいたします。入浴時に温度上昇に伴い血液中の濃度がが急上昇することが危険です。ブプレノルフィンの濃度が高くなり薬理効果が上昇します。長時間、熱いお湯のおふろに入ることが危険です。電気毛布、サウナ、日光浴もよくないことになっています。MRIを受けるときにも外す必要があります。ホクナリンテープと同じで2mg半分に切っても1mgにはなりません。質問のお答にはなっていません。政治家の答弁みたいですみません。